・世界にひとつのプレイブック
・フライト
・桐島、部活やめるってよ
・華麗なるギャツビー
・サイド・エフェクト
・新しい靴を買わなくちゃ
・俺はまだ本気出してないだけ
・恋するリベラーチェ
(以上、順不同)
豊作の年だな。面白い映画が多かったです。
やはり、洋画の割合を増やすと平均的に面白い映画に出会える可能性が上がる気がする。邦画って、トップレベルは高いけど平均点は低いイメージ。
私の中でNo.1を選ぶなら「世界にひとつのプレイブック」ですかね。超良かった。またみたいです。
2014年1月17日金曜日
書籍:2013年に読んで面白かった本
少し遅くなってしまいましたが、去年読んで面白かったな、と感じた本を列挙します。
・勝ち続ける意志力
・未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
・官報複合体 権力と一体化する新聞の大罪
・スタンフォードの自分を変える教室
・とっぴんぱらりの風太郎
・ゼロ
・熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録
・マンションは10年で買い替えなさい
(以上、順不同)
上記で列挙した中で特に面白かったものを挙げろ、と言われると、「官報複合体」「ゼロ」「マンションは10年で買い替えなさい」の3冊ですかね。特に、「ゼロ」はいいですよ。かなりオススメです。
去年はちょっと本を読む量を抑えたために例年の約半分くらいしか読んでない&再読が多かったとはいえ、かなり不作でしたね。特に小説分野はひどい。主にKindleで読むようになると、Kindle化されている小説が少ないために当然出会いが少なくなっている、というのが大きな原因として考えられます。デフォで電子書籍で出すようにしていただきたい。
今年はもう少し本を読む予定なので、もう少しいい本に出会いたいものです。
・勝ち続ける意志力
・未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
・官報複合体 権力と一体化する新聞の大罪
・スタンフォードの自分を変える教室
・とっぴんぱらりの風太郎
・ゼロ
・熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録
・マンションは10年で買い替えなさい
(以上、順不同)
上記で列挙した中で特に面白かったものを挙げろ、と言われると、「官報複合体」「ゼロ」「マンションは10年で買い替えなさい」の3冊ですかね。特に、「ゼロ」はいいですよ。かなりオススメです。
去年はちょっと本を読む量を抑えたために例年の約半分くらいしか読んでない&再読が多かったとはいえ、かなり不作でしたね。特に小説分野はひどい。主にKindleで読むようになると、Kindle化されている小説が少ないために当然出会いが少なくなっている、というのが大きな原因として考えられます。デフォで電子書籍で出すようにしていただきたい。
今年はもう少し本を読む予定なので、もう少しいい本に出会いたいものです。
書籍:イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ(Kindle)
著者:Clayton M. Christensen
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:5冊目@2014年
「イノベーションのジレンマ」などで知られる著者による、人生に対するアプローチが提示されています。「こういう風に行動すべき」というよりは、「こういうアプローチで行動指針を立てるべき」といった方法論が示された本ですね。
企業経営を例えに、人生や家族について議論するのはユニークです。視点を変えただけでこんなに説得力が出るなんて驚きです。考え方がわかると、その考え方は様々な場面に当てはめることができるんだな、ということがよくわかります。
かなり良いですね。オススメです。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:5冊目@2014年
「イノベーションのジレンマ」などで知られる著者による、人生に対するアプローチが提示されています。「こういう風に行動すべき」というよりは、「こういうアプローチで行動指針を立てるべき」といった方法論が示された本ですね。
企業経営を例えに、人生や家族について議論するのはユニークです。視点を変えただけでこんなに説得力が出るなんて驚きです。考え方がわかると、その考え方は様々な場面に当てはめることができるんだな、ということがよくわかります。
かなり良いですね。オススメです。
書籍:レイヤー化する世界(Kindle)
著者:佐々木俊尚
評価:☆☆☆
カウント:4冊目@2014年
著者は、歴史のおおまかな流れを振り返ることにより、ヨーロッパなんてつい数百年前まで辺境の地だった、国民国家という概念なんて大した歴史はない、等の歴史的な流れを提示した上で、インターネットなどのテクノロジーの発展、民主主義の伸張等に伴って国民国家は崩壊しつつある、という現状に対するおおまかな世界観を提示しています。その上で、iTunes、Kindle他の<場>という概念が広がってきており、更に個人の属性に相当するレイヤー化が進んでいる、という現状~近未来への展望が示されています。
怪しすぎます。
著者がどのような世界観や歴史感を抱いても構わないのですが、それらの世界観を裏付ける事実の提示に乏しい。ので、説得力が大幅に失われています。読んでいて気持ちが悪すぎです。
加えて、前半の歴史的な経緯の話と、後半の現在~近未来の社会構造の変化の話との間に、あまり関連性を見出せません。前半は社会構造の話に重点が置かれており、後半はテクノロジーに依存する部分に重点が置かれているため、話が完全に分断されているような印象を受けます。後半を読んでいると、前半は何が言いたかったんだろ、って感じです。
そして、近年、<場>という概念が急速に広がりつつある、というのは面白い視点だと思いますし、私も特に異論はないのですが、一方で、社会構造が重層的になっている、すなわちレイヤー化している、という考え方に関しては、特に新しさを感じません。従来から国や個人等の社会構造は重層的になっていたはずです。
実際に著者が言いたかったポイントは、レイヤーの境目が無くなりつつ、若しくは柔軟に変化するようになってきており、加えて、レイヤー間での独立性が高まってきている、という点ではないかと思います。が、その点はイマイチ伝わって来なかったです。私の読解力の問題かもしれませんが。 そして、場とレイヤーの話の関連性もいまいちわかりにくい。
まとめると、書きたい内容や世界観はかなり大きいのに、それが全く説得力をもって提示できていない本だと思います。これくらいの内容を読者に伝えたいのであれば、3~4倍のボリュームが必要ではないかと考えます。内容薄すぎです。
ちょっと辛辣になってしまいましたが、全般的に説得力に欠け、また流れが悪いだけで、書いてある内容自体は別に悪く無いと思います。
評価:☆☆☆
カウント:4冊目@2014年
著者は、歴史のおおまかな流れを振り返ることにより、ヨーロッパなんてつい数百年前まで辺境の地だった、国民国家という概念なんて大した歴史はない、等の歴史的な流れを提示した上で、インターネットなどのテクノロジーの発展、民主主義の伸張等に伴って国民国家は崩壊しつつある、という現状に対するおおまかな世界観を提示しています。その上で、iTunes、Kindle他の<場>という概念が広がってきており、更に個人の属性に相当するレイヤー化が進んでいる、という現状~近未来への展望が示されています。
怪しすぎます。
著者がどのような世界観や歴史感を抱いても構わないのですが、それらの世界観を裏付ける事実の提示に乏しい。ので、説得力が大幅に失われています。読んでいて気持ちが悪すぎです。
加えて、前半の歴史的な経緯の話と、後半の現在~近未来の社会構造の変化の話との間に、あまり関連性を見出せません。前半は社会構造の話に重点が置かれており、後半はテクノロジーに依存する部分に重点が置かれているため、話が完全に分断されているような印象を受けます。後半を読んでいると、前半は何が言いたかったんだろ、って感じです。
