村上春樹氏のカルターニャ国際賞の受賞スピーチを読みました。村上さんらしいメッセージですね。自分を含む我々日本人を被害者かつ加害者と位置づけ、その事態を招いた理由を倫理や規範に求める辺り、なかなか説得力があります。
私自身は、ある程度効率の追求は必要であり、その延長線上として、原子力発電所がなくなるのは非現実的だろう、という立場です。
一方で、倫理や規範を追求する姿勢は、サンデル氏の主張にもあった部分であり、最近自分の中である程度力を持ちはじめています。そうは言っても、倫理や規範って難しいんですよね。なんとなく、主張が全体主義や保守主義に近づいてくる。そして、全体主義や保守主義は、私の最も嫌悪するものです。
おそらく、これまでとは異なる倫理観や規範が打ち出せればいいのだろうと思うのだけれど、私が死ぬまでに構築されるのは難しいかもしれません。ま、その一歩が夢想ってことか。
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