2013年3月29日金曜日

映画:アルゴ

監督:ベン・アフレック
評価:☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:10本@2013

イランでのアメリカ大使館人質事件発生時に、カナダ大使館に逃げ込んだアメリカ大使館員を、SF映画「アルゴ」の撮影と称して救い出すアルゴ作戦に関する映画。

めちゃくちゃ面白いです。最初から最後まで継続する緊迫感。助かるという結末を知りながらも、ついつい大丈夫かと心配してしまいます。
そして、そんな緊迫した状況なのに、スターウォーズを三流化したようなバカバカしいニセ映画の撮影という口実になっているので、頭がグチャグチャになってきます。よくもまぁこんな荒唐無稽な計画が成功したもんだとビックリします。

主演のベン・アフレックも髭を生やして白髪交じりの長めの髪型をして外見が全然変わっているし、それ以外にあまりメジャーな俳優さんは出てこないしで、俳優の個性をあまり感じずに映画の世界に入れます。これも、この映画が成功している1つの要因ですね。
例えばトム・クルーズの映画なんて、「トム・クルーズの映画」を見ているという印象が強いので、見ていても物語の世界観にはいまいち入れないんですよね。ま、それがスターってものでしょうが。

ところでこういう映画では、大抵「家で心配しながら待つ家族」が描かれますね。なんでだろ。ま、いいけど。

書籍:走りながら考える(Kindle)

著者:為末大
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:12冊目@2013

侍ハードラーこと、為末大氏が、生きていく上で必要なスタンスみたいなものを書いた本。

一般的に世の中で言われることとは違うことも結構書かれているので、本当に為末氏は自分のアタマで、そして身体で、考えてきたんだなぁということがよくわかります。私と年齢はかなり近いですが、競技者は寿命が短いので、その分老成したお考えを持たれているような気がします。
人間は、本来自分が持つ方向にしか、成長しない。 (中略) 人の意見ややり方、価値観を自分の中に取り入れる際、ぜひこの問を自分に投げかけてみてほしい。 「それは本当に自分らしいか?」
抜き出しちゃうと、もしかすると薄く見えるかもしれないけれど、なかなか良いスタンスだと思います。
「如何に自分とつきあっていくか?」がこの本のテーマかもしれません。

為末氏が、今後どのような道を歩まれるのか、とても楽しみです。

2013年3月26日火曜日

映画:最強のふたり

監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
評価:☆☆☆☆1/2
公式サイト
カウント:9本@2013

富豪だが全身麻痺状態(首から下が麻痺)にある白人の老人に、黒人の貧しい青年が介護者として雇われる。もちろん、その後、2人の間には友情が生まれます。

ありがちなストーリー展開ではあるけれども、この話、Based on true storyだそうです。この物語が実話をベースにしているとすると、世の中なかなか捨てたもんじゃないな、と思います。うーむ。

この話に教訓があるとするならば、大事なのは多様性&他者との邂逅ってことでしょう。予想のつかない他者に出会うことで新たな自分を発見できる。私も、そう信じています(行動が伴っているかどうかは別問題です)。一歩前へ。

映画:桐島、部活やめるってよ

監督:吉田大八
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:8本@2013

様々な部活で活動する生徒たちを、それぞれの生徒たちの視点から立体的に描いた映画。桐島という、いわば学校のヒーロー的な学生がバレー部を辞めるというニュースが伝わったことをきっかけとして物語が始まります。

この立体感はいいですね。
< 同じシーンを視点を変えながら描いた映画としては、内田けんじ監督の「運命じゃない人」「アフタースクール」等がありますが、大分違います。
全体のストーリーを繰返すわけではなく、もう少しミクロな単位で、それぞれの日付ごとに視点が変わります。誰が物語の中心人物、というわけではなく、また、オチがつくわけでもないので、ただいろんな視点で物語が描かれる、というだけです。ユニーク。

この映画の面白さを言葉で表現するのは難しいのですが、高校生のモヤモヤした心理状態やら不安定な人間関係なんかが、様々な視点や暗めの映像、映画部の撮る不気味な映画と相まってうまく表現されているのが面白いです。

