2008年7月31日木曜日

映画:百万円と苦虫女

監督:タナダユキ
評価:☆☆☆☆
公式サイト

蒼井、あいかわらず外さない。リアルに人物像を思い描くことができる。少なくとも私は、面倒な人間関係その他から逃げ続けて今があるので、100万円貯めて(私は貯金は苦手ですが)街から街へ転々とする主人公に共感できます。そしてこの映画、逃げ続けているからといって弱いわけではなく、でも強い一辺倒でもなく、その辺りのバランス加減がよいわけです。そして、行く先々で出会う登場人物たちも、決して美男美女ではなく、これも普通っぽさ要素として高得点。特に、森山の、男らしさ(ヒーローっぽさ)を持ってるのに、最後の一歩で強くなりきれない感じがよい。

「こうじゃないラストになってほしい」という願いははかなく散りましたが、そう思わせた段階で、この映画は勝ちだと思う。

雑感:ちょっと哀しくなっただけだから

「ノルウェイの森」が映画化されるそうです。村上さんはなんで許可したんでしょうね?勿論ほぼ間違いなく見るとは思うけれども、あんなの映画化してなんの意味があるんだろう。村上さんの世界観って文字媒体で想像力を刺激するところに良さがあるように思う。そして、あの話が2時間にきちんと収まるかという点にも懐疑的。あの話を2時間に纏めようとすると(纏まるのか?)、おそらく僕、直子、緑の絡みを中心にせざるを得ないと思うけれども、私は永沢さん&レイコさんのくだりが好きなんですよね。

でも、繰返しになりますが、見ると思います。

2008年7月30日水曜日

雑感:Fight the Blues

ここ数日、事情があって早く帰宅しているので、これ幸いとやりたいことを色々と挙げてやっているのだけれども、あまりに項目数が多すぎる。日常に戻ったらまた全然回らない日々がやってくるのは必定です。何を落とすかねぇ。選択と集中。まず第1にテレビを落とすべきだけれども、これがなかなか難しい。

気がつけば読みかけの本が結構ある。読まないとなんだけど、読む時間と気力がなかなかね。

雑感:もしも願いがひとつだけ叶うなら

何か書こうと思ってたのに、完全に忘れました。よくある。

せっかく早く帰ってきたのに、昼寝(というには遅い)して終わってしまいました。睡眠への欲求には極めて弱い。以前「睡眠時間は3時間で十分」という本を立ち読みましたが、たとえ十分であったとしても、それで行動できるかどうかは別問題です。私、意志も弱いしね。それに引き換え明石家さんま。あのテンションで27時間。すごいよ、あんた。

「学校じゃ教えられない」を再び見てしまいました。21世紀とは思えない程ひどい。ああいう、度を過ぎてひどいドラマって、「いや、こんなはずない。もしかして次は面白いんじゃないか?」と思ってついつい複数回見てしまう。そして、そういう不毛な行為を楽しんでしまう自分もいる。物好きというか、暇人というか。

2008年7月27日日曜日

雑感:鱗

この2日を、本当に不毛に過ごしたわけですが、これもなんかいい。そんなに後悔ないし、久々に「休んだ」感が自分の中であります。何してたかというと、27時間テレビ見て、昼寝して、合間にDVD見て。本さえあまり読みませんでした。他には秦基博をリッピングしたり、コアリズムやったり、掃除したり、パスタ茹でたり。たまにはこういうのもないとね。
何ができなかったかというと、読もうと思っていた本を読まず、見ようと思っていた映画を見に行かず、勉強しようと思っていたことを勉強せず、やろうと思っていたストレッチをせず、入浴回数も少なく、聴こうと思っていたCDも聴かず。

時々、周期的に人間関係を整理しようとする波が来るんですが、今がその波の真っ最中です。関係を切ろうとしている方が何人かいらっしゃいます。それが私にとってプラスかどうかといえばマイナスだろうと思いますけれども、でもまぁこれは原罪みたいなものなので仕方がないです。この流れを突き破って私と関係を保とうと思ってくださる方がいらっしゃればいいんですが、と思ったりする時点で私の人間的な甘さを実感するのだけれども。

