著者:沖有人
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:61冊目@2013
マンションを10年で買い替えろ、という結論については、おそらく人によって意見が違うし、今後の市場がどのように動くかで変わってくるとは思います。
しかしながら、マンションを買うか否か?を考える上で、考慮すべきファクターを網羅的に挙げ、それらが今までのところどのようなデータを示しているか?そこから導かれる結論は何か?を極めてロジカルに分析しており、素晴らしい本です。コンパクトな分量にして明確なメッセージとそれを裏付けるデータ群。見事としか言いようがありません。
マンションを買うか?賃貸を続けるか?の意思決定をする上で、絶対に読むべき本です。超オススメ。
2013年12月26日木曜日
映画:ジェネラル・ルージュの凱旋
監督:中村義洋
評価:☆☆☆☆
カウント:41本@2013
海堂尊氏の同名小説の映画化。とは言え、主人公である田口が女性になっている点を筆頭に、原作にはない殺人事件が加わっていたり、ドクターヘリにスポットを当てていたりと、かなりの脚色が加わっています。
ストーリーの説得力は、ちょっと弱いですかねぇ。特に、クライマックスに相当する大量の救急受け入れシーンは、もっと速水にスポットライトを当ててくれた方が、全体的な印象とか説得力とかが強まったんじゃないかと思います。
面白いんですけどね。
評価:☆☆☆☆
カウント:41本@2013
海堂尊氏の同名小説の映画化。とは言え、主人公である田口が女性になっている点を筆頭に、原作にはない殺人事件が加わっていたり、ドクターヘリにスポットを当てていたりと、かなりの脚色が加わっています。
ストーリーの説得力は、ちょっと弱いですかねぇ。特に、クライマックスに相当する大量の救急受け入れシーンは、もっと速水にスポットライトを当ててくれた方が、全体的な印象とか説得力とかが強まったんじゃないかと思います。
面白いんですけどね。
書籍:ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (Kindle)
著者:ちきりん
評価:☆☆☆☆
カウント:60冊目@2013
ちきりん氏のブログにおける主なメッセージを網羅的にまとめた本、って感じですかね。
2回目ですが、改めて読むと、彼女の他の本に比べると、内容的なまとまりの欠如や主張の薄さは否めないかも。
評価:☆☆☆☆
カウント:60冊目@2013
ちきりん氏のブログにおける主なメッセージを網羅的にまとめた本、って感じですかね。
2回目ですが、改めて読むと、彼女の他の本に比べると、内容的なまとまりの欠如や主張の薄さは否めないかも。
2013年12月21日土曜日
書籍:熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録(Kindle)
著者:井川意高
評価:☆☆☆☆☆
カウント:59冊目@2013
カジノで106億を使った大王製紙元会長である井川氏の本を読ませていただきました。
自伝的な内容なので、代々続く経営者の子供がどのような生活をしているのか、経営者がどういう生活をしているのか、ギャンブルにはまるとはどういうことなのか、どういうメンタリティなのか、といった様々な点においてのサンプルを得ることができます。面白く読ませていただきました。
カジノにハマるまで、経営者として色々と頑張られていたそうですが、カジノにハマってから、どういう感じで仕事されてたんですかね?週末は完全にマカオかシンガポールにいらっしゃったようですが。
あれだけ負けが込むと、ちゃんと仕事とは思えないのだけれど、やはりそれなりの器があると関係なく仕事できるもんなんでしょうか。
芸能人(著名人)との関係の部分はいらんのじゃないですかね。特に面白い内容もないし、ご本人たちは迷惑なんじゃないかと。
一方、マスコミ報道に対するコメントは面白かったです。(井川氏の主張が正しいことが前提ですが)マスコミの報道がどの程度事実に基づいて「いない」のか、適当なことを主張しているのか、といったことがわかります。佐野眞一氏の記事に対する辛辣なコメントはいいですね。井川氏の主張が正しいとすると、Wikipediaの記載も少なくとも何ヶ所かは間違ってますね。
率直に、かなり面白かったです。オススメできます。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:59冊目@2013
カジノで106億を使った大王製紙元会長である井川氏の本を読ませていただきました。
自伝的な内容なので、代々続く経営者の子供がどのような生活をしているのか、経営者がどういう生活をしているのか、ギャンブルにはまるとはどういうことなのか、どういうメンタリティなのか、といった様々な点においてのサンプルを得ることができます。面白く読ませていただきました。
カジノにハマるまで、経営者として色々と頑張られていたそうですが、カジノにハマってから、どういう感じで仕事されてたんですかね?週末は完全にマカオかシンガポールにいらっしゃったようですが。
あれだけ負けが込むと、ちゃんと仕事とは思えないのだけれど、やはりそれなりの器があると関係なく仕事できるもんなんでしょうか。
芸能人(著名人)との関係の部分はいらんのじゃないですかね。特に面白い内容もないし、ご本人たちは迷惑なんじゃないかと。
一方、マスコミ報道に対するコメントは面白かったです。(井川氏の主張が正しいことが前提ですが)マスコミの報道がどの程度事実に基づいて「いない」のか、適当なことを主張しているのか、といったことがわかります。佐野眞一氏の記事に対する辛辣なコメントはいいですね。井川氏の主張が正しいとすると、Wikipediaの記載も少なくとも何ヶ所かは間違ってますね。
率直に、かなり面白かったです。オススメできます。
2013年12月15日日曜日
書籍:文・堺雅人2 すこやかな日々(Kindle)
著者:堺雅人
評価:☆☆☆☆
カウント:58冊目@2013
堺雅人さんのエッセイ2作目。「文・堺雅人2」となっているので続編ぽいですが、おそらく連載されていた雑誌が異なるので、1作目では各エッセイのタイトルが1文字になっていたところ、本作ではそういうこだわりがないとか、1作目ではなかった写真が本作ではたくさん掲載されていたりとか、そういう違いは随所にあります。
やはり面白いのは面白い。様々な知識に裏打ちされた面白い視点が随所に見られます。気軽で読みやすいエッセイでありながら、こういう深い視点はなかなか貴重ではないかと。
評価:☆☆☆☆
カウント:58冊目@2013
堺雅人さんのエッセイ2作目。「文・堺雅人2」となっているので続編ぽいですが、おそらく連載されていた雑誌が異なるので、1作目では各エッセイのタイトルが1文字になっていたところ、本作ではそういうこだわりがないとか、1作目ではなかった写真が本作ではたくさん掲載されていたりとか、そういう違いは随所にあります。
やはり面白いのは面白い。様々な知識に裏打ちされた面白い視点が随所に見られます。気軽で読みやすいエッセイでありながら、こういう深い視点はなかなか貴重ではないかと。
書籍:重力ピエロ(Kindle)
著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆
カウント:57冊目@2013
グラフィティアートと放火を負う兄弟のお話です。特に弟である春の出生の秘密が物語に大きく関わってきます。
サスペンス要素としてはかなり良く出来ていると思います。謎を散りばめ、うまく回収していくのは伊坂さんの真骨頂。特に、遺伝子を物語に組み合わせるのは秀逸なアイディアだと思います。ちゃんと機能していると思う。
でも、物語としてはちょっと弱いかなぁ、という気はします。泉水と春、2人兄弟の絆の強さ、家族のつながりの強さは全面に出てくるのだけれど、彼らが悩んできた様がちょっと弱いですかね。兄弟のターゲットとなる葛原の描き方も弱い。これらの結果、全体として物語が説得力を失っている気がします。
なお、この小説と映画とは細部はかなり異なります。個人的には、小説より映画の方が好きですかね。映画の方が物語に説得力を感じます。
多分2回めだと思うのだけれど、ものすごく新鮮に読めました。記憶力が弱いのって得ですねぇ。
評価:☆☆☆☆
カウント:57冊目@2013
グラフィティアートと放火を負う兄弟のお話です。特に弟である春の出生の秘密が物語に大きく関わってきます。
サスペンス要素としてはかなり良く出来ていると思います。謎を散りばめ、うまく回収していくのは伊坂さんの真骨頂。特に、遺伝子を物語に組み合わせるのは秀逸なアイディアだと思います。ちゃんと機能していると思う。
でも、物語としてはちょっと弱いかなぁ、という気はします。泉水と春、2人兄弟の絆の強さ、家族のつながりの強さは全面に出てくるのだけれど、彼らが悩んできた様がちょっと弱いですかね。兄弟のターゲットとなる葛原の描き方も弱い。これらの結果、全体として物語が説得力を失っている気がします。
なお、この小説と映画とは細部はかなり異なります。個人的には、小説より映画の方が好きですかね。映画の方が物語に説得力を感じます。
多分2回めだと思うのだけれど、ものすごく新鮮に読めました。記憶力が弱いのって得ですねぇ。
2013年12月13日金曜日
書籍:部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない(Kindle)
著者:出口治明
評価:☆☆☆☆
カウント:56冊目@2013
ライフネット生命保険の社長である出口氏による本。上司としての心構え、持つべき姿勢といったものがコンパクトに記されています。分量は少なめであり、またメッセージも整理されているので、管理職になった、という人は是非読んでみてはいかがでしょうか。
私は基本的に過干渉タイプですし、自分でやったら80点が取れる、と思うと自分でやりたくなっちゃう方なので、耳が痛かったです。部下に任して60点だったら合格点だ、というのは、かなり思い切って腹をくくらないと私にはできそうもありません。
部下の裁量の範囲内のことを上司が口出しするな、というのも難しいですよね。自分の業務を上からひっくり返されたことはいくらでもありますが、ひっくり返したくなる気持ちはものすごくよくわかります。これまた腹をくくる必要がある。
管理職って難しいですねぇ。私は管理職ではないので、別にいいんですけど。
評価:☆☆☆☆
カウント:56冊目@2013
ライフネット生命保険の社長である出口氏による本。上司としての心構え、持つべき姿勢といったものがコンパクトに記されています。分量は少なめであり、またメッセージも整理されているので、管理職になった、という人は是非読んでみてはいかがでしょうか。
私は基本的に過干渉タイプですし、自分でやったら80点が取れる、と思うと自分でやりたくなっちゃう方なので、耳が痛かったです。部下に任して60点だったら合格点だ、というのは、かなり思い切って腹をくくらないと私にはできそうもありません。
部下の裁量の範囲内のことを上司が口出しするな、というのも難しいですよね。自分の業務を上からひっくり返されたことはいくらでもありますが、ひっくり返したくなる気持ちはものすごくよくわかります。これまた腹をくくる必要がある。
管理職って難しいですねぇ。私は管理職ではないので、別にいいんですけど。
書籍:文・堺雅人(Kindle)
著者:堺雅人
評価:☆☆☆☆
カウント:55冊目@2013
エッセイは好きでちょくちょく読むのですが、このエッセイ集はちょっと独特ですね。エッセイといえば、「クスっと笑える面白い体験」が「軽妙な文章」で書かれたものが多いですが、このエッセイはそういう感じではないです。
ユーモアがないわけではないけれど、特に読者を笑わせようとしている印象はありません。でも、豊富な知識に裏付けられた日常に対する分析は、他ではなかなか見ない視点で新鮮です。
言葉遣いも面白い。別に難解な文章が使われているわけではないのだけれど、あまり見ない形で平仮名やカタカナを混ぜ込んでくるので、スラスラと流れていかず、独特の流れを持っている。
ご本人がどの程度意識されているかわかりませんが、かなり特徴的なエッセイだと思います。堺雅人さん、やっぱすごいっすね。
評価:☆☆☆☆
カウント:55冊目@2013
エッセイは好きでちょくちょく読むのですが、このエッセイ集はちょっと独特ですね。エッセイといえば、「クスっと笑える面白い体験」が「軽妙な文章」で書かれたものが多いですが、このエッセイはそういう感じではないです。
ユーモアがないわけではないけれど、特に読者を笑わせようとしている印象はありません。でも、豊富な知識に裏付けられた日常に対する分析は、他ではなかなか見ない視点で新鮮です。
言葉遣いも面白い。別に難解な文章が使われているわけではないのだけれど、あまり見ない形で平仮名やカタカナを混ぜ込んでくるので、スラスラと流れていかず、独特の流れを持っている。
ご本人がどの程度意識されているかわかりませんが、かなり特徴的なエッセイだと思います。堺雅人さん、やっぱすごいっすね。
2013年12月9日月曜日
映画:ホノカアボーイ
監督:真田敦
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:40本@2013
2回目。ハワイ島の街ホノカアで1年間暮らすことにした大学生レオと、ホノカアの街で暮らすビーとのお話。ホノカアのゆったりと流れる時間の中で、生と死に向き合ったり、恋をしたりとレオが成長していく姿が描かれていきます。
何も考えていないかのように見えるレオの自然体を岡田将生氏がうまく演じ、更に可愛らしい料理好きの女性であるビーを倍賞千恵子が魅力的に演じています。いいですね。
レオがこの後どのような人生を歩むことになるのか、とても興味があります。彼は、ホノカアでの暮らしを経て、何かを得るとともに何かを失ったんじゃないかと思う。うまく言葉に出来ないけれど。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:40本@2013
2回目。ハワイ島の街ホノカアで1年間暮らすことにした大学生レオと、ホノカアの街で暮らすビーとのお話。ホノカアのゆったりと流れる時間の中で、生と死に向き合ったり、恋をしたりとレオが成長していく姿が描かれていきます。
何も考えていないかのように見えるレオの自然体を岡田将生氏がうまく演じ、更に可愛らしい料理好きの女性であるビーを倍賞千恵子が魅力的に演じています。いいですね。
レオがこの後どのような人生を歩むことになるのか、とても興味があります。彼は、ホノカアでの暮らしを経て、何かを得るとともに何かを失ったんじゃないかと思う。うまく言葉に出来ないけれど。
映画:重力ピエロ
監督:森淳一
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:39本@2013
多分2回目。前回見た時はあんまり良いと思わなかった気がするのですが、今回は結構ズンと響きました。春と泉水(どちらも英語にするとスプリング)の精神的な結びつき、両親も含めた結びつきが、私にインパクトを与えたんだと思います。
私は家族とか血縁とかそういうものに対して極めて懐疑的ですが、でも、結びつきがあるのは良いことだと思います。たとえ苦しく、耐え難い状況があったとしても、1人じゃない、それだけで救われることはあると信じています。孤独なんてろくなもんじゃない。
岡田将生氏、いいですねぇ。映画によって全然表情が違う。「謝罪の王様」で「ぱしかに」とか言ってた人と同一人物とは思えません。素晴らしい。
但し、犯罪者に対して厳罰を与える展開、特に復讐には、全く同意できないし興味もありません。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:39本@2013
多分2回目。前回見た時はあんまり良いと思わなかった気がするのですが、今回は結構ズンと響きました。春と泉水(どちらも英語にするとスプリング)の精神的な結びつき、両親も含めた結びつきが、私にインパクトを与えたんだと思います。
私は家族とか血縁とかそういうものに対して極めて懐疑的ですが、でも、結びつきがあるのは良いことだと思います。たとえ苦しく、耐え難い状況があったとしても、1人じゃない、それだけで救われることはあると信じています。孤独なんてろくなもんじゃない。
岡田将生氏、いいですねぇ。映画によって全然表情が違う。「謝罪の王様」で「ぱしかに」とか言ってた人と同一人物とは思えません。素晴らしい。
但し、犯罪者に対して厳罰を与える展開、特に復讐には、全く同意できないし興味もありません。
2013年11月25日月曜日
書籍:オー!ファーザー(Kindle)
著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆
カウント:54冊目@2013
文庫化(Kindle化)に伴う再読。父親が4人いる由紀夫とその父親を巡り、巻き起こる事件のお話。物語の要素を大きく分けると、
・不登校のクラスメート小宮山の物語
・友人鱒二が不良(牛蒡集団)に絡まれるお話
・ドッグレースで目撃した荷物とっかえ事件
・県知事選挙
あたりでしょうかね。これらが複雑に絡まり合いながら物語が進んでいきます。ハラハラストーリー展開に、父親4人を巡るドタバタコメディっぷりと、伊坂さんの得意とする謎解き要素とがうまく絡み合った展開となっています。
謎解き部分に関しては、めちゃくちゃ伏線が多い割にはその回収が最後に一気になされ、しかもそれらがいくつかのグループに湧かれているので、ちょっと荒いかなぁという気がします。もう少し個別の要素に一体感を持たせたり、伏線の回収タイミングをずらしたりといった方が私の好みです。
一方、父親4名を巡るドタバタ&ハートフルコメディっぷりはなかなか良いです。特に父親たちがそれぞれの個性を発揮しながらも、由紀夫を守るという1点に関しては全く揺るがない点が、心を揺さぶられますね。私は親子愛とかにかなり懐疑的な方ですが、それでもこの話が持つ説得力は否定できません。特に、クイズ番組での手旗信号は泣けますね(実際には泣いてません。念のため)。
この物語を構成する其々の要素たちは、それぞれかなりポテンシャルが高いと思うけれど、謎解きが荒いためにちょっと残念感が増している印象ですね。もっと面白くできたと思う。この家族を巡っての続編があるといいなぁと期待するものです。
ところで、本作を原作とする映画が近日公開予定です。岡田将生氏はかなりピッタリだと思うのだけれど(情景が簡単に思い浮かぶ)、父親たちのキャスティングはちょっと違いますよねぇ。勿論見てみないことには判断できませんが。
評価:☆☆☆☆
カウント:54冊目@2013
文庫化(Kindle化)に伴う再読。父親が4人いる由紀夫とその父親を巡り、巻き起こる事件のお話。物語の要素を大きく分けると、
・不登校のクラスメート小宮山の物語
・友人鱒二が不良(牛蒡集団)に絡まれるお話
・ドッグレースで目撃した荷物とっかえ事件
・県知事選挙
あたりでしょうかね。これらが複雑に絡まり合いながら物語が進んでいきます。ハラハラストーリー展開に、父親4人を巡るドタバタコメディっぷりと、伊坂さんの得意とする謎解き要素とがうまく絡み合った展開となっています。
謎解き部分に関しては、めちゃくちゃ伏線が多い割にはその回収が最後に一気になされ、しかもそれらがいくつかのグループに湧かれているので、ちょっと荒いかなぁという気がします。もう少し個別の要素に一体感を持たせたり、伏線の回収タイミングをずらしたりといった方が私の好みです。
一方、父親4名を巡るドタバタ&ハートフルコメディっぷりはなかなか良いです。特に父親たちがそれぞれの個性を発揮しながらも、由紀夫を守るという1点に関しては全く揺るがない点が、心を揺さぶられますね。私は親子愛とかにかなり懐疑的な方ですが、それでもこの話が持つ説得力は否定できません。特に、クイズ番組での手旗信号は泣けますね(実際には泣いてません。念のため)。
この物語を構成する其々の要素たちは、それぞれかなりポテンシャルが高いと思うけれど、謎解きが荒いためにちょっと残念感が増している印象ですね。もっと面白くできたと思う。この家族を巡っての続編があるといいなぁと期待するものです。
ところで、本作を原作とする映画が近日公開予定です。岡田将生氏はかなりピッタリだと思うのだけれど(情景が簡単に思い浮かぶ)、父親たちのキャスティングはちょっと違いますよねぇ。勿論見てみないことには判断できませんが。
2013年11月23日土曜日
書籍:グラスホッパー(Kindle)
著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆
カウント:53冊目@2013
殺し屋たちを巡るお話。同じく殺し屋達が描かれたマリアビートルは本作の続編に相当します(世界観や一部の登場人物が共通しているだけなので、マリアビートルは独立して成立しているお話ですが)。
異なる3人の視点で物語が進み、伏線が順番にキレイに回収されていく点は、「マリアビートル」と共通しています。しかしながら、「マリアビートル」に比べると、登場人物たちの魅力、物語のドライブ性に関してはちょっと劣りますかね。「マリアビートル」の方が後に書かれたものなので当然なのですが。
物語の中心となっているのは鯨だと思うのですが、自殺を迫ったり幻が見えたりと、どうにも彼は暗い。そのせいで物語全体のトーンが重いですね。一方、槿はその飄々とした姿が好きなのですが、彼視点で物語が進まないのは残念。その他、岩西、比与子も面白いんですけどね。うーむ。
この本、私は一度読んだことがあるはずなのですが、全く覚えてませんでした。「ああ、そういえばこんな展開だったな」みたいなことも全くありません。なんでこんなことが起こりえるんだろう。記憶力悪すぎ。
評価:☆☆☆☆
カウント:53冊目@2013
殺し屋たちを巡るお話。同じく殺し屋達が描かれたマリアビートルは本作の続編に相当します(世界観や一部の登場人物が共通しているだけなので、マリアビートルは独立して成立しているお話ですが)。
異なる3人の視点で物語が進み、伏線が順番にキレイに回収されていく点は、「マリアビートル」と共通しています。しかしながら、「マリアビートル」に比べると、登場人物たちの魅力、物語のドライブ性に関してはちょっと劣りますかね。「マリアビートル」の方が後に書かれたものなので当然なのですが。
物語の中心となっているのは鯨だと思うのですが、自殺を迫ったり幻が見えたりと、どうにも彼は暗い。そのせいで物語全体のトーンが重いですね。一方、槿はその飄々とした姿が好きなのですが、彼視点で物語が進まないのは残念。その他、岩西、比与子も面白いんですけどね。うーむ。
この本、私は一度読んだことがあるはずなのですが、全く覚えてませんでした。「ああ、そういえばこんな展開だったな」みたいなことも全くありません。なんでこんなことが起こりえるんだろう。記憶力悪すぎ。
2013年11月20日水曜日
書籍:マリアビートル(Kindle)
著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆☆
カウント:52冊目@2013
文庫化(Kindle化)に伴う再読。東北新幹線「はやて」に乗り合わせた殺し屋たちのお話です。
はやてという密室の中で展開される制約の強い物語でありながら、登場人物が極めて多く、かなり複雑に入り乱れたストーリーですが、物語はキレイに進んでいきます。絶体絶命と思われるシチュエーションが思わぬ展開で解決を見たり、或いは思わぬ展開で人が死んだりと、読んでいて飽きさせません。こういう密室で絶望的に見えるシチュエーションで進む物語って、ワクワクしますよね。
登場人物たちがかなりうまく書き分けられており、どの人物も活き活きと頭に思い浮かべることができます。私の好みを言えば、蜜柑と檸檬の果物コンビ(特に檸檬)は好きですねぇ。天道虫こと七尾氏も捨てがたいです。
殺し屋たちの物語なので当然かもしれませんが、大量に人が死にます。その中には私の好きなキャラクタも勿論いるわけで、死ぬときには結構寂しい気持ちになりますね。
謎解き要素の強い伊坂作品の中でも、かなりうまく謎を散りばめ、それらを回収している作品の1つだと思います。好きです。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:52冊目@2013
文庫化(Kindle化)に伴う再読。東北新幹線「はやて」に乗り合わせた殺し屋たちのお話です。
はやてという密室の中で展開される制約の強い物語でありながら、登場人物が極めて多く、かなり複雑に入り乱れたストーリーですが、物語はキレイに進んでいきます。絶体絶命と思われるシチュエーションが思わぬ展開で解決を見たり、或いは思わぬ展開で人が死んだりと、読んでいて飽きさせません。こういう密室で絶望的に見えるシチュエーションで進む物語って、ワクワクしますよね。
登場人物たちがかなりうまく書き分けられており、どの人物も活き活きと頭に思い浮かべることができます。私の好みを言えば、蜜柑と檸檬の果物コンビ(特に檸檬)は好きですねぇ。天道虫こと七尾氏も捨てがたいです。
殺し屋たちの物語なので当然かもしれませんが、大量に人が死にます。その中には私の好きなキャラクタも勿論いるわけで、死ぬときには結構寂しい気持ちになりますね。
謎解き要素の強い伊坂作品の中でも、かなりうまく謎を散りばめ、それらを回収している作品の1つだと思います。好きです。
2013年11月19日火曜日
書籍:「Chikirinの日記」の作り方(Kindle)
著者:ちきりん
評価:☆☆☆☆
カウント:51冊目@2013
今年、月200PVを突破した「Chikirinの日記」を書くちきりんさんによるブログ立ち上げ~運営をまとめた本です。
めちゃくちゃ意識的にブランディングされているなぁ、という強い印象を受けます。何も考えずに、ただただ思いつくままに文章を書き散らす私のブログとの違いを思い知らされました。
彼女のように人気ブログを立ち上げるという気はなかったとしても、仕事に向かう姿勢だったり考え方だったり、ネット上での立ち振舞い方だったり、という点で学べる部分はすごくたくさんあると思います。勉強になります。
評価:☆☆☆☆
カウント:51冊目@2013
今年、月200PVを突破した「Chikirinの日記」を書くちきりんさんによるブログ立ち上げ~運営をまとめた本です。
めちゃくちゃ意識的にブランディングされているなぁ、という強い印象を受けます。何も考えずに、ただただ思いつくままに文章を書き散らす私のブログとの違いを思い知らされました。
彼女のように人気ブログを立ち上げるという気はなかったとしても、仕事に向かう姿勢だったり考え方だったり、ネット上での立ち振舞い方だったり、という点で学べる部分はすごくたくさんあると思います。勉強になります。
書籍:ゼロ(Kindle)
著者:堀江貴文
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:50冊目@2013
言わずと知れた堀江貴文氏の本。彼の半生を振り返り、更に読者に対してメッセージを投げかける、という構成になっています。簡単に要約すると、「働く」ってことが彼の人生で大きな意味を持ってきたし、これからも働いていきたい、みんな、働こうぜ!ってことじゃないかと思います。
私は熱心に彼の言動を追いかけてきたことはないのでよくわからないのですが、彼の生い立ちがここまで率直に本人の手で語られているのは貴重ではないかと思います。彼の育ってきた環境が決して恵まれていたわけではない(恵まれていない、というわけでもなく、普通?なのかなぁ)ことにちょっと驚きましたね。もう少し個性的な家庭環境や教育方針で育てられた方なのかと思っておりました。家には本といえば百科事典くらいしかなく、それを何度も読んでいた、というエピソードはなかなか衝撃的な事実でした。
人を信じようとしている、とおっしゃるのにも驚きました。これまで、どちらかと言えば、堀江氏に対してはかなり攻撃的なイメージを強く感じてきたので、沢山の人に裏切られてきたけれど、それでも人を信じていきたい、とおっしゃる言葉に、心を打たれました。
「自己責任」という言葉で突き放すわけでもなく、勿論過保護に走ろうとするわけでもなく、「オレも頑張ってきたんだよ。君だってできるよ」とでも言ってくるような、温かみのあるメッセージが伝わってきます。 服役を通じて、更に10回りくらい大きくなった堀江氏の魅力を存分に感じられ、また、自分も一歩踏み出したいな、と思える、良い本だと思います。オススメ。
最後になりましたが、堀江貴文氏の、今後益々のご活躍を心より楽しみにしております。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:50冊目@2013
言わずと知れた堀江貴文氏の本。彼の半生を振り返り、更に読者に対してメッセージを投げかける、という構成になっています。簡単に要約すると、「働く」ってことが彼の人生で大きな意味を持ってきたし、これからも働いていきたい、みんな、働こうぜ!ってことじゃないかと思います。
私は熱心に彼の言動を追いかけてきたことはないのでよくわからないのですが、彼の生い立ちがここまで率直に本人の手で語られているのは貴重ではないかと思います。彼の育ってきた環境が決して恵まれていたわけではない(恵まれていない、というわけでもなく、普通?なのかなぁ)ことにちょっと驚きましたね。もう少し個性的な家庭環境や教育方針で育てられた方なのかと思っておりました。家には本といえば百科事典くらいしかなく、それを何度も読んでいた、というエピソードはなかなか衝撃的な事実でした。
人を信じようとしている、とおっしゃるのにも驚きました。これまで、どちらかと言えば、堀江氏に対してはかなり攻撃的なイメージを強く感じてきたので、沢山の人に裏切られてきたけれど、それでも人を信じていきたい、とおっしゃる言葉に、心を打たれました。
「自己責任」という言葉で突き放すわけでもなく、勿論過保護に走ろうとするわけでもなく、「オレも頑張ってきたんだよ。君だってできるよ」とでも言ってくるような、温かみのあるメッセージが伝わってきます。 服役を通じて、更に10回りくらい大きくなった堀江氏の魅力を存分に感じられ、また、自分も一歩踏み出したいな、と思える、良い本だと思います。オススメ。
最後になりましたが、堀江貴文氏の、今後益々のご活躍を心より楽しみにしております。
2013年11月16日土曜日
映画:清須会議
監督:三谷幸喜
評価:☆☆☆1/2
公式サイト
カウント:37本@2013
三谷幸喜監督による同名小説の映画化。信長亡き後の織田家をどうするか?が話し合われた清須会議(清洲会議)を舞台としたお話。個々の要素として素晴らしいのだけれど、映画全体として見た場合にはイマイチであることが否めないと思う。
俳優陣は見事。特に、大泉洋氏に関して言えば、「大泉洋劇場か?」というくらいそこかしこで存在感を発揮し、特徴のあるキャラクタを振りまき、笑いを取る。彼にはコメディ俳優としての天賦の才能があると思う。
その他の俳優陣も素晴らしいですね。役所広司氏も恋にうつつを抜かす姿は可愛げとユーモアがあって良いですし、その他、中谷美紀氏のはっちゃけた田舎娘っぷり、妻夫木聡氏のバカ殿っぷり、伊勢谷友介氏の冷静な姿勢は強く印象に残っています。こういった俳優陣の魅力をうまく引き出しているのはスゴイと思う。
世界観もゴージャス。「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」と続いてきた、どこかおとぎの国であるかのような、かわいくて温かみのある世界観が、きらびやかな衣装や小道具、鮮やかな映像の色彩(特に緑が印象的)などによって、時代劇である本作でもちゃんと実現されています。物語的要素を強めるこういう映像は、私は好きです。
が、ストーリーが弱い。
会議の山場はもう少し盛り上げられたんじゃないかと思うし、特に会議の決着がついて以降がダラダラダラダラと長すぎる。もっとさらっと終わって欲しい。結果として、全体のメリハリの少ない印象を与えることになったんじゃないかと思う。
そして、劇中、秀吉があまりに賢く、一方で柴田勝家がお人好しすぎるので、両者のバランスが取れていないことも、ストーリーが弱くなっている原因だと思う。せっかく会議という題材にしたのなら、もう少し両者の政治的駆引き的要素をバランスさせても良かったんじゃないかなぁという気がします。
加えて、大泉洋氏は三谷幸喜氏の世界観に合ってないように感じます。彼が単独であまりに面白い(顔、演技、キャラクタ)ので、三谷監督の世界観を必要としていないような気がする。秀吉というキャラクタ自体が全体から浮いていて(=強い印象を与えるキャラクタで)、更に大泉洋氏がその個性を存分に発揮しているので(褒めてますよ)、どうしても彼だけが別の世界観の上にいるような印象を受けてしまいます。この辺り、特に役所広司氏、佐藤浩市氏、鈴木京香氏辺りはかなり馴染んでいるので、その対比を考えるととても不思議に感じるのだけれど。
結論:なんだか、とてつもなくもったいない映画。
評価:☆☆☆1/2
公式サイト
カウント:37本@2013
三谷幸喜監督による同名小説の映画化。信長亡き後の織田家をどうするか?が話し合われた清須会議(清洲会議)を舞台としたお話。個々の要素として素晴らしいのだけれど、映画全体として見た場合にはイマイチであることが否めないと思う。
俳優陣は見事。特に、大泉洋氏に関して言えば、「大泉洋劇場か?」というくらいそこかしこで存在感を発揮し、特徴のあるキャラクタを振りまき、笑いを取る。彼にはコメディ俳優としての天賦の才能があると思う。
その他の俳優陣も素晴らしいですね。役所広司氏も恋にうつつを抜かす姿は可愛げとユーモアがあって良いですし、その他、中谷美紀氏のはっちゃけた田舎娘っぷり、妻夫木聡氏のバカ殿っぷり、伊勢谷友介氏の冷静な姿勢は強く印象に残っています。こういった俳優陣の魅力をうまく引き出しているのはスゴイと思う。
世界観もゴージャス。「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」と続いてきた、どこかおとぎの国であるかのような、かわいくて温かみのある世界観が、きらびやかな衣装や小道具、鮮やかな映像の色彩(特に緑が印象的)などによって、時代劇である本作でもちゃんと実現されています。物語的要素を強めるこういう映像は、私は好きです。
が、ストーリーが弱い。
会議の山場はもう少し盛り上げられたんじゃないかと思うし、特に会議の決着がついて以降がダラダラダラダラと長すぎる。もっとさらっと終わって欲しい。結果として、全体のメリハリの少ない印象を与えることになったんじゃないかと思う。
そして、劇中、秀吉があまりに賢く、一方で柴田勝家がお人好しすぎるので、両者のバランスが取れていないことも、ストーリーが弱くなっている原因だと思う。せっかく会議という題材にしたのなら、もう少し両者の政治的駆引き的要素をバランスさせても良かったんじゃないかなぁという気がします。
加えて、大泉洋氏は三谷幸喜氏の世界観に合ってないように感じます。彼が単独であまりに面白い(顔、演技、キャラクタ)ので、三谷監督の世界観を必要としていないような気がする。秀吉というキャラクタ自体が全体から浮いていて(=強い印象を与えるキャラクタで)、更に大泉洋氏がその個性を存分に発揮しているので(褒めてますよ)、どうしても彼だけが別の世界観の上にいるような印象を受けてしまいます。この辺り、特に役所広司氏、佐藤浩市氏、鈴木京香氏辺りはかなり馴染んでいるので、その対比を考えるととても不思議に感じるのだけれど。
結論:なんだか、とてつもなくもったいない映画。
映画:劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇
監督:堤幸彦
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:36本@2013
ちょっとねぇ。面白いのかなぁ、これ。
マニアックな要素をてんこ盛りにするってのはキライじゃないし、SPECと世界観がつながっている「ケイゾク」は大ファンだったのだけれど。
まず、超能力的にあまり興味が持てません(じゃあそもそも見るなよ。。。)。
ドラマの頃から、当初あった推理的要素がどんどん薄れ、後半からスペシャルに至って、SPECのぶっ飛んだ世界観の方がどんどん強まっていくのがちょっとねぇ、と思っておりました。
次に、ドラマの初期と比べて、世界観が広がりすぎててよくわかんないです。
人間の実力者集団(≒御前会議?)みたいなのとSPECとの駆引き、くらいならまだ理解できるのですが、真っ白な衣装を着た向井理&大島優子の役割ってなんなんですかね?地球(=ガイア?)の意志の代弁者だと思うのだけれど、もう何がなんだか、って感じです。私の理解力を物語の世界観の広がりが大幅に超えています。
そして、「熱い信念」みたいなのがしつこい。もう少しさらっと信念が描かれている方が好みです。
うーむ。キャストとか、めっちゃ豪華なんだけど。なんかねぇ。
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:36本@2013
ちょっとねぇ。面白いのかなぁ、これ。
マニアックな要素をてんこ盛りにするってのはキライじゃないし、SPECと世界観がつながっている「ケイゾク」は大ファンだったのだけれど。
まず、超能力的にあまり興味が持てません(じゃあそもそも見るなよ。。。)。
ドラマの頃から、当初あった推理的要素がどんどん薄れ、後半からスペシャルに至って、SPECのぶっ飛んだ世界観の方がどんどん強まっていくのがちょっとねぇ、と思っておりました。
次に、ドラマの初期と比べて、世界観が広がりすぎててよくわかんないです。
人間の実力者集団(≒御前会議?)みたいなのとSPECとの駆引き、くらいならまだ理解できるのですが、真っ白な衣装を着た向井理&大島優子の役割ってなんなんですかね?地球(=ガイア?)の意志の代弁者だと思うのだけれど、もう何がなんだか、って感じです。私の理解力を物語の世界観の広がりが大幅に超えています。
そして、「熱い信念」みたいなのがしつこい。もう少しさらっと信念が描かれている方が好みです。
うーむ。キャストとか、めっちゃ豪華なんだけど。なんかねぇ。
2013年10月29日火曜日
映画:恋するリベラーチェ
監督:スティーブン・ソダーバーグ
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:35本@2013
ピアニストであるリベラーチェ(リー)と、その恋人スコットとの物語。彼らが出会ってから別れ、リベラーチェが無くなるまでが描かれています。
とにかく映像がめっちゃゲイゲイしい。リベラーチェ及びスコットのファッションも非日常的だし、リベラーチェの趣味もかなり派手なので、映像のインパクトがめちゃくちゃ強いです。そのインパクトの中にブラックユーモアがそこかしこで利いていてよく笑えます。性的な描写がかなりきちんとなされているのも好ましいポイントですね。
そして、マイケル・ダグラスの演技がいい。ピアノを弾く魅力的な姿、そのチャーミングなキャラクタなんかが、見ていてとても好ましいです。舞台も圧巻ですね。ゴージャス。にも関わらず、登場する裸はかなり無防備な感じなので、そのギャップが、彼の脆さを表しているような気がして、とても良い。
そして、マット・デイモンも併せ、痩せたり太ったり整形したりカツラつけたり取ったりと、いろんな姿に変わっていくので混乱してきます。もうグチャグチャ。
その混乱した世界観の中で、リベラーチェもスコットも、共に孤独を感じ、その孤独故にくっつき、更に離れることになる姿は見ていて切ないです。悲劇的な別れがわかっていてもくっついてしまうってのは、人間の性ですね。
かなり良くできた映画だと思います。見た目のインパクトが受け付ない人でない限り、オススメしたい作品です。スティーブン・ソダーバーグ、この作品で引退するのは残念です。できればもっと撮っていただきたい。
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:35本@2013
ピアニストであるリベラーチェ(リー)と、その恋人スコットとの物語。彼らが出会ってから別れ、リベラーチェが無くなるまでが描かれています。
とにかく映像がめっちゃゲイゲイしい。リベラーチェ及びスコットのファッションも非日常的だし、リベラーチェの趣味もかなり派手なので、映像のインパクトがめちゃくちゃ強いです。そのインパクトの中にブラックユーモアがそこかしこで利いていてよく笑えます。性的な描写がかなりきちんとなされているのも好ましいポイントですね。
そして、マイケル・ダグラスの演技がいい。ピアノを弾く魅力的な姿、そのチャーミングなキャラクタなんかが、見ていてとても好ましいです。舞台も圧巻ですね。ゴージャス。にも関わらず、登場する裸はかなり無防備な感じなので、そのギャップが、彼の脆さを表しているような気がして、とても良い。
そして、マット・デイモンも併せ、痩せたり太ったり整形したりカツラつけたり取ったりと、いろんな姿に変わっていくので混乱してきます。もうグチャグチャ。
その混乱した世界観の中で、リベラーチェもスコットも、共に孤独を感じ、その孤独故にくっつき、更に離れることになる姿は見ていて切ないです。悲劇的な別れがわかっていてもくっついてしまうってのは、人間の性ですね。
かなり良くできた映画だと思います。見た目のインパクトが受け付ない人でない限り、オススメしたい作品です。スティーブン・ソダーバーグ、この作品で引退するのは残念です。できればもっと撮っていただきたい。
2013年10月26日土曜日
映画:マイレージ、マイライフ
監督:ジェイソン・ライトマン
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:34本@2013
2回目。アメリカ全土を飛び回るリストラ職人(と言っていいのか?)である主人公(ジョージ・クルーニー)が、家族の結婚式、新たに入社した新人への教育、気楽な付き合いをしている女性たちを通じて、家族や人生について考えていくお話です。趣味はマイルを貯めること。
テンポが良いし、ユーモアが効いている。何よりストーリーが面白い。
この映画では、リストラされるたくさんの人々が、その旨を告げられた時に、其々にいろんなことを語ります。こんなにたくさんの反応があるのか?と驚かされます。それがまた良い。
それぞれいろんな人生があり、そこに突然曲がり角がやってくる。ジョージ・クルーニー氏が作中で語るように、そこをそっと背中を押すことができれば、それに越したことはないですよね。解雇を告げるリストラ職人も、決してネガティブな仕事というわけではありません。
いいですよね、ジョージ・クルーニー。渋くてユーモアがあり、こういう普通の人の役で、個性を発揮しすぎない。この映画を、スターオーラが出まくったトム・クルーズにやられても困りますよねぇ。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:34本@2013
2回目。アメリカ全土を飛び回るリストラ職人(と言っていいのか?)である主人公(ジョージ・クルーニー)が、家族の結婚式、新たに入社した新人への教育、気楽な付き合いをしている女性たちを通じて、家族や人生について考えていくお話です。趣味はマイルを貯めること。
テンポが良いし、ユーモアが効いている。何よりストーリーが面白い。
この映画では、リストラされるたくさんの人々が、その旨を告げられた時に、其々にいろんなことを語ります。こんなにたくさんの反応があるのか?と驚かされます。それがまた良い。
それぞれいろんな人生があり、そこに突然曲がり角がやってくる。ジョージ・クルーニー氏が作中で語るように、そこをそっと背中を押すことができれば、それに越したことはないですよね。解雇を告げるリストラ職人も、決してネガティブな仕事というわけではありません。
いいですよね、ジョージ・クルーニー。渋くてユーモアがあり、こういう普通の人の役で、個性を発揮しすぎない。この映画を、スターオーラが出まくったトム・クルーズにやられても困りますよねぇ。
2013年10月23日水曜日
映画:宇宙兄弟
監督:森義隆
評価:☆☆☆1/2
カウント:33本@2013
同名原作であるマンガの実写映画化。子供の頃は共に宇宙に憧れたムッタ(小栗旬氏)とヒビト(岡田将生氏)の兄弟のお話です。
ヒビトが宇宙に出発するあたりまではいいと思います。私の原作への思い入れがとにかく強いので、ストーリーの足りない部分も原作の記憶で補いながら熱い気持ちを味わい、何度も涙しました。
そして、多分JAXAもNASAも協力を得た結果、実写で宇宙飛行士の訓練の姿の一端を見れるのは本当にワクワクしました。
問題は、ヒビトが宇宙に出発して以降。正直、グダグダ。ムッタのテストも月でのヒビトの救出も、もう何がなんだか。
なんやねん、あのムッタの試験の茶番っぽさは。
そして、ムッタの思いが遠く離れたヒビトに届く、みたいな演出、日本映画多すぎでしょ。ああいう「絆」とか「思いが届く」とかみたいなの、本当に気持ちが離れていく。原作みたいに、行動で裏付けられた思いの届け方をしていただきたい。ストーリー展開も遅い。
それにしても、月の重力が強すぎる。もう少しリアリティ出せなかったんですかね?全体的に金がかかっている雰囲気はものすごくあるし、日本のCG映画に漂いがちなチープさは全然感じないので、すごく残念。
ものすごく勿体無い映画。繰り返しになりますが、ヒビトが月に行って以降のストーリーを変えていただければ、もっといい映画になったと思います。 原作は本当に面白いし、熱い心が味わえるし、オススメです。ぜひ読むべき。子供の教育にもいいと思います。
評価:☆☆☆1/2
カウント:33本@2013
同名原作であるマンガの実写映画化。子供の頃は共に宇宙に憧れたムッタ(小栗旬氏)とヒビト(岡田将生氏)の兄弟のお話です。
ヒビトが宇宙に出発するあたりまではいいと思います。私の原作への思い入れがとにかく強いので、ストーリーの足りない部分も原作の記憶で補いながら熱い気持ちを味わい、何度も涙しました。
そして、多分JAXAもNASAも協力を得た結果、実写で宇宙飛行士の訓練の姿の一端を見れるのは本当にワクワクしました。
問題は、ヒビトが宇宙に出発して以降。正直、グダグダ。ムッタのテストも月でのヒビトの救出も、もう何がなんだか。
なんやねん、あのムッタの試験の茶番っぽさは。
そして、ムッタの思いが遠く離れたヒビトに届く、みたいな演出、日本映画多すぎでしょ。ああいう「絆」とか「思いが届く」とかみたいなの、本当に気持ちが離れていく。原作みたいに、行動で裏付けられた思いの届け方をしていただきたい。ストーリー展開も遅い。
それにしても、月の重力が強すぎる。もう少しリアリティ出せなかったんですかね?全体的に金がかかっている雰囲気はものすごくあるし、日本のCG映画に漂いがちなチープさは全然感じないので、すごく残念。
ものすごく勿体無い映画。繰り返しになりますが、ヒビトが月に行って以降のストーリーを変えていただければ、もっといい映画になったと思います。 原作は本当に面白いし、熱い心が味わえるし、オススメです。ぜひ読むべき。子供の教育にもいいと思います。
2013年10月19日土曜日
映画:謝罪の王様
監督:水田伸生
評価:☆☆☆1/2
公式サイト
カウント:32本@2013
東京謝罪センターの所長を演じる阿部サダヲ氏を中心に、case 1からcase 6まで、いろんな人達が謝罪するお話。
岡田将生氏のストーリーと高橋克実氏&松雪泰子氏のストーリーは結構おもしろかったんですけど。竹野内豊氏のストーリー以降、後半にいくにつれて、どんどん力が弱くなってくる。特にマンタン王国の話は、爆発的な笑いは散発的にあるんだけど、全体として長いしテンポが悪いので見ててダレる。もう少しなんとかならんかったんですかね。
ストーリー間の絡みも弱い。絡ませるならもう少しガッツリ伏線を絡ませないと面白さが出ないと思うなぁ。中途半端です。
岡田将生氏は、かなりいいですね。彼、クールな雰囲気を醸し出しながら、はっちゃけるってのが期待を裏切っておもしろいです。コメディのセンスがあると思う。ネタバレになるので詳細は省きますが、「ぱしかに」「パスカル」「ラスカル」はかなりウケました。
最後のE-girlsを始めとするEXILEファミリーによるパフォーマンスも商業の匂いが強すぎる。プロモか?プロモなのか!?
豪華な俳優陣を集め、俳優陣はそれなりにコメディに振り切ってるのに、見終わった後に残る残念さ。もったいないなぁ、この映画。ワキ毛ボーボー自由の女神。うーむ。
評価:☆☆☆1/2
公式サイト
カウント:32本@2013
東京謝罪センターの所長を演じる阿部サダヲ氏を中心に、case 1からcase 6まで、いろんな人達が謝罪するお話。
岡田将生氏のストーリーと高橋克実氏&松雪泰子氏のストーリーは結構おもしろかったんですけど。竹野内豊氏のストーリー以降、後半にいくにつれて、どんどん力が弱くなってくる。特にマンタン王国の話は、爆発的な笑いは散発的にあるんだけど、全体として長いしテンポが悪いので見ててダレる。もう少しなんとかならんかったんですかね。
ストーリー間の絡みも弱い。絡ませるならもう少しガッツリ伏線を絡ませないと面白さが出ないと思うなぁ。中途半端です。
岡田将生氏は、かなりいいですね。彼、クールな雰囲気を醸し出しながら、はっちゃけるってのが期待を裏切っておもしろいです。コメディのセンスがあると思う。ネタバレになるので詳細は省きますが、「ぱしかに」「パスカル」「ラスカル」はかなりウケました。
最後のE-girlsを始めとするEXILEファミリーによるパフォーマンスも商業の匂いが強すぎる。プロモか?プロモなのか!?
豪華な俳優陣を集め、俳優陣はそれなりにコメディに振り切ってるのに、見終わった後に残る残念さ。もったいないなぁ、この映画。ワキ毛ボーボー自由の女神。うーむ。
2013年10月14日月曜日
書籍:君について行こう(上) 女房は宇宙をめざす(Kindle)
著者:向井万起男
評価:☆☆☆☆
カウント:49冊目@2013
日本初の女性宇宙飛行士である向井千秋さんの夫である向井万起男氏の著書。向井千秋さんの生い立ちからご夫婦の馴れ初め及び生活、打上げ前の渡米までが書かれています。
こういうバイオグラフィは、その存在だけで貴重です。宇宙飛行士ってものすごく特別な存在ですが、個人としてどういう存在であるのか、家族とどう接しているのかをシェアするのは大事なことだと思います。
この本を読む限り、向井万起男氏と向井千秋さんのご夫婦の間にはそれなりに距離感(アメリカと日本という物理的な距離も含む)があるので、宇宙飛行士になるために向井千秋さんがどのような努力をされていたのか、といったことはこの本からはわかりにくいです。しかしながら、万起男氏や千秋さんのパーソナリティはよく伝わってきます。少なくとも、千秋さんがかなりユニークなキャラクタだということはよくわかりますし、万起男氏が千秋さんのそのキャラクタに感心し、好意を持ちながら家族として支えたいと考えていらっしゃるのもよくわかります。
想像よりも、万起男氏が「男は~」「女は~」を意識されていることに驚きました。向井千秋さんの夫にして長い別居婚を続けていらっしゃるからには、よほど進歩的な考えをお持ちなのかと思っていたので、予想を裏切られましたね。ま、いいんですが。
評価:☆☆☆☆
カウント:49冊目@2013
日本初の女性宇宙飛行士である向井千秋さんの夫である向井万起男氏の著書。向井千秋さんの生い立ちからご夫婦の馴れ初め及び生活、打上げ前の渡米までが書かれています。
こういうバイオグラフィは、その存在だけで貴重です。宇宙飛行士ってものすごく特別な存在ですが、個人としてどういう存在であるのか、家族とどう接しているのかをシェアするのは大事なことだと思います。
この本を読む限り、向井万起男氏と向井千秋さんのご夫婦の間にはそれなりに距離感(アメリカと日本という物理的な距離も含む)があるので、宇宙飛行士になるために向井千秋さんがどのような努力をされていたのか、といったことはこの本からはわかりにくいです。しかしながら、万起男氏や千秋さんのパーソナリティはよく伝わってきます。少なくとも、千秋さんがかなりユニークなキャラクタだということはよくわかりますし、万起男氏が千秋さんのそのキャラクタに感心し、好意を持ちながら家族として支えたいと考えていらっしゃるのもよくわかります。
想像よりも、万起男氏が「男は~」「女は~」を意識されていることに驚きました。向井千秋さんの夫にして長い別居婚を続けていらっしゃるからには、よほど進歩的な考えをお持ちなのかと思っていたので、予想を裏切られましたね。ま、いいんですが。
2013年10月12日土曜日
書籍:クラウドソーシングの衝撃(Kindle)
著者:比嘉邦彦、井川甲作
評価:☆☆☆☆
カウント:48冊目@2013
クラウドソーシングの仕組み、そこから発生している/すると見込まれる今後の社会変化、クラウドソーシングを活用する上での注意事項、今後の展望、等が余すことなく書かれています。
面白い。アウトソーシングが日本でも活用されるようになって久しいですが、より細かな、個人単位で外部の力を活用しよう、という動きですね。これまで、Linuxの開発やWikipedi等で個々人(クラウド)の力が活用されて大きな結果を発揮するプロジェクトがありましたが、これらをビジネス等にも発展させていこう、ってことだと思います。
本格的に活用されれば、かなり大きなインパクトを持ちうる動きだと思います。
個人 ⇒ 小遣い稼ぎやパートの代わり、新しいキャリアへのチャレンジとして働ける。成果を重ねていけば、個人事業として立ち上げていくことも可能かも。
労働者⇒ 単純労働は、クラウド上の多数の人達との競争することになるため、競争激化。結果として給与は低下する見込み。一方、管理等のクラウドソーシングしづらい業務の必要性や付加価値は向上。
企業 ⇒ 大幅なコストダウンが可能。クラウドソーシングに乗り遅れれば競争に敗れる可能性大。但し、クラウドソーシングの活用には様々なノウハウが必要であり、そのノウハウの構築、発展が不可欠。
おもしろいですね~。ネットって、すげぇポテンシャルだな。
この本はポイントを網羅的かつコンパクトにまとめているので読みやすく、しかも想像力がかきたてられます。オススメ。
評価:☆☆☆☆
カウント:48冊目@2013
クラウドソーシングの仕組み、そこから発生している/すると見込まれる今後の社会変化、クラウドソーシングを活用する上での注意事項、今後の展望、等が余すことなく書かれています。
面白い。アウトソーシングが日本でも活用されるようになって久しいですが、より細かな、個人単位で外部の力を活用しよう、という動きですね。これまで、Linuxの開発やWikipedi等で個々人(クラウド)の力が活用されて大きな結果を発揮するプロジェクトがありましたが、これらをビジネス等にも発展させていこう、ってことだと思います。
本格的に活用されれば、かなり大きなインパクトを持ちうる動きだと思います。
個人 ⇒ 小遣い稼ぎやパートの代わり、新しいキャリアへのチャレンジとして働ける。成果を重ねていけば、個人事業として立ち上げていくことも可能かも。
労働者⇒ 単純労働は、クラウド上の多数の人達との競争することになるため、競争激化。結果として給与は低下する見込み。一方、管理等のクラウドソーシングしづらい業務の必要性や付加価値は向上。
企業 ⇒ 大幅なコストダウンが可能。クラウドソーシングに乗り遅れれば競争に敗れる可能性大。但し、クラウドソーシングの活用には様々なノウハウが必要であり、そのノウハウの構築、発展が不可欠。
おもしろいですね~。ネットって、すげぇポテンシャルだな。
この本はポイントを網羅的かつコンパクトにまとめているので読みやすく、しかも想像力がかきたてられます。オススメ。
2013年10月11日金曜日
書籍:ザ・万歩計(Kindle)
著者:万城目学
評価:☆☆☆☆
カウント:47冊目@2013
「鴨川モルホー」「鹿男あをによし」「とっぴんぱらりの風太郎」等の万城目学氏によるエッセイ集。それぞれのエッセイは勿論読み物として面白いのです。加えて、万城目学氏の過去を振り返っているものが多いため、彼の生い立ちを知るという意味でも、読む価値はあると思います。
私が一番好きなのは、冒頭にある「壊れかけのRadio局」です。「ツ・ツ・ツ・ツ・・・」という音を延々と流し続けた話(詳細は読んでください)や、カミカミの女子アナのエピソード等、かなりシュールです。そして、そんなひどいラジオ局をわざわざ好んで聴いておきながらも、苦情のメールを書くという暴挙に出る万城目氏も理解できません。いいっすね~
それにしても、就職後、東京転勤とともに退職し、大阪出身にもかかわらず東京に出てニートとして小説を書き続け、デビューに至る物語はなかなか凄いです。これらの流れは事実としては知っていたのですが、詳細を彼の文章で読むと、更に信じられないという思いになりますね。デビューも決まってないニート生活の中、「鴨川モルホー」という馬鹿げた(失礼)物語を書いてしまうその神経の図太さにも感心します(最大限に褒めています)。もちろん、その時追い込まれていたのだろうとは思いますけれども。うーむ。
とりあえず面白いので、彼のファンなら読んでみてはいかがでしょうか。
評価:☆☆☆☆
カウント:47冊目@2013
「鴨川モルホー」「鹿男あをによし」「とっぴんぱらりの風太郎」等の万城目学氏によるエッセイ集。それぞれのエッセイは勿論読み物として面白いのです。加えて、万城目学氏の過去を振り返っているものが多いため、彼の生い立ちを知るという意味でも、読む価値はあると思います。
私が一番好きなのは、冒頭にある「壊れかけのRadio局」です。「ツ・ツ・ツ・ツ・・・」という音を延々と流し続けた話(詳細は読んでください)や、カミカミの女子アナのエピソード等、かなりシュールです。そして、そんなひどいラジオ局をわざわざ好んで聴いておきながらも、苦情のメールを書くという暴挙に出る万城目氏も理解できません。いいっすね~
それにしても、就職後、東京転勤とともに退職し、大阪出身にもかかわらず東京に出てニートとして小説を書き続け、デビューに至る物語はなかなか凄いです。これらの流れは事実としては知っていたのですが、詳細を彼の文章で読むと、更に信じられないという思いになりますね。デビューも決まってないニート生活の中、「鴨川モルホー」という馬鹿げた(失礼)物語を書いてしまうその神経の図太さにも感心します(最大限に褒めています)。もちろん、その時追い込まれていたのだろうとは思いますけれども。うーむ。
とりあえず面白いので、彼のファンなら読んでみてはいかがでしょうか。
2013年10月6日日曜日
書籍:とっぴんぱらりの風太郎
著者:万城目学
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:46冊目@2013
万城目学の最新作。現代を舞台としていた「鴨川モルホー」や「鹿男あをによし」等とは違い、豊臣秀吉の没後の時代を舞台とした物語。伊賀忍者である風太郎が主人公です。
かなり長い話だし複雑に絡み合ったストーリーなので要約するのが難しいのだけれど、伊賀を追い出された風太郎が、京都で怠惰な生活を送っていたところ、色々あって(笑)、落城寸前の大阪城に潜入することになるお話です。
忍者が主人公ということで、万城目学が得意とする奇抜な物語かとおもいきや、時代小説ということもあり、ひょうたんから神(なのか?)が出てくるといった多少たわけた事があっても、あまりファンタジー感はありません。忍者が主人公とはいえ、非現実的な術とかは出てこないので、現実的な物語だ、という印象さえ受けます。「鴨川モルホー」とか「鹿男あをによし」とかの方が遊んでる感がありました。
物語の視点は主人公である風太郎に固定されている一人称の小説です。風太郎がやる気のない男なので、堅い感じで物語が進むわけではないのですが、物語全般に、ずっと悲しい予感が漂っています。特に、風太郎が人を殺めることになる辺りからは、物語がグッと重みを増してきます。
そんなわけで、コメディ色が強いドタバタしたファンタジー小説であった「鴨川モルホー」や「鹿男あをによし」とは違い、今回はシリアスとさえ言えると思います。
ボリュームがあり、比較的シリアスな物語でありながらも、読みにくくはありません。ユーモラスなエピソードが散りばめられているし、何より物語が面白いので、最後までグイグイ惹きつけられます。一回物語の世界に入ってしまうと、読むのを止められなくなっちゃいます。
正直言って、この物語であれば、ここまでの分量は要らなかったんじゃないかとは思います。しかしながら、この長さがあるからこそ、読んでいて江戸時代初期(豊臣末期)の時代へ頭がタイムスリップできるんだと思うし、ストーリーの複雑さも増す。何より、物語に奥行きが出ます。「こんなつもりじゃなかったんだけどな」とでも言いそうな風太郎の姿が目に浮かぶような気がするのは、この物語のボリュームがあってこそです。
それにしても、第九章~終章の物語が持つ重みはかなりのものですね。自由と使命について考えさせられるわけで。
ところで、この物語から数百年経った大阪を舞台にした話が「プリンセス・トヨトミ」なんですかね?ちょっとネタバレですけれど。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:46冊目@2013
万城目学の最新作。現代を舞台としていた「鴨川モルホー」や「鹿男あをによし」等とは違い、豊臣秀吉の没後の時代を舞台とした物語。伊賀忍者である風太郎が主人公です。
かなり長い話だし複雑に絡み合ったストーリーなので要約するのが難しいのだけれど、伊賀を追い出された風太郎が、京都で怠惰な生活を送っていたところ、色々あって(笑)、落城寸前の大阪城に潜入することになるお話です。
忍者が主人公ということで、万城目学が得意とする奇抜な物語かとおもいきや、時代小説ということもあり、ひょうたんから神(なのか?)が出てくるといった多少たわけた事があっても、あまりファンタジー感はありません。忍者が主人公とはいえ、非現実的な術とかは出てこないので、現実的な物語だ、という印象さえ受けます。「鴨川モルホー」とか「鹿男あをによし」とかの方が遊んでる感がありました。
物語の視点は主人公である風太郎に固定されている一人称の小説です。風太郎がやる気のない男なので、堅い感じで物語が進むわけではないのですが、物語全般に、ずっと悲しい予感が漂っています。特に、風太郎が人を殺めることになる辺りからは、物語がグッと重みを増してきます。
そんなわけで、コメディ色が強いドタバタしたファンタジー小説であった「鴨川モルホー」や「鹿男あをによし」とは違い、今回はシリアスとさえ言えると思います。
ボリュームがあり、比較的シリアスな物語でありながらも、読みにくくはありません。ユーモラスなエピソードが散りばめられているし、何より物語が面白いので、最後までグイグイ惹きつけられます。一回物語の世界に入ってしまうと、読むのを止められなくなっちゃいます。
正直言って、この物語であれば、ここまでの分量は要らなかったんじゃないかとは思います。しかしながら、この長さがあるからこそ、読んでいて江戸時代初期(豊臣末期)の時代へ頭がタイムスリップできるんだと思うし、ストーリーの複雑さも増す。何より、物語に奥行きが出ます。「こんなつもりじゃなかったんだけどな」とでも言いそうな風太郎の姿が目に浮かぶような気がするのは、この物語のボリュームがあってこそです。
それにしても、第九章~終章の物語が持つ重みはかなりのものですね。自由と使命について考えさせられるわけで。
ところで、この物語から数百年経った大阪を舞台にした話が「プリンセス・トヨトミ」なんですかね?ちょっとネタバレですけれど。
2013年10月5日土曜日
映画:紅の豚
監督:宮崎駿
評価:☆☆☆☆
カウント:32本@2013
豚になった中年の飛行機乗りのお話ですか。全く見たことがなかったので、こういう話だったのね、ふーん、という。
基本的にはハード・ボイルド。主人公のポルコがクールに空を駆けまわる姿はかなり格好良いです。ジーナとの淡いオトナの恋も味わい深い。ユーモアもあるものの、全般的に、あまり子供向けの話ではないですね。
うーむ。
評価:☆☆☆☆
カウント:32本@2013
豚になった中年の飛行機乗りのお話ですか。全く見たことがなかったので、こういう話だったのね、ふーん、という。
基本的にはハード・ボイルド。主人公のポルコがクールに空を駆けまわる姿はかなり格好良いです。ジーナとの淡いオトナの恋も味わい深い。ユーモアもあるものの、全般的に、あまり子供向けの話ではないですね。
うーむ。
2013年10月4日金曜日
書籍:ワンクリック(Kindle)
著者:リチャード・ブラント
訳者:井口耕二
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:45冊目@2013
amazon.com創始者であるジェフ・ベゾスの生い立ちから現在に至るまでを描いた本。アメリカってこの手のバイオグラフィが充実してていいですねぇ。私は結構この手のバイオグラフィを読むのが好きなのでとても楽しく読みました。
Appleのスティーブ・ジョブズの影に隠れてあまりメジャーじゃないけれど、社会に与えたインパクトと言う意味では、ジェフ・ベゾスの方がスティーブ・ジョブズより上じゃないかなぁという気がします。なんてったって、小売の仕組みを大幅に変えようとしてますからね。家でクリックしたら当日に商品を届けてくれる、引きこもり補助システム。しかも、外出して買うより安い。素晴らしいです。
ジェフ・ベゾスのすごさはLong Termに立つその視野にあるような気がします。長年赤字を垂れ流しつづけながら大きくするなんて、かなりの心臓の強さがないとできることじゃありません。スティーブ・ジョブズも比較的長期的視野に立っているように思うけれど、ジェフ・ベゾスの方が圧倒的に長期的スパンで考えているように思います(倒産寸前だったAppleでは、赤字を垂れ流すわけにはいかなかったでしょうが)。
考えてみれば、Kindleに関しても、投入直後は結構散々な言われようでしたが、今や確固たる地位を確立しています。私自身もかなり懐疑的でしたが、今やKindle(アプリですが)の虜。先日海外に行った時にも、70歳くらいのおじいさんがプールサイドでKindleで読んを読んでいる姿を見かけました。こんな未来を描いて実現するなんて凄いですよね。
私には未来を見通す力は全く無いので、うらやましい限りです。
この本に関して言えば、ちょっと弱いかなぁという印象は受けます。特に、amazonが軌道に乗って以降(黒字転換して以降)のエピソードが弱い。ジェフ・ベゾス本人のインタビューがないからかもしれないですが、物語性が弱く、事実の羅列になっているような気がします。ま、仕方ないとは思いますが。
何はともあれ、ジェフ・ベゾスのすごさを知るにはとてもいい本だと思います。オススメです。
訳者:井口耕二
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:45冊目@2013
amazon.com創始者であるジェフ・ベゾスの生い立ちから現在に至るまでを描いた本。アメリカってこの手のバイオグラフィが充実してていいですねぇ。私は結構この手のバイオグラフィを読むのが好きなのでとても楽しく読みました。
Appleのスティーブ・ジョブズの影に隠れてあまりメジャーじゃないけれど、社会に与えたインパクトと言う意味では、ジェフ・ベゾスの方がスティーブ・ジョブズより上じゃないかなぁという気がします。なんてったって、小売の仕組みを大幅に変えようとしてますからね。家でクリックしたら当日に商品を届けてくれる、引きこもり補助システム。しかも、外出して買うより安い。素晴らしいです。
ジェフ・ベゾスのすごさはLong Termに立つその視野にあるような気がします。長年赤字を垂れ流しつづけながら大きくするなんて、かなりの心臓の強さがないとできることじゃありません。スティーブ・ジョブズも比較的長期的視野に立っているように思うけれど、ジェフ・ベゾスの方が圧倒的に長期的スパンで考えているように思います(倒産寸前だったAppleでは、赤字を垂れ流すわけにはいかなかったでしょうが)。
考えてみれば、Kindleに関しても、投入直後は結構散々な言われようでしたが、今や確固たる地位を確立しています。私自身もかなり懐疑的でしたが、今やKindle(アプリですが)の虜。先日海外に行った時にも、70歳くらいのおじいさんがプールサイドでKindleで読んを読んでいる姿を見かけました。こんな未来を描いて実現するなんて凄いですよね。
私には未来を見通す力は全く無いので、うらやましい限りです。
この本に関して言えば、ちょっと弱いかなぁという印象は受けます。特に、amazonが軌道に乗って以降(黒字転換して以降)のエピソードが弱い。ジェフ・ベゾス本人のインタビューがないからかもしれないですが、物語性が弱く、事実の羅列になっているような気がします。ま、仕方ないとは思いますが。
何はともあれ、ジェフ・ベゾスのすごさを知るにはとてもいい本だと思います。オススメです。
2013年10月3日木曜日
書籍:ロスジェネの逆襲(Kindle)
著者:池井戸潤
評価:☆☆☆☆☆
カウント:44冊目@2013
半沢直樹シリーズの第3弾です。東京セントラル証券に出向した半沢の姿が描かれています。今回の舞台は、ITバブル崩壊後のIT業界内のM&A合戦です。
序盤、ロスジェネ世代である森山などを中心に物語が描かれており、半沢はすごくおとなしいので、「どうしちゃったの?」と戸惑ったのですが、後半に行くといつもの半沢が復活します。かれが気炎を吐くとやっぱりすごいですよね。
今回の半沢は東京セントラル証券の親会社である東京中央銀行の伊佐山と戦うことになるのですが、この伊佐山がかなり手強い相手なので、最後はどうにかなるんだろうと思いながらも、読んでいてハラハラさせられます。そして今回の舞台となるIT企業各社のトップたちもアクの強いキャラクタ揃いなのがいいですね。「エグい」感じが出てます。
ただ、普通公開買付けによるM&Aでは、大株主の動向とかが最も大きなところだし、特に上場間もないIT企業だと、創業家やベンチャー投資家等がかなりの株を抑えている場合が多いと思うのだけれど、その辺りの株主の動向はあまり描かれていません(東京スパイラルの共同創業者の株は出てきますが)。そのあたりが、なんとなくちょっとリアリティ感を損なわせているような印象はありますね。いや、そこまで触れ始めると物語が発散するのはわかるので、別にいいと思うんですけど。
まぁとにかく面白い。シリーズ3作の中でも一番面白いです。一回読み始めたら止められなくなります。一気読み。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:44冊目@2013
半沢直樹シリーズの第3弾です。東京セントラル証券に出向した半沢の姿が描かれています。今回の舞台は、ITバブル崩壊後のIT業界内のM&A合戦です。
序盤、ロスジェネ世代である森山などを中心に物語が描かれており、半沢はすごくおとなしいので、「どうしちゃったの?」と戸惑ったのですが、後半に行くといつもの半沢が復活します。かれが気炎を吐くとやっぱりすごいですよね。
今回の半沢は東京セントラル証券の親会社である東京中央銀行の伊佐山と戦うことになるのですが、この伊佐山がかなり手強い相手なので、最後はどうにかなるんだろうと思いながらも、読んでいてハラハラさせられます。そして今回の舞台となるIT企業各社のトップたちもアクの強いキャラクタ揃いなのがいいですね。「エグい」感じが出てます。
ただ、普通公開買付けによるM&Aでは、大株主の動向とかが最も大きなところだし、特に上場間もないIT企業だと、創業家やベンチャー投資家等がかなりの株を抑えている場合が多いと思うのだけれど、その辺りの株主の動向はあまり描かれていません(東京スパイラルの共同創業者の株は出てきますが)。そのあたりが、なんとなくちょっとリアリティ感を損なわせているような印象はありますね。いや、そこまで触れ始めると物語が発散するのはわかるので、別にいいと思うんですけど。
まぁとにかく面白い。シリーズ3作の中でも一番面白いです。一回読み始めたら止められなくなります。一気読み。
2013年9月30日月曜日
書籍:オレたち花のバブル組(Kindle)
著者:池井戸潤
評価:☆☆☆☆☆
カウント:43冊目@2013
ドラマ「半沢直樹」の第2部(6話~10話)の原作にして「オレたちバブル入行組」の続編。ドラマ「半沢直樹」が終了したということで、読みました。
大阪西支店が舞台の第1作(バブル入行組)とは異なり、本店の営業第2部次長として金融庁の検査に立ち向かいます。対黒川検査官、対大和田常務との戦いは緊迫感があって面白いです。
半沢直樹だけにスポットがあたっているわけではない点も第1部とは異なります。特に、出向先のタミヤ電機で奮闘する近藤の物語は熱いですね。出向しても人生は終わりじゃ無い。同期入社の半沢、渡真利、近藤の3人が力を合わせて戦う姿もグッときます。
大枠のストーリーはドラマと同じなのですが、細かい点はいくつか違います。私が一番「おっ!?」と思ったのがラストの引き際。ドラマでは異動を命じられたところで劇的に終わりますが、小説ではその後もう少し続きます。ドラマを見た時に「エーーー!?そんなのありかよ?マジありえねぇ」と感じたのは事実ですが、小説を読んでみると、あの劇的な幕引きの方が後味が引くし、何より格好良いですね。ダラダラするラストはよくないです。
一方、原作の方が良いかなぁと思うのは、最後の取締役会。ドラマでは個人的執念っぽい感じになっちゃってたので、ああいう余計なのがないのは、本原作の方が良いと思います。
眠れぬ夜に読むもんじゃありません。止められなくなって睡眠不足になること請け合いです。眠い。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:43冊目@2013
ドラマ「半沢直樹」の第2部(6話~10話)の原作にして「オレたちバブル入行組」の続編。ドラマ「半沢直樹」が終了したということで、読みました。
大阪西支店が舞台の第1作(バブル入行組)とは異なり、本店の営業第2部次長として金融庁の検査に立ち向かいます。対黒川検査官、対大和田常務との戦いは緊迫感があって面白いです。
半沢直樹だけにスポットがあたっているわけではない点も第1部とは異なります。特に、出向先のタミヤ電機で奮闘する近藤の物語は熱いですね。出向しても人生は終わりじゃ無い。同期入社の半沢、渡真利、近藤の3人が力を合わせて戦う姿もグッときます。
大枠のストーリーはドラマと同じなのですが、細かい点はいくつか違います。私が一番「おっ!?」と思ったのがラストの引き際。ドラマでは異動を命じられたところで劇的に終わりますが、小説ではその後もう少し続きます。ドラマを見た時に「エーーー!?そんなのありかよ?マジありえねぇ」と感じたのは事実ですが、小説を読んでみると、あの劇的な幕引きの方が後味が引くし、何より格好良いですね。ダラダラするラストはよくないです。
一方、原作の方が良いかなぁと思うのは、最後の取締役会。ドラマでは個人的執念っぽい感じになっちゃってたので、ああいう余計なのがないのは、本原作の方が良いと思います。
眠れぬ夜に読むもんじゃありません。止められなくなって睡眠不足になること請け合いです。眠い。
2013年9月25日水曜日
映画:そして父になる
監督:是枝裕和
評価:☆☆☆☆☆
カウント:31本@2013
公式サイト
6歳になる子供の取り違えが発覚した2つの家族の物語。子供に対し、冷静な立場で子供に対して接する福山雅治氏演じる父親が、取り違えという事件を通じて子供と向き合っていくことになります。
私は子供を持っていないので、父親としての視点はイマイチわからないのだけれど、子供に対して客観的な立場になってしまう福山雅治氏の気持ちは理解できます。自分もそうなりそう。
親と子をつなぐのは血なのか時間なのか。それとも自覚なのか。難しい問題です。長く一緒にいると情が移り、一方で客観的には血が重要なんじゃないかと考えてしまう、というのが、この物語での福山雅治氏と尾野真千子氏の立場の違いなのでしょう。
そして、6歳ってちゃんと自我があるわけで、そういう存在と父親として向き合うのって結構難しいですよね。やはり、小さいうちから子どもと向き合っていくのが大事な気がする。
福山雅治氏の新しい表情が見られます。正直、かなり感じ悪い。その感じ悪いキャラクタと、子どもたちの見せる素直な表情とがキレイに対称を成しているのがいいですね。
母親と子供の関係、及び父親と子供の関係の対称性もキレイに浮かび上がらせます。この映画を見ると、父親って弱いなぁとすごく感じさせます。悲しい。でも、状況を最終的にコントロールする力を持っているのも父親だったりするわけで、その辺りも父親としての難しさを感じさせますねぇ。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:31本@2013
公式サイト
6歳になる子供の取り違えが発覚した2つの家族の物語。子供に対し、冷静な立場で子供に対して接する福山雅治氏演じる父親が、取り違えという事件を通じて子供と向き合っていくことになります。
私は子供を持っていないので、父親としての視点はイマイチわからないのだけれど、子供に対して客観的な立場になってしまう福山雅治氏の気持ちは理解できます。自分もそうなりそう。
親と子をつなぐのは血なのか時間なのか。それとも自覚なのか。難しい問題です。長く一緒にいると情が移り、一方で客観的には血が重要なんじゃないかと考えてしまう、というのが、この物語での福山雅治氏と尾野真千子氏の立場の違いなのでしょう。
そして、6歳ってちゃんと自我があるわけで、そういう存在と父親として向き合うのって結構難しいですよね。やはり、小さいうちから子どもと向き合っていくのが大事な気がする。
福山雅治氏の新しい表情が見られます。正直、かなり感じ悪い。その感じ悪いキャラクタと、子どもたちの見せる素直な表情とがキレイに対称を成しているのがいいですね。
母親と子供の関係、及び父親と子供の関係の対称性もキレイに浮かび上がらせます。この映画を見ると、父親って弱いなぁとすごく感じさせます。悲しい。でも、状況を最終的にコントロールする力を持っているのも父親だったりするわけで、その辺りも父親としての難しさを感じさせますねぇ。
2013年9月20日金曜日
映画:俺はまだ本気出してないだけ
監督:福田雄一
評価:☆☆☆☆☆
カウント:30本@2013
公式サイト
突然漫画家を目指すことにした40過ぎてニートのシズオ(堤真一)の話。原作漫画があるようですが、私は未読です。
「ああ心配だ。どうしよう」という気持ちを一部に抱えつつも、結局ダメダメで自由なシズオがめっさオモロイ。あれ見てると、元気にニートで生きていくのって才能がいるんだなぁということがよくわかります。一方で、自分の好きなように生きていこうと背中を押される映画でもあります。
めちゃくちゃ笑えます。「オレ、本気だすから!」とのたまう堤真一氏に対し、それに対して「そんなことを言うためにわざわざ起こしたのか!」と激怒する石橋蓮司氏には大爆笑でした。この2人の掛け合いは絶妙です。濱田岳氏もいい味出してますね~
シズオの書くマンガもいいですね。特に侍のマンガ(タイトル忘れた)はシュールすぎです。凄い。
日本のコメディ映画としてはかなり良いと思います。好き。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:30本@2013
公式サイト
突然漫画家を目指すことにした40過ぎてニートのシズオ(堤真一)の話。原作漫画があるようですが、私は未読です。
「ああ心配だ。どうしよう」という気持ちを一部に抱えつつも、結局ダメダメで自由なシズオがめっさオモロイ。あれ見てると、元気にニートで生きていくのって才能がいるんだなぁということがよくわかります。一方で、自分の好きなように生きていこうと背中を押される映画でもあります。
めちゃくちゃ笑えます。「オレ、本気だすから!」とのたまう堤真一氏に対し、それに対して「そんなことを言うためにわざわざ起こしたのか!」と激怒する石橋蓮司氏には大爆笑でした。この2人の掛け合いは絶妙です。濱田岳氏もいい味出してますね~
シズオの書くマンガもいいですね。特に侍のマンガ(タイトル忘れた)はシュールすぎです。凄い。
日本のコメディ映画としてはかなり良いと思います。好き。
2013年9月19日木曜日
映画:図書館戦争
監督:佐藤信介
評価:☆☆☆1/2
カウント:29本@2013
公式サイト
メディア良化法で様々な書籍の出版/販売が取り締まられる中、それに対抗する図書館隊に入隊する女性(榮倉奈々)とその上官(岡田准一)のお話。
映画としてはそれなりに面白いです。自衛隊が全面協力したという戦闘シーンは結構緊迫感や迫力があります。
が、「県庁おもてなし課」にも言えることですが、恋愛、必要か?必要なのか?戦争シーンが結構な割合を占める緊迫の内容なのに、恋愛の比率が高すぎる。面接の時に恋心を滔々と語ってニヤニヤするようなやつを採用するなよ。「私の王子様」とか、マジで勘弁していただきたい。
そして、ちょっと設定が荒唐無稽すぎる。
メディア良化法までは理解できても、なんで行政機関同士で戦争するなんて話になるんだ。行政機関が勝手に民間の本屋に立ち入って、それを行政機関が防ぐ、とか、あまりにも馬鹿げた状況で全く理解できません。普通、片方が行政機関なら他方は民間だろ。行政機関同士でこんな戦争が起こるなんて単なる税金の無駄遣いとしか思えない。
岡田准一氏もちょっとね。彼、時々セリフが棒読みになっちゃうんですよね(岡田氏のセリフ回しの悪い面が存分に出たのがゲド戦記)。うーむ。
繰り返しますが、ストーリーにムダがないし、迫力があって面白い、とは思うんですけど。恋愛のウザさと設定の荒唐無稽さがどうにも受付けません。
評価:☆☆☆1/2
カウント:29本@2013
公式サイト
メディア良化法で様々な書籍の出版/販売が取り締まられる中、それに対抗する図書館隊に入隊する女性(榮倉奈々)とその上官(岡田准一)のお話。
映画としてはそれなりに面白いです。自衛隊が全面協力したという戦闘シーンは結構緊迫感や迫力があります。
が、「県庁おもてなし課」にも言えることですが、恋愛、必要か?必要なのか?戦争シーンが結構な割合を占める緊迫の内容なのに、恋愛の比率が高すぎる。面接の時に恋心を滔々と語ってニヤニヤするようなやつを採用するなよ。「私の王子様」とか、マジで勘弁していただきたい。
そして、ちょっと設定が荒唐無稽すぎる。
メディア良化法までは理解できても、なんで行政機関同士で戦争するなんて話になるんだ。行政機関が勝手に民間の本屋に立ち入って、それを行政機関が防ぐ、とか、あまりにも馬鹿げた状況で全く理解できません。普通、片方が行政機関なら他方は民間だろ。行政機関同士でこんな戦争が起こるなんて単なる税金の無駄遣いとしか思えない。
岡田准一氏もちょっとね。彼、時々セリフが棒読みになっちゃうんですよね(岡田氏のセリフ回しの悪い面が存分に出たのがゲド戦記)。うーむ。
繰り返しますが、ストーリーにムダがないし、迫力があって面白い、とは思うんですけど。恋愛のウザさと設定の荒唐無稽さがどうにも受付けません。
2013年9月18日水曜日
映画:県庁おもてなし課
監督:三宅喜重
評価:☆☆
カウント:28本@2013
公式サイト
高知県の観光業発展を目標とする「おもてなし課」で勤務する掛水(錦戸亮氏)を主人公とするお話。有川浩氏の原作小説は未読です。 ストーリーが酷すぎて、見終わった後ポカーンでした。
以下、ネタバレですが、感想。
まず、全然「おもてなし」してない。最後まで誰もおもてなししないまま終わります。何が「おもてなし課」なのか、全く意味がわかりません。
そして「おもてなし課」が計画する「高知県レジャーランド化構想」。結局、最後まで何にも進まないまま終わります。前にも後ろにも進んでない。海に向かって「仕事してー!!!」と叫んでおきながら、そのまま仕事しないまま終わる。どないやねん!素早い対応ってのがおもてなしの基本でしょ。
恋愛は必要か?必要だったのか?恋愛を少し絡めるくらいなら別にいいんだけど、ちょっと割合が高い。仕事の話がぜんぜん前に進まないのに、そこに錦戸/堀北両氏(+関めぐみ/高良健吾両氏)の恋愛の話が絡んでくるのは本当にウザい。泣くな、堀北!
