監督:マーティン・ブレスト
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:13本目@2015年
名門高校に通う高校生チャーリー(クリス・オドネル氏)が、感謝祭の休暇の間、盲目の元軍人スレード中佐(アル・パチーノ氏)の世話をすることになり、2人が感謝祭の休暇をニューヨークで一緒に過ごす物語。かなり難しい性格である中佐と、イノセントなチャーリーのコンビが、少しずつ心を交わしていくことになります。
メインとなる2人が好対照をなしています。正直なところ、アカデミー賞を受賞したアル・パチーノ氏の演技は少し見ていて暑苦しさはあるけれど、でも、殆ど動かないのに力強い目がとても印象的です。翻ってチャーリーを演じるクリス・オドネル氏も、未熟な若々しさをうまく表現していると思います。
いいですよね、この映画。かなり昔に見たことがあるのだけれど、今見返しても全然色褪せない良さがある。「正しい道はいつもわかっていた。でも選ばなかった。困難だったからだ」という中佐の演説は、30代半ばになった今、本当に身につまされます。
2015年5月25日月曜日
2015年5月18日月曜日
映画:ショコラ(TV)
監督:ラッセ・ハルストレム
評価:☆☆☆☆☆
カウント:12本目@2015年
遠い昔に見て以来2回目の鑑賞。フランスの保守的な街にやってきた母娘がチョコレート屋を開き、街に新風を吹き込んでいくお話です。保守的な規律と規範にがんじがらめになった人々の心を、チョコレートと主人公であるヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)が少しずつ溶かしていきます。
ストーリーはかなり単純であり、保守的な悪役である伯爵があまりにバカにされているので、規範を重んじる方は若干不快に感じるかもしれません。しかしながら、ジュリエット・ビノシュはとても素敵だし、コメディタッチの軽やかな物語の展開も心地よいです。好き。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:12本目@2015年
遠い昔に見て以来2回目の鑑賞。フランスの保守的な街にやってきた母娘がチョコレート屋を開き、街に新風を吹き込んでいくお話です。保守的な規律と規範にがんじがらめになった人々の心を、チョコレートと主人公であるヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)が少しずつ溶かしていきます。
ストーリーはかなり単純であり、保守的な悪役である伯爵があまりにバカにされているので、規範を重んじる方は若干不快に感じるかもしれません。しかしながら、ジュリエット・ビノシュはとても素敵だし、コメディタッチの軽やかな物語の展開も心地よいです。好き。
書籍:人工知能は人間を超えるか(Kindle)
著者:松尾豊
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:10冊目@2015年
世の中でAIブームが来ています。
それに伴い、様々な議論がなされているのですが、どの程度のことが実現可能性があるかを全く考慮せずに議論されており、私にはどうにも違和感しか抱けなかったところ(私が「そんな心配いらんやろ」と思っている部分で問題提起されていること多数)、この本では、できることとできないことが明確に提示されています。
AIの未来像については、私よりは若干楽観的ではあるものの、大体私の考える方向性と同様だったので、スッキリです。
が、著者はやはり第一人者だけあって、掘り下げが深い。AIの実現可能性のある範囲(私の気づいていない部分を含む)が、わかりやすく提示されています。ちゃんと技術的な説明もありつつも、誰にでも理解できるように書かれているので、AIの入門書としてピッタリだと思います。さすが。
従来からあったニューラルネットワークと、今話題のディープラーニングと何が違うのか、これまでいまいち分からなかったのだけれど、ようやく多少理解できました。なるほどねぇ。
人工知能について知りたい!という人なら絶対に読むべき本。超おすすめ。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:10冊目@2015年
世の中でAIブームが来ています。