部活か。うむ。

2013年3月25日月曜日

雑感:民主主義万歳

選挙無効の判決が言い渡されました!!
無効判決が出ることは全く予想していなかったので、ものすごく嬉しい。

こういう判決を書くには、とてもとても勇気が必要だったと思います。裁判長である筏津順子氏の偉大な功績を讃えましょう。

それはともかくとして、私の脳内連想ゲームの結果、今日購入したヤフー株は、明日急騰することになりました。5株しか持っていないので、どうせ大したインパクトはないのだけれど。

2013年3月22日金曜日

音楽:sakanaction by サカナクション

最近、サカナクションにハマっています。サカナクションにハマり始めたのは、ドラマ「dinner」の主題歌「ミュージック」を聴いてからです。ドラマの内容自体は凡庸(結構面白いですけど)ですが、サカナクションの音楽を聴くキッカケを与えてくれたというだけでも、「dinner」を見てよかったと思っています。

サカナクションの音楽って、シャカシャカした機械っぽい音が多用されているのに、それでいて親密に響いてくる音が新鮮です。囁くような声から入る曲が多いのもいいですね。その後に続く、感情を出した歌声が、心の奥の無防備な場所に訴えかけてきます。
歌詞も、強いメッセージとかストーリーとかがあるわけじゃないけど、なぜか意味を見出したくなる内容です。なんなんだろうな。でも、すごくいいと思う。

最新アルバムの中で特に好きな曲を挙げると、「ミュージック」と「夜の踊り子」ですかね。「aoi」等の他の曲も、始めはどうかなぁと思っていたけど、少しずつハマってきています。こういう感覚、久しぶりで楽しいです。

★★★

ドラマ「dinner」についていちおうフォローしておくと、ストーリーは凡庸ですが、なんか月曜日からガンバロ!って思わせてくれるドラマです。日曜日の夜に求められているのは、そういうドラマです。
日曜日の夜に、超重量級の「華麗なる一族」とか「南極大陸」とか「官僚たちの夏」とかを持ってくる意味がわかりません。

2013年3月21日木曜日

雑感:徒然なるままに

私はもう1本ブログを書いています。

誰にもアドレスを教えていないにもかかわらず、私自身のアクセスを除いても、アクセス数はゼロではありません。Google先生に誤って誘導されたのでしょう。Google先生も万能では無いですからね。ご愁傷さまです。

でも、そう考えるとGoogle先生って偉大だなぁと思います。
アドレスを公開しなくとも、誰かしらに読んでもらえる可能性がある。誰にも平等にチャンスがある。そのことが素晴らしいです。
ま、私には、どうやればPVを増やせるのか全くわからないですし、そんなにPVを増やそうとは思わないのですが。


それはともかくとして、(このブログも含め)なるべく頻繁に更新しようと思っているのですが、どうしてもサボりがちになります。困ったものです。

2013年3月19日火曜日

映画:フライト

監督:ロバート・ゼメキス
評価:☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:7本@2013

飛行中に発生した航空機の異常に対し、パイロット(デンゼル・ワシントン)が奇跡的な運転技術を見せて大半の乗客の命を救ったのだけれど、その後の事故調査で彼の血液からアルコールとコカインが検出されてしまう、というお話。

簡単に言うと、ヒーローが実はダメ人間、ということなのだけれど、このダメっぷりがかなり徹底的。「あ、そこで飲んじゃダメだよ!もうやめようよ!」というところでちゃんと飲む。
アメリカ映画のアル中って、本当に凄い描かれ方しますよね。ウォッカの一気飲みとか、考えられん。

デンゼル・ワシントンって、インテリジェントでクールなイメージがあるので、こういうダメダメ感はかなり新鮮でした。パリっとしたパイロットの姿とアル中でクレイジーな感じのギャップが、逆にリアリティがあって良かったです。

この映画、いいっすね。"I am free"というセリフにはヤラれました。カント的だ。

雑感:お笑い大好き!