そして、近年、<場>という概念が急速に広がりつつある、というのは面白い視点だと思いますし、私も特に異論はないのですが、一方で、社会構造が重層的になっている、すなわちレイヤー化している、という考え方に関しては、特に新しさを感じません。従来から国や個人等の社会構造は重層的になっていたはずです。
実際に著者が言いたかったポイントは、レイヤーの境目が無くなりつつ、若しくは柔軟に変化するようになってきており、加えて、レイヤー間での独立性が高まってきている、という点ではないかと思います。が、その点はイマイチ伝わって来なかったです。私の読解力の問題かもしれませんが。 そして、場とレイヤーの話の関連性もいまいちわかりにくい。
まとめると、書きたい内容や世界観はかなり大きいのに、それが全く説得力をもって提示できていない本だと思います。これくらいの内容を読者に伝えたいのであれば、3~4倍のボリュームが必要ではないかと考えます。内容薄すぎです。
ちょっと辛辣になってしまいましたが、全般的に説得力に欠け、また流れが悪いだけで、書いてある内容自体は別に悪く無いと思います。
2014年1月14日火曜日
映画:ジャッジ!(映画館)
監督:永井聡
公式サイト
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:3本@2014
電通社員であるオオタ・キイチロウという主人公がアメリカのサンタモニカで開催される広告祭の審査員を勤めることになるコメディです。
全く期待してなかったんですが、予想に反して面白い。日本のコメディ映画って大半が滑ってますが、これはイケてると思う。劇場内も笑いにあふれていました。
妻夫木聡氏は、こういう情けない感じのキャラクタを演じさせたらうまいですよね。彼が持つ普通っぽさがかっちりハマってるんだと思う。
広告業界の面白さもちゃんと伝わってきますね。
トヨタのHumanityというCMは確かに素晴らしいです。(ちょっと気持ち悪いとは思いますが)伝えたいメッセージは明確だし、ユーモアと温かみがあっていいですね。感動しました。
エースコックのきつねうどんのCMも好きですけどね、私。かなり大爆笑でした。あの映像は忘れられないし、何度でもリピートして見たい。映画を見て以来、振り付きで日々歌っております。
いいんじゃないですかね、うん。好きです、こういう映画。
公式サイト
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:3本@2014
電通社員であるオオタ・キイチロウという主人公がアメリカのサンタモニカで開催される広告祭の審査員を勤めることになるコメディです。
全く期待してなかったんですが、予想に反して面白い。日本のコメディ映画って大半が滑ってますが、これはイケてると思う。劇場内も笑いにあふれていました。
妻夫木聡氏は、こういう情けない感じのキャラクタを演じさせたらうまいですよね。彼が持つ普通っぽさがかっちりハマってるんだと思う。
広告業界の面白さもちゃんと伝わってきますね。
トヨタのHumanityというCMは確かに素晴らしいです。(ちょっと気持ち悪いとは思いますが)伝えたいメッセージは明確だし、ユーモアと温かみがあっていいですね。感動しました。
エースコックのきつねうどんのCMも好きですけどね、私。かなり大爆笑でした。あの映像は忘れられないし、何度でもリピートして見たい。映画を見て以来、振り付きで日々歌っております。
いいんじゃないですかね、うん。好きです、こういう映画。
書籍:あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。(Kindle)
著者:日野瑛太郎
評価:☆☆☆
カウント:3冊目@2014年
私はサービス残業なんて殆どしたことがないし(全く、とは言いませんが)、仕事が終わったら、他の人が仕事してようが何しようがさっさと帰る方であり、社畜とは到底言い難いので、あまり親身になって読めなかったのですが。会社に依存する生き方も変だし、それを当然とする考え方は変でしょ、という著者の主張はそのとおりだと思います。