それに伴い、様々な議論がなされているのですが、どの程度のことが実現可能性があるかを全く考慮せずに議論されており、私にはどうにも違和感しか抱けなかったところ(私が「そんな心配いらんやろ」と思っている部分で問題提起されていること多数)、この本では、できることとできないことが明確に提示されています。
AIの未来像については、私よりは若干楽観的ではあるものの、大体私の考える方向性と同様だったので、スッキリです。
が、著者はやはり第一人者だけあって、掘り下げが深い。AIの実現可能性のある範囲(私の気づいていない部分を含む)が、わかりやすく提示されています。ちゃんと技術的な説明もありつつも、誰にでも理解できるように書かれているので、AIの入門書としてピッタリだと思います。さすが。
従来からあったニューラルネットワークと、今話題のディープラーニングと何が違うのか、これまでいまいち分からなかったのだけれど、ようやく多少理解できました。なるほどねぇ。
人工知能について知りたい!という人なら絶対に読むべき本。超おすすめ。
2015年5月15日金曜日
書籍:「働き方」の教科書―「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本―(Kindle)
著者:出口治明
評価:☆☆☆
カウント:9冊目@2015年
ライフネット生命の会長である出口氏の本。
出口さんの本は結構拝読しているのですが、ビジネス書系の本は出てくるエピソード等に重複が多いですね。読みやすいし納得感もありますが。
評価:☆☆☆
カウント:9冊目@2015年
ライフネット生命の会長である出口氏の本。
出口さんの本は結構拝読しているのですが、ビジネス書系の本は出てくるエピソード等に重複が多いですね。読みやすいし納得感もありますが。
書籍:女のいない男たち(紙)
著者:村上春樹
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:8冊目@2015年
再読。
個人的な好みで言えば、初めの2本「ドライブ・マイ・カー」と「イエスタデイ」が好きだけれど、「木野」の持つ重みもいいし「シェエラザード」の持つ空気感も良い。特に、「木野」は村上さんらしい小説ですね。傷つき、ふとしたきっかけで非現実的なことが発生し、事態が動いていく。
うーむ。やはり村上さんの小説はいいなぁ。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:8冊目@2015年
再読。
個人的な好みで言えば、初めの2本「ドライブ・マイ・カー」と「イエスタデイ」が好きだけれど、「木野」の持つ重みもいいし「シェエラザード」の持つ空気感も良い。特に、「木野」は村上さんらしい小説ですね。傷つき、ふとしたきっかけで非現実的なことが発生し、事態が動いていく。
うーむ。やはり村上さんの小説はいいなぁ。
映画:ノルウェイの森(Blu-ray)
監督:トラン・アン・ユン
評価:☆
カウント:11本目@2015年
私が原作小説を何十回も読んでいるという事実を差し引いたとしても、平たく言って大事故じゃないかなぁ。
言いたいことはゴマンとあるけど、キリがないのでやめときます。
評価:☆
カウント:11本目@2015年
私が原作小説を何十回も読んでいるという事実を差し引いたとしても、平たく言って大事故じゃないかなぁ。
言いたいことはゴマンとあるけど、キリがないのでやめときます。
2015年5月11日月曜日
映画:セッション(映画館)
監督:デミアン・チャゼル
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:10本目@2015年
全米トップの音楽学校でジャズドラムを学ぶ学生と教師とのお話。偉大な音楽家になりたいと思い、そして偉大な音楽家を育てたいと思う。ある部分で噛み合い、他方で反目しあう2人の関係性がうまく描かれていると思います。態度が豹変する教師役のフレッチャーは本当に怖すぎる。
いいですねぇ。真剣になるってこういうことです。競争社会の中でトップに上り詰めるっていうのはまさに熾烈なんだなということがよくわかります。ぬるい社会にいる私には想像もつかない努力や戦いがあるんでしょう。めっちゃ熱いです。
ドラムも映像も格好良すぎる。こういう映画、たまらないっすね。「バードマン」もかなり格好良かったけど、こっちの方が映像もあいまったリズム感があって好みです。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:10本目@2015年