この映画から私が得た教訓:官庁に頼ってちゃダメだ。納税額は極力抑えて資本主義社会で回していこう!
評価:☆☆
カウント:28本@2013
公式サイト
高知県の観光業発展を目標とする「おもてなし課」で勤務する掛水(錦戸亮氏)を主人公とするお話。有川浩氏の原作小説は未読です。 ストーリーが酷すぎて、見終わった後ポカーンでした。
以下、ネタバレですが、感想。
まず、全然「おもてなし」してない。最後まで誰もおもてなししないまま終わります。何が「おもてなし課」なのか、全く意味がわかりません。
そして「おもてなし課」が計画する「高知県レジャーランド化構想」。結局、最後まで何にも進まないまま終わります。前にも後ろにも進んでない。海に向かって「仕事してー!!!」と叫んでおきながら、そのまま仕事しないまま終わる。どないやねん!素早い対応ってのがおもてなしの基本でしょ。
恋愛は必要か?必要だったのか?恋愛を少し絡めるくらいなら別にいいんだけど、ちょっと割合が高い。仕事の話がぜんぜん前に進まないのに、そこに錦戸/堀北両氏(+関めぐみ/高良健吾両氏)の恋愛の話が絡んでくるのは本当にウザい。泣くな、堀北!
この映画から私が得た教訓:官庁に頼ってちゃダメだ。納税額は極力抑えて資本主義社会で回していこう!
2013年9月5日木曜日
書籍:普通のサラリーマンのためのグローバル転職ガイド(Kindle)
著者:大石哲之、森山たつを
評価:☆☆☆☆☆
カウント:42冊目@2013
「日本に閉じこもってちゃダメだ!世界に飛び出していこう!」というメッセージは世の中に溢れかえっていますが、「で、具体的にどうすんのよ?」という方法論が全く提示されないので、不安感だけが煽られる結果になりがちです。
そんな中、この本は、世界に出て行くための具体的な方法論を提示してくれます。あまり見ない系統の本です。
もう少し具体的には、グローバルキャリアにはローカル、リージョナル、グローバルという3段階があり、それぞれ、どのようにして仕事を見つけるべきなのか、どのようにしてステップアップしていくか、といったことが具体的に書かれています。給与面、仕事の内容、勤務地、裁量の幅、就職口の大小等がそれぞれ比較されているので、とてもイメージしやすいです。
この本を読むと、日本の大企業への就職に失敗したところで、その後の工夫次第で、キャリアはいくらでも描くことができるということがわかると思います。極めつけは↓
・・・うーむ。30歳をすぎて、スタートラインにも立ってない私。ははは。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:42冊目@2013
「日本に閉じこもってちゃダメだ!世界に飛び出していこう!」というメッセージは世の中に溢れかえっていますが、「で、具体的にどうすんのよ?」という方法論が全く提示されないので、不安感だけが煽られる結果になりがちです。
そんな中、この本は、世界に出て行くための具体的な方法論を提示してくれます。あまり見ない系統の本です。
もう少し具体的には、グローバルキャリアにはローカル、リージョナル、グローバルという3段階があり、それぞれ、どのようにして仕事を見つけるべきなのか、どのようにしてステップアップしていくか、といったことが具体的に書かれています。給与面、仕事の内容、勤務地、裁量の幅、就職口の大小等がそれぞれ比較されているので、とてもイメージしやすいです。
この本を読むと、日本の大企業への就職に失敗したところで、その後の工夫次第で、キャリアはいくらでも描くことができるということがわかると思います。極めつけは↓
グローバルエリートの学歴を見ればわかりますが、ハーバード大学卒はいても、東大卒はいません。東大を出てはいけないのです。ほんと、「そうそう」って感じです。私は別に東大出たっていいとは思いますが、それだけじゃスタートラインにも立ってないよ、ってことですな。
・・・うーむ。30歳をすぎて、スタートラインにも立ってない私。ははは。
映画:新しい靴を買わなくちゃ
監督:北川悦吏子
評価:☆☆☆☆
カウント:27本@2013
公式サイト
2日連続で見てしまいました。何が言いたいかというと、2回見るのに耐える映画だということです。疲れないし、心が落ちつくし、することのない夜とかにいいんじゃないでしょうか。
感想は2回連続で見たところで特に変わらないわけですが、あの船上のシーンは何度見ても笑えます。何回もリピート再生して大爆笑する私。鉄板で笑えます。全体的にはオシャレな空気感が漂う映画なのに、あの場面は、ネタとしか思えない臭いセリフの応酬。頭を振りながら「どうだろ~」という向井理氏、よく吹き出さずに演技できましたね。関心。
音楽はとてもいいです。坂本龍一氏の映画音楽はどれもクオリティ高いですが、特にこの映画は好き。ということで、iTunesで買ってしまいました。簡単に買えてしまうところがネット社会の怖いところです。
評価:☆☆☆☆
カウント:27本@2013
公式サイト
2日連続で見てしまいました。何が言いたいかというと、2回見るのに耐える映画だということです。疲れないし、心が落ちつくし、することのない夜とかにいいんじゃないでしょうか。
感想は2回連続で見たところで特に変わらないわけですが、あの船上のシーンは何度見ても笑えます。何回もリピート再生して大爆笑する私。鉄板で笑えます。全体的にはオシャレな空気感が漂う映画なのに、あの場面は、ネタとしか思えない臭いセリフの応酬。頭を振りながら「どうだろ~」という向井理氏、よく吹き出さずに演技できましたね。関心。
音楽はとてもいいです。坂本龍一氏の映画音楽はどれもクオリティ高いですが、特にこの映画は好き。ということで、iTunesで買ってしまいました。簡単に買えてしまうところがネット社会の怖いところです。
映画:新しい靴を買わなくちゃ
監督:北川悦吏子
評価:☆☆☆☆
カウント:26本@2013
公式サイト
脚本&監督北川悦吏子、プロデュース岩井俊二、主演中山美穂(&向井理)、音楽坂本龍一、映画の舞台はパリと、「一昔前の(失礼)豪華チームで作りました!!」って感じだったので、ちょっとどうかなぁと思っていたのですが。
率直に言うと、良い映画だと思います。私の好きな系統の映画。
ストーリー自体は結構単純で、パリで日本人の男女が出会い、惹かれ合い、自分の抱える行き詰まり感や孤独が少し軽減される、という話。
中山美穂も向井理も他の作品ほどは演技のわざとらしさが気にならない。むしろ、格好良いなぁとかオシャレだなぁとか、そういう絵になる要素としての存在感が出てている。パリの街並みや会話の間、映像から醸しだされる空気感に2人がすごく合っている。英語/フランス語の発音も良い。
外国でしかもパリが舞台というのはベタベタではあるのだけれど、そのシチュエーションが、柔らかい映像やゆったりとしたストーリー展開と相まって映画の中で不思議な説得力を持っている。素晴らしい。
但し、船上のシーン(エッフェル塔のくだり)はない。あれはない。映画全体が台無し。あれさえなければ、☆5つでもいいです。
他にも、「そんな無防備なことやってたら盗まれるから!」とか、「ルーブル美術館までタクシーに乗ればよくね?」とか、まぁ色々とツッコミどころ満載ではあるけれど、それを言うのは野暮かと。
評価:☆☆☆☆
カウント:26本@2013
公式サイト
脚本&監督北川悦吏子、プロデュース岩井俊二、主演中山美穂(&向井理)、音楽坂本龍一、映画の舞台はパリと、「一昔前の(失礼)豪華チームで作りました!!」って感じだったので、ちょっとどうかなぁと思っていたのですが。
率直に言うと、良い映画だと思います。私の好きな系統の映画。
ストーリー自体は結構単純で、パリで日本人の男女が出会い、惹かれ合い、自分の抱える行き詰まり感や孤独が少し軽減される、という話。
中山美穂も向井理も他の作品ほどは演技のわざとらしさが気にならない。むしろ、格好良いなぁとかオシャレだなぁとか、そういう絵になる要素としての存在感が出てている。パリの街並みや会話の間、映像から醸しだされる空気感に2人がすごく合っている。英語/フランス語の発音も良い。
外国でしかもパリが舞台というのはベタベタではあるのだけれど、そのシチュエーションが、柔らかい映像やゆったりとしたストーリー展開と相まって映画の中で不思議な説得力を持っている。素晴らしい。
但し、船上のシーン(エッフェル塔のくだり)はない。あれはない。映画全体が台無し。あれさえなければ、☆5つでもいいです。
他にも、「そんな無防備なことやってたら盗まれるから!」とか、「ルーブル美術館までタクシーに乗ればよくね?」とか、まぁ色々とツッコミどころ満載ではあるけれど、それを言うのは野暮かと。
2013年8月31日土曜日
書籍:日本式モノづくりの敗戦-なぜ米中企業に勝てなくなったのか(Kindle)
著者:野口悠紀雄
評価:☆☆☆☆☆
カウント:41冊目@2013
この本のポイントを列挙すると、大体こんな感じ↓
・製造業に固執するのは愚か(金融業やIT等への産業のシフトが必要)
・製造業やるにしても、今までどおり垂直統合やってちゃダメ。
・製造業の海外への流出は止めようがないし、止めるべきでもない。
・日本は金融業が弱すぎ。
・安易にアジアへ進出しても利益は上がらない。
・国が庇護し始めたら産業として終わり。
・とにかく国を開こう!!
問題点の指摘や著者の主張は極めて明確です。わかりやすい。そして、いちいち数字がきちんと提示され、根拠が述べられるのが気持ちいいです。経済学は数字で裏付けられるべきなのに、ここまで数字がどんどん出てくる日本の経済系の本ってなかなかないです。素晴らしい。他の経済学者にも是非見習っていただきたいし、経済の議論はこのようにして展開されるべきだと思う。
良いと思います。うん。
ただ、野口悠紀雄氏による日本の未来への提言って、全部ほぼ同じ内容ですよね。もちろん、毎回違っても困るんだけど。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:41冊目@2013
この本のポイントを列挙すると、大体こんな感じ↓
・製造業に固執するのは愚か(金融業やIT等への産業のシフトが必要)
・製造業やるにしても、今までどおり垂直統合やってちゃダメ。
・製造業の海外への流出は止めようがないし、止めるべきでもない。
・日本は金融業が弱すぎ。
・安易にアジアへ進出しても利益は上がらない。
・国が庇護し始めたら産業として終わり。
・とにかく国を開こう!!
問題点の指摘や著者の主張は極めて明確です。わかりやすい。そして、いちいち数字がきちんと提示され、根拠が述べられるのが気持ちいいです。経済学は数字で裏付けられるべきなのに、ここまで数字がどんどん出てくる日本の経済系の本ってなかなかないです。素晴らしい。他の経済学者にも是非見習っていただきたいし、経済の議論はこのようにして展開されるべきだと思う。
良いと思います。うん。
ただ、野口悠紀雄氏による日本の未来への提言って、全部ほぼ同じ内容ですよね。もちろん、毎回違っても困るんだけど。
2013年8月26日月曜日
書籍:オレたちバブル入行組(Kindle)
著者:池井戸潤
評価:☆☆☆☆
カウント:40冊目@2013
現在放映中のドラマ「半沢直樹」の原作本。本作はドラマの第1部に相当します。
大体のストーリーはドラマと同じなのだけれど、細かい設定やストーリーが違います。例えば、原作ではあまりフィーチャーされていない美樹がドラマでは自分の人生を選ぶ強い女性(壇蜜氏)として描かれていたり、小木曽次長の追い詰め方に鞄を順番にひっくり返していく劇的な演出がドラマには入っていたり、奥さんである花のキャラクタが全然違ったり、といった点です。
映像化されたものを見ると幻滅する作品が多い中で、「半沢直樹」の脚本が、原作の面白さを最大限に活かしつつ、どうすればより劇的に演出できるか、という点をよく考えてストーリーが練られていることがわかります。素晴らしい脚色です。
勿論、本作もとても面白いです。一度ストーリーの世界に入ると、読むのを止められなくなります。が、ドラマ⇒原作の順だと、どうしてもドラマの映像が頭に浮かんできてしまうので、小説としてのクオリティを冷静に判断できません。勿論、面白いことは間違いありません。
続編の「オレたち花のバブル組」は、ドラマの第2部が終わってから読みます。
評価:☆☆☆☆
カウント:40冊目@2013
現在放映中のドラマ「半沢直樹」の原作本。本作はドラマの第1部に相当します。
大体のストーリーはドラマと同じなのだけれど、細かい設定やストーリーが違います。例えば、原作ではあまりフィーチャーされていない美樹がドラマでは自分の人生を選ぶ強い女性(壇蜜氏)として描かれていたり、小木曽次長の追い詰め方に鞄を順番にひっくり返していく劇的な演出がドラマには入っていたり、奥さんである花のキャラクタが全然違ったり、といった点です。
映像化されたものを見ると幻滅する作品が多い中で、「半沢直樹」の脚本が、原作の面白さを最大限に活かしつつ、どうすればより劇的に演出できるか、という点をよく考えてストーリーが練られていることがわかります。素晴らしい脚色です。
勿論、本作もとても面白いです。一度ストーリーの世界に入ると、読むのを止められなくなります。が、ドラマ⇒原作の順だと、どうしてもドラマの映像が頭に浮かんできてしまうので、小説としてのクオリティを冷静に判断できません。勿論、面白いことは間違いありません。
続編の「オレたち花のバブル組」は、ドラマの第2部が終わってから読みます。
2013年8月21日水曜日
雑感:長い歴史
ネット上に文章を書き始めてから結構経ちます。アドレスは色々と分かれていますが、多分、15年近いと思います。振り返ってみると、長い。
だからといって、その間アクセス数は全く伸びていないので、私のブログが炎上することも無ければ、どこかから書籍化を持ちかけられたりすることもありません(そもそも、書籍化するような内容でもない)。ただ、ネットの片隅でブログ書いてるだけ。
ネット上で文章を書くことにどれだけ意味があるのか?と訊かれると、正直言って答えられません。ただ好きで書いてるだけなんです、特に意味はありません、としか言いようがない。でもまぁ、楽しいのは間違いないです。多分、何かしら癒されているのかもしれません。
だから、最近は昔ほど書けないけれど、今のところ、やめる予定はありません。誰かが読んでくださっても読んでくださらなくとも、それは関係ないです。
夏の終わりに。
だからといって、その間アクセス数は全く伸びていないので、私のブログが炎上することも無ければ、どこかから書籍化を持ちかけられたりすることもありません(そもそも、書籍化するような内容でもない)。ただ、ネットの片隅でブログ書いてるだけ。
ネット上で文章を書くことにどれだけ意味があるのか?と訊かれると、正直言って答えられません。ただ好きで書いてるだけなんです、特に意味はありません、としか言いようがない。でもまぁ、楽しいのは間違いないです。多分、何かしら癒されているのかもしれません。
だから、最近は昔ほど書けないけれど、今のところ、やめる予定はありません。誰かが読んでくださっても読んでくださらなくとも、それは関係ないです。
夏の終わりに。
書籍:未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる(Kindle)
著者:ちきりん
評価:☆☆☆☆☆
カウント:39冊目@2013
Kindle化に伴う再読。
メッセージを端的にまとめると、「大学を卒業したら大企業へ就職、20代前半で結婚、子供を作り、30歳前後で家を買い、定年までローンを払いながら働く」という人生プランなんてオワコンだし、ホントにそれで幸せなの?もっとちゃんと考えましょうね、というお話。
人口減が続く今、定年が70歳くらいまで延長されることは十分に有り得るストーリーです。20代前半で就職したとして、定年まで働くなら、同じ組織で50年弱働くことになるわけです。私、そんなの絶対にイヤです。そして、50年も組織が続く可能性もかなり低いです。
そんなわけで、自分のやりたいことを考えながら、自分の人生を2回、3回と主体的に選ぶことをこの本では提案しています。
私自身、50年どころか10年だって今の仕事を続けたいとは思ってないわけで、どうすればここから脱却できるかを四六時中考えています。でもこの本にも書かれている通り、大事なのは「どういう人生を選びたいか」をちゃんと思い描くことです。「これがイヤ!」じゃなくて、「これがやりたい!」に気づく。これってかなり難しいことですよね。今のところ、私には具体的イメージがありません。困ったぜ。
誰か(例えば会社や国)に任せる人生より、自分で選んだ人生の方がきっと豊かだと、私も思います。そのためには、この本に書かれている通り、どういう人生を歩みたいかを具体的に思い浮かべる必要があるし、市場で稼げる力を身につける必要がある。うーむ。耳が痛い。
とりあえず、従来の価値観にとらわれず、ちゃんと考えましょう>自分
評価:☆☆☆☆☆
カウント:39冊目@2013
Kindle化に伴う再読。
メッセージを端的にまとめると、「大学を卒業したら大企業へ就職、20代前半で結婚、子供を作り、30歳前後で家を買い、定年までローンを払いながら働く」という人生プランなんてオワコンだし、ホントにそれで幸せなの?もっとちゃんと考えましょうね、というお話。
人口減が続く今、定年が70歳くらいまで延長されることは十分に有り得るストーリーです。20代前半で就職したとして、定年まで働くなら、同じ組織で50年弱働くことになるわけです。私、そんなの絶対にイヤです。そして、50年も組織が続く可能性もかなり低いです。
そんなわけで、自分のやりたいことを考えながら、自分の人生を2回、3回と主体的に選ぶことをこの本では提案しています。
私自身、50年どころか10年だって今の仕事を続けたいとは思ってないわけで、どうすればここから脱却できるかを四六時中考えています。でもこの本にも書かれている通り、大事なのは「どういう人生を選びたいか」をちゃんと思い描くことです。「これがイヤ!」じゃなくて、「これがやりたい!」に気づく。これってかなり難しいことですよね。今のところ、私には具体的イメージがありません。困ったぜ。
誰か(例えば会社や国)に任せる人生より、自分で選んだ人生の方がきっと豊かだと、私も思います。そのためには、この本に書かれている通り、どういう人生を歩みたいかを具体的に思い浮かべる必要があるし、市場で稼げる力を身につける必要がある。うーむ。耳が痛い。
とりあえず、従来の価値観にとらわれず、ちゃんと考えましょう>自分
2013年8月19日月曜日
書籍:スタンフォードの自分を変える教室(Kindle)
著者:ケリー・マクゴニガル
評価:☆☆☆☆☆
カウント:38冊目@2013
タイトルは自己啓発の系に見えますが、心理学的なアプローチで自分を変えていこう!という本です。タイトルの軽さに比べて、中身はなかなか興味深い内容です。
「何かをやろう」「何かをやらずにおこう」と考えているのにそれに挫けそうになった時、挫けそうになっているという事実をちゃんと認識したり、なんで挫けそうになっているのかを考えたり、なんで「○○をやろう」「やめよう」と思っていたのかを考えたりすることで随分変わってくる、という話なんかが出てきます。
こうやって結論だけを書くとなんかイマイチっぽいですが、心理実験をやった結果と併せて書かれているのが、結構面白いです。
読みやすい本なので、自分に負けそうになった時にまた再読したいと思います。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:38冊目@2013
タイトルは自己啓発の系に見えますが、心理学的なアプローチで自分を変えていこう!という本です。タイトルの軽さに比べて、中身はなかなか興味深い内容です。
「何かをやろう」「何かをやらずにおこう」と考えているのにそれに挫けそうになった時、挫けそうになっているという事実をちゃんと認識したり、なんで挫けそうになっているのかを考えたり、なんで「○○をやろう」「やめよう」と思っていたのかを考えたりすることで随分変わってくる、という話なんかが出てきます。
こうやって結論だけを書くとなんかイマイチっぽいですが、心理実験をやった結果と併せて書かれているのが、結構面白いです。
読みやすい本なので、自分に負けそうになった時にまた再読したいと思います。
書籍:官報複合体 権力と一体化する新聞の大罪(Kindle)
著者:牧野洋
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:37冊目@2013
著者の主張を簡単にまとめると、こんな感じでしょうか。
(1)日本の新聞は権力を監視するという公共の役割を果たせていない。
(2)アメリカの新聞業界も経営的に厳しい状況ではあるものの、NPOその他の形態として調査報道する組織ができるなど、権力監視の役割を確保すべく様々な試みがなされている。
(3)日本の新聞はニュースの正確性、情報の公開性等の意識が低すぎる。
警察や検察、企業からのリークに頼った報道が多いなぁ、くらいの感覚しか私は持ち合わせていなかったのですが、こうやって日米比較されると、日本の新聞がどれだけおかしな状況にあるかがよくわかります。
確かに、新聞が権力を監視しているとは到底思えません。政治家の失言とかを声高に叫ぶことはあっても、詳細な調査に裏付けられた報道なんて殆ど見ないですね。
雑誌がある程度権力監視的な役割を話しているのかもしれませんが、雑誌もどちらかと言うとセンセーショナルに偏っているので、ちゃんと客観的な報道をしているという感覚を持っている読者は少ないと思います。
ストーリーテリングでないというのもその通り。日経で女性の活躍に関する記事で女性がひとりも出てこない、という実例が本書で挙がっていましたが、衝撃的でした。そんな記事が成立するのか。
でも、アメリカ的ジャーナリズムが存在しないのであれば、そこはブルーオーシャンなはずで、ビジネス化することも可能なんじゃないだろうかと思ったり。ここ、自分の中でもう少し考えてみます。
広く読んでいただきたい本です。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:37冊目@2013
著者の主張を簡単にまとめると、こんな感じでしょうか。
(1)日本の新聞は権力を監視するという公共の役割を果たせていない。
(2)アメリカの新聞業界も経営的に厳しい状況ではあるものの、NPOその他の形態として調査報道する組織ができるなど、権力監視の役割を確保すべく様々な試みがなされている。
(3)日本の新聞はニュースの正確性、情報の公開性等の意識が低すぎる。
警察や検察、企業からのリークに頼った報道が多いなぁ、くらいの感覚しか私は持ち合わせていなかったのですが、こうやって日米比較されると、日本の新聞がどれだけおかしな状況にあるかがよくわかります。
確かに、新聞が権力を監視しているとは到底思えません。政治家の失言とかを声高に叫ぶことはあっても、詳細な調査に裏付けられた報道なんて殆ど見ないですね。
雑誌がある程度権力監視的な役割を話しているのかもしれませんが、雑誌もどちらかと言うとセンセーショナルに偏っているので、ちゃんと客観的な報道をしているという感覚を持っている読者は少ないと思います。
ストーリーテリングでないというのもその通り。日経で女性の活躍に関する記事で女性がひとりも出てこない、という実例が本書で挙がっていましたが、衝撃的でした。そんな記事が成立するのか。
でも、アメリカ的ジャーナリズムが存在しないのであれば、そこはブルーオーシャンなはずで、ビジネス化することも可能なんじゃないだろうかと思ったり。ここ、自分の中でもう少し考えてみます。
広く読んでいただきたい本です。
2013年8月16日金曜日
雑感:NHKに受信料を返していただきたい件について
毎話見ていた、NHKのドラマ「激流~私を憶えていますか?~」が今週最終回を迎えました。
キャストが田中麗奈、山本耕史、ともさかりえ、桐谷健太、国仲涼子、武田真治、田中美佐子、賀来千香子(敬称略)とめちゃくちゃ豪華で、ミステリアスなストーリー展開でもあり、毎週楽しみに見ておりました。が、そのことを後悔しました。
このドラマ、中学の時の修学旅行で行方不明になった「冬葉」という同級生からメールが届くところから始まり、それをキッカケに同級生たちの人生の歯車が狂っていく、というお話でした。序盤~中盤は、同級生たちの生活が壊れていく展開が狂気じみた部分がありつつもリアルであり、見ていて惹きつけられました。
しかしながら、トータルで見ると、とにかく底が浅い。
最終話とその前の回で唐突に全ての謎が明かされるアンフェアすぎる展開。そして、田中美佐子氏と賀来千香子氏のキャラクタがとにかく身勝手すぎる。お二人が迫真の演技をされているので(褒めてます、念のため。ストーリー&台本がヒドい、と言ってるだけです)、視聴者的には「何馬鹿なこと言ってんの?」とどんどん冷めていきます。ドン引き。
そして、なんだかんだで同級生たちがみんなうまく人生の再スタートを切ったことになったのも意味がわかりません。取ってつけたようなハッピーエンド。ペラペラすぎる。
序盤緊迫度が高くて面白く、キャストも豪華であるにもかかわらず、最後が締まらない、というのはドラマとして最もやってはいけないパターンだと思います。昔、松嶋菜々子と竹野内豊の組合せで月9で放映された「氷の世界」を思い出しました。
8時間近く無駄にしたことをとにかく後悔しました。
受信料返せ!!!
キャストが田中麗奈、山本耕史、ともさかりえ、桐谷健太、国仲涼子、武田真治、田中美佐子、賀来千香子(敬称略)とめちゃくちゃ豪華で、ミステリアスなストーリー展開でもあり、毎週楽しみに見ておりました。が、そのことを後悔しました。
このドラマ、中学の時の修学旅行で行方不明になった「冬葉」という同級生からメールが届くところから始まり、それをキッカケに同級生たちの人生の歯車が狂っていく、というお話でした。序盤~中盤は、同級生たちの生活が壊れていく展開が狂気じみた部分がありつつもリアルであり、見ていて惹きつけられました。
しかしながら、トータルで見ると、とにかく底が浅い。
最終話とその前の回で唐突に全ての謎が明かされるアンフェアすぎる展開。そして、田中美佐子氏と賀来千香子氏のキャラクタがとにかく身勝手すぎる。お二人が迫真の演技をされているので(褒めてます、念のため。ストーリー&台本がヒドい、と言ってるだけです)、視聴者的には「何馬鹿なこと言ってんの?」とどんどん冷めていきます。ドン引き。
そして、なんだかんだで同級生たちがみんなうまく人生の再スタートを切ったことになったのも意味がわかりません。取ってつけたようなハッピーエンド。ペラペラすぎる。
序盤緊迫度が高くて面白く、キャストも豪華であるにもかかわらず、最後が締まらない、というのはドラマとして最もやってはいけないパターンだと思います。昔、松嶋菜々子と竹野内豊の組合せで月9で放映された「氷の世界」を思い出しました。
8時間近く無駄にしたことをとにかく後悔しました。
受信料返せ!!!