映画:人のセックスを笑うな

監督:井口奈己
評価:☆☆☆☆
公式サイト

蒼井、永作、松山と、皆好演。特に女優陣は、グロテスクにならないレベルで普段着で飾らない女性像をリアルに表現できていると思う。奔放な永作、まだ不器用な蒼井。この対比が非常にきれい。原作&監督&脚本が女性ですが、そういうのが効いてるんでしょう。いやらしくなく、非現実的でなく、厭味でなく、というバランス感覚は素晴らしい。
長回しと固定アングルの多様もなんかいい。余計な演出を感じない分リアリティを感じる。

雑感:身にまとったものは捨てて。君を呼ぶ。

最近、数ヶ月前から少しずつ民法に触れる機会があって、とても面白いです。妥当性と合理性と机上の空論と。戦うにはルールを知らなければならない。取り得る措置を最大限考慮した上で最も効果的な措置を採る。法律と社会とは鏡のような関係なので、世の中の不条理を眺めるにも法律に照らすと今までとは少し違った見方をすることができるようになります。そういうことって一杯あるんだろうなぁと思うと、ワクワクしつつ絶望する。

勉強したいことが山積み、時間と体力がもっと欲しいと感じる今日この頃です。

2008年7月26日土曜日

雑感:コントラスト

最近、珍しく飲みに行く機会が多く、今週は2日連続で飲みました。来週も約束があるし。長く生きているとそういうこともある。びっくりです。しかし、私はフリートークを苦手としているので、多分一緒に飲んでいる方はつまんないんじゃないかなぁと思う。テーマさえあればベラベラいくらでもしゃべるんだけれどもね。

で、そんな中の会話。
「かわいさ押しだから」と言ってみたら、「かわいい系なんですか?彼女の前だと甘えたりするタイプなんですか?」との返答。意味がちょっと違うと思うんだけれども、まぁ別にどうでもいいです。で続けて「『俺についてこい』ってタイプかと思ってました」と言われました。信じられません。そういう、他者の視点を求めて酒席に出ているのかもしれません。とりあえず、面白い方にめぐり合えて私は満足です。


話は変わりますが、夢で逢った気がする。どんな夢だったか思い出して、続きを見たい。いやむしろ、現実に逢いたい。

2008年7月25日金曜日

雑感:本能

ある女性を深く傷つけたらしいです(私は見ていませんが、「表情が凍り付いていた」らしい)。私としては至極当然な感想を口にしたつもりでしたが、確かに、当たり前のことでも口にしていいことと悪いことはきちんと識別すべきです。人間として。全面的に私に否があることは否定しようもない事実です。

が、女性の思考回路を理解できない私にとって、今後の展開を考えるだけで憂鬱です。「だから女性と仕事するのは嫌なんだ」とは言うべきではないし、私としても言いたくはないけれども、ついついそういう思考が頭を過ぎってしまいます。いや、勿論私が招いた話なんですけれども。

書籍:夜はやさし

作者:F・スコット・フィッツジェラルド
評価:☆☆☆☆☆
amazon

滋養のある小説。人生の浮き沈みというか、ピークを迎えてその後少しずつ歯車が狂っていく様というか、そういう状況が重みを持って感じられる。悲劇的な結末を迎えるわけだけれども、決して悲しいわけではなく、そこにあるべき帰結として受け止めることができる。長いスパンでの人間の移ろいみたいなのを考えさせられます。心理描写の分析もかなり的を射ていて、視点として非常に面白い。思い当たるふしが色々。

当初のローズマリーの視点からディック・ダイヴァーの視点へ移ったときはかなり戸惑いましたが、でもそれはそれでいいような気もする。ディック・ダイヴァーが物語の主体になってからは、感情移入も進み、楽しみながら読み進めることができました。

2008年7月23日水曜日

雑感:最後のジグソーのかけら

ようやくKrispy Kremeデビューを果たしました。出来立てのオリジナル・クレーズドは確かにうまい。認めましょう。しかし...他のは別に、という気もする。次のターゲットはCold Stone Creameryだな。

今日バスの窓から夕景を眺めていると、求めているのは愛だ、とか訳のわからないことが突然頭をよぎりました。愛とは即ち、ジグソーパズルの最後のピースをくれるような関係。いや、ほんと訳わかんない。でも、それをわかってくれるのも愛?

