2013年9月5日木曜日

映画:新しい靴を買わなくちゃ

監督:北川悦吏子
評価:☆☆☆☆
カウント:26本@2013
公式サイト

脚本&監督北川悦吏子、プロデュース岩井俊二、主演中山美穂(&向井理)、音楽坂本龍一、映画の舞台はパリと、「一昔前の(失礼)豪華チームで作りました!!」って感じだったので、ちょっとどうかなぁと思っていたのですが。

率直に言うと、良い映画だと思います。私の好きな系統の映画。

ストーリー自体は結構単純で、パリで日本人の男女が出会い、惹かれ合い、自分の抱える行き詰まり感や孤独が少し軽減される、という話。
中山美穂も向井理も他の作品ほどは演技のわざとらしさが気にならない。むしろ、格好良いなぁとかオシャレだなぁとか、そういう絵になる要素としての存在感が出てている。パリの街並みや会話の間、映像から醸しだされる空気感に2人がすごく合っている。英語/フランス語の発音も良い。
外国でしかもパリが舞台というのはベタベタではあるのだけれど、そのシチュエーションが、柔らかい映像やゆったりとしたストーリー展開と相まって映画の中で不思議な説得力を持っている。素晴らしい。

但し、船上のシーン(エッフェル塔のくだり)はない。あれはない。映画全体が台無し。あれさえなければ、☆5つでもいいです。
他にも、「そんな無防備なことやってたら盗まれるから!」とか、「ルーブル美術館までタクシーに乗ればよくね?」とか、まぁ色々とツッコミどころ満載ではあるけれど、それを言うのは野暮かと。

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