過度に社員/従業員が責任を負う必要はないよ、というのもそのとおりだと思います。レストランとかでウェイター等に過剰なサービスを提供する消費者の姿勢が社畜を生むんだ、というのも同意です。
以上の通り、主張の大筋はまったくもって私も同意見なのですが、私には随分前に受け入れてしまった当然の価値観なので(その当然の通り社会が動いていないのは勿論ですが)、今更・・・という感覚はありました。
評価:☆☆☆
カウント:3冊目@2014年
私はサービス残業なんて殆どしたことがないし(全く、とは言いませんが)、仕事が終わったら、他の人が仕事してようが何しようがさっさと帰る方であり、社畜とは到底言い難いので、あまり親身になって読めなかったのですが。会社に依存する生き方も変だし、それを当然とする考え方は変でしょ、という著者の主張はそのとおりだと思います。
過度に社員/従業員が責任を負う必要はないよ、というのもそのとおりだと思います。レストランとかでウェイター等に過剰なサービスを提供する消費者の姿勢が社畜を生むんだ、というのも同意です。
以上の通り、主張の大筋はまったくもって私も同意見なのですが、私には随分前に受け入れてしまった当然の価値観なので(その当然の通り社会が動いていないのは勿論ですが)、今更・・・という感覚はありました。
2014年1月9日木曜日
書籍:凶悪―ある死刑囚の告発―(Kindle)
編集:「新潮45」編集部
評価:☆☆☆☆☆
カウント:2冊目@2014年
死刑判決を受けていた後藤良次氏が、「新潮45」の雑誌記者である著者に対して更なる殺人事件3件を告白し、それらの主犯とも言える男「先生」の存在を告げるところから始まる犯罪ドキュメント。
著者の視点で進んでいくので、どういう形で著者に事件が明らかになっていったのかというのが順序立ててわかります。臨場感がありますね。読み進めるのが怖いけれど、ついつい続きが知りたくなる。単行本出版時点では「先生」は逮捕されていなかったようですが、現在は逮捕、起訴されているようです(末尾部分で「先生」の実名及び裁判の状況等が説明されています)。
今回の話は、後藤良次氏が「先生」に対する恨みを持ったことから発覚しているけれど、両者がまだ仲良くやっていればずっと表面化することはなかったわけです(今回の事件も、後藤が告発した3件のうち、1件しか立件できていません)。尼崎でも、かなり長期間発覚しなかった大量殺人事件がありましたが、完全犯罪(表面化していない連続殺人事件)って、多分世の中にはいっぱいあるんだろうなぁ、という恐ろしさで背中がゾクゾクします。怖すぎる。
ついでに、尼崎の事件もこういう形で誰か纏めてくれないですかね?(死んでる人が多すぎるし主犯の被疑者も死んでいるし、生き残っている人たちもかなり逮捕/起訴されているので、踏み込めなさそうだけど)。
この本の最後に、著者により、雑誌の存在意義や、雑誌記者とテレビ/新聞の記者との違いについて述べられており、今回の事件は雑誌記者だからこそ踏み込んだ調査ができた旨が主張されていますが、おそらくそのとおりですね。警察/検察等の権力とテレビ/新聞の結びつきが強すぎるのは大きな問題です。できれば、記者クラブをなくすところから始めていただきたい。
いろいろと示唆に富んだ本なので、オススメします。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:2冊目@2014年
死刑判決を受けていた後藤良次氏が、「新潮45」の雑誌記者である著者に対して更なる殺人事件3件を告白し、それらの主犯とも言える男「先生」の存在を告げるところから始まる犯罪ドキュメント。
著者の視点で進んでいくので、どういう形で著者に事件が明らかになっていったのかというのが順序立ててわかります。臨場感がありますね。読み進めるのが怖いけれど、ついつい続きが知りたくなる。単行本出版時点では「先生」は逮捕されていなかったようですが、現在は逮捕、起訴されているようです(末尾部分で「先生」の実名及び裁判の状況等が説明されています)。