映画:謎解きはディナーのあとで
監督:土方政人
評価:☆☆☆
カウント:25本@2013
公式サイト
豪華客船が舞台だし、キャストもめちゃくちゃ豪華なので、ドラマ版よりスケールアップしていることは間違いありません。キャストを見ただけで犯人の推測がつくドラマ版とはその辺りは違います。
が、特に面白くはないです。つまらないって程でもないです。可もなく不可もない映画をお金をかけて作りましたって感じ。
結構伏線張ってたりいろんなキャラクタの思惑が交錯したりしているのに、なぜイマイチ面白くなってないかというと、おそらく、スピード感が無いのと、謎の出し方と解き方との組み合わせ方が其々単独っぽくなっちゃってるせいじゃないかと思います。
結果として、ファントム・ソロスの謎とかケーキのくだりとかが、それぞれ取ってつけたような印象を与えることになっちゃってます。謎解きが始まって以降が長い。なんか、残念感満点。
ま、若年層向けの軽い映画なので、これくらいわかりやすい方がいいんだろうとは思います。そんなの見る前からわかってた話で、文句を言う私が間違ってる。間違いない。
評価:☆☆☆
カウント:25本@2013
公式サイト
豪華客船が舞台だし、キャストもめちゃくちゃ豪華なので、ドラマ版よりスケールアップしていることは間違いありません。キャストを見ただけで犯人の推測がつくドラマ版とはその辺りは違います。
が、特に面白くはないです。つまらないって程でもないです。可もなく不可もない映画をお金をかけて作りましたって感じ。
結構伏線張ってたりいろんなキャラクタの思惑が交錯したりしているのに、なぜイマイチ面白くなってないかというと、おそらく、スピード感が無いのと、謎の出し方と解き方との組み合わせ方が其々単独っぽくなっちゃってるせいじゃないかと思います。
結果として、ファントム・ソロスの謎とかケーキのくだりとかが、それぞれ取ってつけたような印象を与えることになっちゃってます。謎解きが始まって以降が長い。なんか、残念感満点。
ま、若年層向けの軽い映画なので、これくらいわかりやすい方がいいんだろうとは思います。そんなの見る前からわかってた話で、文句を言う私が間違ってる。間違いない。
2013年8月14日水曜日
2013年8月12日月曜日
雑感:暑さの効能
信じられないくらい厚い日々が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
これだけ暑いと、とりあえず「本当に暑いですね」「こんな日に出歩くとか正気じゃないですよ」みたいなことを言えば大体会話が成立するので楽です。
これだけ暑いと、とりあえず「本当に暑いですね」「こんな日に出歩くとか正気じゃないですよ」みたいなことを言えば大体会話が成立するので楽です。
書籍:ザ・バトル・オブ・バンカーズ(Kindle)
著者:広瀬隆雄
評価:☆☆☆☆
カウント:36冊目@2013
ドットコム・バブルの狂騒の中でアナリストとして身を立てようとするお話。
多分、広瀬さんの他の作品に比べると登場人物が多く、視点の切換えもあるので、ちょっと物語が複雑。願わくは、其々のキャラクターがもう少ししっかり描かれていると、読んでいて混乱が少なかったと思う(勿論、書き方の問題ではなく、読み手である私の理解力が低いだけ、という有力説はあります)。
しかしながら、物語としては、これまでの作品の中で一番おもしろく読みました。IT技術は私の専門に近い分野でもあるので、ATMやらルーターやら、通信技術が出てくる金融小説という存在に感動しました。金融系の話で技術が語られることってなかなか無いですよね。
生き馬の目を抜く金融業界にあって上に登ってには、メンタルの強さと運、タイミングの良さなんかが必要なんですね~。こういうのを読むと、私はなんて平和な世界でのほほんと生きちゃってるんだろうと愕然とするけれど。
評価:☆☆☆☆
カウント:36冊目@2013
ドットコム・バブルの狂騒の中でアナリストとして身を立てようとするお話。
多分、広瀬さんの他の作品に比べると登場人物が多く、視点の切換えもあるので、ちょっと物語が複雑。願わくは、其々のキャラクターがもう少ししっかり描かれていると、読んでいて混乱が少なかったと思う(勿論、書き方の問題ではなく、読み手である私の理解力が低いだけ、という有力説はあります)。
しかしながら、物語としては、これまでの作品の中で一番おもしろく読みました。IT技術は私の専門に近い分野でもあるので、ATMやらルーターやら、通信技術が出てくる金融小説という存在に感動しました。金融系の話で技術が語られることってなかなか無いですよね。
生き馬の目を抜く金融業界にあって上に登ってには、メンタルの強さと運、タイミングの良さなんかが必要なんですね~。こういうのを読むと、私はなんて平和な世界でのほほんと生きちゃってるんだろうと愕然とするけれど。
書籍:30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと(Kindle)
著者:宇佐美典也
評価:☆☆☆☆
カウント:35冊目@2013
経済産業省を退職した(執筆時にはまだ現役官僚だったとのことですが)筆者が、元官僚の立場からキャリア官僚制度や政治と官僚との切り分け、天下り問題や日本の立て直し策などについて記した本です。
官僚バッシングはそこかしこでもう飽きるほど見ていますが、実際の官僚の立場から描かれた意見はあまり見かけないので、意見のバランスを取るためにも、こういう本は貴重だと思います。基本的な著者の立場は、「官僚バッシング、強すぎ!天下りとかキャリア官僚制度とか、問題もあるだろうけど、それらの制度のお陰でうまく動く部分もあるんだから、一概に悪いとは言い切れない」という感じですかね。
私としては、官僚バッシングに同調するものでは全くないし、これだけ官僚バッシングが続くと官僚たちのやる気が失われていくのもよくわかるので、著者の主張もある程度理解はできるのですが、ま、ちょっと官僚側から見過ぎかなぁ(叩かれている理由があと一歩理解できてないかなぁ)という気はします。ま、官僚側から書いた本なので、それでいいとは思うんですが。行政主導で国の再建を図る展望を持つ著者の主張も、私自身は全く賛成できませんが、1つの意見表明として存在意義はあると思います。
それはともかくとして、官僚たちの労働環境が劣悪なのは間違いありません。
(1)一流と呼ばれる民間企業(キャリア官僚たちが入れたはずの企業)より給料が安い。
(2)国会対応などが激務で殆ど帰れない。
(3)絶えずバッシングされる。
このような状況を改善すべきだという意見には、私も賛成です。(1)(3)はある程度やむを得ない部分があるにしても、もう少し業務量を緩和する方法を政治家や国民の方でも考えるべきじゃないかと思います。官僚に大きく依存してる一方で叩くとか意味がわかりません(私も含む)。
そして、ヒドい労働環境でも「国のために頑張ろう」なんて思って働き続けられるような人間たちばかりに、行政組織を運営してほしくはないです(当然に右傾化していくので)。
評価:☆☆☆☆
カウント:35冊目@2013
経済産業省を退職した(執筆時にはまだ現役官僚だったとのことですが)筆者が、元官僚の立場からキャリア官僚制度や政治と官僚との切り分け、天下り問題や日本の立て直し策などについて記した本です。
官僚バッシングはそこかしこでもう飽きるほど見ていますが、実際の官僚の立場から描かれた意見はあまり見かけないので、意見のバランスを取るためにも、こういう本は貴重だと思います。基本的な著者の立場は、「官僚バッシング、強すぎ!天下りとかキャリア官僚制度とか、問題もあるだろうけど、それらの制度のお陰でうまく動く部分もあるんだから、一概に悪いとは言い切れない」という感じですかね。
私としては、官僚バッシングに同調するものでは全くないし、これだけ官僚バッシングが続くと官僚たちのやる気が失われていくのもよくわかるので、著者の主張もある程度理解はできるのですが、ま、ちょっと官僚側から見過ぎかなぁ(叩かれている理由があと一歩理解できてないかなぁ)という気はします。ま、官僚側から書いた本なので、それでいいとは思うんですが。行政主導で国の再建を図る展望を持つ著者の主張も、私自身は全く賛成できませんが、1つの意見表明として存在意義はあると思います。
それはともかくとして、官僚たちの労働環境が劣悪なのは間違いありません。
(1)一流と呼ばれる民間企業(キャリア官僚たちが入れたはずの企業)より給料が安い。
(2)国会対応などが激務で殆ど帰れない。
(3)絶えずバッシングされる。
このような状況を改善すべきだという意見には、私も賛成です。(1)(3)はある程度やむを得ない部分があるにしても、もう少し業務量を緩和する方法を政治家や国民の方でも考えるべきじゃないかと思います。官僚に大きく依存してる一方で叩くとか意味がわかりません(私も含む)。
そして、ヒドい労働環境でも「国のために頑張ろう」なんて思って働き続けられるような人間たちばかりに、行政組織を運営してほしくはないです(当然に右傾化していくので)。
2013年8月5日月曜日
雑感:ドラマや映画の選び方(私の場合)
ドラマや映画を見る基準の1つとして、脚本家があります。私が好きな脚本家は
・岡田惠和氏(以前からずっと好きです)
・坂元裕二氏(最近、私の評価急上昇)
・渡辺あや氏(作品が少ないのが困ったものです)
・大森美香氏(最近、私の評価は下がり気味)
辺りですかね。これらの方々の脚本なら、6~7割くらいの確率で見ます。
映画監督でいくと是枝裕和監督はずっと大ファンです。あとは、そんなに見てるわけじゃないんですが、中村義洋監督も好きですかね。海外だと、クリント・イーストウッド監督作品はハズレがないように感じています。
相性が悪いのが三池崇史監督。それなりに見てますが、全然面白いと思えません。行定勲監督もイマイチ入ってこないですねぇ。
・岡田惠和氏(以前からずっと好きです)
・坂元裕二氏(最近、私の評価急上昇)
・渡辺あや氏(作品が少ないのが困ったものです)
・大森美香氏(最近、私の評価は下がり気味)
辺りですかね。これらの方々の脚本なら、6~7割くらいの確率で見ます。
映画監督でいくと是枝裕和監督はずっと大ファンです。あとは、そんなに見てるわけじゃないんですが、中村義洋監督も好きですかね。海外だと、クリント・イーストウッド監督作品はハズレがないように感じています。
相性が悪いのが三池崇史監督。それなりに見てますが、全然面白いと思えません。行定勲監督もイマイチ入ってこないですねぇ。
映画:天空の城ラピュタ
監督:宮崎駿
評価:☆☆☆
カウント:24本@2013
バルス祭りに乗っかって見ちゃいました。
何度も見てるはずなんですが、久々に見てみると、結構暴力的な映画だったんだなぁと驚きました。「パズー!!!」と叫ぶシータや目玉焼きトーストを食べるシーン、一緒に「バルス!!」と唱えるシーンなんかの、2人の微笑ましいシーンばかりが記憶に残っていたところ、実際には、戦ってるシーンが結構多い。巨神兵、強いですね~ゴリアテもなんか怖いですね~~
「見ろ、人がゴミのようだ」とのたまうムスカのシーンは大爆笑でした。よくもまぁあんなセリフを思いつくものです。
評価:☆☆☆
カウント:24本@2013
バルス祭りに乗っかって見ちゃいました。
何度も見てるはずなんですが、久々に見てみると、結構暴力的な映画だったんだなぁと驚きました。「パズー!!!」と叫ぶシータや目玉焼きトーストを食べるシーン、一緒に「バルス!!」と唱えるシーンなんかの、2人の微笑ましいシーンばかりが記憶に残っていたところ、実際には、戦ってるシーンが結構多い。巨神兵、強いですね~ゴリアテもなんか怖いですね~~
「見ろ、人がゴミのようだ」とのたまうムスカのシーンは大爆笑でした。よくもまぁあんなセリフを思いつくものです。
2013年8月3日土曜日
書籍:メディアのあり方を変えた 米ハフィントン・ポストの衝撃(Kindle)
著者:牧野洋
評価:☆☆☆☆
カウント:34冊目@2013
著者は、インターネットによるニュースの発信をイノベーションと捉えた上で、既存のメディア(特に日本の新聞社)がイノベーションのジレンマに陥っている、と指摘しています。ハフィントン・ポストは、そのイノベーションにより生まれた新たなメディアである、という主張ですかね。
米ハフィントン・ポストに関しては、この本を読み始めてから少しアクセスするようになりましたが、まだコメントできるほど詳しくなっていないので、コメントしづらいです。でも、いろんなメディア(エンタメ系のゴシップもあれば政治経済ネタもあり、文章もあればビデオもある)がミックスされてるのは面白いし、日本のメディアとの報じ方の違いもあり、楽しんでいます。
日本の新聞社は、確かにビジネスモデルがイケてない。日経電子版、月4000円しますからね。殆ど宅配版と変わらん(4383円)。宅配サービスに配慮しすぎです。Wall Street Journalだと電子版は2300円くらいなんで、こっちに乗り換えようかと思うほどです(実際には、言語の壁が。。。(笑))。デジタル化の流れに積極的に乗って行かないと取り残されます。
また、内容が権力寄りってのもその通りだと思います。企業系の記事は殆どプレスリリースの内容と違いがないものが多いですし(それを、曲解した内容であることも多いですが)、政治家や企業取締役等に取材した内容ばかりで、消費者側の視点に立った記事はかなり少ないとは思います。
アメリカの記事と具体的に対比されると、日本のメディアの異常さをまざまざと感じます。日本のメディアは本当に気持ちが悪いし、こんな内容にお金を払いたくないな、と心の底から思わされます。こういった点について、具体例を挙げながら問題提起している点で、私には衝撃的な内容でした。
でも、この本の視点は、ちょっと米ハフィントン・ポスト側に寄り過ぎ&日本の既存メディアに批判的すぎるかなぁ、という気はします。日本の既存メディアがイケてないのは間違いないので、もう少し客観的な描き方の方が、むしろイケてなさが際立ったんじゃないかというのが個人的な意見です。
評価:☆☆☆☆
カウント:34冊目@2013
著者は、インターネットによるニュースの発信をイノベーションと捉えた上で、既存のメディア(特に日本の新聞社)がイノベーションのジレンマに陥っている、と指摘しています。ハフィントン・ポストは、そのイノベーションにより生まれた新たなメディアである、という主張ですかね。
米ハフィントン・ポストに関しては、この本を読み始めてから少しアクセスするようになりましたが、まだコメントできるほど詳しくなっていないので、コメントしづらいです。でも、いろんなメディア(エンタメ系のゴシップもあれば政治経済ネタもあり、文章もあればビデオもある)がミックスされてるのは面白いし、日本のメディアとの報じ方の違いもあり、楽しんでいます。
日本の新聞社は、確かにビジネスモデルがイケてない。日経電子版、月4000円しますからね。殆ど宅配版と変わらん(4383円)。宅配サービスに配慮しすぎです。Wall Street Journalだと電子版は2300円くらいなんで、こっちに乗り換えようかと思うほどです(実際には、言語の壁が。。。(笑))。デジタル化の流れに積極的に乗って行かないと取り残されます。
また、内容が権力寄りってのもその通りだと思います。企業系の記事は殆どプレスリリースの内容と違いがないものが多いですし(それを、曲解した内容であることも多いですが)、政治家や企業取締役等に取材した内容ばかりで、消費者側の視点に立った記事はかなり少ないとは思います。
アメリカの記事と具体的に対比されると、日本のメディアの異常さをまざまざと感じます。日本のメディアは本当に気持ちが悪いし、こんな内容にお金を払いたくないな、と心の底から思わされます。こういった点について、具体例を挙げながら問題提起している点で、私には衝撃的な内容でした。
でも、この本の視点は、ちょっと米ハフィントン・ポスト側に寄り過ぎ&日本の既存メディアに批判的すぎるかなぁ、という気はします。日本の既存メディアがイケてないのは間違いないので、もう少し客観的な描き方の方が、むしろイケてなさが際立ったんじゃないかというのが個人的な意見です。
書籍:がん保険のカラクリ(Kindle)
著者:岩瀬大輔
評価:☆☆☆☆
カウント:33冊目@2013
基本的には、がん保険に特化せず、生命保険全般について説明している本。タイトルでは「がん保険のカラクリ」となっていますが、後半はがん保険についてはあまり触れられなくなります。
がん保険に関しては、「ムダでしょ」というのがこの本のスタンス。そして、生命保険に関しては、「入るなら健康なうちに」「年をとったら生命保険より貯金でしょ」「就労困難になった場合に備えましょう」辺りが、大まかなメッセージですかね。わかりやすい。詳しくは、本を読んでください。
前作「生命保険のカラクリ」よりも、今作「がん保険のカラクリ」の方が、若干ライフネット生命の宣伝色が強くなってますね(別にいいと思いますけど)。
それはともかく、似たような内容で2冊書く必要性があったかは、私には疑問です。
評価:☆☆☆☆
カウント:33冊目@2013
基本的には、がん保険に特化せず、生命保険全般について説明している本。タイトルでは「がん保険のカラクリ」となっていますが、後半はがん保険についてはあまり触れられなくなります。
がん保険に関しては、「ムダでしょ」というのがこの本のスタンス。そして、生命保険に関しては、「入るなら健康なうちに」「年をとったら生命保険より貯金でしょ」「就労困難になった場合に備えましょう」辺りが、大まかなメッセージですかね。わかりやすい。詳しくは、本を読んでください。
前作「生命保険のカラクリ」よりも、今作「がん保険のカラクリ」の方が、若干ライフネット生命の宣伝色が強くなってますね(別にいいと思いますけど)。
それはともかく、似たような内容で2冊書く必要性があったかは、私には疑問です。
2013年8月1日木曜日
映画:マイ・ビッグ・ファット・ウエディング
監督:ジョエル・ズウィック
評価:☆☆☆
カウント:23本@2013
イケてないギリシャ系アメリカ人である主人公トゥーラが、アメリカ人であるイアンに一目惚れし、結婚するまでを描いた映画。イケてない女性が自分を変えようと決意して変えていく姿や、ギリシャ人の持つ家族観、結婚観が面白おかしく描かれています。
イアンはトゥーラに合わせるべく、ギリシャ正教の洗礼を受けたり(洗礼のシーンはかなり面白いです)、ギリシャ人の風俗を学んだりしていくわけですが、これって結婚後も長続きするのかなぁ?愛してるから、だけでは乗り越えられないほど大きな文化的差異があるような気がします。疲れそう。少なくとも、私にはちょっと難しそうです。
アメリカでロングランヒットになったのは知っていたのでもっと笑えるかなぁと思っていたのですが、それほどでもなかったです。ギリシャの風俗をもっとよく知っていたら「あるある」的にもっと楽しめたのかもしれません。
評価:☆☆☆
カウント:23本@2013
イケてないギリシャ系アメリカ人である主人公トゥーラが、アメリカ人であるイアンに一目惚れし、結婚するまでを描いた映画。イケてない女性が自分を変えようと決意して変えていく姿や、ギリシャ人の持つ家族観、結婚観が面白おかしく描かれています。
イアンはトゥーラに合わせるべく、ギリシャ正教の洗礼を受けたり(洗礼のシーンはかなり面白いです)、ギリシャ人の風俗を学んだりしていくわけですが、これって結婚後も長続きするのかなぁ?愛してるから、だけでは乗り越えられないほど大きな文化的差異があるような気がします。疲れそう。少なくとも、私にはちょっと難しそうです。
アメリカでロングランヒットになったのは知っていたのでもっと笑えるかなぁと思っていたのですが、それほどでもなかったです。ギリシャの風俗をもっとよく知っていたら「あるある」的にもっと楽しめたのかもしれません。
書籍:死神の浮力
著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:32冊目@2013
「死神の精度」の続編。「死神の精度」は(お互いに関連性はあるものの)短篇集でしたが、今回の「死神の浮力」は長編小説です。
死ぬ1週間前から「見送り」か「可」かを判断する死神であるところの千葉が、子供を殺した本城への復讐を計画する山野辺夫婦と共に過ごすお話。
正直なところ、私は復讐ものって全く興味が無いので、復讐云々とか死がどうとか、そういう話はどうでもいいんですが、物語としては面白い。悪意を持つ本城と復讐を企てる山野辺夫婦との間の心理戦の要素(若しくは、本城サイドから次々に企てられる謎かけ的要素)があり、その駆引きの面白さに唸らされます。
復讐を企てる話なので全体に漂うトーンは暗いしシリアスなのだけれど、死神である千葉がユーモラスな空気を随時加えてくるので、読んでいてつらいということもありません。シリアスモードに偏ることもコメディモードに偏ることもなく、バランスがとても良いです。
いいんじゃないでしょうか。伊坂作品の中では、クオリティが高い部類に分類されると思います。
なお、前述の通り、私は復讐系の物語自体には何ら興味はないのですが、圧倒的な悪意があり、そこに対抗するモーメントを構築する話は好きです。もし、この話を悪意に対抗する話だと解釈するならば、この話は若干力不足かとは思います。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:32冊目@2013
「死神の精度」の続編。「死神の精度」は(お互いに関連性はあるものの)短篇集でしたが、今回の「死神の浮力」は長編小説です。
死ぬ1週間前から「見送り」か「可」かを判断する死神であるところの千葉が、子供を殺した本城への復讐を計画する山野辺夫婦と共に過ごすお話。
正直なところ、私は復讐ものって全く興味が無いので、復讐云々とか死がどうとか、そういう話はどうでもいいんですが、物語としては面白い。悪意を持つ本城と復讐を企てる山野辺夫婦との間の心理戦の要素(若しくは、本城サイドから次々に企てられる謎かけ的要素)があり、その駆引きの面白さに唸らされます。
復讐を企てる話なので全体に漂うトーンは暗いしシリアスなのだけれど、死神である千葉がユーモラスな空気を随時加えてくるので、読んでいてつらいということもありません。シリアスモードに偏ることもコメディモードに偏ることもなく、バランスがとても良いです。
いいんじゃないでしょうか。伊坂作品の中では、クオリティが高い部類に分類されると思います。
なお、前述の通り、私は復讐系の物語自体には何ら興味はないのですが、圧倒的な悪意があり、そこに対抗するモーメントを構築する話は好きです。もし、この話を悪意に対抗する話だと解釈するならば、この話は若干力不足かとは思います。
2013年7月31日水曜日
雑感:夏
蒸し暑い日が続いていますが、今年は例年に比べると気温は少し低めだし(30度切ることも多いですよね)、雨もよく降ってるしで、比較的過ごしやすい夏なんじゃないかと思っています。とは言え、私は暑さに弱いので、かなりエアコンに頼った生活を送っております。
典型的な日本の夏休みの風景として、蝉の声の聞こえる中、縁側で外を眺めながらスイカを食べる、みたいなのがあります。時々、「自分も昔みたいに、そういうのんびりした夏休みを過ごしたいなぁ」なんて考えたりするのですが、冷静になってみると、今までの人生で縁側のある家に住んだことはないので、子供の頃にそういうことをやった経験があろうはずもなく、また、スイカも特に好きというわけでもないし、暑いのにわざわざ日光を浴びたり縁側に出たりする神経も理解できません。刷り込みというのは怖いっすね。
典型的な日本の夏休みの風景として、蝉の声の聞こえる中、縁側で外を眺めながらスイカを食べる、みたいなのがあります。時々、「自分も昔みたいに、そういうのんびりした夏休みを過ごしたいなぁ」なんて考えたりするのですが、冷静になってみると、今までの人生で縁側のある家に住んだことはないので、子供の頃にそういうことをやった経験があろうはずもなく、また、スイカも特に好きというわけでもないし、暑いのにわざわざ日光を浴びたり縁側に出たりする神経も理解できません。刷り込みというのは怖いっすね。
書籍:百年たっても後悔しない仕事のやり方(Kindle)
著者:出口治明
評価:☆☆☆☆
カウント:31冊目@2013
日本生命で勤務され、還暦を過ぎてからライフネット生命を立ち上げた出口氏の本。
ビジネス書は多数ありますが、多くは、30~40代の方の、外資系金融で働かれたり自ら起業されたりした方のものが多いと思います。そのような中、還暦を過ぎた方、しかも、日本企業で長年(40年近く?)勤務された方が書いた本は異色だと思います。
何がゴールなのかを見極め、そこに向けて動いていくこと、そのために自分のスタンスを決め、そこに向けて忠実に動いていくこと、辺りが、出口氏がこの本で書きたかったことではないかと思います。
結構ビジネス書は読んできましたが、この本はユニークだと思いますし、実践可能性が高い内容が書かれてると思います(コンサル系の人の書いたビジネス書って、「それ、私にはムリ」みたいなのが多いですよね)。ノウハウの共有、というより、スタンスの持ち方に重きを置かれているので、いいです。視点もフラットなのがいいですね。
自分も、多少なりともこの本から学んだことを活かしていきたいと考えています。
評価:☆☆☆☆
カウント:31冊目@2013
日本生命で勤務され、還暦を過ぎてからライフネット生命を立ち上げた出口氏の本。
ビジネス書は多数ありますが、多くは、30~40代の方の、外資系金融で働かれたり自ら起業されたりした方のものが多いと思います。そのような中、還暦を過ぎた方、しかも、日本企業で長年(40年近く?)勤務された方が書いた本は異色だと思います。
何がゴールなのかを見極め、そこに向けて動いていくこと、そのために自分のスタンスを決め、そこに向けて忠実に動いていくこと、辺りが、出口氏がこの本で書きたかったことではないかと思います。
結構ビジネス書は読んできましたが、この本はユニークだと思いますし、実践可能性が高い内容が書かれてると思います(コンサル系の人の書いたビジネス書って、「それ、私にはムリ」みたいなのが多いですよね)。ノウハウの共有、というより、スタンスの持ち方に重きを置かれているので、いいです。視点もフラットなのがいいですね。
自分も、多少なりともこの本から学んだことを活かしていきたいと考えています。
映画:トランス
監督:ダニー・ボイル
評価:☆☆☆☆
カウント:22本@2013
「トレイン・スポッティング」「スラムドッグ・ミリオネア」のダニー・ボイル監督作。
オークションの競売会場からギャングたちが主人公である競売人とグルになって絵画を盗むが、盗んだ絵画が入っているはずの容器が空で、絵画は行方不明。しかも競売人もその間の記憶がないため、催眠療法でその間の記憶を取り戻そうとする、というお話。
現実と催眠の世界とが複雑に組み合わさっていくので、ストーリーはかなり複雑。説明は必要最低限に抑えられているので、ちゃんと見てないと、どの世界を描いてるのかよくわかんなくなります。スタイリッシュ。
しかしながら、面白いか、と言われると・・・どうかなぁ。催眠とか言われたらなんでもありになってきますからね。隠された真実にあまり大きな意味やインパクトも感じなかったので、奥行きに欠ける印象はあります。
評価:☆☆☆☆
カウント:22本@2013
「トレイン・スポッティング」「スラムドッグ・ミリオネア」のダニー・ボイル監督作。
オークションの競売会場からギャングたちが主人公である競売人とグルになって絵画を盗むが、盗んだ絵画が入っているはずの容器が空で、絵画は行方不明。しかも競売人もその間の記憶がないため、催眠療法でその間の記憶を取り戻そうとする、というお話。
現実と催眠の世界とが複雑に組み合わさっていくので、ストーリーはかなり複雑。説明は必要最低限に抑えられているので、ちゃんと見てないと、どの世界を描いてるのかよくわかんなくなります。スタイリッシュ。
しかしながら、面白いか、と言われると・・・どうかなぁ。催眠とか言われたらなんでもありになってきますからね。隠された真実にあまり大きな意味やインパクトも感じなかったので、奥行きに欠ける印象はあります。
2013年7月29日月曜日
書籍:社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!(Kindle)
著者:ちきりん
評価:☆☆☆☆☆
カウント:30冊目@2013
書籍版に続いてKindle版を読んでみました。
Kindle版は写真の数が多く(多分)、しかもカラーなので、充実しています。旅行がテーマだけに、現地/時代の雰囲気を感じられるカラー写真には価値があると思うので、書籍版よりはKindle版の方がいいんじゃないかと思います。
内容は、ちきりん氏が学生時代からこれまでに世界各国を旅して回った結果、感じたこと、考えたことが色々と記載されています。こういう風に国ごとの文化の違いを、旅行者目線で分析した本ってなかなか見ないので(少なくとも私は知らない)、すごく面白いです。レストランで紅茶を頼んだらティーバッグが出てくるなんて、実際に目にするまではちょっと信じられません。
今でないと楽しめない旅行があるなら、今楽しんでおこう、とこの本を読んで思いました。この本を読んでから2回海外へ行きましたし、今年は少なくとももう1回行く予定です。こういう、自分をちゃんと動かしてくれる本って貴重だし、すごく価値があると思います。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:30冊目@2013
書籍版に続いてKindle版を読んでみました。
Kindle版は写真の数が多く(多分)、しかもカラーなので、充実しています。旅行がテーマだけに、現地/時代の雰囲気を感じられるカラー写真には価値があると思うので、書籍版よりはKindle版の方がいいんじゃないかと思います。
内容は、ちきりん氏が学生時代からこれまでに世界各国を旅して回った結果、感じたこと、考えたことが色々と記載されています。こういう風に国ごとの文化の違いを、旅行者目線で分析した本ってなかなか見ないので(少なくとも私は知らない)、すごく面白いです。レストランで紅茶を頼んだらティーバッグが出てくるなんて、実際に目にするまではちょっと信じられません。
今でないと楽しめない旅行があるなら、今楽しんでおこう、とこの本を読んで思いました。この本を読んでから2回海外へ行きましたし、今年は少なくとももう1回行く予定です。こういう、自分をちゃんと動かしてくれる本って貴重だし、すごく価値があると思います。
映画:Promised Land(原題)
監督:ガス・バン・サント
評価:☆☆☆
カウント:21本@2013
マット・デイモン主演作。シェールガス会社に勤務し、シェールガス開発のために田舎町の土地の採掘権を買い取ろうと奔走するビジネスパーソンを主人公とする話。途中に開発反対派として登場する環境保護団体の男はかなり意表をつかされましたが、ストーリーの大筋は予想を裏切りません。
ま、正直言って、そんなに面白い映画じゃないです。
評価:☆☆☆
カウント:21本@2013
マット・デイモン主演作。シェールガス会社に勤務し、シェールガス開発のために田舎町の土地の採掘権を買い取ろうと奔走するビジネスパーソンを主人公とする話。途中に開発反対派として登場する環境保護団体の男はかなり意表をつかされましたが、ストーリーの大筋は予想を裏切りません。
ま、正直言って、そんなに面白い映画じゃないです。
2013年7月27日土曜日
雑感:中毒症状
最近、かなり積極的にKindleで本を読んでいるので、iPadが手放せません(iPad miniのアプリで読んでます)。それを見た知人には、「時々割ろうかと思う」と称されるほどです。
iPad mini、かなりいいのですが、困るのは、充電しなきゃなことですね。バッテリはかなり持ちますが、充電しないといけないこと自体が面倒。なんとワガママな。
そして、買いすぎる。何冊未読の本があるか。困ったもんだぜ。
iPad mini、かなりいいのですが、困るのは、充電しなきゃなことですね。バッテリはかなり持ちますが、充電しないといけないこと自体が面倒。なんとワガママな。
そして、買いすぎる。何冊未読の本があるか。困ったもんだぜ。
書籍:砂漠(Kindle)
著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆☆
カウント:29冊目@2013
5人の大学生の入学から卒業までを描いた小説。1年春、2年夏、3年秋、4年冬と4つの話で構成されています。私はこの小説が結構好きで、何回か(多分3回?)の再読。
なんといっても、「砂漠に雨を降らせる」西嶋氏の存在がこの小説には欠かせません。ちょっと長いですが、彼のスタンスを表すセリフを、引用します。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:29冊目@2013
5人の大学生の入学から卒業までを描いた小説。1年春、2年夏、3年秋、4年冬と4つの話で構成されています。私はこの小説が結構好きで、何回か(多分3回?)の再読。
なんといっても、「砂漠に雨を降らせる」西嶋氏の存在がこの小説には欠かせません。ちょっと長いですが、彼のスタンスを表すセリフを、引用します。
「たとえばね、あなたたちがタイムスリップしたとしますよね」素晴らしいです。私も、そう思う。
(中略)
「百年も昔に行くわけですよ。場所はまあ、日本でいいですよ。日本のどこかの田舎町に行くんですよ、で、その街で暮らすんですけどね」
(中略)
「で、そこで会った町民が病気で倒れるんですよ。謎の病気で、高熱で、死にそうなんですよ」
(中略)
「その時にね、あなたたちのポケットに抗生物質が入ってるんですよ。タイムスリップする前に、病院でもらった薬ですよ。でもって、それを町民にあげようかと思うんですがね、はたと気づいちゃうんですよ。この時代には抗生物質はまだ存在しないはずだから、ここで、抗生物質を使うことは、歴史を変えることになるのではないか、なんてね、思うわけですよ」
(中略)
「関係ないんですよ!歴史とか世界とかね。今、目の前にある危機、それですよ。抗生物質をあげちゃえばいいんですよ。その結果、歴史が変わったって、だからどうしたって話ですよ。抗生物質をあげちゃえばいいんですよ。ばんばん。みんなに広めちゃえばいいじゃないですか。あのね、目の前の人間を救えない人が、もっとでかいことで助けられるわけ無いじゃないですか。歴史なんて糞食らえですよ。目の前の危機を救えばいいじゃないですか。今目の前で泣いてる人を救えない人間がね、明日、世界を救えるわけがないんですよ」
映画:プラチナデータ
監督:大友啓史
評価:☆☆☆
カウント:20本@2013
公式サイト
東野圭吾氏の同名小説の映画化。
近未来を描いているということでちょっと期待してたんですが、技術面および倫理面からは全く新たな切り口は見当たらない。そして、ネタバレになりますが、二重人格設定。このパターン、ありがち過ぎてうんざり。犯人も消去法で特定可能。全く裏切られる展開が無い。
何を評価すればいいのか全くわからない。つまらん。
評価:☆☆☆
カウント:20本@2013
公式サイト
東野圭吾氏の同名小説の映画化。
近未来を描いているということでちょっと期待してたんですが、技術面および倫理面からは全く新たな切り口は見当たらない。そして、ネタバレになりますが、二重人格設定。このパターン、ありがち過ぎてうんざり。犯人も消去法で特定可能。全く裏切られる展開が無い。
何を評価すればいいのか全くわからない。つまらん。
2013年7月23日火曜日
雑感:インターネットの利用
山本太郎氏が「インターネットを積極的に利用して当選」と報道されています。
しかしながら、私のTwitterのTL上には山本太郎氏を応援するTweetは1つも存在せず、山本太郎氏をdisるTweet(投票すべきでない!)、そして、鈴木寛氏への投票を呼びかけるTweetで溢れかえっておりました。
ここまで偏りがでるもんなんですね、Twitterって。情報の選択って怖いな~~
それはともかく、山本太郎氏が当選した理由が、私にはさっぱり理解できずに困惑しております。もし仮に私が脱原発派&反TPP派だったとしても(違います。念のため)、彼ではなく、社民党か共産党に投票しますね。
なお、アントニオ猪木氏や渡邉美樹氏が当選する理由は、私にも理解できます(両名とも、私は絶対に投票しませんが)。
しかしながら、私のTwitterのTL上には山本太郎氏を応援するTweetは1つも存在せず、山本太郎氏をdisるTweet(投票すべきでない!)、そして、鈴木寛氏への投票を呼びかけるTweetで溢れかえっておりました。
ここまで偏りがでるもんなんですね、Twitterって。情報の選択って怖いな~~
それはともかく、山本太郎氏が当選した理由が、私にはさっぱり理解できずに困惑しております。もし仮に私が脱原発派&反TPP派だったとしても(違います。念のため)、彼ではなく、社民党か共産党に投票しますね。
なお、アントニオ猪木氏や渡邉美樹氏が当選する理由は、私にも理解できます(両名とも、私は絶対に投票しませんが)。
書籍:132億円集めたビジネスプラン 熱意とロジックをいかに伝えるか(Kindle)
著者:岩瀬大輔
評価:☆☆☆☆
カウント:28冊目@2013
ライフネット生命を立ち上げるまでのお話。
ビジネスをやる上での各種スキルやノウハウを解説した本は数あれど、実例を事細かに書いた本はなかなかないと思うので非常に勉強になります。そして、ライフネット生命がとても戦略的に考えられたビジネスをやっていることがとても良くわかります。
評価:☆☆☆☆
カウント:28冊目@2013
ライフネット生命を立ち上げるまでのお話。
ビジネスをやる上での各種スキルやノウハウを解説した本は数あれど、実例を事細かに書いた本はなかなかないと思うので非常に勉強になります。そして、ライフネット生命がとても戦略的に考えられたビジネスをやっていることがとても良くわかります。
映画:サイド・エフェクト
監督:スティーブン・ソダーバーグ
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:19本@2013
公式サイト
鬱病の薬の副作用で夢遊病となる女性と、その女性の主治医を中心とするお話。
とにかく衝撃の展開。全く予想しないところに物語が落ちて行きました。サスペンスとしてかなりびっくりな展開なので、見る価値はあると思います。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズが良い感じで不気味さを出してます。こういう役、似合うな~
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:19本@2013
公式サイト
鬱病の薬の副作用で夢遊病となる女性と、その女性の主治医を中心とするお話。
とにかく衝撃の展開。全く予想しないところに物語が落ちて行きました。サスペンスとしてかなりびっくりな展開なので、見る価値はあると思います。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズが良い感じで不気味さを出してます。こういう役、似合うな~
2013年7月22日月曜日
雑感:落ちる。
某社への転職を目指してエントリーしていたのですが、一次面接でサクッと落とされました。これまでの全ての就職/転職活動を通じて最も入社したかった会社であり、かつ、最も念入りに準備して望んだ応募だったため、結構堪えました。入りたかった。。。
職種が違う応募だったので、求められるスキルが足りてないのはわかってたんですけど。でも、それは先方も面接前に応募書類を見てわかってたはずなので、面接でミスったんでしょうな。ま、思い当たるフシはあります。
・・・なんてことをやってたら、本気で転職したくなってきた今日このごろ。
でも、入りたい会社ってなかなか無いですよね。マジで悔しい。そして、なんとか職種変えたい。職種変えられるなら、給料3割減っても我慢します。
職種が違う応募だったので、求められるスキルが足りてないのはわかってたんですけど。でも、それは先方も面接前に応募書類を見てわかってたはずなので、面接でミスったんでしょうな。ま、思い当たるフシはあります。
・・・なんてことをやってたら、本気で転職したくなってきた今日このごろ。
でも、入りたい会社ってなかなか無いですよね。マジで悔しい。そして、なんとか職種変えたい。職種変えられるなら、給料3割減っても我慢します。
書籍:知らないと恥をかく世界の大問題3(Kindle)
著者:池上彰
評価:☆☆☆☆
カウント:27冊目@2013
第3段。アラブの春のその後、北朝鮮/中国/ロシアの状況、去年のアメリカ大統領選、震災、新興国の興隆、エネルギー問題、辺りが扱われています。
わかりやすいのでGlobal Agendaを網羅的に抑えるにはいい本だと思う。もう少し掘り下げて欲しいなぁという気持ちがないわけでもないけれど、一方で、このコンパクトな分量を考慮すると、それぞれの問題の背景までかなり踏み込んでいる方だとも思います。分量比の情報量はかなり多い。金利が上がる仕組みとかをサラッと説明するのは感動的です。私にはムリ。
多用されている「・・・はずなのですが。」というフレーズは好きになれないですね。スパイスを効かせたいというのはわかるのだけれど。
評価:☆☆☆☆
カウント:27冊目@2013
第3段。アラブの春のその後、北朝鮮/中国/ロシアの状況、去年のアメリカ大統領選、震災、新興国の興隆、エネルギー問題、辺りが扱われています。
わかりやすいのでGlobal Agendaを網羅的に抑えるにはいい本だと思う。もう少し掘り下げて欲しいなぁという気持ちがないわけでもないけれど、一方で、このコンパクトな分量を考慮すると、それぞれの問題の背景までかなり踏み込んでいる方だとも思います。分量比の情報量はかなり多い。金利が上がる仕組みとかをサラッと説明するのは感動的です。私にはムリ。
多用されている「・・・はずなのですが。」というフレーズは好きになれないですね。スパイスを効かせたいというのはわかるのだけれど。
映画:耳をすませば
監督:近藤喜文
評価:☆☆☆☆
カウント:18本@2013
この映画、結構好きで何回か見てます。
改めて、天沢聖司がちょっとヒーロー的すぎる。女性の気を引くために本を読みまくって、バイオリン作って、父親説得してイタリア行く、ってこんな中学生おらんだろ。もっと中学生って自己中心的でみっともない存在だと思う。
でも、甘酸っぱいな~~。そこがこの映画のいいところです。
評価:☆☆☆☆
カウント:18本@2013
この映画、結構好きで何回か見てます。
改めて、天沢聖司がちょっとヒーロー的すぎる。女性の気を引くために本を読みまくって、バイオリン作って、父親説得してイタリア行く、ってこんな中学生おらんだろ。もっと中学生って自己中心的でみっともない存在だと思う。
でも、甘酸っぱいな~~。そこがこの映画のいいところです。
2013年7月12日金曜日
2013年6月29日土曜日
書籍:直球勝負の会社
著者:出口治明
評価:☆☆☆☆
カウント:26冊目@2013
ライフネット生命保険の会長である出口氏による本。ライフネット生命設立に至る経過や会社/商品コンセプトを作るまでの思考過程、出口氏の経歴などについて記されています。
うーむ。なんというか。いろいろとすごすぎる。出口氏がライフネット生命を設立する前に所属していた日本生命でやってきたこともすごすぎて(めっちゃエネルギッシュ)めまいがしそうでした。熱い情熱をお持ちなのがとてもとてもよくわかります。
ライフネット生命のコンセプト、「正直に、わかりやすく、安くて、便利に」って、言うのは結構簡単だけど、実現するのって難しすぎますよね。こんな会社を今の時代に作って、しかも成功させつつあることは驚愕です。こういう企業がどんどん増えてきてほしい。
ということで、手始めに近々、ライフネット生命に生命保険を乗り換える予定です。
評価:☆☆☆☆
カウント:26冊目@2013
ライフネット生命保険の会長である出口氏による本。ライフネット生命設立に至る経過や会社/商品コンセプトを作るまでの思考過程、出口氏の経歴などについて記されています。
うーむ。なんというか。いろいろとすごすぎる。出口氏がライフネット生命を設立する前に所属していた日本生命でやってきたこともすごすぎて(めっちゃエネルギッシュ)めまいがしそうでした。熱い情熱をお持ちなのがとてもとてもよくわかります。
ライフネット生命のコンセプト、「正直に、わかりやすく、安くて、便利に」って、言うのは結構簡単だけど、実現するのって難しすぎますよね。こんな会社を今の時代に作って、しかも成功させつつあることは驚愕です。こういう企業がどんどん増えてきてほしい。
ということで、手始めに近々、ライフネット生命に生命保険を乗り換える予定です。
書籍:入社10年目の羅針盤 つまらない仕事が楽しくなる(Kindle)
著者:岩瀬大輔
評価:☆☆☆☆
カウント:25冊目@2013
正直、かなり当たり前のことばかり書かれているのですが。全部実行できているか、と言われると全くできてない。つまり、「当たり前だけどできてない」ことを自省するのにとても良い本。
コンパクトで読みやすく、文章も丁寧なので読んでいて説教臭さは全くないです。この本に書いてあることを愚直に実行するってのは悪くないと思う。
評価:☆☆☆☆
カウント:25冊目@2013
正直、かなり当たり前のことばかり書かれているのですが。全部実行できているか、と言われると全くできてない。つまり、「当たり前だけどできてない」ことを自省するのにとても良い本。
コンパクトで読みやすく、文章も丁寧なので読んでいて説教臭さは全くないです。この本に書いてあることを愚直に実行するってのは悪くないと思う。
2013年6月25日火曜日
映画:華麗なるギャツビー
監督:バズ・ラーマン
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:17本@2013
公式サイト
スコット・フィッツジェラルド原作の同名小説の映画化。バズ・ラーマンとレオナルド・ディカプリオによる「ロメオ+ジュリエット」以来のコンビ復活。
3D上映ということで「なんで?」と思っていたのですが、3Dの効果は十二分に発揮されていました。ほんとに迫力満点。きらびやかなパーティの映像も素晴らしいですね。リアリティを考えると、20世紀初頭にしてはさすがに派手すぎると思いますが、映画としては、きらびやかさが後半との対比をうまく際立たせていてとても良いと思います。
映画的に誇大描写しつつも、原作の持っている雰囲気をうまく再現できていると思う。ギャツビーの抱く幻としての夢、観察者としてのニック・キャラウェイ、ギャツビーの持つイノセンス、みたいなものは、見ていて切なくなります。いいですね。そして、デイジーが酷すぎる。
難を言うと、レオナルド・ディカプリオが、ちょっと老けすぎ。私の中のジェイ・ギャツビーって、もっとスタイリッシュなんですよね。若いころの彼ならともかく、今はごつすぎるよ、レオ。眉間にシワとか寄せてほしくない。デイジーも、ちょっと夢として追いたくなるタイプには見えないかなぁ。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:17本@2013
公式サイト
スコット・フィッツジェラルド原作の同名小説の映画化。バズ・ラーマンとレオナルド・ディカプリオによる「ロメオ+ジュリエット」以来のコンビ復活。
3D上映ということで「なんで?」と思っていたのですが、3Dの効果は十二分に発揮されていました。ほんとに迫力満点。きらびやかなパーティの映像も素晴らしいですね。リアリティを考えると、20世紀初頭にしてはさすがに派手すぎると思いますが、映画としては、きらびやかさが後半との対比をうまく際立たせていてとても良いと思います。
映画的に誇大描写しつつも、原作の持っている雰囲気をうまく再現できていると思う。ギャツビーの抱く幻としての夢、観察者としてのニック・キャラウェイ、ギャツビーの持つイノセンス、みたいなものは、見ていて切なくなります。いいですね。そして、デイジーが酷すぎる。
難を言うと、レオナルド・ディカプリオが、ちょっと老けすぎ。私の中のジェイ・ギャツビーって、もっとスタイリッシュなんですよね。若いころの彼ならともかく、今はごつすぎるよ、レオ。眉間にシワとか寄せてほしくない。デイジーも、ちょっと夢として追いたくなるタイプには見えないかなぁ。
2013年6月17日月曜日
雑感:眠れない夜
「宇宙兄弟」を読み始めました。
特別な事情がない限り、なるべく新しい漫画に手を出さないようにしているのですが、つい誘惑に負けてKindleで購入。眠れない夜にKindleで漫画を買えてしまうのって本当にどうなんですかね。いくらでも金使っちゃうな。
で、「宇宙兄弟」なんですが。
熱い情熱とユーモア。私の好きな要素がつめこまれたこの漫画、めっちゃ面白いです。こんな面白い漫画、久々に読みましたね。ぐいぐい引きこまれていきます。眠れない夜には向きません。特に、日曜の夜中に読むもんじゃありません。
特別な事情がない限り、なるべく新しい漫画に手を出さないようにしているのですが、つい誘惑に負けてKindleで購入。眠れない夜にKindleで漫画を買えてしまうのって本当にどうなんですかね。いくらでも金使っちゃうな。
で、「宇宙兄弟」なんですが。
熱い情熱とユーモア。私の好きな要素がつめこまれたこの漫画、めっちゃ面白いです。こんな面白い漫画、久々に読みましたね。ぐいぐい引きこまれていきます。眠れない夜には向きません。特に、日曜の夜中に読むもんじゃありません。
書籍:未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
著者:ちきりん
評価:☆☆☆☆
カウント:24冊目@2013
人気ブロガーちきりんさんの本。
リンダ・グラッドン氏の「ワーク・シフト」の内容を掘り下げたり、ブログエントリで書かれた内容を集約したりした上で、更に新しい内容が追加されています。
2回めの人生をどうやって生きるか考えましょ。40歳ならともかく、50歳になってこんな仕事やってらんないっす。
評価:☆☆☆☆
カウント:24冊目@2013
人気ブロガーちきりんさんの本。
リンダ・グラッドン氏の「ワーク・シフト」の内容を掘り下げたり、ブログエントリで書かれた内容を集約したりした上で、更に新しい内容が追加されています。
2回めの人生をどうやって生きるか考えましょ。40歳ならともかく、50歳になってこんな仕事やってらんないっす。
書籍:がん保険のカラクリ(Kindle)
著者:岩瀬大輔
評価:☆☆☆☆
カウント:23冊目@2013
言わずと知れたライフネット生命の副社長(次期社長)である岩瀬氏の本。
この本のメッセージを端的にまとめると、「生命保険って(基本的には)損してんだよ!!」だと理解しました(笑)
私の感想としては、生命保険自体に意味はあると思うけれど、やはり新しい生命保険の方がいいなぁ、ということ。旧来の生命保険会社が持つ莫大な資本は魅力かもしれないけれど、既存の生命保険は、バブル期や現高齢者等のレガシーコストがあまりに大きすぎるので、新しい生命保険の方が絶対にお得なんじゃないかなぁということです。一時期、バタバタと生命保険会社が潰れていた理由はよくわかります。
この本、ファクトが詰め込まれ、そこから合理的な結論が提示されてくるのでぐうの音も出ない。おそろしや。
概ね客観的な視点であり、既存の生命保険会社に対して否定的なわけではないないのが好ましいです。ネット生保の問題点も取り上げています。
保険は人生で2番めに大きな買い物、と言うので、基礎知識を学んでおくのは大事だと思います。そのためにも、この本を読んでみるのはいいんじゃないでしょうか。
評価:☆☆☆☆
カウント:23冊目@2013
言わずと知れたライフネット生命の副社長(次期社長)である岩瀬氏の本。
この本のメッセージを端的にまとめると、「生命保険って(基本的には)損してんだよ!!」だと理解しました(笑)
私の感想としては、生命保険自体に意味はあると思うけれど、やはり新しい生命保険の方がいいなぁ、ということ。旧来の生命保険会社が持つ莫大な資本は魅力かもしれないけれど、既存の生命保険は、バブル期や現高齢者等のレガシーコストがあまりに大きすぎるので、新しい生命保険の方が絶対にお得なんじゃないかなぁということです。一時期、バタバタと生命保険会社が潰れていた理由はよくわかります。
この本、ファクトが詰め込まれ、そこから合理的な結論が提示されてくるのでぐうの音も出ない。おそろしや。
概ね客観的な視点であり、既存の生命保険会社に対して否定的なわけではないないのが好ましいです。ネット生保の問題点も取り上げています。
保険は人生で2番めに大きな買い物、と言うので、基礎知識を学んでおくのは大事だと思います。そのためにも、この本を読んでみるのはいいんじゃないでしょうか。
映画:その夜の侍
監督:赤堀雅秋
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:16本@2013
堺雅人さんの妻(坂井真紀さん)を、山田孝之さんが傷害致死により殺害してしまい、その復讐を堺雅人さんが図ろうとする、というお話。本当は映画館に観に行きたかったのですが、どうしてもスケジュールが合わず見れなかった本作。ようやく見れました。最近、こういう映画を見る時間をなかなか作れません。それが残念。
シュールで狂気に満ちた世界観がとてもいいです。人間の描き方がとても可笑しい。プリンを浴びる堺雅人さんだったり、ラブホテルで宇多田ヒカルを歌うデリヘル嬢だったり、山田孝之さんのメチャクチャな言動だったり。そういうのが人間だな、と。ストーリー自体はそれほどリアリティがあるとは思わないのだけれど、そういう滑稽な人間のあり方がとてつもなくリアルだと思うわけです。
結局、回りの問題は全て自分の問題でもある。他愛のない話がしたい。いいんじゃないでしょうか。
堺さんも山田さんも、引出し多すぎ。完全に役になりきってますもんね。2人の演技は見事としか言いようがないです。素晴らしい。
特にオススメしようとは思いませんが、私は好きです。そういう映画。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:16本@2013
堺雅人さんの妻(坂井真紀さん)を、山田孝之さんが傷害致死により殺害してしまい、その復讐を堺雅人さんが図ろうとする、というお話。本当は映画館に観に行きたかったのですが、どうしてもスケジュールが合わず見れなかった本作。ようやく見れました。最近、こういう映画を見る時間をなかなか作れません。それが残念。
シュールで狂気に満ちた世界観がとてもいいです。人間の描き方がとても可笑しい。プリンを浴びる堺雅人さんだったり、ラブホテルで宇多田ヒカルを歌うデリヘル嬢だったり、山田孝之さんのメチャクチャな言動だったり。そういうのが人間だな、と。ストーリー自体はそれほどリアリティがあるとは思わないのだけれど、そういう滑稽な人間のあり方がとてつもなくリアルだと思うわけです。
結局、回りの問題は全て自分の問題でもある。他愛のない話がしたい。いいんじゃないでしょうか。
堺さんも山田さんも、引出し多すぎ。完全に役になりきってますもんね。2人の演技は見事としか言いようがないです。素晴らしい。
特にオススメしようとは思いませんが、私は好きです。そういう映画。
書籍:不格好経営―チームDeNAの挑戦
著者:南場智子
評価:☆☆☆☆
カウント:22冊目@2013
超有名人、DeNAの創業者である南場智子さんの本。
タイトルで「不恰好」と謳ってらっしゃいますが、全く不格好さは感じません。むしろ、スマート。失敗を大げさに、成功を控えめに書かれているのだと思いますが、全然失敗感を感じさせません。おそらく、その後の成功がわかっているからでしょうけれど。
この本、読んでいてワクワクします。ベンチャー企業で働く、ベンチャー企業を経営するってこういうことなのか、という雰囲気を、僅かなりとも感じられます。ストレスフル、プレッシャーは大きい、でも、それだけの面白さがある。自分と仲間たちでカルチャーを作り上げ、そして、世の中にインパクトを与えていく面白さを味わった著者を羨ましく思えるはずです。私自身が向いているかどうかは別問題です。
ユーモラスな語り口も魅力ですね。南場さんのチャーミングな人柄が文章によく出ています。正義感を持ち、成果に拘り、状況を楽しむ。いいですね。
評価:☆☆☆☆
カウント:22冊目@2013
超有名人、DeNAの創業者である南場智子さんの本。
タイトルで「不恰好」と謳ってらっしゃいますが、全く不格好さは感じません。むしろ、スマート。失敗を大げさに、成功を控えめに書かれているのだと思いますが、全然失敗感を感じさせません。おそらく、その後の成功がわかっているからでしょうけれど。
この本、読んでいてワクワクします。ベンチャー企業で働く、ベンチャー企業を経営するってこういうことなのか、という雰囲気を、僅かなりとも感じられます。ストレスフル、プレッシャーは大きい、でも、それだけの面白さがある。自分と仲間たちでカルチャーを作り上げ、そして、世の中にインパクトを与えていく面白さを味わった著者を羨ましく思えるはずです。私自身が向いているかどうかは別問題です。
ユーモラスな語り口も魅力ですね。南場さんのチャーミングな人柄が文章によく出ています。正義感を持ち、成果に拘り、状況を楽しむ。いいですね。
2013年6月15日土曜日
雑感:ドラマニア
今期のドラマもそろそろ最終回を迎えつつあります。
今回は、いつもと比べても特にたくさん見ているので、面白さランキングにしてみます。
(1)家族ゲーム
展開がかなり激しいので目が離せません。笑顔の櫻井翔はかなりのはまり役。120点。
(2)空飛ぶ広報室
2週連続で日曜22時前(エンディング)に号泣。真摯に仕事に取り組む姿勢が心を揺さぶります。綾野剛がとても良いですね。
(3)あまちゃん
とにかく大好き。じぇじぇ。
(4)TAKE FIVE
それなりに面白いんですけど。中盤以降、スピード感が失われてきた印象があります。
(5)ラスト・シンデレラ
第1話開始直後に篠原涼子と藤木直人とくっつくストーリーが読めたわけだけど、もしこれで最終話に三浦春馬とくっついたら、評価を上方修正します。
「ちょっとエッチな」というのがキャッチコピーの割には、エロ要素が三浦春馬の裸、飯島直子の谷間、市川由衣のベッドシーン、の3点にほぼ集約されており、エロ不足だと思う。
(6)ガリレオ
まだ前回シリーズの方がおもしろかったですね。このクオリティなら、やらない方がイメージが良かったのではないかと。
(6)トカゲ
これもイマイチですねぇ。ストーリーが全然前に進んでいかないし、松田翔太のコスプレ要素も盛り上がらない。もっと面白いドラマにできるポテンシャルはあると思うんですけど。残念。
ドラマって各話である程度の定形があるのが普通だと思うのだけれど、「家族ゲーム」と「空飛ぶ広報室」に関しては、各話全然違う感じで作られているので、予定調和感が全然なくてとても面白いです。櫻井翔や綾野剛といった俳優陣がいい味を出しているのも共通点。
残念感満載なのがガリレオですねぇ。時間のムダだと思いながらかなり見てる私って、本当にどうなんでしょ。
今度映画も公開になりますが、期待薄(ちなみに、前作の映画「容疑者Xの献身」は評価してます)。
今回は、いつもと比べても特にたくさん見ているので、面白さランキングにしてみます。
(1)家族ゲーム
展開がかなり激しいので目が離せません。笑顔の櫻井翔はかなりのはまり役。120点。
(2)空飛ぶ広報室
2週連続で日曜22時前(エンディング)に号泣。真摯に仕事に取り組む姿勢が心を揺さぶります。綾野剛がとても良いですね。
(3)あまちゃん
とにかく大好き。じぇじぇ。
(4)TAKE FIVE
それなりに面白いんですけど。中盤以降、スピード感が失われてきた印象があります。
(5)ラスト・シンデレラ
第1話開始直後に篠原涼子と藤木直人とくっつくストーリーが読めたわけだけど、もしこれで最終話に三浦春馬とくっついたら、評価を上方修正します。
「ちょっとエッチな」というのがキャッチコピーの割には、エロ要素が三浦春馬の裸、飯島直子の谷間、市川由衣のベッドシーン、の3点にほぼ集約されており、エロ不足だと思う。
(6)ガリレオ
まだ前回シリーズの方がおもしろかったですね。このクオリティなら、やらない方がイメージが良かったのではないかと。
(6)トカゲ
これもイマイチですねぇ。ストーリーが全然前に進んでいかないし、松田翔太のコスプレ要素も盛り上がらない。もっと面白いドラマにできるポテンシャルはあると思うんですけど。残念。
ドラマって各話である程度の定形があるのが普通だと思うのだけれど、「家族ゲーム」と「空飛ぶ広報室」に関しては、各話全然違う感じで作られているので、予定調和感が全然なくてとても面白いです。櫻井翔や綾野剛といった俳優陣がいい味を出しているのも共通点。
残念感満載なのがガリレオですねぇ。時間のムダだと思いながらかなり見てる私って、本当にどうなんでしょ。
今度映画も公開になりますが、期待薄(ちなみに、前作の映画「容疑者Xの献身」は評価してます)。
2013年6月10日月曜日
雑感:お伊勢参り
この週末は、伊勢神宮に旅行してきました。
今年はちょうど20年に一度の式年遷宮ということで、かなりの人出。お参りするのに結構な行列ができていました。
伊勢神宮前の「おはらい町」「おかげ横丁」もなかなかいいです。
木造の建物が立ち並び、賑わっているので、寂れた地方都市のの町興し的な雰囲気は全くなく、楽しい横丁気分が味わえます。ファミリーマートまでが木造だったのには笑いました。
「鈴木水産」で食べた焼き牡蠣や焼きウニは美味しかったですね。赤福本店もなかなか風情があって良いです。赤福、結構たくさんお店があるのに、なぜかみんな本店で買おうとするんですよね。不思議。
伊勢地方って、伊勢神宮の他にも、真珠(ミキモト)だったり海産物(牡蠣や伊勢海老等)だったり鳥羽水族館だったり、いろいろと観光資源が豊富なんだから、もっと観光地として賑わってもよさそうなもんだと思いますけれど。大阪からも名古屋からも電車でも高速でも行けて、結構便利だし。なんか、もったいない。
今年はちょうど20年に一度の式年遷宮ということで、かなりの人出。お参りするのに結構な行列ができていました。
伊勢神宮前の「おはらい町」「おかげ横丁」もなかなかいいです。
木造の建物が立ち並び、賑わっているので、寂れた地方都市のの町興し的な雰囲気は全くなく、楽しい横丁気分が味わえます。ファミリーマートまでが木造だったのには笑いました。
「鈴木水産」で食べた焼き牡蠣や焼きウニは美味しかったですね。赤福本店もなかなか風情があって良いです。赤福、結構たくさんお店があるのに、なぜかみんな本店で買おうとするんですよね。不思議。
伊勢地方って、伊勢神宮の他にも、真珠(ミキモト)だったり海産物(牡蠣や伊勢海老等)だったり鳥羽水族館だったり、いろいろと観光資源が豊富なんだから、もっと観光地として賑わってもよさそうなもんだと思いますけれど。大阪からも名古屋からも電車でも高速でも行けて、結構便利だし。なんか、もったいない。
映画:パラダイス・キス
監督:新城毅彦
評価:☆☆☆
カウント:15本@2013
同名の漫画の映画化。普通科の高校に通う女子高校生が、服飾学校に通う学生にモデルとしてスカウトされるところから始まるお話。
原作とエンディングが変わっているようです。原作のラストを聞きましたが(未読)、結構複雑なストーリーですね。その辺りが少年漫画とは違う。
ストーリー自体は、ザ・少女漫画。特に面白いと擁護するつもりはありませんが、最後まで楽しく見ることはできます。青いドレスはステキでした。
評価:☆☆☆
カウント:15本@2013
同名の漫画の映画化。普通科の高校に通う女子高校生が、服飾学校に通う学生にモデルとしてスカウトされるところから始まるお話。
原作とエンディングが変わっているようです。原作のラストを聞きましたが(未読)、結構複雑なストーリーですね。その辺りが少年漫画とは違う。
ストーリー自体は、ザ・少女漫画。特に面白いと擁護するつもりはありませんが、最後まで楽しく見ることはできます。青いドレスはステキでした。
2013年5月31日金曜日
映画:中学生円山
監督:宮藤官九郎
評価:☆☆☆☆
カウント:14本@2013
公式サイト
詳細は省きますが、「届く」ことを目的として自主トレに励む男子中学生が主人公。NHKでのこの作品の紹介を見ましたが、まず、NHKで取り上げたことに驚くし、更に、よくもまぁあんなにオブラートに包んで紹介したもんだと思いますね。全然核心部分が紹介されてない。
馬鹿げた話なんだけど、それなりに深い。
妄想が現実を超えるか?が1つのテーマなわけだけど、その辺りが結構説得力があって、想像力を持つのって大事だよなぁと実感できます。そして、妄想も現実もどっちも馬鹿げてるわけで、ま、どっちがエライってわけでもないですよね。うん。
この映画、草彅剛さんがいいですね。前半のマジメでふざけた感じと後半の鋭さとのギャップがなかなかいいです。他にこういう演技ができ\\る人を思いつかないので、かなりのはまり役だと思います。
あと、個人的には、もう少し仲村トオルを活躍させて欲しかったですかねぇ。
笑いは、テンポがちょっと悪い。例えば、おじいさんのギターのシーンはちょっと冗長。もしあの長さでやりたいなら、もっと格好いい感じにしないと保たないと思う。母親(坂井真紀さん)の韓流恋愛もちょっとくどいかなぁ。
この話、笑いのポテンシャルはかなりあると思うのに、ちょっと勿体無い。やっぱ、ちゃんと笑えるコメディ映画って作るの難しいですよね。裸踊りはめっちゃ笑いましたけど。
評価:☆☆☆☆
カウント:14本@2013
公式サイト
詳細は省きますが、「届く」ことを目的として自主トレに励む男子中学生が主人公。NHKでのこの作品の紹介を見ましたが、まず、NHKで取り上げたことに驚くし、更に、よくもまぁあんなにオブラートに包んで紹介したもんだと思いますね。全然核心部分が紹介されてない。
馬鹿げた話なんだけど、それなりに深い。
妄想が現実を超えるか?が1つのテーマなわけだけど、その辺りが結構説得力があって、想像力を持つのって大事だよなぁと実感できます。そして、妄想も現実もどっちも馬鹿げてるわけで、ま、どっちがエライってわけでもないですよね。うん。
この映画、草彅剛さんがいいですね。前半のマジメでふざけた感じと後半の鋭さとのギャップがなかなかいいです。他にこういう演技ができ\\る人を思いつかないので、かなりのはまり役だと思います。
あと、個人的には、もう少し仲村トオルを活躍させて欲しかったですかねぇ。
笑いは、テンポがちょっと悪い。例えば、おじいさんのギターのシーンはちょっと冗長。もしあの長さでやりたいなら、もっと格好いい感じにしないと保たないと思う。母親(坂井真紀さん)の韓流恋愛もちょっとくどいかなぁ。
この話、笑いのポテンシャルはかなりあると思うのに、ちょっと勿体無い。やっぱ、ちゃんと笑えるコメディ映画って作るの難しいですよね。裸踊りはめっちゃ笑いましたけど。
2013年5月28日火曜日
書籍:聖なる怠け者の冒険
著者:森見登美彦
評価:☆☆☆☆
カウント:21冊目@2013
朝日新聞に連載されていたものを1から書きなおしたそうです。
祇園祭宵山における、「人間である前に怠け者」という小和田くんと、その周りの人物たちの群像劇、かな。帯に「いまだかつてこれほどまでに動かない主人公がいただろうか」と書かれていますが、ずっと寝てる前半はともかくとして、後半は彼もそれなりに動いてますよね。ちょっと誇大広告だと思うな。
ぽんぽこ仮面が登場するキャッチーな入りから、祇園祭宵山のファンタジックな世界観へと展開していく。私の好みからすると、ちょっとテンポが遅いし、物語のバランスも欠けてるかなぁという気がする。もう少し流れのよいめくるめく世界観が欲しい。
京都が舞台ではあるけれど、登場人物たちの殆どは学生ではなく、社会人(しかも会社員)である点が、これまでの森見作品と大きく違います。自己啓発なんてバカなことをやらずに、ただただ週末をダラダラすごしたり、恋人とのデートを充実させたり、人助けしたり、ってのはなかなか平和だなぁと思います。正しい休暇の使い方。
特に根拠はないのだけれど、なんとなく、新たな森見ワールドを開くための作品という位置づけのように感じます。次回作に期待。
評価:☆☆☆☆
カウント:21冊目@2013
朝日新聞に連載されていたものを1から書きなおしたそうです。
祇園祭宵山における、「人間である前に怠け者」という小和田くんと、その周りの人物たちの群像劇、かな。帯に「いまだかつてこれほどまでに動かない主人公がいただろうか」と書かれていますが、ずっと寝てる前半はともかくとして、後半は彼もそれなりに動いてますよね。ちょっと誇大広告だと思うな。
ぽんぽこ仮面が登場するキャッチーな入りから、祇園祭宵山のファンタジックな世界観へと展開していく。私の好みからすると、ちょっとテンポが遅いし、物語のバランスも欠けてるかなぁという気がする。もう少し流れのよいめくるめく世界観が欲しい。
京都が舞台ではあるけれど、登場人物たちの殆どは学生ではなく、社会人(しかも会社員)である点が、これまでの森見作品と大きく違います。自己啓発なんてバカなことをやらずに、ただただ週末をダラダラすごしたり、恋人とのデートを充実させたり、人助けしたり、ってのはなかなか平和だなぁと思います。正しい休暇の使い方。
特に根拠はないのだけれど、なんとなく、新たな森見ワールドを開くための作品という位置づけのように感じます。次回作に期待。
2013年5月27日月曜日
雑感:私はリア充?
最近、スイーツを家で作っています。
別に凝ったものを作っているわけではなく、プリンや黒蜜ゼリーといった初級スイーツです。まさか、作るのがこんなに簡単だと思いませんでした。
特に、黒蜜ゼリーはものすごく美味しくできました。美味。
今回は買ってきた黒蜜を使ったのですが、黒蜜も簡単に作れそうなので、今度は黒蜜スタートで黒蜜ゼリーを作ってみようかと思っております。
なんか、リア充っぽい。
でも残念ながら、最近はそうでもないところが悲しいです。ここしばらく更新できなかったのは、そのせいです。
別に凝ったものを作っているわけではなく、プリンや黒蜜ゼリーといった初級スイーツです。まさか、作るのがこんなに簡単だと思いませんでした。
特に、黒蜜ゼリーはものすごく美味しくできました。美味。
今回は買ってきた黒蜜を使ったのですが、黒蜜も簡単に作れそうなので、今度は黒蜜スタートで黒蜜ゼリーを作ってみようかと思っております。
なんか、リア充っぽい。
でも残念ながら、最近はそうでもないところが悲しいです。ここしばらく更新できなかったのは、そのせいです。
ライブ:SAKANAQUARIUM 2013 by サカナクション
サカナクションのライブツアー"SAKANAQUARIUM 2013"の幕張メッセでのライブ(5/18)に行って来ました。最高でした。
私は、ミュージック以来という、極めてにわかサカナクションファンです。でも、めっちゃ楽しめました。今まで行ってきたいろんなライブの中でも一番じゃないですかね。音はとにかくいいし、ライブ全体の雰囲気が格好いいし、盛り上がるし。客層的に浮かないのも良かったです。
(1)音、めっちゃいい!
Dolby社強力の6.1chだったそうですが、とにかく音がいい。広い会場だと、どうしても音のタイムラグが気になるところですが、会場真ん中後方にもスピーカーが置かれていたので、全く気になりませんでした。
そして、立体的で奥行きのある音だし、音に迫力がある。山口さんの声も、結構身近に響いてくる感じ。ボーカルの音が負けちゃってるライブってかなり多いですが、今回は全くそういうことがなかったです。多分、音の調整にめちゃくちゃ気を配ったんだと思います。
(2)雰囲気がクール
サカナクションの音楽自体、かなり新しさを感じさせるものですが、演出もすごく格好いい。特に、緑色のレーザーを多用して様々な模様を空中に描き出したり、立体的に演出したり(うまく言語化できない)するのは超格好良かったです。スクリーンに映し出される映像も、音楽とめちゃくちゃマッチしてました。
出演者をただスクリーンに映すというライブが普通は多いですが、よくわからない幾何学模様が描かれたり、山口さんを映しながらもクールな雰囲気を保ったりする映像演出は、あの空気感醸成にかなり貢献していたと思います。
ただし、吹流し演出は不要だったんじゃないですかね。あれは、なんか前時代的(一昔前のジャニーズライブみたい)で盛り下がりました。。。
(3)盛り上がる
サカナクションの音楽で、あんなに踊れるとは思いませんでした。とにかく、踊る。飛び跳ねる。腕を上げる。楽しい。お陰で、ふくらはぎが筋肉痛です。でも、体動かしてなんぼ。ああいう体験はライブでしかできないですよね~~
本編でのMCは全然なかったのだけれど(アンコールでは結構しゃべってらっしゃいました)、唯一、山口さんが「まだまだ踊れる?」と言ったときには、気分があがりましたね。「いくらでも踊るよ~~~!!!」
(4)客層が広い。
若い男性ボーカルのライブって、20代前半女子が客層の中心になりがちなので、私は浮いてしまうのを覚悟していましたが、全然そんなことありませんでした。男女比は殆ど半々。年齢層も、30代前半くらいが多分中心(20代くらいの人も勿論多いし、40代かな?と思う人もいっぱいいました)。坂本龍一氏のライブ以来の居心地の良さ。
ああいう、広い客層だと、すごく行きやすいです。
というわけで、またチケットが取れれば、是非サカナクションのライブに行きたいと思います。楽しかった~~!!
私は、ミュージック以来という、極めてにわかサカナクションファンです。でも、めっちゃ楽しめました。今まで行ってきたいろんなライブの中でも一番じゃないですかね。音はとにかくいいし、ライブ全体の雰囲気が格好いいし、盛り上がるし。客層的に浮かないのも良かったです。
(1)音、めっちゃいい!
Dolby社強力の6.1chだったそうですが、とにかく音がいい。広い会場だと、どうしても音のタイムラグが気になるところですが、会場真ん中後方にもスピーカーが置かれていたので、全く気になりませんでした。
そして、立体的で奥行きのある音だし、音に迫力がある。山口さんの声も、結構身近に響いてくる感じ。ボーカルの音が負けちゃってるライブってかなり多いですが、今回は全くそういうことがなかったです。多分、音の調整にめちゃくちゃ気を配ったんだと思います。
(2)雰囲気がクール
サカナクションの音楽自体、かなり新しさを感じさせるものですが、演出もすごく格好いい。特に、緑色のレーザーを多用して様々な模様を空中に描き出したり、立体的に演出したり(うまく言語化できない)するのは超格好良かったです。スクリーンに映し出される映像も、音楽とめちゃくちゃマッチしてました。
出演者をただスクリーンに映すというライブが普通は多いですが、よくわからない幾何学模様が描かれたり、山口さんを映しながらもクールな雰囲気を保ったりする映像演出は、あの空気感醸成にかなり貢献していたと思います。
ただし、吹流し演出は不要だったんじゃないですかね。あれは、なんか前時代的(一昔前のジャニーズライブみたい)で盛り下がりました。。。
(3)盛り上がる
サカナクションの音楽で、あんなに踊れるとは思いませんでした。とにかく、踊る。飛び跳ねる。腕を上げる。楽しい。お陰で、ふくらはぎが筋肉痛です。でも、体動かしてなんぼ。ああいう体験はライブでしかできないですよね~~
本編でのMCは全然なかったのだけれど(アンコールでは結構しゃべってらっしゃいました)、唯一、山口さんが「まだまだ踊れる?」と言ったときには、気分があがりましたね。「いくらでも踊るよ~~~!!!」
(4)客層が広い。
若い男性ボーカルのライブって、20代前半女子が客層の中心になりがちなので、私は浮いてしまうのを覚悟していましたが、全然そんなことありませんでした。男女比は殆ど半々。年齢層も、30代前半くらいが多分中心(20代くらいの人も勿論多いし、40代かな?と思う人もいっぱいいました)。坂本龍一氏のライブ以来の居心地の良さ。
ああいう、広い客層だと、すごく行きやすいです。
というわけで、またチケットが取れれば、是非サカナクションのライブに行きたいと思います。楽しかった~~!!
