2008年7月31日木曜日

映画:百万円と苦虫女

監督:タナダユキ
評価:☆☆☆☆
公式サイト

蒼井、あいかわらず外さない。リアルに人物像を思い描くことができる。少なくとも私は、面倒な人間関係その他から逃げ続けて今があるので、100万円貯めて(私は貯金は苦手ですが)街から街へ転々とする主人公に共感できます。そしてこの映画、逃げ続けているからといって弱いわけではなく、でも強い一辺倒でもなく、その辺りのバランス加減がよいわけです。そして、行く先々で出会う登場人物たちも、決して美男美女ではなく、これも普通っぽさ要素として高得点。特に、森山の、男らしさ(ヒーローっぽさ)を持ってるのに、最後の一歩で強くなりきれない感じがよい。

「こうじゃないラストになってほしい」という願いははかなく散りましたが、そう思わせた段階で、この映画は勝ちだと思う。

0 件のコメント: