著者:松井博
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:14冊目@2013
マクドナルドやアップル、エクソン、グーグルといった多国籍企業がどのような力を持っているか、にスポットを当てた本。読んでいて恐怖を感じるのは否めません。
でも、怖がっていても仕方がないし、「帝国化」した企業にも必要性は当然あるわけで、我々個人は、企業が帝国化した社会の中でどのようにして生き延びていくか?を考えていく必要があります。そのために、本書では最後に、「個人としてどのような力を持つべきか」について言及があり、創造性や専門技能、外国語習得等が挙げられています。
私は、資本主義の持つ正しさをある程度信じています(=「お金を稼ぐこと」は正しい)。一方で、資本主義が行き過ぎると民主主義が破壊されていくので、ブレーキも必要だよね、とも思っています。
この本にも書かれているように、国家には頼れないので、国家に頼らずに民主主義が自律的に力を発揮できるシステムが必要だと思います。マイケル・サンデル氏的には、このモーメントが「善」ということなんでしょうが。うーむ。
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