今回の話は、後藤良次氏が「先生」に対する恨みを持ったことから発覚しているけれど、両者がまだ仲良くやっていればずっと表面化することはなかったわけです(今回の事件も、後藤が告発した3件のうち、1件しか立件できていません)。尼崎でも、かなり長期間発覚しなかった大量殺人事件がありましたが、完全犯罪(表面化していない連続殺人事件)って、多分世の中にはいっぱいあるんだろうなぁ、という恐ろしさで背中がゾクゾクします。怖すぎる。
ついでに、尼崎の事件もこういう形で誰か纏めてくれないですかね?(死んでる人が多すぎるし主犯の被疑者も死んでいるし、生き残っている人たちもかなり逮捕/起訴されているので、踏み込めなさそうだけど)。
この本の最後に、著者により、雑誌の存在意義や、雑誌記者とテレビ/新聞の記者との違いについて述べられており、今回の事件は雑誌記者だからこそ踏み込んだ調査ができた旨が主張されていますが、おそらくそのとおりですね。警察/検察等の権力とテレビ/新聞の結びつきが強すぎるのは大きな問題です。できれば、記者クラブをなくすところから始めていただきたい。
いろいろと示唆に富んだ本なので、オススメします。
書籍:僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。(Kindle)
著者:出雲充
評価:☆☆☆☆☆
カウント:1冊目@2014年
ユーグレナ社長である著者による本。著者の生い立ちからユーグレナ設立から事業が形をなし、上場させるまでの流れ等がまとめられています。熱い本です(実はちょっと泣きました)。
ミドリムシは動物的性質と植物的性質の両方を兼ね備えているので、世界の栄養失調を解決できる!というところから著者の情熱はスタートしています。しかしながら、ミドリムシの大量培養の目処は全く立っていなかったようです(様々な研究により、培養はかなり難しい、と判断されていたとのこと)。加えて事業化の姿も全く見えない。そんなところから、現在のユーグレナの姿を10年くらいで作ってしまったというのが信じられません。情熱があればなんでもできる。
この本が私の今年1冊目に読了した本ってのがいいですね。
かっこいい男の物語、熱い情熱のこもった話が読みたいならオススメ。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:1冊目@2014年
ユーグレナ社長である著者による本。著者の生い立ちからユーグレナ設立から事業が形をなし、上場させるまでの流れ等がまとめられています。熱い本です(実はちょっと泣きました)。
ミドリムシは動物的性質と植物的性質の両方を兼ね備えているので、世界の栄養失調を解決できる!というところから著者の情熱はスタートしています。しかしながら、ミドリムシの大量培養の目処は全く立っていなかったようです(様々な研究により、培養はかなり難しい、と判断されていたとのこと)。加えて事業化の姿も全く見えない。そんなところから、現在のユーグレナの姿を10年くらいで作ってしまったというのが信じられません。情熱があればなんでもできる。
この本が私の今年1冊目に読了した本ってのがいいですね。
かっこいい男の物語、熱い情熱のこもった話が読みたいならオススメ。
2014年1月6日月曜日
書籍:沈まぬ太陽(一)~(四)(Kindle)
著者:山崎豊子
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:63~66冊@2013
はじめに、「沈まぬ太陽」は全5巻です(つまり、5巻目は中断中)。全部読んでから書こうと思っていたのだけれど、第5巻でどんどん雲行きが悪くなってくるので、つらくなって読み進められなくなってしまいました。数ヶ月放置しております。
言わずと知れた、御巣鷹山の日航ジャンボ機墜落事故、及び日航での労組問題等の実際に起きた事件をベースとして描かれた物語です。あくまでフィクションではありますが、かなりの部分が事実に基づいているため、リアリティがあって怖いです。
何が怖いかというと、社内政治とか、お金の駆引きとか、そういうのが怖い。飛行機が墜落しても、それをなるべく小さく扱い、自分個人の利益に走り、他人に責任をなすりつけるわけです。どう考えても「どこででも起こりえる話」だし、組織というのは多かれ少なかれ似たような状況になるものだと思うので、その真実味が、背筋をゾクゾクさせるポイントになっています。この本を読めば、「日本製なら安心」「国が関与すれば安心」なんてことは言えないということがよくわかると思います。