こんなことをシラフで書いてしまう自分がおそろしいです。

2008年7月22日火曜日

雑感:性的妄想

ブログっていまいちなれない。ブラウザ上で書くのもそうだし、どんな機能があるのかもいまいちよくわかんない。なんか、小回り効かない感じ。単純に勉強不足とも言う。まぁ別にいいんだけど。


「まぁ別にいいんだけど」というのは私の口癖ですが、大体において、全然良くないです。我ながら性質が悪い。

図らずも「学校じゃ教えられない」を見てしまいました。まじめに見てたわけじゃないけど、あまりにひどい。魅力を感じない生徒たち、薄っぺらなストーリー、歯が浮くようなセリフ。平たく言って金の無駄。なんだあれは。

2008年7月21日月曜日

映画:たみおのしあわせ

監督:岩松了
評価:☆☆☆☆
公式サイト

シュール。グロテスクな人間模様が少しずつ現れてきてぐちゃぐちゃになる世界観は嫌いじゃない。女性に潔癖な感じは、そういえば自分も持ってるなぁと思ったりして。難を言えば、オダギリと麻生久美子のキャラクターが弱いのと、平坦に見えてしまって少しわかりづらいのと。

図らずも、父親と息子を描いた映画を2本連続で見てしまいました。携帯電話が描かれるところも共通。ふぅむ。

映画:ジャージの二人

監督:中村義洋
評価:☆☆☆☆
公式サイト

なんかこう...モラトリアムです。父親と息子という微妙な距離感、現実との微妙な距離感、家族の距離感、そんな距離感がジャージや携帯電話を通してうまく表現されていると思う。男って情けない生き物なんです。

田んぼの真ん中で手を上げる姿って異様ですよね。おもろい。ただ、トマト嫌いの私にとって、ただひたすら増え続けるトマトの映像は見ていて不快。

雑感:CHANGE 2

「CHANGE」を見ていて実感したのは、私は結構理想主義者だということ。もちろん以前から自覚はあるし、なんだか最近「熱いよね」(きっと「ウザイ」と言いたいんでしょうが)とも言われたりするんだけれど、それでも、やっぱりキムタクの演説聴いて拳骨で胸を叩いたりしている(北島康介?)自分を見ると、「おお、そこにある情熱!」と思ったりするわけです。

変えるのってエネルギーが要るし、勿論変えるのがいいとは全く限らないけれども、でも、少しでも良くしたいという思いって大事だと思うんです。私は、そういう心意気を大事にしたい。

ついでに言いますと、こういう考えを持つようになったのは、私が弱者だからだと思いますが、でもこういう考えを持てる自分を決して嫌いでないので、弱者で良かった、と時々思えます。こう思えるようになったのはここ数年ですけれどもね。

2008年7月20日日曜日

雑感:CHANGE

撮りためていた「CHANGE」をようやく見ました(全話ぶっとおし)。

木村拓哉はあまり好きじゃないし、素人が総理大臣なんて、なんて稚拙な発想のストーリーなんだと正直馬鹿にしていたのだけれども、意外といい。もちろん稚拙でありえないことは多々出てくるわけだけれども、でも、要所要所で本質的な部分をついていると思う。与野党の対立、絶対に控訴する裁判、外交問題、旧弊な体質との対立等、国民が「そうそう」と思うポイントを取上げ、我々に代わって問題提起してもらえているような気がする。少なくとも、私はすっきりしました。政治は、もう少し真剣にこのドラマの存在意義を考えてほしい(確か、Wall Street Journalが福田さんと比較してたと思うけど)。