私は、有吉弘行氏が好きです。彼は大量に番組に出演しているので、彼の番組を全て追いかけるなんて芸当はさすがにできませんが、「マツコ・有吉の怒り新党」は毎週欠かさず見ていますし、ザッピングしてつけた番組に有吉氏が出ていると、つい見てしまいます。彼が大きく扱われている番組(=大勢の芸人の中の1人として出ているわけではない番組)で、「時間の無駄だったな」と後悔した番組って殆ど記憶にありません。

場が白けてしまわない程度に率直な毒舌は絶妙のバランス感覚だと思うし、頭の回転の早い切り返しは見事です。あんな風に会話できたら楽しいだろうなぁと、ちょっと憧れます。

「怒り新党」に関して言えば、マツコ・デラックス氏の会話術もなかなか見事だとは思うのですが(私は彼女のファンでもあります)、残念ながら有吉さんには負けてますかねぇ。どこが、と訊かれるとちょっと困るのですが、有吉さんの方が、核心に触れそうな場面でうまくヒュルっとかわす感じがありますね。

いや、別にオチも何もない話なんですけど。って、いつもオチはないんですけど。ははは。

2013年3月18日月曜日

映画:世界にひとつのプレイブック

監督:デヴィッド・O・ラッセル
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:6本@2013

いわゆるラブコメディに属する話ですが、ベタなラブコメとは一線を画しています。
主人公のパットは、精神病院帰りの離婚した男性で、「武器よさらば」を読んで夜中に大騒ぎしたり、なぜかゴミ袋を被ってジョギングしたりと、結構エキセントリックなんですが、きっと元妻のニッキーをまた取り戻せると信じている。そんな彼が、これまた精神的に不安定なティファニーと出会うことでダンスを始めることになり、それによって少しずつ癒されていく、というお話です。

ラブコメにもかかわらず、シュールなユーモアが散りばめられていて、クスクス笑ってしまいます。それでいて、パットとティファニーとが、ダンスを通じて少しずつ自分たちの傷を癒していく姿は、なんとも説得力があります。そんなに出てこないんですけどね、ダンスのシーン。不思議。
デ・ニーロの演技もいいですね。彼の演技、可笑しいです。

繊細で温かみのある映画。オススメです。

2013年3月14日木曜日

雑感:私が読めない文章

内田樹氏という著名な方がいらっしゃいます。彼のブログがBlogosに転載されるので、時々彼の文章を読みます。毎回、絶望感に苛まれます。

内田氏と私とでは、生きていく上でのスタンスが全く違うようなので、彼の文章の内容にはなんの説得力も感じないのですが、世の中、いろんな人がいるのは理解していますし、私の考え方がマジョリティで無いことも知っているので、その点はどうでもいいです。
私が毎回絶望感を抱く理由は、私が、彼の文章をまともに読み切れない点にあります。

まず、難しい単語が羅列され、その上、彼自身が新たな用語を定義することもしばしばあるので、私には、もう何がなんだかわかんなくなってきます。

そして、長い。どうせ「新自由主義反対」とかいう極めて短いメッセージに集約されるんでしょ?と思ってしまうと、途中を読む気をなくしてしまいます。

何より、読んでいて「え?」と感じる部分(私には同意できない論理展開、又は論理の飛躍若しくは根拠のない決めつけに思える部分)が多すぎて、読んでいていちいち引っかかります。おそらく、私には、論理に対する理解力が欠如しているのでしょう。

そんなわけで、私には彼の文章を殆ど読み通すことができないのですが、一方世の中では、内田樹氏にはかなり人気があり、彼の本が多数ベストセラーになっていることは知っています。

これは、間違いなく、私の読解力が世の中よりも劣っていることを意味しています。悲しいです。

2013年3月13日水曜日

雑感:近況報告

3月の1大イベントである確定申告が無事終了しました!!!かなり感動的です。
ダラダラやらなかったら、もっとずっと早く作業は終わっていたとは思いますが、ま、それはそれとして。