ほんと、国に事業をやらせる(国が事実上バックアップするのも同じ)なんて馬鹿げてるし、日本人だって全然信用出来ないし、バブル経済のような好景気が組織を腐らせる傾向にある、ということがよくわかります。
今年こそ、第5巻読みきろう。
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:63~66冊@2013
はじめに、「沈まぬ太陽」は全5巻です(つまり、5巻目は中断中)。全部読んでから書こうと思っていたのだけれど、第5巻でどんどん雲行きが悪くなってくるので、つらくなって読み進められなくなってしまいました。数ヶ月放置しております。
言わずと知れた、御巣鷹山の日航ジャンボ機墜落事故、及び日航での労組問題等の実際に起きた事件をベースとして描かれた物語です。あくまでフィクションではありますが、かなりの部分が事実に基づいているため、リアリティがあって怖いです。
何が怖いかというと、社内政治とか、お金の駆引きとか、そういうのが怖い。飛行機が墜落しても、それをなるべく小さく扱い、自分個人の利益に走り、他人に責任をなすりつけるわけです。どう考えても「どこででも起こりえる話」だし、組織というのは多かれ少なかれ似たような状況になるものだと思うので、その真実味が、背筋をゾクゾクさせるポイントになっています。この本を読めば、「日本製なら安心」「国が関与すれば安心」なんてことは言えないということがよくわかると思います。
ほんと、国に事業をやらせる(国が事実上バックアップするのも同じ)なんて馬鹿げてるし、日本人だって全然信用出来ないし、バブル経済のような好景気が組織を腐らせる傾向にある、ということがよくわかります。
今年こそ、第5巻読みきろう。
書籍:昨夜のカレー、明日のパン(Kindle)
著者:木皿泉
評価:☆☆☆☆
カウント:62冊目@2013
「すいか」や「Q10」、「野ブタ。をプロデュース」(両方名作です)等のテレビドラマの脚本を手がけた木皿泉(脚本家コンビとしての名前)氏の小説です。夫をなくしたテツコとその義父(ギフ)の2人やその回りの人々の視点で様々な物語が紡がれていく、1つの世界観を共有した短篇集。
身近な人の死等のシリアスな問題を一方で抱えながら、ゆるゆると紡がれていく日常、というテーマは私の好きなジャンルです。特に、テツコの彼氏である岩井さんが子供にお金を貸すお話がどこかとぼけていて好きです。
登場人物たち(ギフ等)が労働している感じがもう少し出ると、おとぎ話的な印象が薄まってより私の好みですが(知らんがな)、いい物語だと思います。
評価:☆☆☆☆
カウント:62冊目@2013
「すいか」や「Q10」、「野ブタ。をプロデュース」(両方名作です)等のテレビドラマの脚本を手がけた木皿泉(脚本家コンビとしての名前)氏の小説です。夫をなくしたテツコとその義父(ギフ)の2人やその回りの人々の視点で様々な物語が紡がれていく、1つの世界観を共有した短篇集。
身近な人の死等のシリアスな問題を一方で抱えながら、ゆるゆると紡がれていく日常、というテーマは私の好きなジャンルです。特に、テツコの彼氏である岩井さんが子供にお金を貸すお話がどこかとぼけていて好きです。
登場人物たち(ギフ等)が労働している感じがもう少し出ると、おとぎ話的な印象が薄まってより私の好みですが(知らんがな)、いい物語だと思います。
2014年1月5日日曜日
映画:マジック・マイク(Blu-ray)
監督:スティーブン・ソダーバーグ
公式サイト
評価:☆☆☆☆
カウント:2本@2014
男性ストリッパーであるマイクと、彼がストリッパーとしてスカウトしたアダムとの2人の視点を主軸に進んでいくお話。
片やストリッパーを卒業し、片やストリッパーとしてはまっていく、というストーリーはありがちな話ではありますが、映画としては良く出来ているんじゃないでしょうか。説明は多すぎることも少なすぎることもない。ストリップの演出はけばけばしく、そこと日常やマイクの夢とのギャップにコントラストが効いているのが、物語に説得力を与えているポイントだと思います。