ただ、個人的に最も問題意識を持っている財政改革を取上げてほしかったです。災害や小児科の問題で予算ばら撒くだけじゃ駄目なんだよ、と私は声を大にして言いたい。お金関係がランチの値段とお茶を削るだけというのはいくらなんでもお粗末過ぎます。

2008年7月19日土曜日

雑感:コンクルージョン

炎天下、ゆっくりと散歩を楽しみました。腕を出し、足を出し、とても28歳東京在住とは思えない格好で出歩いていたけれども、それはそれで楽しいから良しとしましょう。その後、タリーズのオープンテラスで読書。そして散髪。休日って感じだよね~

先日も書いたけれども、先輩が昨日付で退職されました。上長との仲は完全にこじれ、仕事はうまくいかず、月末前の退職という、極めて不幸な結末になってしまいましたが、きっとどこかでご自分の道を拓かれると信じています。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

2008年7月17日木曜日

雑感:言うまでもなく、人生とは崩壊の過程である

入浴は自律神経失調症の予防になると聞いたので、夏でも長風呂している。とても体力を消耗し、頭が朦朧とする。風呂上りには何もする気がおきない。でも、少なくともエアコン病の気だるさはここ数年味わずにすんでいる。因果関係はわからない。

日本語をこねくり回す機会が少しずつ減っている。日記やメールを書いていても、読み返す回数が明らかに減少している。余裕を失っている証拠かと思う。

2008年7月16日水曜日

雑感:結婚しても、しなくても、どのみち君は後悔することになる

最近、夜に感じる疲労感が激しい。体が弱体化しているのかもしれない。ちょっと鍛えましょう。

好き勝手生きようと努力はしているけれども、精神力が弱いので周囲の目が気になる。たとえば結婚。とりあえずは結婚する予定はないし、何よりできないと思うけれども、事あるごとに結婚の話をされるのは正直言って苦痛です。セクハラで訴えたくなります。そういいながら、自分も後輩とかには結婚の話を振ってみたりしてしまうところに、自己嫌悪を感じるわけだけれども。私が結婚の話をする理由は単純明快で、他に話題が無いんです。私はフリートークにかなり弱いし、話を広げる力にも乏しいので、なんか結婚とかの話題って無難っぽく見えてしまうわけです。おそらく他の方もそうなんじゃないかと推測し、だから声高にイヤだと叫ぶこともできず。もう少しトーク力を持てればいいのだけれども。

で、話を元に戻すと、好き勝手生きていこうと努力していて、甘えられる部分は極力甘えるようにしています。でも他人に頼るのって実はかなり強靭な精神力が求められる。

2008年7月15日火曜日

書籍:最後の瞬間のすごく大きな変化

作者:グレイス・ペイリー
評価:☆☆☆☆
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あとがきに書かれている「かなり戦闘的な平和主義者であり、ものわかりのいいアナーキスト」という人柄が物語からも滲み出ていて、そういう人生に対するスタンスに共感できる。
たくさんある短編の中には、全くわからない物語もあるわけだけれど、
「リトル・ガール」「父親との会話」辺りの世界観はしっくりとくる。
違和感、矛盾、狭い世界、狭い視野、続いていくどうしようもない日常。
そういったものが、決して暗いタッチではなく、若干ユーモラスに描かれている。
ちょっと読み進めるのにはパワーはいると思うけれど、読み応えはある。

雑感:日々これ敗北

わけのわからない雑務に追われ、Taskは全く減らないという
生産性ゼロな感じで毎日を過ごしています。
今日もひどく仕事の進まない一日でしたが、その割には劇的に疲労しています。
どうなってるんですか?