映画:探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
監督:橋本一
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:13本@2013
公式サイト
前作の続編。ゴリ氏演じる手品好きのマサコちゃんが殺されたことに端を発する、札幌を舞台とした探偵のお話。
私は馬鹿げたドタバタ感が元来好きだし、そのドタバタ感に大泉洋さんがピッタリ当てはまっているし、いうことないです。コメディを面白く演じられる俳優ってかなり少ないと思うのだけれど、大泉洋さんは、間違いなくその数少ない1人だと思います。稀有な才能。
スキーのジャンプ台で脅される大泉洋さんはかなり笑えますね。アクションも、1より派手になってます。
ススキノの片隅で生きる主人公、ニューハーフとして生きる被害者やその仲間、そして犯人等、メインストリームに上がれない人たちの、必死に、可笑しく生きていく姿はすごく好きです。尾野真千子さんも、こういうハチャメチャに見せて悲しみを秘めた姿を演じさせたら、うまいですよね。
このシリーズは、邦画のコメディ/アクション系で成功している数少ない作品だと思います。第3弾の製作もきまったとのこと、大変楽しみです。早く公開してほしい。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:13本@2013
公式サイト
前作の続編。ゴリ氏演じる手品好きのマサコちゃんが殺されたことに端を発する、札幌を舞台とした探偵のお話。
私は馬鹿げたドタバタ感が元来好きだし、そのドタバタ感に大泉洋さんがピッタリ当てはまっているし、いうことないです。コメディを面白く演じられる俳優ってかなり少ないと思うのだけれど、大泉洋さんは、間違いなくその数少ない1人だと思います。稀有な才能。
スキーのジャンプ台で脅される大泉洋さんはかなり笑えますね。アクションも、1より派手になってます。
ススキノの片隅で生きる主人公、ニューハーフとして生きる被害者やその仲間、そして犯人等、メインストリームに上がれない人たちの、必死に、可笑しく生きていく姿はすごく好きです。尾野真千子さんも、こういうハチャメチャに見せて悲しみを秘めた姿を演じさせたら、うまいですよね。
このシリーズは、邦画のコメディ/アクション系で成功している数少ない作品だと思います。第3弾の製作もきまったとのこと、大変楽しみです。早く公開してほしい。
2013年5月13日月曜日
書籍:若者よ、アジアのウミガメとなれ(Kindle)
著者:加藤順彦
評価:☆☆☆☆
カウント:20冊目@2013
神戸大学で開催された筆者の講演が書籍化された本。著者は、ダイヤルQ2やネット広告代理店の起業を手がけてきた方で、今現在はシンガポールを拠点に、LangrichやKLab等の様々な企業に資本参加されているとのことです。
メッセージをシンプルにまとめると、「起業しよう!」「アジアに出よう!」。熱い!!
著者は自分の会社が倒産するなどのかなりつらい経験もされていますが、こういったアップダウンのあるダイナミックな人生を語れる人ってそんなにいないと思うので、この本は貴重です。山あり谷ありながらも、まだ新しい夢(日本人をアジアに送り込もう!)を抱いて走り続けていらっしゃる著者は、かなり格好良いです。
講演録なのでパワポ講演ではパワポで纏められていたと推測されるシンプルなメッセージを含む資料がいくつも掲載されています。超わかりやすい。ソフトバンク孫さんのプレゼン資料もめちゃくちゃわかりやすいけど、できる起業家ってこういうのですよね。私もできれば見習いたい。
パッションを感じたい人は是非。
評価:☆☆☆☆
カウント:20冊目@2013
神戸大学で開催された筆者の講演が書籍化された本。著者は、ダイヤルQ2やネット広告代理店の起業を手がけてきた方で、今現在はシンガポールを拠点に、LangrichやKLab等の様々な企業に資本参加されているとのことです。
メッセージをシンプルにまとめると、「起業しよう!」「アジアに出よう!」。熱い!!
著者は自分の会社が倒産するなどのかなりつらい経験もされていますが、こういったアップダウンのあるダイナミックな人生を語れる人ってそんなにいないと思うので、この本は貴重です。山あり谷ありながらも、まだ新しい夢(日本人をアジアに送り込もう!)を抱いて走り続けていらっしゃる著者は、かなり格好良いです。
講演録なのでパワポ講演ではパワポで纏められていたと推測されるシンプルなメッセージを含む資料がいくつも掲載されています。超わかりやすい。ソフトバンク孫さんのプレゼン資料もめちゃくちゃわかりやすいけど、できる起業家ってこういうのですよね。私もできれば見習いたい。
パッションを感じたい人は是非。
2013年5月9日木曜日
映画:ワン・デイ 23年のラブストーリー
監督:ロネ・シェルフィグ
評価:☆☆☆☆
カウント:12本@2013
大学卒業後、友情を選んだけれど強い結びつきを持つあるカップル(エマ&デクスター)の、20年以上に及ぶ7月15日の出来事をまとめた映画。この話、1年のうち364日は端折っているわけだけど、結構ちゃんと何が起こっているかは追いかけられるので楽しめます。人間、1年くらいじゃそんなに変わらないってことですかね。
特に、デクスターを演じるジム・スタージェス氏は、大学生から壮年に至るまでを完全に演じきっています。この説得力のある変化は見事。男って本当にダメだな、と感じさせたり、そこから成長していったりする姿は、同じ男性である自分にも思い当たるものがあります。
この映画、特に予習せずに、ラブリーな気持ちを味わおうと思って見たのですが、まさかのバッドエンド。自転車を漕ぐだけで感じさせる不吉な予感。恐ろしいな。
評価:☆☆☆☆
カウント:12本@2013
大学卒業後、友情を選んだけれど強い結びつきを持つあるカップル(エマ&デクスター)の、20年以上に及ぶ7月15日の出来事をまとめた映画。この話、1年のうち364日は端折っているわけだけど、結構ちゃんと何が起こっているかは追いかけられるので楽しめます。人間、1年くらいじゃそんなに変わらないってことですかね。
特に、デクスターを演じるジム・スタージェス氏は、大学生から壮年に至るまでを完全に演じきっています。この説得力のある変化は見事。男って本当にダメだな、と感じさせたり、そこから成長していったりする姿は、同じ男性である自分にも思い当たるものがあります。
この映画、特に予習せずに、ラブリーな気持ちを味わおうと思って見たのですが、まさかのバッドエンド。自転車を漕ぐだけで感じさせる不吉な予感。恐ろしいな。
2013年5月5日日曜日
2013年5月2日木曜日
2013年4月30日火曜日
書籍:色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
著者:村上春樹
評価:☆☆☆☆
カウント:19冊目@2013
2回目。ちょっと批判的に書いてみます。
この話、全体としての物語の弱さは否めないと思います。村上さんによると、短い話を書くつもりが伸びてしまった、ということのようですが、ここまでの長さに耐え切れる力をこの物語が持っているとはどうしても思えません。過去と向き合う、というのは村上さんの中で新しいモチーフのような気がしますが、現実と折り合いをつけられない女性だったり、旅をくぐり抜けて1人の女性と向かい合う姿だったり、ショックな出来事で閉じこもる男性だったり、といったモチーフがこれまでに描かれてきたものと重なりあう部分が多すぎるので、今回の物語の新しさをあまり感じることができません。
今回の本の特徴は、あまり印象的なフレーズが無い点にあるのかもしれません。2度読んでも、思いつくのは、帯にある「良いニュースと悪いニュースがある。」の部分くらいですかね。村上さんの意味深な文章は結構好きなので(例えば、「ゆっくり歩け、たくさん水を飲め」from 1973年のピンボール/アフターダーク、「かたちのあるものと、かたちのないものと、どちらかを選ばなくちゃならないとしたら、かたちのないものを選べ」from 偶然の旅人)、ちょっと寂しかったです。でも、良いニュースと悪いニュースの小話は、少なくともそこに選択の余地があり、自由がある。この話は、掘り下げる価値のある話だと思いますし、結構好きです。
何より、灰田氏や緑川氏の物語が宙に浮いているのがどうしても気持ちが悪い。中途半端な終わり方をする物語に対して私は比較的好意的な立場だと思うけれど(ピタッとピースが揃う必要はないと思っているので)、「ま、これでいいんじゃないの?」とはどうも思えない。灰田だけのエピソードであれば多分は許せたと思うのだけれど、その中に、更に中途半端な緑川の物語を入れ子にしたことで、「あの話、なんだったの?」と戸惑う気持ちが強まっています。読んだあとに印象に残る、というところに狙いがあるとするならば、それは成功していると思うけれど。どうなんでしょ。
以上の感想は、全体的に批判的なトーンですが、私は村上さんの次回作も楽しみにしています。
評価:☆☆☆☆
カウント:19冊目@2013
2回目。ちょっと批判的に書いてみます。
この話、全体としての物語の弱さは否めないと思います。村上さんによると、短い話を書くつもりが伸びてしまった、ということのようですが、ここまでの長さに耐え切れる力をこの物語が持っているとはどうしても思えません。過去と向き合う、というのは村上さんの中で新しいモチーフのような気がしますが、現実と折り合いをつけられない女性だったり、旅をくぐり抜けて1人の女性と向かい合う姿だったり、ショックな出来事で閉じこもる男性だったり、といったモチーフがこれまでに描かれてきたものと重なりあう部分が多すぎるので、今回の物語の新しさをあまり感じることができません。
今回の本の特徴は、あまり印象的なフレーズが無い点にあるのかもしれません。2度読んでも、思いつくのは、帯にある「良いニュースと悪いニュースがある。」の部分くらいですかね。村上さんの意味深な文章は結構好きなので(例えば、「ゆっくり歩け、たくさん水を飲め」from 1973年のピンボール/アフターダーク、「かたちのあるものと、かたちのないものと、どちらかを選ばなくちゃならないとしたら、かたちのないものを選べ」from 偶然の旅人)、ちょっと寂しかったです。でも、良いニュースと悪いニュースの小話は、少なくともそこに選択の余地があり、自由がある。この話は、掘り下げる価値のある話だと思いますし、結構好きです。
何より、灰田氏や緑川氏の物語が宙に浮いているのがどうしても気持ちが悪い。中途半端な終わり方をする物語に対して私は比較的好意的な立場だと思うけれど(ピタッとピースが揃う必要はないと思っているので)、「ま、これでいいんじゃないの?」とはどうも思えない。灰田だけのエピソードであれば多分は許せたと思うのだけれど、その中に、更に中途半端な緑川の物語を入れ子にしたことで、「あの話、なんだったの?」と戸惑う気持ちが強まっています。読んだあとに印象に残る、というところに狙いがあるとするならば、それは成功していると思うけれど。どうなんでしょ。
以上の感想は、全体的に批判的なトーンですが、私は村上さんの次回作も楽しみにしています。
書籍:成功はすべてコンセプトから始まる(Kindle)
著者:木谷哲夫
評価:☆☆☆☆
カウント:18冊目@2013
コンセプトが大事、という話を、事例を交えながら述べた話。メッセージは明確でコンパクトだし、必要十分な根拠の提示。こういう内容が短い本で纏められていることに感心します。
初めに面白く、わかりやすいコンセプトを掲げ、そこからトップダウン的に実現を目指していく、というのは賛成だし、私の経験から言っても成功しやすいと思います。コンセプトがあると、やるべきこととやるべきでないこととを明確に分けることができるので作業が整理しやすいです。コンセプトをどこから拾ってくるか、というのは大きな課題ではあるけれど。
評価:☆☆☆☆
カウント:18冊目@2013
コンセプトが大事、という話を、事例を交えながら述べた話。メッセージは明確でコンパクトだし、必要十分な根拠の提示。こういう内容が短い本で纏められていることに感心します。
初めに面白く、わかりやすいコンセプトを掲げ、そこからトップダウン的に実現を目指していく、というのは賛成だし、私の経験から言っても成功しやすいと思います。コンセプトがあると、やるべきこととやるべきでないこととを明確に分けることができるので作業が整理しやすいです。コンセプトをどこから拾ってくるか、というのは大きな課題ではあるけれど。
2013年4月29日月曜日
書籍:統計学が最強の学問である(Kindle)
著者:西内啓
評価:☆☆☆
カウント:17冊目@2013
この本の目的がわからない。
1)日本社全般にの統計への興味が低すぎるので、問題提起。
2)世の中で「正しく」統計的裏付けがなされたデータが極めて多いので、問題提起。
3)統計学を世の中に啓蒙するための入門書。
上記のいずれであったとしても中途半端。3)のように統計学の入門書としての位置づけであればχ二乗検定や回帰分析につしてもう少し詳しく教えるべきだし、1)の統計学への興味喚起であれば、逆にこれらに対する言及は不要か軽くした方がいいと思う。
2)世の中のデータに対する統計学的裏付けの怪しさに対する問題提起であれば、「こういう風にデータを作るべき」というメッセージをもっと明確に伝える必要がある。
本としての軸が定まらないために、読み手としては混乱のまま読了を迎え、特に明確な気づきを得ることができない。読者のことはほったらかしなので、ほとんどマスターベーションを見せられているような気持ち悪さすら感じる。
著者が私より年下であることには驚きました。困った。
評価:☆☆☆
カウント:17冊目@2013
この本の目的がわからない。
1)日本社全般にの統計への興味が低すぎるので、問題提起。
2)世の中で「正しく」統計的裏付けがなされたデータが極めて多いので、問題提起。
3)統計学を世の中に啓蒙するための入門書。
上記のいずれであったとしても中途半端。3)のように統計学の入門書としての位置づけであればχ二乗検定や回帰分析につしてもう少し詳しく教えるべきだし、1)の統計学への興味喚起であれば、逆にこれらに対する言及は不要か軽くした方がいいと思う。
2)世の中のデータに対する統計学的裏付けの怪しさに対する問題提起であれば、「こういう風にデータを作るべき」というメッセージをもっと明確に伝える必要がある。
本としての軸が定まらないために、読み手としては混乱のまま読了を迎え、特に明確な気づきを得ることができない。読者のことはほったらかしなので、ほとんどマスターベーションを見せられているような気持ち悪さすら感じる。
著者が私より年下であることには驚きました。困った。
プール:東京体育館
メニュー:900m(キック400m、プル200m、スイム300m)
トータル:3100m(2013年)
シックスビートにトライしてみたら(できません)、溺れてると勘違いされた模様。おそろしや。
トータル:3100m(2013年)
シックスビートにトライしてみたら(できません)、溺れてると勘違いされた模様。おそろしや。
雑感:K3NSPとかウケる。
ドラマの話題が続きますが。
何年かぶりに、NHKの朝ドラ(「あまちゃん」)を見ています。
これまで見てきた中では、「ちゅらさん」が一番好きだったのだけれど、今回の「あまちゃん」はこれを超えそう。めっちゃ面白いです。
クドカン脚本のバカっぽさと、宮本信子さんやNHKの硬くて真面目な感じとがうまくコラボしています。宮本信子さんのストレートで淡々としたナレーションで「この子、バカなのか?」等と言うのがめちゃくちゃ笑えますね。
ストーリーも面白いですし、主人公を演じる能年玲奈さんも可愛くて好きです。今後も楽しみですね。
そして、「じぇじぇじぇ」は流行るなぁ。流行語大賞とるんじゃないかと予想。
何年かぶりに、NHKの朝ドラ(「あまちゃん」)を見ています。
これまで見てきた中では、「ちゅらさん」が一番好きだったのだけれど、今回の「あまちゃん」はこれを超えそう。めっちゃ面白いです。
クドカン脚本のバカっぽさと、宮本信子さんやNHKの硬くて真面目な感じとがうまくコラボしています。宮本信子さんのストレートで淡々としたナレーションで「この子、バカなのか?」等と言うのがめちゃくちゃ笑えますね。
ストーリーも面白いですし、主人公を演じる能年玲奈さんも可愛くて好きです。今後も楽しみですね。
そして、「じぇじぇじぇ」は流行るなぁ。流行語大賞とるんじゃないかと予想。
2013年4月22日月曜日
雑感:「空飛ぶ広報室」が好きです。
テレビ局で働く新垣結衣氏と航空自衛隊の広報室で働く綾野剛氏との物語。
過去に起きた事件をトラウマとして抱え、それを乗り越えていく二人、という設定自体はちょくちょくある話だとは思うのだけれど、広告宣伝のコストパフォーマンスの計算だとか、組織内での根回し/ゴリ押しだとか、相手の立場にたった資料作りだとか、そういった「ビジネスパーソンとして求められる能力」みたいなものが、細かく散りばめられているのが新しいです。
綾野剛さんは、真面目であるがゆえの可笑しさが全面に出てくる役です。前クールの「最高の離婚」とはちょっと違ったキャラクタで、見た目は前回と同じなのに、全く別人に見えるのが凄いですね。
このドラマは、「新しく始める」2人の話なので、新入社員の方や、その他新しいことを始めた方たちにオススメのドラマです。
それにしても、お台場にある科学未来館をテレビ局として撮影するドラマ、めちゃくちゃ多いですね。フジテレビのドラマのみならず、まさかTBSのドラマでも出てくるとは(注:科学未来館は、フジテレビ湾岸スタジオの隣にあります)。
過去に起きた事件をトラウマとして抱え、それを乗り越えていく二人、という設定自体はちょくちょくある話だとは思うのだけれど、広告宣伝のコストパフォーマンスの計算だとか、組織内での根回し/ゴリ押しだとか、相手の立場にたった資料作りだとか、そういった「ビジネスパーソンとして求められる能力」みたいなものが、細かく散りばめられているのが新しいです。
綾野剛さんは、真面目であるがゆえの可笑しさが全面に出てくる役です。前クールの「最高の離婚」とはちょっと違ったキャラクタで、見た目は前回と同じなのに、全く別人に見えるのが凄いですね。
このドラマは、「新しく始める」2人の話なので、新入社員の方や、その他新しいことを始めた方たちにオススメのドラマです。
それにしても、お台場にある科学未来館をテレビ局として撮影するドラマ、めちゃくちゃ多いですね。フジテレビのドラマのみならず、まさかTBSのドラマでも出てくるとは(注:科学未来館は、フジテレビ湾岸スタジオの隣にあります)。
2013年4月16日火曜日
書籍:知らないと恥をかく世界の大問題(Kindle)
著者:池上彰
評価:☆☆☆☆
カウント:16冊目@2013
池上彰氏による世界の時事問題の解説。
彼の番組って「こどもニュース」くらいしかちゃんと見たことがなかったのだけれど、掘り下げが深くて、しかもとてもわかり易い。この情報収集/整理能力は素晴らしい。感動的。
扱われている時事問題は、およそ2008年~2009年くらいの内容。私はそれほど時事問題に疎い方ではないので(自称)、それぞれの話の大きなテーマは把握しているのだけれど、事件の背景や、細かい知識には、知らない話が結構たくさんありました。勉強になる。
コンパクトに纏まっているので、基本知識を把握しておく上で、かなりよくできた本だと思います。
評価:☆☆☆☆
カウント:16冊目@2013
池上彰氏による世界の時事問題の解説。
彼の番組って「こどもニュース」くらいしかちゃんと見たことがなかったのだけれど、掘り下げが深くて、しかもとてもわかり易い。この情報収集/整理能力は素晴らしい。感動的。
扱われている時事問題は、およそ2008年~2009年くらいの内容。私はそれほど時事問題に疎い方ではないので(自称)、それぞれの話の大きなテーマは把握しているのだけれど、事件の背景や、細かい知識には、知らない話が結構たくさんありました。勉強になる。
コンパクトに纏まっているので、基本知識を把握しておく上で、かなりよくできた本だと思います。
2013年4月12日金曜日
書籍:色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
著者:村上春樹
評価:☆☆☆☆
カウント:15冊目@2013
要約すると、高校時代の友人たちと疎遠になってしまった多崎つくる氏が再度彼らとの関係を見つめ直すことにより自分を取り戻そうとする話、ですかね。意味ありげなタイトルに、下手に宗教とか礼拝とかそういうのを絡めて来られたらどうしようかと不安に思っていたけれど、そういう心配が杞憂に終わってよかったです。
彼の小説としては短めなので、それほどテーマの広がりは感じませんが、相変わらず喪失とか喪失からの回復といったテーマは大きく扱われています。特に、「我らの時代のフォークロア―高度資本主義前史」とか、「国境の南、太陽の西」のイズミのエピソードとかのモチーフを一部彷彿とさせる部分がありますね。
また、歳を重ねること、にも焦点を当てているような気がします。「国境の南、太陽の西」も子供の頃から大人になるまでを描いた小説ですが、そこに近い。でも、「国境の南、太陽の西」よりも孤独で、一方で普通。大学の時に地方から出てきて都会で暮らし始め、はじめは根無し草みたいだったけど徐々に東京の生活に慣れてきた自分のことを少し重ねあわせてしまいました。死を考えたり、孤独を感じたりする多崎くんを、友人の少ない私のような人間は身近な存在として受け入れられるんじゃないでしょうか。
この本の教訓をまとめると、完璧に見えるものも実は完璧ではないし、完璧なものは何処かに歪を生む。そして、時間は容赦なく流れていく。自分を受け入れ、過去を受け入れて、でも自分の本当に求めるものを探して生きていこう、って感じなのかなぁ。よくわからないけれど。
まだ1回しか読んでいなくて消化しきれていない気もするので、もう一度読みます。
評価:☆☆☆☆
カウント:15冊目@2013
要約すると、高校時代の友人たちと疎遠になってしまった多崎つくる氏が再度彼らとの関係を見つめ直すことにより自分を取り戻そうとする話、ですかね。意味ありげなタイトルに、下手に宗教とか礼拝とかそういうのを絡めて来られたらどうしようかと不安に思っていたけれど、そういう心配が杞憂に終わってよかったです。
彼の小説としては短めなので、それほどテーマの広がりは感じませんが、相変わらず喪失とか喪失からの回復といったテーマは大きく扱われています。特に、「我らの時代のフォークロア―高度資本主義前史」とか、「国境の南、太陽の西」のイズミのエピソードとかのモチーフを一部彷彿とさせる部分がありますね。
また、歳を重ねること、にも焦点を当てているような気がします。「国境の南、太陽の西」も子供の頃から大人になるまでを描いた小説ですが、そこに近い。でも、「国境の南、太陽の西」よりも孤独で、一方で普通。大学の時に地方から出てきて都会で暮らし始め、はじめは根無し草みたいだったけど徐々に東京の生活に慣れてきた自分のことを少し重ねあわせてしまいました。死を考えたり、孤独を感じたりする多崎くんを、友人の少ない私のような人間は身近な存在として受け入れられるんじゃないでしょうか。
この本の教訓をまとめると、完璧に見えるものも実は完璧ではないし、完璧なものは何処かに歪を生む。そして、時間は容赦なく流れていく。自分を受け入れ、過去を受け入れて、でも自分の本当に求めるものを探して生きていこう、って感じなのかなぁ。よくわからないけれど。
まだ1回しか読んでいなくて消化しきれていない気もするので、もう一度読みます。
雑感:分岐点
オセロ解散ですか。つらいですね。
私も30年以上生きてきたので、ふとしたキッカケで何かの歯車が狂ってしまうのは仕方がないこととは理解していますが、そういう状況を目にすると(自分がそうなる場合も含む)、どうしてもやるせない感情に襲われます。
とはいえ、人間同士、いつかは別れが訪れるものなので、笑顔で別れることができたのなら、幸せなのかもしれません(松嶋さんのブログにアップされた2人の笑顔は素晴らしいです)。
お二人、特に中島知子さんの今後のご活躍を心より祈念しております。本当に。
私も30年以上生きてきたので、ふとしたキッカケで何かの歯車が狂ってしまうのは仕方がないこととは理解していますが、そういう状況を目にすると(自分がそうなる場合も含む)、どうしてもやるせない感情に襲われます。
とはいえ、人間同士、いつかは別れが訪れるものなので、笑顔で別れることができたのなら、幸せなのかもしれません(松嶋さんのブログにアップされた2人の笑顔は素晴らしいです)。
お二人、特に中島知子さんの今後のご活躍を心より祈念しております。本当に。
2013年4月10日水曜日
雑感:帰宅困難に陥るルンバ
ルンバホルダーです。が、イマイチ調子がよくありません。部屋の真ん中で息絶えていることもしばしば。帰ってきて息絶えたルンバを見ると悲しみに襲われます。
ルンバがうまく動かない理由は、ブラシが外れて動かなくなるからだと思うのですが、うまい解決方法が見つかりません。困ったものです。
ルンバがうまく動かない理由は、ブラシが外れて動かなくなるからだと思うのですが、うまい解決方法が見つかりません。困ったものです。
2013年4月9日火曜日
映画:アンフェア the answer
監督:佐藤嗣麻子
評価:☆☆☆
カウント:11本@2013
テレビドラマ「アンフェア」の映画化第2作。ドラマや前作で登場人物たちが次々に裏切っていったことを思うと、ちょっと迫力不足かなぁ。いや、今回もみんな裏切ってるんだけど。「裏切る」という行為自体がそろそろお約束になってきているので、裏切り方にインパクトがないと、ちょっと厳しいのではないかと。
この映画、グロいと聞いていたのだけれど、まだ許容範囲でした。と言いながら、釘を打つのは直視できませんでしたが。
評価:☆☆☆
カウント:11本@2013
テレビドラマ「アンフェア」の映画化第2作。ドラマや前作で登場人物たちが次々に裏切っていったことを思うと、ちょっと迫力不足かなぁ。いや、今回もみんな裏切ってるんだけど。「裏切る」という行為自体がそろそろお約束になってきているので、裏切り方にインパクトがないと、ちょっと厳しいのではないかと。
この映画、グロいと聞いていたのだけれど、まだ許容範囲でした。と言いながら、釘を打つのは直視できませんでしたが。
書籍:企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔(Kindle)
著者:松井博
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:14冊目@2013
マクドナルドやアップル、エクソン、グーグルといった多国籍企業がどのような力を持っているか、にスポットを当てた本。読んでいて恐怖を感じるのは否めません。
でも、怖がっていても仕方がないし、「帝国化」した企業にも必要性は当然あるわけで、我々個人は、企業が帝国化した社会の中でどのようにして生き延びていくか?を考えていく必要があります。そのために、本書では最後に、「個人としてどのような力を持つべきか」について言及があり、創造性や専門技能、外国語習得等が挙げられています。
私は、資本主義の持つ正しさをある程度信じています(=「お金を稼ぐこと」は正しい)。一方で、資本主義が行き過ぎると民主主義が破壊されていくので、ブレーキも必要だよね、とも思っています。
この本にも書かれているように、国家には頼れないので、国家に頼らずに民主主義が自律的に力を発揮できるシステムが必要だと思います。マイケル・サンデル氏的には、このモーメントが「善」ということなんでしょうが。うーむ。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:14冊目@2013
マクドナルドやアップル、エクソン、グーグルといった多国籍企業がどのような力を持っているか、にスポットを当てた本。読んでいて恐怖を感じるのは否めません。
でも、怖がっていても仕方がないし、「帝国化」した企業にも必要性は当然あるわけで、我々個人は、企業が帝国化した社会の中でどのようにして生き延びていくか?を考えていく必要があります。そのために、本書では最後に、「個人としてどのような力を持つべきか」について言及があり、創造性や専門技能、外国語習得等が挙げられています。
私は、資本主義の持つ正しさをある程度信じています(=「お金を稼ぐこと」は正しい)。一方で、資本主義が行き過ぎると民主主義が破壊されていくので、ブレーキも必要だよね、とも思っています。
この本にも書かれているように、国家には頼れないので、国家に頼らずに民主主義が自律的に力を発揮できるシステムが必要だと思います。マイケル・サンデル氏的には、このモーメントが「善」ということなんでしょうが。うーむ。
2013年4月7日日曜日
プール:東京体育館
メニュー:800m(キック300m、プル300m、スイム200m)
トータル:1500m(2013年)
ヨレヨレですね。全然泳げない。基本的な筋肉が衰えすぎ。でも、先週よりは筋肉痛がマシになっている気がする。ふふふ。
トータル:1500m(2013年)
ヨレヨレですね。全然泳げない。基本的な筋肉が衰えすぎ。でも、先週よりは筋肉痛がマシになっている気がする。ふふふ。
2013年4月5日金曜日
プール:東京体育館
メニュー:700m(キック300m、プル200m、スイム200m)
トータル:700m(2013年)
東京体育館が再開したので、私のプールも再開。プレオープンの3/30に行って来ました。意外と泳げました。筋肉は落ちてるけれど、ま、少しずつ戻していきましょう。
1年掛けてリフォームされたはずですが、更衣室の場所が移動した点以外は、殆ど変化がわかりませんでした。いろんな場所が薄汚れたまま。1年も掛けて何やったの?
トータル:700m(2013年)
東京体育館が再開したので、私のプールも再開。プレオープンの3/30に行って来ました。意外と泳げました。筋肉は落ちてるけれど、ま、少しずつ戻していきましょう。
1年掛けてリフォームされたはずですが、更衣室の場所が移動した点以外は、殆ど変化がわかりませんでした。いろんな場所が薄汚れたまま。1年も掛けて何やったの?
雑感:あと1週間!!
来週、村上春樹さんの「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が発売となります。うーむ。どういう内容になるのでしょうか。考えただけでドキドキします。
タイトルに含まれる「巡礼」とか「色彩を持たない」とかに対して、ちょっと地雷っぽいワードだなぁという印象を受けているのは否めませんが、たとえどんな内容だとしても、村上さんの本というだけで読まないという選択肢はありません。個人的な希望を言えば、ユーモアとストーリーの軽さとテーマの広がりのある小説だといいですね。
ちなみに、わざわざ4/12に休暇を取りました!!
タイトルに含まれる「巡礼」とか「色彩を持たない」とかに対して、ちょっと地雷っぽいワードだなぁという印象を受けているのは否めませんが、たとえどんな内容だとしても、村上さんの本というだけで読まないという選択肢はありません。個人的な希望を言えば、ユーモアとストーリーの軽さとテーマの広がりのある小説だといいですね。
ちなみに、わざわざ4/12に休暇を取りました!!
書籍:はだかんぼうたち
著者:江國香織
評価:☆☆☆☆
カウント:13冊目@2013
30代の女性である桃とその友達であるヒビキ(響子)を中心とする様々な人々の視点を交えながら進んでいく物語。最近の江國さんは、群像劇っぽいのが多いですね。日常の出来事が、人によって違う視点で捉えられていく様が、リアルに描かれています。
どういう話か、と訊かれるとちょっと難しいです。物語を通して登場人物たちが成長するわけでも、大きな事件が起こるわけでもないので。でも、描かれている女性たちが様々に自分の思うままに生きていくさまが生々しいです。ままならない現実に触れつつも、それに必要以上には拘泥されない。女性ってグロテスクだ。
江國さんの物語は、外国の空気感を漂わせた、少なくとも日本の生活感は感じさせないものが多いですが、この話は日本側に寄っています。畳の古い和室や子供が汚す生活感のある部屋、みかん農家といった映像が、読んでいて頭のなかにイメージできます。珍しいですね。
評価:☆☆☆☆
カウント:13冊目@2013
30代の女性である桃とその友達であるヒビキ(響子)を中心とする様々な人々の視点を交えながら進んでいく物語。最近の江國さんは、群像劇っぽいのが多いですね。日常の出来事が、人によって違う視点で捉えられていく様が、リアルに描かれています。
どういう話か、と訊かれるとちょっと難しいです。物語を通して登場人物たちが成長するわけでも、大きな事件が起こるわけでもないので。でも、描かれている女性たちが様々に自分の思うままに生きていくさまが生々しいです。ままならない現実に触れつつも、それに必要以上には拘泥されない。女性ってグロテスクだ。
江國さんの物語は、外国の空気感を漂わせた、少なくとも日本の生活感は感じさせないものが多いですが、この話は日本側に寄っています。畳の古い和室や子供が汚す生活感のある部屋、みかん農家といった映像が、読んでいて頭のなかにイメージできます。珍しいですね。
2013年3月29日金曜日
映画:アルゴ
監督:ベン・アフレック
評価:☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:10本@2013
イランでのアメリカ大使館人質事件発生時に、カナダ大使館に逃げ込んだアメリカ大使館員を、SF映画「アルゴ」の撮影と称して救い出すアルゴ作戦に関する映画。
めちゃくちゃ面白いです。最初から最後まで継続する緊迫感。助かるという結末を知りながらも、ついつい大丈夫かと心配してしまいます。
そして、そんな緊迫した状況なのに、スターウォーズを三流化したようなバカバカしいニセ映画の撮影という口実になっているので、頭がグチャグチャになってきます。よくもまぁこんな荒唐無稽な計画が成功したもんだとビックリします。
主演のベン・アフレックも髭を生やして白髪交じりの長めの髪型をして外見が全然変わっているし、それ以外にあまりメジャーな俳優さんは出てこないしで、俳優の個性をあまり感じずに映画の世界に入れます。これも、この映画が成功している1つの要因ですね。
例えばトム・クルーズの映画なんて、「トム・クルーズの映画」を見ているという印象が強いので、見ていても物語の世界観にはいまいち入れないんですよね。ま、それがスターってものでしょうが。
ところでこういう映画では、大抵「家で心配しながら待つ家族」が描かれますね。なんでだろ。ま、いいけど。
評価:☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:10本@2013
イランでのアメリカ大使館人質事件発生時に、カナダ大使館に逃げ込んだアメリカ大使館員を、SF映画「アルゴ」の撮影と称して救い出すアルゴ作戦に関する映画。
めちゃくちゃ面白いです。最初から最後まで継続する緊迫感。助かるという結末を知りながらも、ついつい大丈夫かと心配してしまいます。
そして、そんな緊迫した状況なのに、スターウォーズを三流化したようなバカバカしいニセ映画の撮影という口実になっているので、頭がグチャグチャになってきます。よくもまぁこんな荒唐無稽な計画が成功したもんだとビックリします。
主演のベン・アフレックも髭を生やして白髪交じりの長めの髪型をして外見が全然変わっているし、それ以外にあまりメジャーな俳優さんは出てこないしで、俳優の個性をあまり感じずに映画の世界に入れます。これも、この映画が成功している1つの要因ですね。
例えばトム・クルーズの映画なんて、「トム・クルーズの映画」を見ているという印象が強いので、見ていても物語の世界観にはいまいち入れないんですよね。ま、それがスターってものでしょうが。
ところでこういう映画では、大抵「家で心配しながら待つ家族」が描かれますね。なんでだろ。ま、いいけど。
書籍:走りながら考える(Kindle)
著者:為末大
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:12冊目@2013
侍ハードラーこと、為末大氏が、生きていく上で必要なスタンスみたいなものを書いた本。
一般的に世の中で言われることとは違うことも結構書かれているので、本当に為末氏は自分のアタマで、そして身体で、考えてきたんだなぁということがよくわかります。私と年齢はかなり近いですが、競技者は寿命が短いので、その分老成したお考えを持たれているような気がします。
「如何に自分とつきあっていくか?」がこの本のテーマかもしれません。
為末氏が、今後どのような道を歩まれるのか、とても楽しみです。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:12冊目@2013
侍ハードラーこと、為末大氏が、生きていく上で必要なスタンスみたいなものを書いた本。
一般的に世の中で言われることとは違うことも結構書かれているので、本当に為末氏は自分のアタマで、そして身体で、考えてきたんだなぁということがよくわかります。私と年齢はかなり近いですが、競技者は寿命が短いので、その分老成したお考えを持たれているような気がします。
人間は、本来自分が持つ方向にしか、成長しない。 (中略) 人の意見ややり方、価値観を自分の中に取り入れる際、ぜひこの問を自分に投げかけてみてほしい。 「それは本当に自分らしいか?」抜き出しちゃうと、もしかすると薄く見えるかもしれないけれど、なかなか良いスタンスだと思います。
「如何に自分とつきあっていくか?」がこの本のテーマかもしれません。
為末氏が、今後どのような道を歩まれるのか、とても楽しみです。
2013年3月26日火曜日
映画:最強のふたり
監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
評価:☆☆☆☆1/2
公式サイト
カウント:9本@2013
富豪だが全身麻痺状態(首から下が麻痺)にある白人の老人に、黒人の貧しい青年が介護者として雇われる。もちろん、その後、2人の間には友情が生まれます。
ありがちなストーリー展開ではあるけれども、この話、Based on true storyだそうです。この物語が実話をベースにしているとすると、世の中なかなか捨てたもんじゃないな、と思います。うーむ。
この話に教訓があるとするならば、大事なのは多様性&他者との邂逅ってことでしょう。予想のつかない他者に出会うことで新たな自分を発見できる。私も、そう信じています(行動が伴っているかどうかは別問題です)。一歩前へ。
評価:☆☆☆☆1/2
公式サイト
カウント:9本@2013
富豪だが全身麻痺状態(首から下が麻痺)にある白人の老人に、黒人の貧しい青年が介護者として雇われる。もちろん、その後、2人の間には友情が生まれます。
ありがちなストーリー展開ではあるけれども、この話、Based on true storyだそうです。この物語が実話をベースにしているとすると、世の中なかなか捨てたもんじゃないな、と思います。うーむ。
この話に教訓があるとするならば、大事なのは多様性&他者との邂逅ってことでしょう。予想のつかない他者に出会うことで新たな自分を発見できる。私も、そう信じています(行動が伴っているかどうかは別問題です)。一歩前へ。
映画:桐島、部活やめるってよ
監督:吉田大八
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:8本@2013
様々な部活で活動する生徒たちを、それぞれの生徒たちの視点から立体的に描いた映画。桐島という、いわば学校のヒーロー的な学生がバレー部を辞めるというニュースが伝わったことをきっかけとして物語が始まります。
この立体感はいいですね。
< 同じシーンを視点を変えながら描いた映画としては、内田けんじ監督の「運命じゃない人」「アフタースクール」等がありますが、大分違います。
全体のストーリーを繰返すわけではなく、もう少しミクロな単位で、それぞれの日付ごとに視点が変わります。誰が物語の中心人物、というわけではなく、また、オチがつくわけでもないので、ただいろんな視点で物語が描かれる、というだけです。ユニーク。
この映画の面白さを言葉で表現するのは難しいのですが、高校生のモヤモヤした心理状態やら不安定な人間関係なんかが、様々な視点や暗めの映像、映画部の撮る不気味な映画と相まってうまく表現されているのが面白いです。
部活か。うむ。
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:8本@2013
様々な部活で活動する生徒たちを、それぞれの生徒たちの視点から立体的に描いた映画。桐島という、いわば学校のヒーロー的な学生がバレー部を辞めるというニュースが伝わったことをきっかけとして物語が始まります。
この立体感はいいですね。
< 同じシーンを視点を変えながら描いた映画としては、内田けんじ監督の「運命じゃない人」「アフタースクール」等がありますが、大分違います。
全体のストーリーを繰返すわけではなく、もう少しミクロな単位で、それぞれの日付ごとに視点が変わります。誰が物語の中心人物、というわけではなく、また、オチがつくわけでもないので、ただいろんな視点で物語が描かれる、というだけです。ユニーク。
この映画の面白さを言葉で表現するのは難しいのですが、高校生のモヤモヤした心理状態やら不安定な人間関係なんかが、様々な視点や暗めの映像、映画部の撮る不気味な映画と相まってうまく表現されているのが面白いです。
部活か。うむ。
2013年3月25日月曜日
雑感:民主主義万歳
選挙無効の判決が言い渡されました!!