公式サイト
評価:☆☆☆☆
カウント:2本@2014
男性ストリッパーであるマイクと、彼がストリッパーとしてスカウトしたアダムとの2人の視点を主軸に進んでいくお話。
片やストリッパーを卒業し、片やストリッパーとしてはまっていく、というストーリーはありがちな話ではありますが、映画としては良く出来ているんじゃないでしょうか。説明は多すぎることも少なすぎることもない。ストリップの演出はけばけばしく、そこと日常やマイクの夢とのギャップにコントラストが効いているのが、物語に説得力を与えているポイントだと思います。
映画:北のカナリアたち(TV)
監督:阪本順治
公式サイト
評価:☆☆
カウント:1本@2014
吉永小百合氏演じる元教師が、かつての教え子が起こした殺人事件をきっかけに、北海道の島で教えていた教師時代に起きた、自身の夫を亡くした事件と向き合っていく、というお話です。吉永小百合氏を筆頭に、柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗、森山未來、宮﨑あおい、満島ひかり、小池栄子、松田龍平各氏という、超豪華キャストが集結しております。
説明を極力省きながら、映像でいろんな背景とか心情とかを見せていく演出は素晴らしいと思います。多分、えがきたい物語の分量がかなり多いので、それを余韻で推測させたいんだな、というのはよくわかります。でも、ちょっと描きたいエピソードが多すぎて、ちょっと本筋の物語が中途半端になっている印象はありますね。特に、仲村トオル氏と吉永小百合氏との物語がよくわかりません。ここが大きな本筋の1つであり、視聴者に感情的に訴えたい物語の1つだと思うので、もう少し丁寧に描いても良かったんじゃないかと思います。
そんなこんなで、私としては、人間ドラマとしては、登場人物の誰にも感情移入できませんでした。
もしサスペンス的要素を強めるなら、森山未來の物語ももう少し謎解きチックにしても良かったんじゃないかなぁ。最後に一気に明かされるのは好きじゃないし、そこの唐突な自白からみんなの再開、合唱への流れも唐突。うーむ。
ま、私の理解力ではどうにもこうにも、という。もう少し理解力のある方なら感動できるのかもしれません。
公式サイト
評価:☆☆
カウント:1本@2014
吉永小百合氏演じる元教師が、かつての教え子が起こした殺人事件をきっかけに、北海道の島で教えていた教師時代に起きた、自身の夫を亡くした事件と向き合っていく、というお話です。吉永小百合氏を筆頭に、柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗、森山未來、宮﨑あおい、満島ひかり、小池栄子、松田龍平各氏という、超豪華キャストが集結しております。
説明を極力省きながら、映像でいろんな背景とか心情とかを見せていく演出は素晴らしいと思います。多分、えがきたい物語の分量がかなり多いので、それを余韻で推測させたいんだな、というのはよくわかります。でも、ちょっと描きたいエピソードが多すぎて、ちょっと本筋の物語が中途半端になっている印象はありますね。特に、仲村トオル氏と吉永小百合氏との物語がよくわかりません。ここが大きな本筋の1つであり、視聴者に感情的に訴えたい物語の1つだと思うので、もう少し丁寧に描いても良かったんじゃないかと思います。
そんなこんなで、私としては、人間ドラマとしては、登場人物の誰にも感情移入できませんでした。
もしサスペンス的要素を強めるなら、森山未來の物語ももう少し謎解きチックにしても良かったんじゃないかなぁ。最後に一気に明かされるのは好きじゃないし、そこの唐突な自白からみんなの再開、合唱への流れも唐突。うーむ。
ま、私の理解力ではどうにもこうにも、という。もう少し理解力のある方なら感動できるのかもしれません。
2014年1月3日金曜日
映画:ゼロ・グラビティ
監督:アルフォンソ・キュアロン
評価:☆☆☆☆☆
カウント:43本@2013
宇宙に投げ出された女性のお話。ジョージ・クルーニーも出演していますが、ほぼサンドラ・ブロックの1人芝居です。