先週までの仕事の山も随分スッキリしてきたので、今週はのんびりと生きています。仕事以外にもいろいろと活動できているので楽しいです。休暇気分。

2013年3月12日火曜日

雑感:仰げば尊し

大学時代の教授が退官されるということで、最終講義、及びその後のパーティーに出席して来ました。今更ですが、先生にご指導いただけたのは幸運だったなぁと実感しました。先生のような飾るところのない率直な語り口を持つ方には、社会にでるとなかなか出会えません。残念ながら、学生の時には気づけませんでしたが、本当に得がたい経験でした。ありがとうございました。

同級生や先輩にも多数お会いできました。卒業以来、忘年会等にはずっと欠席で通していたので、相当久しぶりでした。facebook等で多少情報は得ていたとは言え、皆さんのご活躍を直接伺うことができ、大変刺激を受けました。私も、負けずに頑張らなきゃ、です。

研究室の大先輩(私自身は、面識はありません)で、有名なビジネスパーソンになられている方がご挨拶されていたのですが、失礼ながら全くオーラがなく(発言内容は凄かったです)、聴いている人もあまりいなかったのには笑いました。今をときめく大企業の偉い人でも、大学の世界に戻るとこうなっちゃうのね、って感じ。そして、それってステキなことだと思うわけです(もちろん、いい意味です)。

それにしても、皆さん、全然変わりがなかったのにも驚きました。特に、大学の先生方の見栄えは全く変化がありませんでした。殆どタイムスリップしたような気分にさえなりました。どうやったらあんなに若さを保てるんですかね?不思議すぎる。

2013年3月9日土曜日

書籍:ガソリン生活

著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆
カウント:11冊目@2013

車(緑のデミオ)からの目線で、その持ち主である望月家に起こる事件を描いた物語。Low、Drive、Parkingの3章に分かれており、それぞれで一応独立したオチがつけられてはいますが、完全にリンクしているので、ばらばらの短篇が3つ、というわけではありません。

通常であれば、サスペンス系の物語は、序盤にいろんな問題が起こり、ゴールに向かってそれらが少しずつ解けていって、メインの謎の解決がラストに来る、という構成になっていると思いますが、この本は全く違います。新たな事件がどんどん起こり続け、一応大きな謎は途中で解けるんだけど小さな謎は残りつづけ、それがずっと後で明かされる、という、謎が発生するタイミングとそれらに対する答えが明かされるタイミングとがそれぞれバラバラになるように作られています。もちろん、全ての謎はちゃんと明かされます。読んでいて、すごく新鮮でした。こういう本、読んだ記憶がないですね。良く構成された物語だと思いますし、こういう構成は好きです。

物語自体はライトでユーモラス。殺人事件が起きたり、望月家が脅迫?されたりするとはいえ、物語の語り手がデミオだったり、物語をメインで引っ張る亨少年(10歳)がユニークだったりするので、終始一貫して重たさはありません。エンターテインメントとして楽しめます。なにより私、亨少年のような大人びた頭の良さを持つ少年ってすごく好きなんですよね。10歳の子供に、不倫が何をするものなのか問い詰められたくはないですねぇ。

祖父が作った「太陽くん」の権利で生きている丹羽という男の「暇人をなめるな」というセリフはかなり笑いました。

2013年3月8日金曜日

雑感:Spring has come!!

あまりに暖かく、過ごしやすい日だったので、なんでこんな日に仕事してるんだろうかと悲しくなりました。こういう日はピクニックですよね。重いコート脱いで出かけませんか、ですよ(古)

最近、とてもコスパの良いランチを見つけてしまいました。おいしく、そして、そんなに高くない。毎日あんなところに行っていたらかなりの出費なのだけれど。うーむ。

2013年3月6日水曜日

雑感:思い込み

有名なアルファブロガーに、イケダハヤト氏がいます。これまで、Blogosに転載されたり、Twitterで流れてきたりしたエントリを時々目にしていましたが、ちょくちょく炎上しているようなので、ふと思いついてイケダハヤト氏について調べてみました。

めっさ年下やん!!

特に根拠無く、30代かと思ってましたよ。まさか1986年生まれとは思っておらず、目を疑いました。イケダ氏の発言内容に照らし合わせると、ある程度納得感があるような気はしますけれども。

いや、ビックリしました。それだけです。すみません。