全米トップの音楽学校でジャズドラムを学ぶ学生と教師とのお話。偉大な音楽家になりたいと思い、そして偉大な音楽家を育てたいと思う。ある部分で噛み合い、他方で反目しあう2人の関係性がうまく描かれていると思います。態度が豹変する教師役のフレッチャーは本当に怖すぎる。
いいですねぇ。真剣になるってこういうことです。競争社会の中でトップに上り詰めるっていうのはまさに熾烈なんだなということがよくわかります。ぬるい社会にいる私には想像もつかない努力や戦いがあるんでしょう。めっちゃ熱いです。
ドラムも映像も格好良すぎる。こういう映画、たまらないっすね。「バードマン」もかなり格好良かったけど、こっちの方が映像もあいまったリズム感があって好みです。
映画:ビフォア・ミッドナイト(Blu-ray)
監督:リチャード・リンクレイター
評価:☆☆☆☆☆
カウント:9本目@2015年
前作「ビフォア・サンセット」は「ビフォア・サンライズ」の9年後でしたが、本作「ビフォア・ミッドナイト」は前作「ビフォア・サンライズ」の更に9年後を描いた作品。ウィーン、パリときて、今回の舞台は、バケーションで訪れたギリシャです。
前作までと同様に、2人で話す場面が大半を占めていますが、近隣の人たちとのランチしながら議論するシーン等もあり、これまでに比べると2人芝居の割合は低くなっています。でも本作は、かなりお互いに感情をぶつけあうので、これ以上2人芝居が増えるとちょっと食傷気味になってたかも。これくらいが良いバランスだと思います。
歳を重ねるってのは難しいですねぇ。いろいろと考えるべき変数が増えるのが歳を重ねるということなんでしょう。ただ恋に落ちて電車を降りればいいだけだった20代とは違います。
是非とも次作も作っていただきたい。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:9本目@2015年
前作「ビフォア・サンセット」は「ビフォア・サンライズ」の9年後でしたが、本作「ビフォア・ミッドナイト」は前作「ビフォア・サンライズ」の更に9年後を描いた作品。ウィーン、パリときて、今回の舞台は、バケーションで訪れたギリシャです。
前作までと同様に、2人で話す場面が大半を占めていますが、近隣の人たちとのランチしながら議論するシーン等もあり、これまでに比べると2人芝居の割合は低くなっています。でも本作は、かなりお互いに感情をぶつけあうので、これ以上2人芝居が増えるとちょっと食傷気味になってたかも。これくらいが良いバランスだと思います。
歳を重ねるってのは難しいですねぇ。いろいろと考えるべき変数が増えるのが歳を重ねるということなんでしょう。ただ恋に落ちて電車を降りればいいだけだった20代とは違います。
是非とも次作も作っていただきたい。
2015年5月8日金曜日
書籍:リー・クワンユー、世界を語る 完全版(Kindle)
著者:グラハム・アリソン、ロバート・D・ブラックウィル、アリ・ウィン
訳者: 倉田真木
カウント:7冊目@2015年
先日なくなったシンガポールの元首相であるリー・クワンユー氏による世界情勢に対する見解が質疑応答の形で記載された本。2015年現在に限りなく近い時点までの見解が示されています。
中国とアメリカとの強さ/弱さをスパッと説明した上で世界情勢がどのように展開していくかの予測等が示されています。こんなにわかりやすく、また説得力を持って世界情勢や今後の展望が示された本は他にちょっとないと思います。西欧から離れた視点というのがいいんだろうなぁ。シンガポールがこの短期間に急成長できた理由もよくわかりました。
めちゃくちゃ面白いです。読むのをやめられなくなります。激賞。
訳者: 倉田真木
カウント:7冊目@2015年
先日なくなったシンガポールの元首相であるリー・クワンユー氏による世界情勢に対する見解が質疑応答の形で記載された本。2015年現在に限りなく近い時点までの見解が示されています。
中国とアメリカとの強さ/弱さをスパッと説明した上で世界情勢がどのように展開していくかの予測等が示されています。こんなにわかりやすく、また説得力を持って世界情勢や今後の展望が示された本は他にちょっとないと思います。西欧から離れた視点というのがいいんだろうなぁ。シンガポールがこの短期間に急成長できた理由もよくわかりました。
めちゃくちゃ面白いです。読むのをやめられなくなります。激賞。
映画:ブルージャスミン(DVD)
監督:ウディ・アレン
評価:☆☆☆☆
カウント:8本目@2015年
マンハッタンにセレブとして暮らしていた女性ジャスミンが主人公。夫が詐欺容疑で逮捕され、妹を頼ってカリフォルニアにやってきます。