でも、見飽きませんね。酸素が尽きかけたりやっと辿り着いた宇宙ステーションで事件が起きたりと、ずっと物語に緊張感が走っているので、ハラハラします。私なら絶対に諦めて死ぬと思います。ハラハラドキドキのサスペンス・エンターテイメントを求めているなら、この映画はオススメです。
アメリカの映画とかだと、究極の体験をすると神とかが安易に出てきたりしがちですが、そういうのがないのもいいですね。
つっこみどころは色々あり、そういうのが映画に集中するのを妨げるのは科学系映画にありがちですが、まぁそれはそれとして楽しめると思います。
評価:☆☆☆☆☆
カウント:43本@2013
宇宙に投げ出された女性のお話。ジョージ・クルーニーも出演していますが、ほぼサンドラ・ブロックの1人芝居です。
でも、見飽きませんね。酸素が尽きかけたりやっと辿り着いた宇宙ステーションで事件が起きたりと、ずっと物語に緊張感が走っているので、ハラハラします。私なら絶対に諦めて死ぬと思います。ハラハラドキドキのサスペンス・エンターテイメントを求めているなら、この映画はオススメです。
アメリカの映画とかだと、究極の体験をすると神とかが安易に出てきたりしがちですが、そういうのがないのもいいですね。
つっこみどころは色々あり、そういうのが映画に集中するのを妨げるのは科学系映画にありがちですが、まぁそれはそれとして楽しめると思います。
映画:真夏の方程式
監督:西谷弘
評価:☆☆☆1/2
カウント:42本@2013
資源開発を進めるか否かで揺れる海辺の町を湯川学が訪れたところ、彼の宿泊先の旅館で殺人事件が発生する、というお話です。
子供嫌いである湯川と、旅館で出会った少年との関わり、という軸が1本あり、旅館の家族にまつわる軸(こちらが主軸)が更に1本。両者が関わりあいながら進んでいきます。が、主軸である旅館の家族の話にどうにも感情移入できず、結果的に物語としてあまり好きになれませんでした。基本的に、親子の愛、そこから進んで発生する悲劇、みたいなものはどうにも信用できません。
あまりちゃんと集中してみていなかったためか、なぜ湯川が過去の事件の真相にまで辿りつけたのかもいまいちわからず。すみません。
そして何より、前作の「容疑者Xの献身」が独身男性として全く他人事とは思えない物語的重みを持っており、しかも堤真一氏の演技が素晴らしかったことを考えると、2本目である今回の映画の評価は下げざるを得ません。
評価:☆☆☆1/2
カウント:42本@2013
資源開発を進めるか否かで揺れる海辺の町を湯川学が訪れたところ、彼の宿泊先の旅館で殺人事件が発生する、というお話です。
子供嫌いである湯川と、旅館で出会った少年との関わり、という軸が1本あり、旅館の家族にまつわる軸(こちらが主軸)が更に1本。両者が関わりあいながら進んでいきます。が、主軸である旅館の家族の話にどうにも感情移入できず、結果的に物語としてあまり好きになれませんでした。基本的に、親子の愛、そこから進んで発生する悲劇、みたいなものはどうにも信用できません。
あまりちゃんと集中してみていなかったためか、なぜ湯川が過去の事件の真相にまで辿りつけたのかもいまいちわからず。すみません。
そして何より、前作の「容疑者Xの献身」が独身男性として全く他人事とは思えない物語的重みを持っており、しかも堤真一氏の演技が素晴らしかったことを考えると、2本目である今回の映画の評価は下げざるを得ません。
2014年1月1日水曜日
雑感:あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年は、更新がいまいち進まず、もうしわけありませんでした。今年、それを改善するか、と言われればそれはお約束できませんが、それはそれとして。
昨年見た映画とか読んだ本とかでまだエントリを作っていないのがあるので、なるべく早めにあげます。
昨年は、更新がいまいち進まず、もうしわけありませんでした。今年、それを改善するか、と言われればそれはお約束できませんが、それはそれとして。
昨年見た映画とか読んだ本とかでまだエントリを作っていないのがあるので、なるべく早めにあげます。
登録:
投稿 (Atom)