著者:池井戸潤
評価:☆☆☆☆☆
カウント:43冊目@2013
ドラマ「半沢直樹」の第2部(6話~10話)の原作にして「オレたちバブル入行組」の続編。ドラマ「半沢直樹」が終了したということで、読みました。
大阪西支店が舞台の第1作(バブル入行組)とは異なり、本店の営業第2部次長として金融庁の検査に立ち向かいます。対黒川検査官、対大和田常務との戦いは緊迫感があって面白いです。
半沢直樹だけにスポットがあたっているわけではない点も第1部とは異なります。特に、出向先のタミヤ電機で奮闘する近藤の物語は熱いですね。出向しても人生は終わりじゃ無い。同期入社の半沢、渡真利、近藤の3人が力を合わせて戦う姿もグッときます。
大枠のストーリーはドラマと同じなのですが、細かい点はいくつか違います。私が一番「おっ!?」と思ったのがラストの引き際。ドラマでは異動を命じられたところで劇的に終わりますが、小説ではその後もう少し続きます。ドラマを見た時に「エーーー!?そんなのありかよ?マジありえねぇ」と感じたのは事実ですが、小説を読んでみると、あの劇的な幕引きの方が後味が引くし、何より格好良いですね。ダラダラするラストはよくないです。
一方、原作の方が良いかなぁと思うのは、最後の取締役会。ドラマでは個人的執念っぽい感じになっちゃってたので、ああいう余計なのがないのは、本原作の方が良いと思います。
眠れぬ夜に読むもんじゃありません。止められなくなって睡眠不足になること請け合いです。眠い。
2013年9月30日月曜日
2013年9月25日水曜日
映画:そして父になる
監督:是枝裕和
評価:☆☆☆☆☆
カウント:31本@2013
公式サイト
6歳になる子供の取り違えが発覚した2つの家族の物語。子供に対し、冷静な立場で子供に対して接する福山雅治氏演じる父親が、取り違えという事件を通じて子供と向き合っていくことになります。
私は子供を持っていないので、父親としての視点はイマイチわからないのだけれど、子供に対して客観的な立場になってしまう福山雅治氏の気持ちは理解できます。自分もそうなりそう。
親と子をつなぐのは血なのか時間なのか。それとも自覚なのか。難しい問題です。長く一緒にいると情が移り、一方で客観的には血が重要なんじゃないかと考えてしまう、というのが、この物語での福山雅治氏と尾野真千子氏の立場の違いなのでしょう。
そして、6歳ってちゃんと自我があるわけで、そういう存在と父親として向き合うのって結構難しいですよね。やはり、小さいうちから子どもと向き合っていくのが大事な気がする。
福山雅治氏の新しい表情が見られます。正直、かなり感じ悪い。その感じ悪いキャラクタと、子どもたちの見せる素直な表情とがキレイに対称を成しているのがいいですね。
母親と子供の関係、及び父親と子供の関係の対称性もキレイに浮かび上がらせます。この映画を見ると、父親って弱いなぁとすごく感じさせます。悲しい。でも、状況を最終的にコントロールする力を持っているのも父親だったりするわけで、その辺りも父親としての難しさを感じさせますねぇ。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:31本@2013
公式サイト
6歳になる子供の取り違えが発覚した2つの家族の物語。子供に対し、冷静な立場で子供に対して接する福山雅治氏演じる父親が、取り違えという事件を通じて子供と向き合っていくことになります。
私は子供を持っていないので、父親としての視点はイマイチわからないのだけれど、子供に対して客観的な立場になってしまう福山雅治氏の気持ちは理解できます。自分もそうなりそう。
親と子をつなぐのは血なのか時間なのか。それとも自覚なのか。難しい問題です。長く一緒にいると情が移り、一方で客観的には血が重要なんじゃないかと考えてしまう、というのが、この物語での福山雅治氏と尾野真千子氏の立場の違いなのでしょう。