つーか、生産性低すぎ。>自分

2008年7月14日月曜日

雑感:残念です! by ザブングル

会社の直近の先輩が退職されることとなり、
挨拶させていただきました。
正直に言って、もう随分と前からこういう結末になるだろうと予想はしておりましたが、
それでもやはりショックなものです。
残念です。

ほんと、私も早く自分の道を開かないとですね。
自分が何をやりたいか少し見えてきたのですが、随分と道が長く。
でも千里の道も一歩から、と言いますからね。

2008年7月13日日曜日

映画:DIVE!!

監督:熊澤尚人
評価:☆☆☆☆☆
公式サイト

どうせ...と思っていたところ、意外と評判良さそうだったので見たわけですが、いい。

まっすぐな視線。熱い情熱。
一所懸命人生をかけて頑張っていく少年たちの姿がとてもいい。
ライバルとの間も非常に爽やかで、どこかで友情があって、みたいな。
実際の中高校生たちは、もう少しドロドロしたりするんだろうけども、
でも、まぁいいじゃないですか。
前向きに頑張っていこうと思える映画。
そういや、私にも高校時代はあったはずなんだけどな。

書籍:浄土

作者:町田康
評価:☆☆☆
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サラリーマンなので「自分の群像」はそれなりに面白かったけれど、
トータルとしてはいまいち世界観に入れず。
妙に理屈っぽい混沌がそこにあるわけだけれども、
その両者を私の頭の中では両立させられませんでした。

2008年7月12日土曜日

雑感:打撲だ僕

かなり前に作ったETCカードをようやく利用しました。
超便利。
これまで、金の出し入れその他で料金所に近づくのが憂鬱でしたが、
むしろ楽しみ。
止まらずにスイ~ですよ(そういや、そんなCMあったな)。
しかも、現金より料金安いしね。

前回の印象が良かったので今回もプリウスを再度借りたのですが、
ほんと燃費がいい。
このガソリン高の時代にあって、250km走ってたった2100円(税込)。
すばらしいです。

でも、ガソリン入れるときに雨でぬれた地面に転び、
右半身打撲&擦過傷。
階段上るのがつらい...

2008年7月10日木曜日

雑感:あまねくあまく

甘い生地でくるんだ食い物は基本的に無理です。
先日、飲み屋で「焼きショウロンポウ」なるものを注文してみたら、
外の生地が豚まんのように分厚く、そしてとても甘く、
食べられたものではありませんでした。
さらに、今日Tully'sでソーセージ巻き?みたいなのを初めて見たので注文してみたら、
これまた生地がとても甘い。
トマトも入っているようだったので全体的にありえない食い物で、
一口食べて残しました。

クリームパンとかケーキとか、普通に甘いものなら食べられるんだけどね。

2008年7月8日火曜日

奇跡の価値は

お酒を飲み過ぎて頭が痛く、空が明々とするまで眠れなかったので、
睡眠時間1hくらいで働いておりました。
基本的には睡眠不足には弱いと思っていたけれども、
意外と普通に働けたので、
ちょっと自信を持ってしまいそうです。

天璋院篤姫(下)

作者:宮尾登美子
評価:☆☆☆☆
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嫁姑のドロドロした感じはちょっと...って感じですが、まぁそういうものでしょうか。
賢明な女性だったのであれば、大奥のことだけでなく世の中の趨勢を読み、
もう少し柔軟に立ち振る舞ったんじゃないかと思ったりして、その辺りに疑問を感じる。
(ダイナミックな時代に生きた人なのに)全体的に視野が狭すぎる印象を受けるけれど、
でも狭い大奥にあって、これでも十分広いのかもね、とも思う。
あと、大したエピソードもないのに倒幕後が長い。
個人的には滝山ファンになったので、倒幕後彼女と再会するエピソードがあればね、とか思ったり。

幕府(大奥)の外があまり描かれてないので、
(社会の流れが変わっていることがよくわからず)読んでいると突然幕府が倒れるような印象を受ける。
薩摩側からも描こうとする大河ドラマはなかなかいいアイディアかもしれない。

飲み過ぎて頭痛で眠れず、朝5時過ぎまでかけて読了してしまいました。

天璋院篤姫(上)