無効判決が出ることは全く予想していなかったので、ものすごく嬉しい。
こういう判決を書くには、とてもとても勇気が必要だったと思います。裁判長である筏津順子氏の偉大な功績を讃えましょう。
それはともかくとして、私の脳内連想ゲームの結果、今日購入したヤフー株は、明日急騰することになりました。5株しか持っていないので、どうせ大したインパクトはないのだけれど。
無効判決が出ることは全く予想していなかったので、ものすごく嬉しい。
こういう判決を書くには、とてもとても勇気が必要だったと思います。裁判長である筏津順子氏の偉大な功績を讃えましょう。
それはともかくとして、私の脳内連想ゲームの結果、今日購入したヤフー株は、明日急騰することになりました。5株しか持っていないので、どうせ大したインパクトはないのだけれど。
2013年3月22日金曜日
音楽:sakanaction by サカナクション
最近、サカナクションにハマっています。サカナクションにハマり始めたのは、ドラマ「dinner」の主題歌「ミュージック」を聴いてからです。ドラマの内容自体は凡庸(結構面白いですけど)ですが、サカナクションの音楽を聴くキッカケを与えてくれたというだけでも、「dinner」を見てよかったと思っています。
サカナクションの音楽って、シャカシャカした機械っぽい音が多用されているのに、それでいて親密に響いてくる音が新鮮です。囁くような声から入る曲が多いのもいいですね。その後に続く、感情を出した歌声が、心の奥の無防備な場所に訴えかけてきます。
歌詞も、強いメッセージとかストーリーとかがあるわけじゃないけど、なぜか意味を見出したくなる内容です。なんなんだろうな。でも、すごくいいと思う。
最新アルバムの中で特に好きな曲を挙げると、「ミュージック」と「夜の踊り子」ですかね。「aoi」等の他の曲も、始めはどうかなぁと思っていたけど、少しずつハマってきています。こういう感覚、久しぶりで楽しいです。
★★★
ドラマ「dinner」についていちおうフォローしておくと、ストーリーは凡庸ですが、なんか月曜日からガンバロ!って思わせてくれるドラマです。日曜日の夜に求められているのは、そういうドラマです。
日曜日の夜に、超重量級の「華麗なる一族」とか「南極大陸」とか「官僚たちの夏」とかを持ってくる意味がわかりません。
サカナクションの音楽って、シャカシャカした機械っぽい音が多用されているのに、それでいて親密に響いてくる音が新鮮です。囁くような声から入る曲が多いのもいいですね。その後に続く、感情を出した歌声が、心の奥の無防備な場所に訴えかけてきます。
歌詞も、強いメッセージとかストーリーとかがあるわけじゃないけど、なぜか意味を見出したくなる内容です。なんなんだろうな。でも、すごくいいと思う。
最新アルバムの中で特に好きな曲を挙げると、「ミュージック」と「夜の踊り子」ですかね。「aoi」等の他の曲も、始めはどうかなぁと思っていたけど、少しずつハマってきています。こういう感覚、久しぶりで楽しいです。
★★★
ドラマ「dinner」についていちおうフォローしておくと、ストーリーは凡庸ですが、なんか月曜日からガンバロ!って思わせてくれるドラマです。日曜日の夜に求められているのは、そういうドラマです。
日曜日の夜に、超重量級の「華麗なる一族」とか「南極大陸」とか「官僚たちの夏」とかを持ってくる意味がわかりません。
2013年3月21日木曜日
雑感:徒然なるままに
私はもう1本ブログを書いています。
誰にもアドレスを教えていないにもかかわらず、私自身のアクセスを除いても、アクセス数はゼロではありません。Google先生に誤って誘導されたのでしょう。Google先生も万能では無いですからね。ご愁傷さまです。
でも、そう考えるとGoogle先生って偉大だなぁと思います。
アドレスを公開しなくとも、誰かしらに読んでもらえる可能性がある。誰にも平等にチャンスがある。そのことが素晴らしいです。
ま、私には、どうやればPVを増やせるのか全くわからないですし、そんなにPVを増やそうとは思わないのですが。
それはともかくとして、(このブログも含め)なるべく頻繁に更新しようと思っているのですが、どうしてもサボりがちになります。困ったものです。
誰にもアドレスを教えていないにもかかわらず、私自身のアクセスを除いても、アクセス数はゼロではありません。Google先生に誤って誘導されたのでしょう。Google先生も万能では無いですからね。ご愁傷さまです。
でも、そう考えるとGoogle先生って偉大だなぁと思います。
アドレスを公開しなくとも、誰かしらに読んでもらえる可能性がある。誰にも平等にチャンスがある。そのことが素晴らしいです。
ま、私には、どうやればPVを増やせるのか全くわからないですし、そんなにPVを増やそうとは思わないのですが。
それはともかくとして、(このブログも含め)なるべく頻繁に更新しようと思っているのですが、どうしてもサボりがちになります。困ったものです。
2013年3月19日火曜日
映画:フライト
監督:ロバート・ゼメキス
評価:☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:7本@2013
飛行中に発生した航空機の異常に対し、パイロット(デンゼル・ワシントン)が奇跡的な運転技術を見せて大半の乗客の命を救ったのだけれど、その後の事故調査で彼の血液からアルコールとコカインが検出されてしまう、というお話。
簡単に言うと、ヒーローが実はダメ人間、ということなのだけれど、このダメっぷりがかなり徹底的。「あ、そこで飲んじゃダメだよ!もうやめようよ!」というところでちゃんと飲む。
アメリカ映画のアル中って、本当に凄い描かれ方しますよね。ウォッカの一気飲みとか、考えられん。
デンゼル・ワシントンって、インテリジェントでクールなイメージがあるので、こういうダメダメ感はかなり新鮮でした。パリっとしたパイロットの姿とアル中でクレイジーな感じのギャップが、逆にリアリティがあって良かったです。
この映画、いいっすね。"I am free"というセリフにはヤラれました。カント的だ。
評価:☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:7本@2013
飛行中に発生した航空機の異常に対し、パイロット(デンゼル・ワシントン)が奇跡的な運転技術を見せて大半の乗客の命を救ったのだけれど、その後の事故調査で彼の血液からアルコールとコカインが検出されてしまう、というお話。
簡単に言うと、ヒーローが実はダメ人間、ということなのだけれど、このダメっぷりがかなり徹底的。「あ、そこで飲んじゃダメだよ!もうやめようよ!」というところでちゃんと飲む。
アメリカ映画のアル中って、本当に凄い描かれ方しますよね。ウォッカの一気飲みとか、考えられん。
デンゼル・ワシントンって、インテリジェントでクールなイメージがあるので、こういうダメダメ感はかなり新鮮でした。パリっとしたパイロットの姿とアル中でクレイジーな感じのギャップが、逆にリアリティがあって良かったです。
この映画、いいっすね。"I am free"というセリフにはヤラれました。カント的だ。
雑感:お笑い大好き!
私は、有吉弘行氏が好きです。彼は大量に番組に出演しているので、彼の番組を全て追いかけるなんて芸当はさすがにできませんが、「マツコ・有吉の怒り新党」は毎週欠かさず見ていますし、ザッピングしてつけた番組に有吉氏が出ていると、つい見てしまいます。彼が大きく扱われている番組(=大勢の芸人の中の1人として出ているわけではない番組)で、「時間の無駄だったな」と後悔した番組って殆ど記憶にありません。
場が白けてしまわない程度に率直な毒舌は絶妙のバランス感覚だと思うし、頭の回転の早い切り返しは見事です。あんな風に会話できたら楽しいだろうなぁと、ちょっと憧れます。
「怒り新党」に関して言えば、マツコ・デラックス氏の会話術もなかなか見事だとは思うのですが(私は彼女のファンでもあります)、残念ながら有吉さんには負けてますかねぇ。どこが、と訊かれるとちょっと困るのですが、有吉さんの方が、核心に触れそうな場面でうまくヒュルっとかわす感じがありますね。
いや、別にオチも何もない話なんですけど。って、いつもオチはないんですけど。ははは。
場が白けてしまわない程度に率直な毒舌は絶妙のバランス感覚だと思うし、頭の回転の早い切り返しは見事です。あんな風に会話できたら楽しいだろうなぁと、ちょっと憧れます。
「怒り新党」に関して言えば、マツコ・デラックス氏の会話術もなかなか見事だとは思うのですが(私は彼女のファンでもあります)、残念ながら有吉さんには負けてますかねぇ。どこが、と訊かれるとちょっと困るのですが、有吉さんの方が、核心に触れそうな場面でうまくヒュルっとかわす感じがありますね。
いや、別にオチも何もない話なんですけど。って、いつもオチはないんですけど。ははは。
2013年3月18日月曜日
映画:世界にひとつのプレイブック
監督:デヴィッド・O・ラッセル
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:6本@2013
いわゆるラブコメディに属する話ですが、ベタなラブコメとは一線を画しています。
主人公のパットは、精神病院帰りの離婚した男性で、「武器よさらば」を読んで夜中に大騒ぎしたり、なぜかゴミ袋を被ってジョギングしたりと、結構エキセントリックなんですが、きっと元妻のニッキーをまた取り戻せると信じている。そんな彼が、これまた精神的に不安定なティファニーと出会うことでダンスを始めることになり、それによって少しずつ癒されていく、というお話です。
ラブコメにもかかわらず、シュールなユーモアが散りばめられていて、クスクス笑ってしまいます。それでいて、パットとティファニーとが、ダンスを通じて少しずつ自分たちの傷を癒していく姿は、なんとも説得力があります。そんなに出てこないんですけどね、ダンスのシーン。不思議。
デ・ニーロの演技もいいですね。彼の演技、可笑しいです。
繊細で温かみのある映画。オススメです。
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:6本@2013
いわゆるラブコメディに属する話ですが、ベタなラブコメとは一線を画しています。
主人公のパットは、精神病院帰りの離婚した男性で、「武器よさらば」を読んで夜中に大騒ぎしたり、なぜかゴミ袋を被ってジョギングしたりと、結構エキセントリックなんですが、きっと元妻のニッキーをまた取り戻せると信じている。そんな彼が、これまた精神的に不安定なティファニーと出会うことでダンスを始めることになり、それによって少しずつ癒されていく、というお話です。
ラブコメにもかかわらず、シュールなユーモアが散りばめられていて、クスクス笑ってしまいます。それでいて、パットとティファニーとが、ダンスを通じて少しずつ自分たちの傷を癒していく姿は、なんとも説得力があります。そんなに出てこないんですけどね、ダンスのシーン。不思議。
デ・ニーロの演技もいいですね。彼の演技、可笑しいです。
繊細で温かみのある映画。オススメです。
2013年3月14日木曜日
雑感:私が読めない文章
内田樹氏という著名な方がいらっしゃいます。彼のブログがBlogosに転載されるので、時々彼の文章を読みます。毎回、絶望感に苛まれます。
内田氏と私とでは、生きていく上でのスタンスが全く違うようなので、彼の文章の内容にはなんの説得力も感じないのですが、世の中、いろんな人がいるのは理解していますし、私の考え方がマジョリティで無いことも知っているので、その点はどうでもいいです。
私が毎回絶望感を抱く理由は、私が、彼の文章をまともに読み切れない点にあります。
まず、難しい単語が羅列され、その上、彼自身が新たな用語を定義することもしばしばあるので、私には、もう何がなんだかわかんなくなってきます。
そして、長い。どうせ「新自由主義反対」とかいう極めて短いメッセージに集約されるんでしょ?と思ってしまうと、途中を読む気をなくしてしまいます。
何より、読んでいて「え?」と感じる部分(私には同意できない論理展開、又は論理の飛躍若しくは根拠のない決めつけに思える部分)が多すぎて、読んでいていちいち引っかかります。おそらく、私には、論理に対する理解力が欠如しているのでしょう。
そんなわけで、私には彼の文章を殆ど読み通すことができないのですが、一方世の中では、内田樹氏にはかなり人気があり、彼の本が多数ベストセラーになっていることは知っています。
これは、間違いなく、私の読解力が世の中よりも劣っていることを意味しています。悲しいです。
内田氏と私とでは、生きていく上でのスタンスが全く違うようなので、彼の文章の内容にはなんの説得力も感じないのですが、世の中、いろんな人がいるのは理解していますし、私の考え方がマジョリティで無いことも知っているので、その点はどうでもいいです。
私が毎回絶望感を抱く理由は、私が、彼の文章をまともに読み切れない点にあります。
まず、難しい単語が羅列され、その上、彼自身が新たな用語を定義することもしばしばあるので、私には、もう何がなんだかわかんなくなってきます。
そして、長い。どうせ「新自由主義反対」とかいう極めて短いメッセージに集約されるんでしょ?と思ってしまうと、途中を読む気をなくしてしまいます。
何より、読んでいて「え?」と感じる部分(私には同意できない論理展開、又は論理の飛躍若しくは根拠のない決めつけに思える部分)が多すぎて、読んでいていちいち引っかかります。おそらく、私には、論理に対する理解力が欠如しているのでしょう。
そんなわけで、私には彼の文章を殆ど読み通すことができないのですが、一方世の中では、内田樹氏にはかなり人気があり、彼の本が多数ベストセラーになっていることは知っています。
これは、間違いなく、私の読解力が世の中よりも劣っていることを意味しています。悲しいです。
2013年3月13日水曜日
雑感:近況報告
3月の1大イベントである確定申告が無事終了しました!!!かなり感動的です。
ダラダラやらなかったら、もっとずっと早く作業は終わっていたとは思いますが、ま、それはそれとして。
先週までの仕事の山も随分スッキリしてきたので、今週はのんびりと生きています。仕事以外にもいろいろと活動できているので楽しいです。休暇気分。
ダラダラやらなかったら、もっとずっと早く作業は終わっていたとは思いますが、ま、それはそれとして。
先週までの仕事の山も随分スッキリしてきたので、今週はのんびりと生きています。仕事以外にもいろいろと活動できているので楽しいです。休暇気分。
2013年3月12日火曜日
雑感:仰げば尊し
大学時代の教授が退官されるということで、最終講義、及びその後のパーティーに出席して来ました。今更ですが、先生にご指導いただけたのは幸運だったなぁと実感しました。先生のような飾るところのない率直な語り口を持つ方には、社会にでるとなかなか出会えません。残念ながら、学生の時には気づけませんでしたが、本当に得がたい経験でした。ありがとうございました。
同級生や先輩にも多数お会いできました。卒業以来、忘年会等にはずっと欠席で通していたので、相当久しぶりでした。facebook等で多少情報は得ていたとは言え、皆さんのご活躍を直接伺うことができ、大変刺激を受けました。私も、負けずに頑張らなきゃ、です。
研究室の大先輩(私自身は、面識はありません)で、有名なビジネスパーソンになられている方がご挨拶されていたのですが、失礼ながら全くオーラがなく(発言内容は凄かったです)、聴いている人もあまりいなかったのには笑いました。今をときめく大企業の偉い人でも、大学の世界に戻るとこうなっちゃうのね、って感じ。そして、それってステキなことだと思うわけです(もちろん、いい意味です)。
それにしても、皆さん、全然変わりがなかったのにも驚きました。特に、大学の先生方の見栄えは全く変化がありませんでした。殆どタイムスリップしたような気分にさえなりました。どうやったらあんなに若さを保てるんですかね?不思議すぎる。
同級生や先輩にも多数お会いできました。卒業以来、忘年会等にはずっと欠席で通していたので、相当久しぶりでした。facebook等で多少情報は得ていたとは言え、皆さんのご活躍を直接伺うことができ、大変刺激を受けました。私も、負けずに頑張らなきゃ、です。
研究室の大先輩(私自身は、面識はありません)で、有名なビジネスパーソンになられている方がご挨拶されていたのですが、失礼ながら全くオーラがなく(発言内容は凄かったです)、聴いている人もあまりいなかったのには笑いました。今をときめく大企業の偉い人でも、大学の世界に戻るとこうなっちゃうのね、って感じ。そして、それってステキなことだと思うわけです(もちろん、いい意味です)。
それにしても、皆さん、全然変わりがなかったのにも驚きました。特に、大学の先生方の見栄えは全く変化がありませんでした。殆どタイムスリップしたような気分にさえなりました。どうやったらあんなに若さを保てるんですかね?不思議すぎる。
2013年3月9日土曜日
書籍:ガソリン生活
著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆
カウント:11冊目@2013
車(緑のデミオ)からの目線で、その持ち主である望月家に起こる事件を描いた物語。Low、Drive、Parkingの3章に分かれており、それぞれで一応独立したオチがつけられてはいますが、完全にリンクしているので、ばらばらの短篇が3つ、というわけではありません。
通常であれば、サスペンス系の物語は、序盤にいろんな問題が起こり、ゴールに向かってそれらが少しずつ解けていって、メインの謎の解決がラストに来る、という構成になっていると思いますが、この本は全く違います。新たな事件がどんどん起こり続け、一応大きな謎は途中で解けるんだけど小さな謎は残りつづけ、それがずっと後で明かされる、という、謎が発生するタイミングとそれらに対する答えが明かされるタイミングとがそれぞれバラバラになるように作られています。もちろん、全ての謎はちゃんと明かされます。読んでいて、すごく新鮮でした。こういう本、読んだ記憶がないですね。良く構成された物語だと思いますし、こういう構成は好きです。
物語自体はライトでユーモラス。殺人事件が起きたり、望月家が脅迫?されたりするとはいえ、物語の語り手がデミオだったり、物語をメインで引っ張る亨少年(10歳)がユニークだったりするので、終始一貫して重たさはありません。エンターテインメントとして楽しめます。なにより私、亨少年のような大人びた頭の良さを持つ少年ってすごく好きなんですよね。10歳の子供に、不倫が何をするものなのか問い詰められたくはないですねぇ。
祖父が作った「太陽くん」の権利で生きている丹羽という男の「暇人をなめるな」というセリフはかなり笑いました。
評価:☆☆☆☆
カウント:11冊目@2013
車(緑のデミオ)からの目線で、その持ち主である望月家に起こる事件を描いた物語。Low、Drive、Parkingの3章に分かれており、それぞれで一応独立したオチがつけられてはいますが、完全にリンクしているので、ばらばらの短篇が3つ、というわけではありません。
通常であれば、サスペンス系の物語は、序盤にいろんな問題が起こり、ゴールに向かってそれらが少しずつ解けていって、メインの謎の解決がラストに来る、という構成になっていると思いますが、この本は全く違います。新たな事件がどんどん起こり続け、一応大きな謎は途中で解けるんだけど小さな謎は残りつづけ、それがずっと後で明かされる、という、謎が発生するタイミングとそれらに対する答えが明かされるタイミングとがそれぞれバラバラになるように作られています。もちろん、全ての謎はちゃんと明かされます。読んでいて、すごく新鮮でした。こういう本、読んだ記憶がないですね。良く構成された物語だと思いますし、こういう構成は好きです。
物語自体はライトでユーモラス。殺人事件が起きたり、望月家が脅迫?されたりするとはいえ、物語の語り手がデミオだったり、物語をメインで引っ張る亨少年(10歳)がユニークだったりするので、終始一貫して重たさはありません。エンターテインメントとして楽しめます。なにより私、亨少年のような大人びた頭の良さを持つ少年ってすごく好きなんですよね。10歳の子供に、不倫が何をするものなのか問い詰められたくはないですねぇ。
祖父が作った「太陽くん」の権利で生きている丹羽という男の「暇人をなめるな」というセリフはかなり笑いました。
2013年3月8日金曜日
雑感:Spring has come!!
あまりに暖かく、過ごしやすい日だったので、なんでこんな日に仕事してるんだろうかと悲しくなりました。こういう日はピクニックですよね。重いコート脱いで出かけませんか、ですよ(古)
最近、とてもコスパの良いランチを見つけてしまいました。おいしく、そして、そんなに高くない。毎日あんなところに行っていたらかなりの出費なのだけれど。うーむ。
最近、とてもコスパの良いランチを見つけてしまいました。おいしく、そして、そんなに高くない。毎日あんなところに行っていたらかなりの出費なのだけれど。うーむ。
2013年3月6日水曜日
雑感:思い込み
有名なアルファブロガーに、イケダハヤト氏がいます。これまで、Blogosに転載されたり、Twitterで流れてきたりしたエントリを時々目にしていましたが、ちょくちょく炎上しているようなので、ふと思いついてイケダハヤト氏について調べてみました。
めっさ年下やん!!
特に根拠無く、30代かと思ってましたよ。まさか1986年生まれとは思っておらず、目を疑いました。イケダ氏の発言内容に照らし合わせると、ある程度納得感があるような気はしますけれども。
いや、ビックリしました。それだけです。すみません。
めっさ年下やん!!
特に根拠無く、30代かと思ってましたよ。まさか1986年生まれとは思っておらず、目を疑いました。イケダ氏の発言内容に照らし合わせると、ある程度納得感があるような気はしますけれども。
いや、ビックリしました。それだけです。すみません。
2013年2月25日月曜日
書籍:ちょうちんそで
著者:江國香織
評価:☆☆☆☆
カウント:10冊目@2013
雛子さんを中心とする物語、雛子さんの隣人である老夫婦を中心とする物語、正直/誠兄弟を中心とする物語、カナダで暮らすなつきを中心とする物語、の4つが並行して進んでいく。それぞれがどのような関係にあるのかは少しずつ解き明かされていきます。
それぞれの物語に対して、いろんなピースが出てくるので、サスペンス的な謎解きの面白さがあり、ついついページを繰ってしまう。そして、新たなピースが投げられてくるのに、本の残りページ数はどんどん減っていく。え?どうなるの?と思っていたら、最後は投げっぱなし。読了後の私の感想は「ここで終わり?マジで?」。
あの放り方は理不尽にすら思えますが、そう思った時点で江國さんの勝ちなんでしょうね。読み終わった後も、あの世界観がどうしても心に残ってしまいます。
最近、江國さんは色々と攻めてきますねぇ。これだから、彼女の本は読むのをやめられません。伊坂幸太郎的に、ピタッとパズルのピースが揃う感じが好きな人には薦められませんが、なかなか面白いです。いいんじゃないでしょうか。
評価:☆☆☆☆
カウント:10冊目@2013
雛子さんを中心とする物語、雛子さんの隣人である老夫婦を中心とする物語、正直/誠兄弟を中心とする物語、カナダで暮らすなつきを中心とする物語、の4つが並行して進んでいく。それぞれがどのような関係にあるのかは少しずつ解き明かされていきます。
それぞれの物語に対して、いろんなピースが出てくるので、サスペンス的な謎解きの面白さがあり、ついついページを繰ってしまう。そして、新たなピースが投げられてくるのに、本の残りページ数はどんどん減っていく。え?どうなるの?と思っていたら、最後は投げっぱなし。読了後の私の感想は「ここで終わり?マジで?」。
あの放り方は理不尽にすら思えますが、そう思った時点で江國さんの勝ちなんでしょうね。読み終わった後も、あの世界観がどうしても心に残ってしまいます。
最近、江國さんは色々と攻めてきますねぇ。これだから、彼女の本は読むのをやめられません。伊坂幸太郎的に、ピタッとパズルのピースが揃う感じが好きな人には薦められませんが、なかなか面白いです。いいんじゃないでしょうか。
2013年2月22日金曜日
雑感:情報入力を減らす。
しばらく新聞を読むのをやめているのですが、特に日常生活に問題は生じません。当たり前なんですけど。一方で、なんか怖い(笑)
なんか面白い記事があったら、TwitterやBlogで教えてくれますしね。ま、いいんじゃないかと。もうしばらくこの生活を続ける予定です。
2013年2月19日火曜日
書籍:財政破綻でもうける方法(kindle)
著者:藤沢数希、池田信夫
評価:☆☆☆☆
カウント:9冊目@2013
藤沢数希氏と池田信夫氏はBloggerでもありますが、基本的なスタンスが私と近い(脱原発とか、リフレとかって正気なの?)ということもあり、私は両御仁のBlogはいつも読んでいます。そんな両者の対談が掲載されているということで、この本も読んでみました。
「国債発行高が増えた日本の先にある形」がシンプルな形で提示されているのは新鮮です。一言で表現すると「怖いわ~」。経済への無理解、決定の先送り、そしてそういう仕組を生み出す政治や行政、法律の仕組む、そういったものが相まって、殆どチキンレースみたいになっているなぁ、という事態を再認識。
日本経済が破綻するのがいつか?は、ヨーロッパやアメリカとの相対評価によって決まるんですね。なるほど。藤沢氏によれば、ヨーロッパの状況は(私の予想よりも)悪く、改善にかなり時間がかかりそうなので、まだ数年は大丈夫かもしれません。でも、早めに逃げる準備しとかないと、いざというときに逃げられませんねぇ。
それにしても、経済って面白い。なんで、日本の教育でお金や経済についてもっと教えないのか不思議です。
評価:☆☆☆☆
カウント:9冊目@2013
藤沢数希氏と池田信夫氏はBloggerでもありますが、基本的なスタンスが私と近い(脱原発とか、リフレとかって正気なの?)ということもあり、私は両御仁のBlogはいつも読んでいます。そんな両者の対談が掲載されているということで、この本も読んでみました。
「国債発行高が増えた日本の先にある形」がシンプルな形で提示されているのは新鮮です。一言で表現すると「怖いわ~」。経済への無理解、決定の先送り、そしてそういう仕組を生み出す政治や行政、法律の仕組む、そういったものが相まって、殆どチキンレースみたいになっているなぁ、という事態を再認識。
日本経済が破綻するのがいつか?は、ヨーロッパやアメリカとの相対評価によって決まるんですね。なるほど。藤沢氏によれば、ヨーロッパの状況は(私の予想よりも)悪く、改善にかなり時間がかかりそうなので、まだ数年は大丈夫かもしれません。でも、早めに逃げる準備しとかないと、いざというときに逃げられませんねぇ。
それにしても、経済って面白い。なんで、日本の教育でお金や経済についてもっと教えないのか不思議です。
書籍:Think Simple -アップルを生み出す熱狂的哲学(Kindle)
著者:ケン・シーガル
訳者:高橋則明
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:8冊目@2013
アップルの広告代理店において、スティーブ・ジョブズと働いていた著者による本。「シンプル」であることがアップルの提供する1つの価値であり、他の企業が真似できないものである、と主張しています。著者がデルやインテル(いわゆる、普通の大企業)と共に働いた経験と、ジョブズと働いた経験とを効果的に比較しているので、かなり説得力があります。
私自身、これまでいくつかの組織で働いてきましたが、「シンプルにする」ってすごく難しいんですよね。会議を何度も重ね、いろんな承認を取り、と繰り返しているうちに、元あったコンセプトが少しずつ台無しにされていく経験を、私もこれまで何度も体験してきました。「それ、いいじゃん!」を大事にできるかどうか、その仕組があるかどうか、がアップルと他の会社との違いなんだと思います(この本を読んだ私の解釈)。
複雑さってリスク回避の代物ですからね。なかなか、経営者自身が腹をくくって、更にその企業文化が根付かない限り、製品面でも組織面でも、「シンプルさ」を追求するのは難しいと思います。
「Think Different」や「パソコンです。マックです」といった、数々のアップルによるキャンペーンの裏側における数々のエピソードは、かなり面白いです。
この本の教訓。一般人/普通の組織に、シンプルなんて追求できない(笑)
訳者:高橋則明
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:8冊目@2013
アップルの広告代理店において、スティーブ・ジョブズと働いていた著者による本。「シンプル」であることがアップルの提供する1つの価値であり、他の企業が真似できないものである、と主張しています。著者がデルやインテル(いわゆる、普通の大企業)と共に働いた経験と、ジョブズと働いた経験とを効果的に比較しているので、かなり説得力があります。
私自身、これまでいくつかの組織で働いてきましたが、「シンプルにする」ってすごく難しいんですよね。会議を何度も重ね、いろんな承認を取り、と繰り返しているうちに、元あったコンセプトが少しずつ台無しにされていく経験を、私もこれまで何度も体験してきました。「それ、いいじゃん!」を大事にできるかどうか、その仕組があるかどうか、がアップルと他の会社との違いなんだと思います(この本を読んだ私の解釈)。
複雑さってリスク回避の代物ですからね。なかなか、経営者自身が腹をくくって、更にその企業文化が根付かない限り、製品面でも組織面でも、「シンプルさ」を追求するのは難しいと思います。
「Think Different」や「パソコンです。マックです」といった、数々のアップルによるキャンペーンの裏側における数々のエピソードは、かなり面白いです。
この本の教訓。一般人/普通の組織に、シンプルなんて追求できない(笑)
2013年2月18日月曜日
2013年2月9日土曜日
雑感:腰痛にまつわるエトセトラ
腰痛に悩まされておりまして、鍼灸院に行って来ました。
多少効果があるようなないような、という微妙な感じでしたが(笑)、まぁ面白い体験でした。明日も行ってきます。
東洋医学って、私の中では、どうしてもオカルトっぽいイメージが抜けません。整体やカイロプラクティックは、なんとなく効果がありそうなのもわかるんですが、鍼や灸ってちゃんと効果があるのか、大変疑問に思っております。本当にちゃんと効果があるなら、もっと普及しているはずだと思っちゃうんですよね。ま、いいんですけど。
だからといって、西洋医学も腰痛に対しては何もやってくれません。私の認識している限り、痛み止めと湿布を処方して「安静にしていてください」と言われるくらいなものです。患者としては、怪しくても東洋医学に頼るか、文字通り耐え忍ぶか、悩むところです。
この腰痛、先週末には「少し腰が痛くなってきたなぁ」くらいだったのですが、長風呂やらマッサージやらをやっている内に、ほとんど歩けないほどに悪化してしまいました。
腰が痛くなり始めた時には、長風呂したりマッサージしたりする(=血行を良くする行為)のは絶対にやめましょう。自殺行為です。
多少効果があるようなないような、という微妙な感じでしたが(笑)、まぁ面白い体験でした。明日も行ってきます。
東洋医学って、私の中では、どうしてもオカルトっぽいイメージが抜けません。整体やカイロプラクティックは、なんとなく効果がありそうなのもわかるんですが、鍼や灸ってちゃんと効果があるのか、大変疑問に思っております。本当にちゃんと効果があるなら、もっと普及しているはずだと思っちゃうんですよね。ま、いいんですけど。
だからといって、西洋医学も腰痛に対しては何もやってくれません。私の認識している限り、痛み止めと湿布を処方して「安静にしていてください」と言われるくらいなものです。患者としては、怪しくても東洋医学に頼るか、文字通り耐え忍ぶか、悩むところです。
この腰痛、先週末には「少し腰が痛くなってきたなぁ」くらいだったのですが、長風呂やらマッサージやらをやっている内に、ほとんど歩けないほどに悪化してしまいました。
腰が痛くなり始めた時には、長風呂したりマッサージしたりする(=血行を良くする行為)のは絶対にやめましょう。自殺行為です。
2013年2月4日月曜日
書籍:輝天炎上
著者:海堂尊
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:7冊目@2013
「螺鈿迷宮」の続編にして、「ケルベロスの肖像」と同時間軸。「ケルベロス」の事件を、天馬及び桜宮姉妹の視点から描いた作品。
死因究明制度を研究対象にすることになった天馬大吉くんが、その研究が評価されたことをきっかけに、新設のAiセンター立ち上げに関わっていくお話。桜宮姉妹側からは、東城大学との因縁や姉妹の因縁、Aiセンター崩壊へ向けた試み等が描かれていきます。
海堂さん、最近の作品はクオリティが上がっていますね。かなり面白いです。特に、天馬くんの視点は、語り口が率直でとても好感が持てる。学生が、一筋縄では行かない大人たちに接した場合の戸惑いなんかが素直に伝わってくるのがいいです。
欲を言えば、桜宮姉妹の側の説得力がちょっと薄いかなぁ、という印象はあります。東城大学をめちゃくちゃ憎んでるんだけど、「いや、そこまでやるほど?」という疑問は拭えません。ま、そんなのは些細なことですが。
これまでの作品と比べても、かなり多数の過去の作品と関わりあいながらストーリーが進んでいくので、これまでのシリーズを全然読んでない人にはいまいち面白さが伝わらないかもしれませんが、過去ずっと追っかけてきたファンにとっては、「このラインとこのラインが繋がるのか!」といった、シリーズ全体が絡まりあった世界観が立ち上がってくるのがたまりません。ちょっと数が多すぎるし、全てが面白いというわけではないので、全部読め、とはなかなか言えません。
ここまでいろんな登場人物を総出演させたなら、個人的には、白鳥圭輔氏にも登場して欲しかったなぁ。この点は、個人的にとても残念。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:7冊目@2013
「螺鈿迷宮」の続編にして、「ケルベロスの肖像」と同時間軸。「ケルベロス」の事件を、天馬及び桜宮姉妹の視点から描いた作品。
死因究明制度を研究対象にすることになった天馬大吉くんが、その研究が評価されたことをきっかけに、新設のAiセンター立ち上げに関わっていくお話。桜宮姉妹側からは、東城大学との因縁や姉妹の因縁、Aiセンター崩壊へ向けた試み等が描かれていきます。
海堂さん、最近の作品はクオリティが上がっていますね。かなり面白いです。特に、天馬くんの視点は、語り口が率直でとても好感が持てる。学生が、一筋縄では行かない大人たちに接した場合の戸惑いなんかが素直に伝わってくるのがいいです。
欲を言えば、桜宮姉妹の側の説得力がちょっと薄いかなぁ、という印象はあります。東城大学をめちゃくちゃ憎んでるんだけど、「いや、そこまでやるほど?」という疑問は拭えません。ま、そんなのは些細なことですが。
これまでの作品と比べても、かなり多数の過去の作品と関わりあいながらストーリーが進んでいくので、これまでのシリーズを全然読んでない人にはいまいち面白さが伝わらないかもしれませんが、過去ずっと追っかけてきたファンにとっては、「このラインとこのラインが繋がるのか!」といった、シリーズ全体が絡まりあった世界観が立ち上がってくるのがたまりません。ちょっと数が多すぎるし、全てが面白いというわけではないので、全部読め、とはなかなか言えません。
ここまでいろんな登場人物を総出演させたなら、個人的には、白鳥圭輔氏にも登場して欲しかったなぁ。この点は、個人的にとても残念。
投資:February 1, 2013 (+1.8%)
1日放置していました。
昨日購入したバイオ株が見事上昇。ナノキャリアはあまり上がりませんでしたが、カイオム株は10%以上上げたので上出来です。週明けも上がりますように。
サラ金株はやばいですね。昨日、余った金でアプラス株を購入したのは大失敗でした。バカすぎる。1日ちょっとで16.5%下げってどんだけ!?てか、損切りしろよ・・・
しかしながら、サラ金銘柄の出来高が下がってきたのはいい傾向なので、もう少し保有を続けます(アプラスは・・・(笑))。
昨日、本当は閉場後の決算発表へ向けてソフトバンク株を購入したかったのだけれど、ここ数日あまりに株価が上がっていた日和って手を出せませんでした。結果、更に上昇。やっぱ、孫さんは凄いっすね。
<保有株(来週へ持ち越し)>
・4571 ナノキャリア(19%)
・4583 カイオム・バイオサイエンス(25%)
・8515 アイフル(33%)
・8585 オリエントコーポレーション(20%)
・8589 アプラスフィナンシャル(4%)
昨日購入したバイオ株が見事上昇。ナノキャリアはあまり上がりませんでしたが、カイオム株は10%以上上げたので上出来です。週明けも上がりますように。
サラ金株はやばいですね。昨日、余った金でアプラス株を購入したのは大失敗でした。バカすぎる。1日ちょっとで16.5%下げってどんだけ!?てか、損切りしろよ・・・
しかしながら、サラ金銘柄の出来高が下がってきたのはいい傾向なので、もう少し保有を続けます(アプラスは・・・(笑))。
昨日、本当は閉場後の決算発表へ向けてソフトバンク株を購入したかったのだけれど、ここ数日あまりに株価が上がっていた日和って手を出せませんでした。結果、更に上昇。やっぱ、孫さんは凄いっすね。
<保有株(来週へ持ち越し)>
・4571 ナノキャリア(19%)
・4583 カイオム・バイオサイエンス(25%)
・8515 アイフル(33%)
・8585 オリエントコーポレーション(20%)
・8589 アプラスフィナンシャル(4%)
映画:テルマエ・ロマエ
監督:武内英樹
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:5本@2013
スケール感がめちゃくちゃ大きい。ローマのテルマエも街並みも、かなり迫力があって実際のローマを見ているようで楽しいです。日本人を使って(顔が濃いとはいえ)ローマ人を模すのも、映画全体が巨大な嘘となっているので、特に気になりません。こういう、あまりに大きな嘘って、完全に作り物の世界なのでイイですね。
ただ、面白いか、と訊かれると…別に、という(笑)
ローマ時代の公衆浴場と比較することで、現代日本における風呂に様々な趣向が凝らされていることはわかるのだけれど、それに対する「なるほど」という知的刺激が映画全体の面白さに勝ってしまう感じはある。もう少し長い時間軸で笑える要素がある方が好みかなぁ。単発の笑いが多いので、それを凝縮した予告編の方が、本編よりも笑えるような気がする。
ま、悪くは無いと思うのだけれど。
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:5本@2013
スケール感がめちゃくちゃ大きい。ローマのテルマエも街並みも、かなり迫力があって実際のローマを見ているようで楽しいです。日本人を使って(顔が濃いとはいえ)ローマ人を模すのも、映画全体が巨大な嘘となっているので、特に気になりません。こういう、あまりに大きな嘘って、完全に作り物の世界なのでイイですね。
ただ、面白いか、と訊かれると…別に、という(笑)
ローマ時代の公衆浴場と比較することで、現代日本における風呂に様々な趣向が凝らされていることはわかるのだけれど、それに対する「なるほど」という知的刺激が映画全体の面白さに勝ってしまう感じはある。もう少し長い時間軸で笑える要素がある方が好みかなぁ。単発の笑いが多いので、それを凝縮した予告編の方が、本編よりも笑えるような気がする。
ま、悪くは無いと思うのだけれど。
2013年1月31日木曜日
投資:January 31, 2013 (-0.7%)
海運株が、後場直後の決算発表を受けて急落したときはどうしようかと思いましたが、落ち着いてそのままHoldを続けた結果、最終的にはプラスで売ることができました。奇跡(笑)
リプレースして購入したのがバイオ関連株。手を出すのが少し早いような気もするけれど。購入後、15:00直前に大きく下げたので、結構含み損が出ました。バイオ関連株は値動きが激しすぎる(&読めない)から嫌い。
サラ金銘柄が下げたのは予想外でしたが、少しだけ余裕資金があったので、遊びでアプラス株を少数だけ購入してみました。勇気ある少年。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・4571 ナノキャリア
・4583 カイオム・バイオサイエンス
・8515 アイフル
・8585 オリエントコーポレーション
・8589 アプラス
リプレースして購入したのがバイオ関連株。手を出すのが少し早いような気もするけれど。購入後、15:00直前に大きく下げたので、結構含み損が出ました。バイオ関連株は値動きが激しすぎる(&読めない)から嫌い。
サラ金銘柄が下げたのは予想外でしたが、少しだけ余裕資金があったので、遊びでアプラス株を少数だけ購入してみました。勇気ある少年。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・4571 ナノキャリア
・4583 カイオム・バイオサイエンス
・8515 アイフル
・8585 オリエントコーポレーション
・8589 アプラス
2013年1月30日水曜日
書籍:何者
著者:朝井リョウ
評価:☆☆☆☆
カウント:6冊目@2013
就職活動にまつわる5人の若者の話。直木賞受賞作。
今どきの就活事情を、ここまでリアルに描いた作品は見ないですね。就職活動がどんなものか?を知るのにいいかも。その他、各キャラクタたちの声がTwitterとして描かれていて、その辺りも現代的かもしれません。主人公であるにのみやたくとに関する、ちょっとした謎解きっぽい要素も含まれています。いろいろと面白い要素を組み込んだ本。
そういいながら、好みか?と訊かれれば、別に、としか答えようがないのだけれども。ちょっとした青春小説みたいな話なので、そこをとっくの昔に過ぎ去った私から見れば、「ま、若いってそういうのよね」と、他人事としか捉えられないからかもしれません。
評価:☆☆☆☆
カウント:6冊目@2013
就職活動にまつわる5人の若者の話。直木賞受賞作。
今どきの就活事情を、ここまでリアルに描いた作品は見ないですね。就職活動がどんなものか?を知るのにいいかも。その他、各キャラクタたちの声がTwitterとして描かれていて、その辺りも現代的かもしれません。主人公であるにのみやたくとに関する、ちょっとした謎解きっぽい要素も含まれています。いろいろと面白い要素を組み込んだ本。
そういいながら、好みか?と訊かれれば、別に、としか答えようがないのだけれども。ちょっとした青春小説みたいな話なので、そこをとっくの昔に過ぎ去った私から見れば、「ま、若いってそういうのよね」と、他人事としか捉えられないからかもしれません。
投資:January 30, 2013 (+2.8%)
サラ金銘柄から撤退しようかと思いましたが、本日、オリエントコーポレーションの決算発表ということでHoldしました(正確に言うと、一度売って買い戻した)。
ソニーは適当なところで撤退、商船三井を買ってみました。サラ金セクタと海運セクタが明日上がることを願っています。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・8515 アイフル
・8585 オリエントコーポレーション
・9104 商船三井
・9107 川崎汽船
ソニーは適当なところで撤退、商船三井を買ってみました。サラ金セクタと海運セクタが明日上がることを願っています。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・8515 アイフル
・8585 オリエントコーポレーション
・9104 商船三井
・9107 川崎汽船
2013年1月29日火曜日
雑感:そこでまたしゃっくりですよ。
昨日から、ものすごく<しゃっくり>が出ます。一応止まるのは止まるのだけれど、またしばらく(数十分程度)したらすぐに始まります。ここまでのしゃっくり地獄は初めてです。
アナウンサーやタレントというわけではないので、別にしゃっくりで何が困るってわけでもないのだけれど、キモチワルイのは間違いないですね。できれば、早くこの地獄から脱出したい。
アナウンサーやタレントというわけではないので、別にしゃっくりで何が困るってわけでもないのだけれど、キモチワルイのは間違いないですね。できれば、早くこの地獄から脱出したい。
書籍:全ての輝けるもの
著者:広瀬隆雄
評価:☆☆☆☆
カウント:5冊目@2013
ヘッジファンドで働く主人公が、「ブサン・ゴールド」という鉱山採掘会社を巡ってボルネオ島へ調査にでかけたり、情報網を駆使して状況を分析したり、どのように株価が動くかを予測したりすることで、利益の確保を目指す物語。今回の物語は、著者のこれまでの作品とは違い、恋愛の要素はごく最小限にまで抑えられています。
株取引に関する物語ということで、著者の小説の中では、この作品が一番面白いですね。「読ませる」って感じ。駆引きの要素もすごく強いし、「なるほど、こういう風にして情報戦を勝ち抜くのか」という、ヘッジファンドの一つの側面を知ることができます。
評価:☆☆☆☆
カウント:5冊目@2013
ヘッジファンドで働く主人公が、「ブサン・ゴールド」という鉱山採掘会社を巡ってボルネオ島へ調査にでかけたり、情報網を駆使して状況を分析したり、どのように株価が動くかを予測したりすることで、利益の確保を目指す物語。今回の物語は、著者のこれまでの作品とは違い、恋愛の要素はごく最小限にまで抑えられています。
株取引に関する物語ということで、著者の小説の中では、この作品が一番面白いですね。「読ませる」って感じ。駆引きの要素もすごく強いし、「なるほど、こういう風にして情報戦を勝ち抜くのか」という、ヘッジファンドの一つの側面を知ることができます。
投資:January 29, 2013 (-2.0%)
本日は放置していました(取引なし)。
サラ金銘柄は今日は上げると予想していたのだけれど、予想に反して下がりました。もっと主力株で闘うべきでしたかね。ま、下がったとはいえ、出来高はまだそこそこあるので、まだ伸び代はあるんじゃないかと信じていますが。うーむ。
ソニー株が下がったのは想定外。今日上がったら、明日の開場直後に売ろうと思っていたので、計算が狂いました。明日以降どうするかは、ちょっと考えます。
川崎汽船株も、今日は意外と伸びなかったですね。こちらはまだいけると信じています。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・6758 ソニー
・8515 アイフル
・8585 オリエントコーポレーション
・9107 川崎汽船
サラ金銘柄は今日は上げると予想していたのだけれど、予想に反して下がりました。もっと主力株で闘うべきでしたかね。ま、下がったとはいえ、出来高はまだそこそこあるので、まだ伸び代はあるんじゃないかと信じていますが。うーむ。
ソニー株が下がったのは想定外。今日上がったら、明日の開場直後に売ろうと思っていたので、計算が狂いました。明日以降どうするかは、ちょっと考えます。
川崎汽船株も、今日は意外と伸びなかったですね。こちらはまだいけると信じています。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・6758 ソニー
・8515 アイフル
・8585 オリエントコーポレーション
・9107 川崎汽船
2013年1月28日月曜日
雑感:安倍首相マンセー
安倍政権の支持率が高いそうです。
私は、安倍政権の政策に対して8~9割は反対の立場にありますが、そんな私であっても、支持率が上がるのは理解できます。
どうでもいいですが、私は安倍政権の政策のうち、円安政策にもインフレ政策にも生活保護引き下げにも公共事業拡大にも所得税上限引き上げにも製造業支援の各種政策にも反対です。
消費税増税には賛成の立場ですが、軽減税率導入には反対です。孫への贈与税控除額を引き上げるのは賛成ですが、教育目的に限定することには反対です。贈与税控除額引き下げについては、今のところ中立です。
いや、どうでもいいんですけど。
参議院選挙を前に、維新の会とみんなの党とで、一緒になるのならないのと、また駆引きをしています。どういう結論になるのか知りませんが、みんなの党っていまいちですねぇ。「ブレない」と言い続ける主張はよくわかりますが、私は、同じ主張を原理主義っぽく繰返すのは苦手です。適当なところで妥協点を見出して(むしろ、適当な所で「折れる」ことを前提にして)、物事を前に進めていく方が好みですね。
なお、鳩山由紀夫氏のように「発言がコロコロ変わる」のと、「適当な所で妥協する」のは、全く異なります。念のため。
ま、参議院選挙も自民党が圧勝することはほぼ間違いありません。
私の安倍政権への関心事は、ネット選挙解禁(投票もネットでできるようにして欲しい)と、票格差の是正、株式相場がどうなるか、の3点のみです。あとは勝手にやってください。
私は、安倍政権の政策に対して8~9割は反対の立場にありますが、そんな私であっても、支持率が上がるのは理解できます。
どうでもいいですが、私は安倍政権の政策のうち、円安政策にもインフレ政策にも生活保護引き下げにも公共事業拡大にも所得税上限引き上げにも製造業支援の各種政策にも反対です。
消費税増税には賛成の立場ですが、軽減税率導入には反対です。孫への贈与税控除額を引き上げるのは賛成ですが、教育目的に限定することには反対です。贈与税控除額引き下げについては、今のところ中立です。
いや、どうでもいいんですけど。
参議院選挙を前に、維新の会とみんなの党とで、一緒になるのならないのと、また駆引きをしています。どういう結論になるのか知りませんが、みんなの党っていまいちですねぇ。「ブレない」と言い続ける主張はよくわかりますが、私は、同じ主張を原理主義っぽく繰返すのは苦手です。適当なところで妥協点を見出して(むしろ、適当な所で「折れる」ことを前提にして)、物事を前に進めていく方が好みですね。
なお、鳩山由紀夫氏のように「発言がコロコロ変わる」のと、「適当な所で妥協する」のは、全く異なります。念のため。
ま、参議院選挙も自民党が圧勝することはほぼ間違いありません。
私の安倍政権への関心事は、ネット選挙解禁(投票もネットでできるようにして欲しい)と、票格差の是正、株式相場がどうなるか、の3点のみです。あとは勝手にやってください。
映画:愛と誠
監督:三池崇史
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:4本@2013
不良である誠(妻夫木聡氏)と、その誠に恋する財閥のお嬢様である愛(武井咲氏)との話。アニメ、ミュージカル、暴力と様々な要素がてんこ盛りになっているけれど、なんだか、いっぱい要素をつめこんだ割にはポテンシャルを全く生かせていないという残念な映画。
初めはそれなりに面白くみていたのだけれど、どんどん展開が緩んできて、最後はあくびしながら見ていました。様々な要素を詰め込んだ割に、全くメリハリがない。特に、延々と続く喧嘩のシーンはくど過ぎて飽きる。もっとスピード感が欲しい。
ミュージカルもねぇ。もっといけるでしょ。どうせなら、みんなで揃ったダンスを見せる(「ウエスト・サイド・ストーリー」的な)くらいの迫力が欲しい。歌も、1人1曲、じゃなくて、もっと絡ませてほしい。不要に見える楽曲もいくつか。特に、「また逢う日まで」は、シーン的にも完全に不要だと思う。
何より、ストーリーがつまらない。何がやりたいんだか。愛とは戦いなのだ、というメッセージが初めに出ていたけれど、それが描けているとは思えない。
こういう風に、いろんなくだらない(失礼)要素をごちゃまぜにする発想はきらいじゃないんだけどなぁ。うーむ。
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:4本@2013
不良である誠(妻夫木聡氏)と、その誠に恋する財閥のお嬢様である愛(武井咲氏)との話。アニメ、ミュージカル、暴力と様々な要素がてんこ盛りになっているけれど、なんだか、いっぱい要素をつめこんだ割にはポテンシャルを全く生かせていないという残念な映画。
初めはそれなりに面白くみていたのだけれど、どんどん展開が緩んできて、最後はあくびしながら見ていました。様々な要素を詰め込んだ割に、全くメリハリがない。特に、延々と続く喧嘩のシーンはくど過ぎて飽きる。もっとスピード感が欲しい。
ミュージカルもねぇ。もっといけるでしょ。どうせなら、みんなで揃ったダンスを見せる(「ウエスト・サイド・ストーリー」的な)くらいの迫力が欲しい。歌も、1人1曲、じゃなくて、もっと絡ませてほしい。不要に見える楽曲もいくつか。特に、「また逢う日まで」は、シーン的にも完全に不要だと思う。
何より、ストーリーがつまらない。何がやりたいんだか。愛とは戦いなのだ、というメッセージが初めに出ていたけれど、それが描けているとは思えない。
こういう風に、いろんなくだらない(失礼)要素をごちゃまぜにする発想はきらいじゃないんだけどなぁ。うーむ。
投資:January 28, 2013 (+4.0%)
サラ金銘柄が上昇。しかしながら、サラ金銘柄は前場前半でかなり下げたので、一度手放し、それを上昇局面で(額を落として)買い戻すという行動を取ったため、あまり大きなプラスにはなっていません。あとは、川崎汽船株がかなり下げたので、その影響も大きいですね。
今月はまだマイナスです。年明け後、一度は+14%まで保有資産を増やしたことを考えると、その後の失敗続きがよくわかります。今月の出入りはめちゃくちゃ激しい。ヘタすぎる。
安倍相場が一巡してから、なんだかすごく難しくなりました。下がるときの速度が半端じゃない。安倍首相を信じるから株価が上がってる訳じゃなくて、「株価が上がってるから株を買う⇒更に株価が上がる」というサイクルだってことなんでしょうね。もう、殆どチキンレース。怖すぎる。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・6758 ソニー
・8515 アイフル
・8585 オリエントコーポレーション
・9107 川崎汽船
今月はまだマイナスです。年明け後、一度は+14%まで保有資産を増やしたことを考えると、その後の失敗続きがよくわかります。今月の出入りはめちゃくちゃ激しい。ヘタすぎる。
安倍相場が一巡してから、なんだかすごく難しくなりました。下がるときの速度が半端じゃない。安倍首相を信じるから株価が上がってる訳じゃなくて、「株価が上がってるから株を買う⇒更に株価が上がる」というサイクルだってことなんでしょうね。もう、殆どチキンレース。怖すぎる。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・6758 ソニー
・8515 アイフル
・8585 オリエントコーポレーション
・9107 川崎汽船
2013年1月26日土曜日
映画:東京家族
監督:山田洋次
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:3本@2013
「東京物語」(私は未見です)のリメイク。瀬戸内海から東京に出てきた老夫婦が、東京にいる子供たちに会いに来る話。
なんか、間とかが不自然。会話がわざとらしく聞こえるようにわざわざそういう風に演出もしくは編集しているような気がする。また、林家正蔵や子供たち等、何人かのキャストたちのセリフが棒読みなのも気になる。こういう積み重ねで、いまいちストーリーに入れない。
ストーリーもねぇ。まぁわかるんだけど。もっといけたとおもうなぁ。ジワジワさせるならもっと淡々とさせればいいと思うし、下手に老人の現代社会へのぼやきとか、東日本大震災とかを絡めてくる辺りがどうにも説教臭い。なんだかねぇ。あのキャストをして勿体ない。
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:3本@2013
「東京物語」(私は未見です)のリメイク。瀬戸内海から東京に出てきた老夫婦が、東京にいる子供たちに会いに来る話。
なんか、間とかが不自然。会話がわざとらしく聞こえるようにわざわざそういう風に演出もしくは編集しているような気がする。また、林家正蔵や子供たち等、何人かのキャストたちのセリフが棒読みなのも気になる。こういう積み重ねで、いまいちストーリーに入れない。
ストーリーもねぇ。まぁわかるんだけど。もっといけたとおもうなぁ。ジワジワさせるならもっと淡々とさせればいいと思うし、下手に老人の現代社会へのぼやきとか、東日本大震災とかを絡めてくる辺りがどうにも説教臭い。なんだかねぇ。あのキャストをして勿体ない。
映画:ストロベリーナイト
監督:佐藤祐市
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:2本@2013
「インビジブル・レイン」を原作(私は未読です)とする映画。ドラマシリーズの映画化。
ドラマシリーズ同様、キャストがめちゃくちゃ豪華なので、安心して映画の世界にどっぷりと入っていける。甘さが全くない。世の中には深い闇があること、人間にも闇があること、そしてその闇の中で必死で戦っている人たちがいること、そういうことをリアルな感覚として見せつけられる。ストーリーも複雑。組織対個人、許されざる淡い感情の共有、そういったものが事件を追うストーリーと絡まりあって深みを持たせている。ラストもダラダラせず、見終わった後に余韻が残る。
ドラマの映画化作品って結構見たけど、これはかなり上位(もしかしたら一位?)に入ります。激賞。
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:2本@2013
「インビジブル・レイン」を原作(私は未読です)とする映画。ドラマシリーズの映画化。
ドラマシリーズ同様、キャストがめちゃくちゃ豪華なので、安心して映画の世界にどっぷりと入っていける。甘さが全くない。世の中には深い闇があること、人間にも闇があること、そしてその闇の中で必死で戦っている人たちがいること、そういうことをリアルな感覚として見せつけられる。ストーリーも複雑。組織対個人、許されざる淡い感情の共有、そういったものが事件を追うストーリーと絡まりあって深みを持たせている。ラストもダラダラせず、見終わった後に余韻が残る。
ドラマの映画化作品って結構見たけど、これはかなり上位(もしかしたら一位?)に入ります。激賞。
2013年1月22日火曜日
雑感:ドラマ「最高の離婚」が面白い。
瑛太氏主演、坂元裕二氏脚本のドラマとしては、「それでも、生きてゆく」がありましたが、それに続く今回の「最高の離婚」。シリアスだった前作とは異なりコメディタッチなのでトーンは全然違うけれども、クオリティの高さは今回も顕在です。
殆どホラーかと思えるシーンが度々登場します。先週、印象的だったシーンはこんな感じ。
瑛太氏演じる浜崎は、思いやりに欠けるし、自分のことしか考えてないし、ネガティブシンキングだし、とかなり酷い男なんだけれど、少なくとも私との間にはある程度の共通性を見いだせるので、全く他人ごととは思えません。ガンバレ、瑛太!
そして瑛太のキャラクタは、かなり嫌な男である一方で、動きや行動がユーモラスで発言もユニークなので憎めません。先週は、冒頭で突き指し、ずっと包帯を巻いて不自由そうにしている姿が笑いを誘いました。こういう、コメディ要素を与えつつ、キャラクタに深みをもたせる演出は大好きです。やっぱ、日常に大事なのは笑いです。
殆どホラーかと思えるシーンが度々登場します。先週、印象的だったシーンはこんな感じ。
昔の恋人(真木よう子氏)に、「いい思い出だった」「今までで一番シアワセだった」「もし、あのまま結婚していたら…」云々と等々と語る瑛太氏。私、泣くかと思いました。
真木よう子氏はそれを遮り、ものすごく落ち着いた柔らかい声で、「私、浜崎さん(注:瑛太氏)との間にいい思い出なんてなんにもありませんよ」「私、別れるときに思ってました。死ねばいいのに、って」。
瑛太氏演じる浜崎は、思いやりに欠けるし、自分のことしか考えてないし、ネガティブシンキングだし、とかなり酷い男なんだけれど、少なくとも私との間にはある程度の共通性を見いだせるので、全く他人ごととは思えません。ガンバレ、瑛太!
そして瑛太のキャラクタは、かなり嫌な男である一方で、動きや行動がユーモラスで発言もユニークなので憎めません。先週は、冒頭で突き指し、ずっと包帯を巻いて不自由そうにしている姿が笑いを誘いました。こういう、コメディ要素を与えつつ、キャラクタに深みをもたせる演出は大好きです。やっぱ、日常に大事なのは笑いです。
書籍:のぼうの城(下)
著者:和田竜
評価:☆☆☆
カウント:4冊目@2013
石田三成による忍城攻め開始~後日談が描かれています。
繰り返しますが、フィクションとノンフィクションを混ぜたり、物語の視点の中に著者による文献調査結果を混ぜたりするのは本当にやめていただきたい。
どうやって2万の軍を退けるんだろう、と好奇心をそそられて次々とページを繰ってしまうのだけれども、どうにも最後は拍子抜け。石田三成の潔さも気持ちが悪い。うーむ。読み終わった後に残る残念感。
せっかく面白い題材を扱ってるんだから、ちゃんと書けばいいのにね。勿体無い。そして、この程度の別に上下巻に分ける必要はないんじゃないかと。
評価:☆☆☆
カウント:4冊目@2013
石田三成による忍城攻め開始~後日談が描かれています。
繰り返しますが、フィクションとノンフィクションを混ぜたり、物語の視点の中に著者による文献調査結果を混ぜたりするのは本当にやめていただきたい。
どうやって2万の軍を退けるんだろう、と好奇心をそそられて次々とページを繰ってしまうのだけれども、どうにも最後は拍子抜け。石田三成の潔さも気持ちが悪い。うーむ。読み終わった後に残る残念感。
せっかく面白い題材を扱ってるんだから、ちゃんと書けばいいのにね。勿体無い。そして、この程度の別に上下巻に分ける必要はないんじゃないかと。
投資:January 22, 2013 (-2.1%)
サラ金銘柄上がらず。本当はあと数日持ちたかったけれど、アプラス株は下げが酷かったので手放しました。代わりに川崎汽船を買い戻したけれど、ちょっと早かったかも。この日経平均の下げ方を見る限りでは、海運は明日も下げるんじゃないかと予想します。愚かだ。
それにしても、今日の日経平均先物の乱高下は半端じゃなかったっすね。金融緩和発表後、サプライズ無し(材料出尽くし)で下げるという展開は当然に予想しておくべきでした。今から思えば、そりゃそうでしょうよ、って感じ。愚かすぎる。年末~年初の成功で、ちょっと以前の感覚を忘れているようです。もっとちゃんと考えましょう。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・2432 ディーエヌエー
・8515 アイフル
・8603 野村ホールディングス
・9107 川崎汽船
それにしても、今日の日経平均先物の乱高下は半端じゃなかったっすね。金融緩和発表後、サプライズ無し(材料出尽くし)で下げるという展開は当然に予想しておくべきでした。今から思えば、そりゃそうでしょうよ、って感じ。愚かすぎる。年末~年初の成功で、ちょっと以前の感覚を忘れているようです。もっとちゃんと考えましょう。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・2432 ディーエヌエー
・8515 アイフル
・8603 野村ホールディングス
・9107 川崎汽船
2013年1月21日月曜日
書籍:のぼうの城(上)
著者:和田竜
評価:☆☆☆
カウント:3冊目@2013
頂いたので読みました。
小説的ストーリー展開の中に、著者による現代の視点がちょこちょこ入ってくるのが全く受け付けません。例えば、ストーリーが緊迫してきているのに、唐突に「忍城戦の記録・・・などによると・・・」(P199)などと言われると、一気に冷めます。事実(ノンフィクション)と物語(フィクション)とを安易に混ぜるのは本当にやめていただきたい。
視点がイマイチ定まらないのも気になります。石田三成の視点でしばらく描かれたと思ったら、次は忍城側の丹波視点、最後に両方の視点が混ざる、という意味の分からない構成。客観的に第三者目線で描くか、若しくは(せめて章毎に)誰かの視点に固定して描くのか、一貫性を持たせてほしいです。
但し、取り扱っている物語自体はたしかに面白い。ちゃんと構成された歴史的エンターテインメント小説(フィクション)として描いてくれればもっと面白かったのに、と思うと本当に残念至極です。
評価:☆☆☆
カウント:3冊目@2013
頂いたので読みました。
小説的ストーリー展開の中に、著者による現代の視点がちょこちょこ入ってくるのが全く受け付けません。例えば、ストーリーが緊迫してきているのに、唐突に「忍城戦の記録・・・などによると・・・」(P199)などと言われると、一気に冷めます。事実(ノンフィクション)と物語(フィクション)とを安易に混ぜるのは本当にやめていただきたい。
視点がイマイチ定まらないのも気になります。石田三成の視点でしばらく描かれたと思ったら、次は忍城側の丹波視点、最後に両方の視点が混ざる、という意味の分からない構成。客観的に第三者目線で描くか、若しくは(せめて章毎に)誰かの視点に固定して描くのか、一貫性を持たせてほしいです。
但し、取り扱っている物語自体はたしかに面白い。ちゃんと構成された歴史的エンターテインメント小説(フィクション)として描いてくれればもっと面白かったのに、と思うと本当に残念至極です。
書籍:MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体
著者:田端信太郎
評価:☆☆☆☆☆
カウント:3冊目@2013
自称「メディア野郎」である著者が、「メディアとは何か?」や、メディアとテクノロジーの関係等について議論しています。
勿論、本書が扱う「メディア」の中には、テレビや新聞等は勿論のこと、BlogやTwitterも含まれます。新聞とBlogやネットニュースとの違い、TVとYou Tubeとの違い等の個別の対比を行ったものは従来から良くありますが、BlogやTwitter等のNew Mediaとテレビや新聞等のOld Mediaとを「メディア」という1つの括りにまとめた上で、包括的にそれらの共通性や違い、時代的な変遷等について議論している点が新鮮です。
この本によれば、メディア・コンテンツは、「フロー⇔ストック」、「権威性⇔参加性」、「リニア」⇔「ノンリニア」の3つの軸に分けられるそうです。ここでは個別の議論は避けるけれど、メディア・コンテンツの種類が随分と豊富になってきていることはよくわかります。BlogやTwitterも含め、情報を発信する際には、メディアの特徴を活かしてどのような運営をしていくかを考えていく必要がありますね。ここを間違えると、誰にも求められない、ただの自己満足になりかねません。
何らかの形で情報を発信している方は、この本を読めば、何かしらヒントを得られると思います。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:3冊目@2013
自称「メディア野郎」である著者が、「メディアとは何か?」や、メディアとテクノロジーの関係等について議論しています。
勿論、本書が扱う「メディア」の中には、テレビや新聞等は勿論のこと、BlogやTwitterも含まれます。新聞とBlogやネットニュースとの違い、TVとYou Tubeとの違い等の個別の対比を行ったものは従来から良くありますが、BlogやTwitter等のNew Mediaとテレビや新聞等のOld Mediaとを「メディア」という1つの括りにまとめた上で、包括的にそれらの共通性や違い、時代的な変遷等について議論している点が新鮮です。
この本によれば、メディア・コンテンツは、「フロー⇔ストック」、「権威性⇔参加性」、「リニア」⇔「ノンリニア」の3つの軸に分けられるそうです。ここでは個別の議論は避けるけれど、メディア・コンテンツの種類が随分と豊富になってきていることはよくわかります。BlogやTwitterも含め、情報を発信する際には、メディアの特徴を活かしてどのような運営をしていくかを考えていく必要がありますね。ここを間違えると、誰にも求められない、ただの自己満足になりかねません。
何らかの形で情報を発信している方は、この本を読めば、何かしらヒントを得られると思います。
投資:January 21, 2013 (+0.1%)
ソニー株と川崎汽船株はしばらく調整に入ると予想して手放しました(ソニーは、恐らく明日の寄りでは上昇すると思うけれども)。両方共、中期的(1~2ヶ月スパン)には上げる銘柄だとは思うので、しばらくしたら、おそらく買い戻します。
サラ金銘柄が明日ガッツリ上がると予想して、アイフル株ホールド+アプラス株を買ってみました。予想が外れたら大打撃。
加えて、ディーエヌエーと野村ホールディングスを購入してみました。両方共、2~3日以内に上昇すると予想しているのだけれど。どうかなぁ。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・2432 ディーエヌエー
・8515 アイフル
・8589 アプラスフィナンシャル
・8604 野村ホールディングス
サラ金銘柄が明日ガッツリ上がると予想して、アイフル株ホールド+アプラス株を買ってみました。予想が外れたら大打撃。
加えて、ディーエヌエーと野村ホールディングスを購入してみました。両方共、2~3日以内に上昇すると予想しているのだけれど。どうかなぁ。
<保有株(明日へ持ち越し)>
・2432 ディーエヌエー
・8515 アイフル
・8589 アプラスフィナンシャル
・8604 野村ホールディングス
2013年1月19日土曜日
投資:January 18, 2013
このところ大損していたので、損失額の把握を避けてしまっておりましたが(現実逃避)、再開します。今日は全面高だったので、資産が少し戻りました。良かった。昨日買っておいた川崎汽船株の貢献が大きいです。
川崎汽船株、昨日後場で下げていたので今にも売りそうでしたが、保有を続けたのは久々のGood Jobでした。あとは、来週へ持ち越したのがどう出るかといったところですか。
ここ1周間の反省。
1)下げ相場は下げ相場なりの対応をしましょう。
2)夢を見ずに、ちゃんと損切りしましょう。
3)損失の穴埋めを狙って値動きの激しい株に手を出すと痛い目にあいます。冷静になりましょう。
4)自分でも上がると信じきれない株を買うのはやめましょう。
5)リスクは分散しましょう。
6)多忙と下げ相場が重なっている時に株をやるのは自殺行為。
7)日経平均先物/為替相場は随時チェックしましょう。
特にこの1週間、バイオとサラ金銘柄では相当痛い目を見ました。高すぎる勉強代だ。
そして、一昨日の全面安は本当に怖かったです。終わった後は、脱力感が半端じゃなかったっすね。
今日のサプライズは、アコーディア・ゴルフTOBの不成立ですね。レノ参入という要因があるにしても、全く予想しておりませんでした。ビックリ。
そして今日のア社株は2%上昇。レノが圧倒的大株主に浮上したことを考慮すれば、もっと上がってもいいような気もするけれどね。
<保有株(来週へ持ち越し)>
・5202 日本板硝子 (23%)
・6758 ソニー (9%)
・8515 アイフル (29%)
・9107 川崎汽船 (39%)
※括弧内は保有比率
川崎汽船株、昨日後場で下げていたので今にも売りそうでしたが、保有を続けたのは久々のGood Jobでした。あとは、来週へ持ち越したのがどう出るかといったところですか。
ここ1周間の反省。
1)下げ相場は下げ相場なりの対応をしましょう。
2)夢を見ずに、ちゃんと損切りしましょう。
3)損失の穴埋めを狙って値動きの激しい株に手を出すと痛い目にあいます。冷静になりましょう。
4)自分でも上がると信じきれない株を買うのはやめましょう。
5)リスクは分散しましょう。
6)多忙と下げ相場が重なっている時に株をやるのは自殺行為。
7)日経平均先物/為替相場は随時チェックしましょう。
特にこの1週間、バイオとサラ金銘柄では相当痛い目を見ました。高すぎる勉強代だ。
そして、一昨日の全面安は本当に怖かったです。終わった後は、脱力感が半端じゃなかったっすね。
今日のサプライズは、アコーディア・ゴルフTOBの不成立ですね。レノ参入という要因があるにしても、全く予想しておりませんでした。ビックリ。
そして今日のア社株は2%上昇。レノが圧倒的大株主に浮上したことを考慮すれば、もっと上がってもいいような気もするけれどね。
<保有株(来週へ持ち越し)>
・5202 日本板硝子 (23%)
・6758 ソニー (9%)
・8515 アイフル (29%)
・9107 川崎汽船 (39%)
※括弧内は保有比率
2013年1月15日火曜日
書籍:勝ち続ける意志力
著者:梅原大吾
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:2冊目@2013
私自身は、熱心にゲームをすることもありませんし、ギネスブックにも掲載されるプロゲーマーが日本にいることも知りませんでしたが、この本はメチャクチャ面白いです。
もちろん、著者はゲーマーとしての経験をベースに書いているのだけれど、内容自体は全然ゲームに特化しているわけではなく、一般的なキャリア形成やスキルアップ等に活かせるものになっています。何度でも読み返したくなる本。1年の最初にこういう本を読めて、本当に良かったです。
「勝つ」だけではなく、「勝ち続ける」ために何をする必要があるか、ということを、本人の経験を元に教えてくれます。この本のメッセージを端的に表現すれば、「勝つことは目標であって目的ではない」「日々の積み重ねが大事」「安易な道を選ぶのではなく、自分のアタマで自分の道を模索しよう」といった辺りだけれど、やはりずっと世界のトップに立ってきた著者の言葉の重みはかなりのものです。この格好良さは、プロ野球で言えばイチローに通ずるところがあります。格好良いです。
この本、イチオシです。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:2冊目@2013
私自身は、熱心にゲームをすることもありませんし、ギネスブックにも掲載されるプロゲーマーが日本にいることも知りませんでしたが、この本はメチャクチャ面白いです。
もちろん、著者はゲーマーとしての経験をベースに書いているのだけれど、内容自体は全然ゲームに特化しているわけではなく、一般的なキャリア形成やスキルアップ等に活かせるものになっています。何度でも読み返したくなる本。1年の最初にこういう本を読めて、本当に良かったです。
「勝つ」だけではなく、「勝ち続ける」ために何をする必要があるか、ということを、本人の経験を元に教えてくれます。この本のメッセージを端的に表現すれば、「勝つことは目標であって目的ではない」「日々の積み重ねが大事」「安易な道を選ぶのではなく、自分のアタマで自分の道を模索しよう」といった辺りだけれど、やはりずっと世界のトップに立ってきた著者の言葉の重みはかなりのものです。この格好良さは、プロ野球で言えばイチローに通ずるところがあります。格好良いです。
この本、イチオシです。
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