そして、6歳ってちゃんと自我があるわけで、そういう存在と父親として向き合うのって結構難しいですよね。やはり、小さいうちから子どもと向き合っていくのが大事な気がする。
福山雅治氏の新しい表情が見られます。正直、かなり感じ悪い。その感じ悪いキャラクタと、子どもたちの見せる素直な表情とがキレイに対称を成しているのがいいですね。
母親と子供の関係、及び父親と子供の関係の対称性もキレイに浮かび上がらせます。この映画を見ると、父親って弱いなぁとすごく感じさせます。悲しい。でも、状況を最終的にコントロールする力を持っているのも父親だったりするわけで、その辺りも父親としての難しさを感じさせますねぇ。
2013年9月20日金曜日
映画:俺はまだ本気出してないだけ
監督:福田雄一
評価:☆☆☆☆☆
カウント:30本@2013
公式サイト
突然漫画家を目指すことにした40過ぎてニートのシズオ(堤真一)の話。原作漫画があるようですが、私は未読です。
「ああ心配だ。どうしよう」という気持ちを一部に抱えつつも、結局ダメダメで自由なシズオがめっさオモロイ。あれ見てると、元気にニートで生きていくのって才能がいるんだなぁということがよくわかります。一方で、自分の好きなように生きていこうと背中を押される映画でもあります。
めちゃくちゃ笑えます。「オレ、本気だすから!」とのたまう堤真一氏に対し、それに対して「そんなことを言うためにわざわざ起こしたのか!」と激怒する石橋蓮司氏には大爆笑でした。この2人の掛け合いは絶妙です。濱田岳氏もいい味出してますね~
シズオの書くマンガもいいですね。特に侍のマンガ(タイトル忘れた)はシュールすぎです。凄い。
日本のコメディ映画としてはかなり良いと思います。好き。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:30本@2013
公式サイト
突然漫画家を目指すことにした40過ぎてニートのシズオ(堤真一)の話。原作漫画があるようですが、私は未読です。
「ああ心配だ。どうしよう」という気持ちを一部に抱えつつも、結局ダメダメで自由なシズオがめっさオモロイ。あれ見てると、元気にニートで生きていくのって才能がいるんだなぁということがよくわかります。一方で、自分の好きなように生きていこうと背中を押される映画でもあります。
めちゃくちゃ笑えます。「オレ、本気だすから!」とのたまう堤真一氏に対し、それに対して「そんなことを言うためにわざわざ起こしたのか!」と激怒する石橋蓮司氏には大爆笑でした。この2人の掛け合いは絶妙です。濱田岳氏もいい味出してますね~
シズオの書くマンガもいいですね。特に侍のマンガ(タイトル忘れた)はシュールすぎです。凄い。
日本のコメディ映画としてはかなり良いと思います。好き。
2013年9月19日木曜日
映画:図書館戦争
監督:佐藤信介
評価:☆☆☆1/2
カウント:29本@2013
公式サイト
メディア良化法で様々な書籍の出版/販売が取り締まられる中、それに対抗する図書館隊に入隊する女性(榮倉奈々)とその上官(岡田准一)のお話。
映画としてはそれなりに面白いです。自衛隊が全面協力したという戦闘シーンは結構緊迫感や迫力があります。
が、「県庁おもてなし課」にも言えることですが、恋愛、必要か?必要なのか?戦争シーンが結構な割合を占める緊迫の内容なのに、恋愛の比率が高すぎる。面接の時に恋心を滔々と語ってニヤニヤするようなやつを採用するなよ。「私の王子様」とか、マジで勘弁していただきたい。
そして、ちょっと設定が荒唐無稽すぎる。
メディア良化法までは理解できても、なんで行政機関同士で戦争するなんて話になるんだ。行政機関が勝手に民間の本屋に立ち入って、それを行政機関が防ぐ、とか、あまりにも馬鹿げた状況で全く理解できません。普通、片方が行政機関なら他方は民間だろ。行政機関同士でこんな戦争が起こるなんて単なる税金の無駄遣いとしか思えない。