作者:宮尾登美子
評価:☆☆☆☆
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丁度先日の大河ドラマくらいで上巻終わり。

ドラマよりも古風な感じ(むしろドラマが現代的すぎるんだけど)で、
篤姫に対するちょっと印象が変わる。
慎み深く、でも英明で筋が通っている篤姫像は、説得力がある。

歴史的事実と推測と小説の中の話がぐちゃぐちゃで、なんだかいまいち入り込めない印象は受けます。

2008年7月6日日曜日

休日、とくにすることもなく。

なんとなくアルコールを口にしたい気分ですが、
一度口にしたが最後、まともな生活を送れなくなってしまうのでなんとか自制しています。
せっかく夏で気分も前向きだし、とりあえず目の前の重い山は先延ばしされたので、
やりたかったことをちゃんと処理していきましょう。
そろそろ30歳も近いので、多少はちゃんとしましょう。

おいしいコーヒーのいれ方Ⅹ 夢のあとさき 

作者:村山由佳
☆☆☆

惰性で読んでいますけれども。
どうでもいい

とはいいながら、10冊も読んでしまうと、
「どうでもいい」という主張に極めて説得力がないことは承知しています。

ぐるりのこと

監督:橋口亮輔
☆☆☆☆

木村多江がやたらにうまいし、リリー・フランキーも意外といい。
ユーモアや性的きわどさにあふれた会話や演出も個人的には好み。
肝となるシーンでの同じ構図での超長回しもいいと思う。
法廷シーン(個人的には加瀬亮が最も好き)もいい。

でも、...別に。
きっと私の人生経験が少ないからなんだろうな。

休暇

監督:門井肇
☆☆☆★★

なんつーか、どうでもいい。
最後まで見れるけど、まぁ別に、という。
小林にも西島にも全く感情移入できない。

なぜ受刑者は敬語で話しかけてるのに刑務官はタメ語で話すんだろう。
なぜ面会に来た妹に「声を掛けてやってください」というんだろう。
演出としては普通だと思うんだけど、実情であれば異常だと思う。

告発のとき

監督:ポール・ハギス
☆☆☆☆☆☆

こういう複雑性を描かせたらポール・ハギスはうまい。
息子の死の真相を探っているうちに...というのはまぁよくあるパターンなわけですが、
決して予定調和の落とし方ではないと思う。
戦争に疑問を投げかける映画の中でも、
兵士の人格的/心理的な面にターゲットを当てている点で、
他の映画とは一線を画する独特なものがある。
サスペンスとしてもかなり楽しめる。

個人的には、スーザン・サランドンが好きなので、彼女がもっと活躍すればなぁ、とは思うけれども。

花より男子ファイナル

監督:石井康晴
☆☆☆☆★

意外と楽しめる。
特に前半はアクションっぽい緊迫感があるし。
でもまぁ脚本はちょっと弱い。
ドラマのキャストをちゃんと全員出しているのに、F4や家族をストーリーに取り込めなかった感じ。
男性にはつらいストーリーは、まぁ元が少女漫画ですから、ということで諦めましょう。

周りが婦女子ばかりでつらかったっす。

歩いても 歩いても

監督:是枝裕和
☆☆☆☆☆☆

どこにでもありそうな(少なくとも私にはそう思える)帰省のひとコマを、
本当に普通に描いているように見える。
親子や親戚同士の毒のある会話、お互いの違和感、どことなく漂うぎこちなさ。
部屋越しに聞こえてくる会話、ローカルな懐かしい手料理、古い家。
特別なあざとい演出はないけれど、そういったことが、実はすごく貴重な特別なことなんだと、見終わると実感できる。
漂う死。家族は死を引き継ぐためにいるのかもしれない、と思ったりするわけで。

物珍しそうに振舞う夏川の子供が(派手じゃないのに)いきいきと描かれていて、それもいい。
「歩いても 歩いても」というほんわかとしたタイトルに毒が込められていて、それもいい。
いや。いい。