ケイト・ブランシェット氏は、過去にしがみつき、そして転落する人生をなんとかしたいと足掻く、狂気を滲ませる女性をうまく演じています。あの女性、今後どうなるんでしょうね。ちょっと想像がつかないなぁ。
それにしても女性って怖いわ。。ゴーン・ガールほどじゃないけど、女性を怒らせちゃいけないということを強く実感させてくれます。
評価:☆☆☆☆
カウント:8本目@2015年
マンハッタンにセレブとして暮らしていた女性ジャスミンが主人公。夫が詐欺容疑で逮捕され、妹を頼ってカリフォルニアにやってきます。
ケイト・ブランシェット氏は、過去にしがみつき、そして転落する人生をなんとかしたいと足掻く、狂気を滲ませる女性をうまく演じています。あの女性、今後どうなるんでしょうね。ちょっと想像がつかないなぁ。
それにしても女性って怖いわ。。ゴーン・ガールほどじゃないけど、女性を怒らせちゃいけないということを強く実感させてくれます。
2015年5月7日木曜日
映画:ビフォア・サンセット(DVD)
監督:リチャード・リンクレイター
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:7本目@2015年
前作「ビフォア・サンライズ」の9年後を描いた作品。前作同様、イーサン・ホーク氏演じるジェシーと、ジュリー・デルピー氏演じるセリーヌが、限られた時間を街を歩きながらずっと2人でしゃべり続けます。
が、今回は、前作よりもロマンチックさが薄れ、一方で会話の中身に重みが増してきます。歳を重ねるということがどういうものなのかが、会話を通じてひしひしと伝わってきます。「あのとき、もし・・・」なんて言っても仕方ないけれど、でもどうしても考えてしまう部分はあります。
境遇はかなり違いますが、登場人物たちと私はそれほど年齢も変わらないので、身につまされますね。生きていくこと、その為に選択することというのはそんなに簡単なことじゃないですよね。
かなり面白いです。続編である「ビフォア・ミッドナイト」も見ざるを得ない。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:7本目@2015年
前作「ビフォア・サンライズ」の9年後を描いた作品。前作同様、イーサン・ホーク氏演じるジェシーと、ジュリー・デルピー氏演じるセリーヌが、限られた時間を街を歩きながらずっと2人でしゃべり続けます。
が、今回は、前作よりもロマンチックさが薄れ、一方で会話の中身に重みが増してきます。歳を重ねるということがどういうものなのかが、会話を通じてひしひしと伝わってきます。「あのとき、もし・・・」なんて言っても仕方ないけれど、でもどうしても考えてしまう部分はあります。
境遇はかなり違いますが、登場人物たちと私はそれほど年齢も変わらないので、身につまされますね。生きていくこと、その為に選択することというのはそんなに簡単なことじゃないですよね。
かなり面白いです。続編である「ビフォア・ミッドナイト」も見ざるを得ない。
書籍:ザ・ゴール(Kindle)
著者:エリヤフ ゴールドラット
訳者:三本木亮
カウント:6冊目@2015年
業務プロセスを改善することにより工場を3ヶ月で立て直す話。ビジネス書と言って構わないと思いますが、小説という形をとっていることで、グイグイ内容に引き込まれていきます。どうすれば課題が打破できるんだろう?と考えながら読み進めることができる点で、ちょっとミステリーに近いですね。
企業の目的とは何なのか。そこを起点に考えるというのは、簡単なようでとても難しいですね。とても耳が痛い。
日本が元気な頃に書かれた本なので、舞台設定には随分と隔世の感がありますが、書かれている内容自体は今でも有効に読めると思います。
訳者:三本木亮
カウント:6冊目@2015年
業務プロセスを改善することにより工場を3ヶ月で立て直す話。ビジネス書と言って構わないと思いますが、小説という形をとっていることで、グイグイ内容に引き込まれていきます。どうすれば課題が打破できるんだろう?と考えながら読み進めることができる点で、ちょっとミステリーに近いですね。
企業の目的とは何なのか。そこを起点に考えるというのは、簡単なようでとても難しいですね。とても耳が痛い。
日本が元気な頃に書かれた本なので、舞台設定には随分と隔世の感がありますが、書かれている内容自体は今でも有効に読めると思います。
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