岡田准一氏もちょっとね。彼、時々セリフが棒読みになっちゃうんですよね(岡田氏のセリフ回しの悪い面が存分に出たのがゲド戦記)。うーむ。
繰り返しますが、ストーリーにムダがないし、迫力があって面白い、とは思うんですけど。恋愛のウザさと設定の荒唐無稽さがどうにも受付けません。
評価:☆☆☆1/2
カウント:29本@2013
公式サイト
メディア良化法で様々な書籍の出版/販売が取り締まられる中、それに対抗する図書館隊に入隊する女性(榮倉奈々)とその上官(岡田准一)のお話。
映画としてはそれなりに面白いです。自衛隊が全面協力したという戦闘シーンは結構緊迫感や迫力があります。
が、「県庁おもてなし課」にも言えることですが、恋愛、必要か?必要なのか?戦争シーンが結構な割合を占める緊迫の内容なのに、恋愛の比率が高すぎる。面接の時に恋心を滔々と語ってニヤニヤするようなやつを採用するなよ。「私の王子様」とか、マジで勘弁していただきたい。
そして、ちょっと設定が荒唐無稽すぎる。
メディア良化法までは理解できても、なんで行政機関同士で戦争するなんて話になるんだ。行政機関が勝手に民間の本屋に立ち入って、それを行政機関が防ぐ、とか、あまりにも馬鹿げた状況で全く理解できません。普通、片方が行政機関なら他方は民間だろ。行政機関同士でこんな戦争が起こるなんて単なる税金の無駄遣いとしか思えない。
岡田准一氏もちょっとね。彼、時々セリフが棒読みになっちゃうんですよね(岡田氏のセリフ回しの悪い面が存分に出たのがゲド戦記)。うーむ。
繰り返しますが、ストーリーにムダがないし、迫力があって面白い、とは思うんですけど。恋愛のウザさと設定の荒唐無稽さがどうにも受付けません。
2013年9月18日水曜日
映画:県庁おもてなし課
監督:三宅喜重
評価:☆☆
カウント:28本@2013
公式サイト
高知県の観光業発展を目標とする「おもてなし課」で勤務する掛水(錦戸亮氏)を主人公とするお話。有川浩氏の原作小説は未読です。 ストーリーが酷すぎて、見終わった後ポカーンでした。
以下、ネタバレですが、感想。
まず、全然「おもてなし」してない。最後まで誰もおもてなししないまま終わります。何が「おもてなし課」なのか、全く意味がわかりません。
そして「おもてなし課」が計画する「高知県レジャーランド化構想」。結局、最後まで何にも進まないまま終わります。前にも後ろにも進んでない。海に向かって「仕事してー!!!」と叫んでおきながら、そのまま仕事しないまま終わる。どないやねん!素早い対応ってのがおもてなしの基本でしょ。
恋愛は必要か?必要だったのか?恋愛を少し絡めるくらいなら別にいいんだけど、ちょっと割合が高い。仕事の話がぜんぜん前に進まないのに、そこに錦戸/堀北両氏(+関めぐみ/高良健吾両氏)の恋愛の話が絡んでくるのは本当にウザい。泣くな、堀北!
この映画から私が得た教訓:官庁に頼ってちゃダメだ。納税額は極力抑えて資本主義社会で回していこう!
評価:☆☆
カウント:28本@2013
公式サイト
高知県の観光業発展を目標とする「おもてなし課」で勤務する掛水(錦戸亮氏)を主人公とするお話。有川浩氏の原作小説は未読です。 ストーリーが酷すぎて、見終わった後ポカーンでした。
以下、ネタバレですが、感想。
まず、全然「おもてなし」してない。最後まで誰もおもてなししないまま終わります。何が「おもてなし課」なのか、全く意味がわかりません。
そして「おもてなし課」が計画する「高知県レジャーランド化構想」。結局、最後まで何にも進まないまま終わります。前にも後ろにも進んでない。海に向かって「仕事してー!!!」と叫んでおきながら、そのまま仕事しないまま終わる。どないやねん!素早い対応ってのがおもてなしの基本でしょ。
恋愛は必要か?必要だったのか?恋愛を少し絡めるくらいなら別にいいんだけど、ちょっと割合が高い。仕事の話がぜんぜん前に進まないのに、そこに錦戸/堀北両氏(+関めぐみ/高良健吾両氏)の恋愛の話が絡んでくるのは本当にウザい。泣くな、堀北!
この映画から私が得た教訓:官庁に頼ってちゃダメだ。納税額は極力抑えて資本主義社会で回していこう!
2013年9月5日木曜日
書籍:普通のサラリーマンのためのグローバル転職ガイド(Kindle)
著者:大石哲之、森山たつを
評価:☆☆☆☆☆
カウント:42冊目@2013
「日本に閉じこもってちゃダメだ!世界に飛び出していこう!」というメッセージは世の中に溢れかえっていますが、「で、具体的にどうすんのよ?」という方法論が全く提示されないので、不安感だけが煽られる結果になりがちです。
そんな中、この本は、世界に出て行くための具体的な方法論を提示してくれます。あまり見ない系統の本です。
もう少し具体的には、グローバルキャリアにはローカル、リージョナル、グローバルという3段階があり、それぞれ、どのようにして仕事を見つけるべきなのか、どのようにしてステップアップしていくか、といったことが具体的に書かれています。給与面、仕事の内容、勤務地、裁量の幅、就職口の大小等がそれぞれ比較されているので、とてもイメージしやすいです。
この本を読むと、日本の大企業への就職に失敗したところで、その後の工夫次第で、キャリアはいくらでも描くことができるということがわかると思います。極めつけは↓
・・・うーむ。30歳をすぎて、スタートラインにも立ってない私。ははは。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:42冊目@2013
「日本に閉じこもってちゃダメだ!世界に飛び出していこう!」というメッセージは世の中に溢れかえっていますが、「で、具体的にどうすんのよ?」という方法論が全く提示されないので、不安感だけが煽られる結果になりがちです。
そんな中、この本は、世界に出て行くための具体的な方法論を提示してくれます。あまり見ない系統の本です。
もう少し具体的には、グローバルキャリアにはローカル、リージョナル、グローバルという3段階があり、それぞれ、どのようにして仕事を見つけるべきなのか、どのようにしてステップアップしていくか、といったことが具体的に書かれています。給与面、仕事の内容、勤務地、裁量の幅、就職口の大小等がそれぞれ比較されているので、とてもイメージしやすいです。
この本を読むと、日本の大企業への就職に失敗したところで、その後の工夫次第で、キャリアはいくらでも描くことができるということがわかると思います。極めつけは↓
グローバルエリートの学歴を見ればわかりますが、ハーバード大学卒はいても、東大卒はいません。東大を出てはいけないのです。ほんと、「そうそう」って感じです。私は別に東大出たっていいとは思いますが、それだけじゃスタートラインにも立ってないよ、ってことですな。
・・・うーむ。30歳をすぎて、スタートラインにも立ってない私。ははは。
映画:新しい靴を買わなくちゃ
監督:北川悦吏子
評価:☆☆☆☆
カウント:27本@2013
公式サイト
2日連続で見てしまいました。何が言いたいかというと、2回見るのに耐える映画だということです。疲れないし、心が落ちつくし、することのない夜とかにいいんじゃないでしょうか。
感想は2回連続で見たところで特に変わらないわけですが、あの船上のシーンは何度見ても笑えます。何回もリピート再生して大爆笑する私。鉄板で笑えます。全体的にはオシャレな空気感が漂う映画なのに、あの場面は、ネタとしか思えない臭いセリフの応酬。頭を振りながら「どうだろ~」という向井理氏、よく吹き出さずに演技できましたね。関心。
音楽はとてもいいです。坂本龍一氏の映画音楽はどれもクオリティ高いですが、特にこの映画は好き。ということで、iTunesで買ってしまいました。簡単に買えてしまうところがネット社会の怖いところです。
評価:☆☆☆☆
カウント:27本@2013
公式サイト
2日連続で見てしまいました。何が言いたいかというと、2回見るのに耐える映画だということです。疲れないし、心が落ちつくし、することのない夜とかにいいんじゃないでしょうか。
感想は2回連続で見たところで特に変わらないわけですが、あの船上のシーンは何度見ても笑えます。何回もリピート再生して大爆笑する私。鉄板で笑えます。全体的にはオシャレな空気感が漂う映画なのに、あの場面は、ネタとしか思えない臭いセリフの応酬。頭を振りながら「どうだろ~」という向井理氏、よく吹き出さずに演技できましたね。関心。
音楽はとてもいいです。坂本龍一氏の映画音楽はどれもクオリティ高いですが、特にこの映画は好き。ということで、iTunesで買ってしまいました。簡単に買えてしまうところがネット社会の怖いところです。
映画:新しい靴を買わなくちゃ
監督:北川悦吏子
評価:☆☆☆☆
カウント:26本@2013
公式サイト
脚本&監督北川悦吏子、プロデュース岩井俊二、主演中山美穂(&向井理)、音楽坂本龍一、映画の舞台はパリと、「一昔前の(失礼)豪華チームで作りました!!」って感じだったので、ちょっとどうかなぁと思っていたのですが。
率直に言うと、良い映画だと思います。私の好きな系統の映画。
ストーリー自体は結構単純で、パリで日本人の男女が出会い、惹かれ合い、自分の抱える行き詰まり感や孤独が少し軽減される、という話。
中山美穂も向井理も他の作品ほどは演技のわざとらしさが気にならない。むしろ、格好良いなぁとかオシャレだなぁとか、そういう絵になる要素としての存在感が出てている。パリの街並みや会話の間、映像から醸しだされる空気感に2人がすごく合っている。英語/フランス語の発音も良い。
外国でしかもパリが舞台というのはベタベタではあるのだけれど、そのシチュエーションが、柔らかい映像やゆったりとしたストーリー展開と相まって映画の中で不思議な説得力を持っている。素晴らしい。
但し、船上のシーン(エッフェル塔のくだり)はない。あれはない。映画全体が台無し。あれさえなければ、☆5つでもいいです。
他にも、「そんな無防備なことやってたら盗まれるから!」とか、「ルーブル美術館までタクシーに乗ればよくね?」とか、まぁ色々とツッコミどころ満載ではあるけれど、それを言うのは野暮かと。
評価:☆☆☆☆
カウント:26本@2013
公式サイト
脚本&監督北川悦吏子、プロデュース岩井俊二、主演中山美穂(&向井理)、音楽坂本龍一、映画の舞台はパリと、「一昔前の(失礼)豪華チームで作りました!!」って感じだったので、ちょっとどうかなぁと思っていたのですが。
率直に言うと、良い映画だと思います。私の好きな系統の映画。
ストーリー自体は結構単純で、パリで日本人の男女が出会い、惹かれ合い、自分の抱える行き詰まり感や孤独が少し軽減される、という話。
中山美穂も向井理も他の作品ほどは演技のわざとらしさが気にならない。むしろ、格好良いなぁとかオシャレだなぁとか、そういう絵になる要素としての存在感が出てている。パリの街並みや会話の間、映像から醸しだされる空気感に2人がすごく合っている。英語/フランス語の発音も良い。
外国でしかもパリが舞台というのはベタベタではあるのだけれど、そのシチュエーションが、柔らかい映像やゆったりとしたストーリー展開と相まって映画の中で不思議な説得力を持っている。素晴らしい。
但し、船上のシーン(エッフェル塔のくだり)はない。あれはない。映画全体が台無し。あれさえなければ、☆5つでもいいです。
他にも、「そんな無防備なことやってたら盗まれるから!」とか、「ルーブル美術館までタクシーに乗ればよくね?」とか、まぁ色々とツッコミどころ満載ではあるけれど、それを言うのは野暮かと。
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