著者:江國香織
評価:☆☆☆☆
カウント:10冊目@2013
雛子さんを中心とする物語、雛子さんの隣人である老夫婦を中心とする物語、正直/誠兄弟を中心とする物語、カナダで暮らすなつきを中心とする物語、の4つが並行して進んでいく。それぞれがどのような関係にあるのかは少しずつ解き明かされていきます。
それぞれの物語に対して、いろんなピースが出てくるので、サスペンス的な謎解きの面白さがあり、ついついページを繰ってしまう。そして、新たなピースが投げられてくるのに、本の残りページ数はどんどん減っていく。え?どうなるの?と思っていたら、最後は投げっぱなし。読了後の私の感想は「ここで終わり?マジで?」。
あの放り方は理不尽にすら思えますが、そう思った時点で江國さんの勝ちなんでしょうね。読み終わった後も、あの世界観がどうしても心に残ってしまいます。
最近、江國さんは色々と攻めてきますねぇ。これだから、彼女の本は読むのをやめられません。伊坂幸太郎的に、ピタッとパズルのピースが揃う感じが好きな人には薦められませんが、なかなか面白いです。いいんじゃないでしょうか。
2013年2月25日月曜日
2013年2月22日金曜日
雑感:情報入力を減らす。
しばらく新聞を読むのをやめているのですが、特に日常生活に問題は生じません。当たり前なんですけど。一方で、なんか怖い(笑)
なんか面白い記事があったら、TwitterやBlogで教えてくれますしね。ま、いいんじゃないかと。もうしばらくこの生活を続ける予定です。
2013年2月19日火曜日
書籍:財政破綻でもうける方法(kindle)
著者:藤沢数希、池田信夫
評価:☆☆☆☆
カウント:9冊目@2013
藤沢数希氏と池田信夫氏はBloggerでもありますが、基本的なスタンスが私と近い(脱原発とか、リフレとかって正気なの?)ということもあり、私は両御仁のBlogはいつも読んでいます。そんな両者の対談が掲載されているということで、この本も読んでみました。
「国債発行高が増えた日本の先にある形」がシンプルな形で提示されているのは新鮮です。一言で表現すると「怖いわ~」。経済への無理解、決定の先送り、そしてそういう仕組を生み出す政治や行政、法律の仕組む、そういったものが相まって、殆どチキンレースみたいになっているなぁ、という事態を再認識。
日本経済が破綻するのがいつか?は、ヨーロッパやアメリカとの相対評価によって決まるんですね。なるほど。藤沢氏によれば、ヨーロッパの状況は(私の予想よりも)悪く、改善にかなり時間がかかりそうなので、まだ数年は大丈夫かもしれません。でも、早めに逃げる準備しとかないと、いざというときに逃げられませんねぇ。
それにしても、経済って面白い。なんで、日本の教育でお金や経済についてもっと教えないのか不思議です。
評価:☆☆☆☆
カウント:9冊目@2013
藤沢数希氏と池田信夫氏はBloggerでもありますが、基本的なスタンスが私と近い(脱原発とか、リフレとかって正気なの?)ということもあり、私は両御仁のBlogはいつも読んでいます。そんな両者の対談が掲載されているということで、この本も読んでみました。
「国債発行高が増えた日本の先にある形」がシンプルな形で提示されているのは新鮮です。一言で表現すると「怖いわ~」。経済への無理解、決定の先送り、そしてそういう仕組を生み出す政治や行政、法律の仕組む、そういったものが相まって、殆どチキンレースみたいになっているなぁ、という事態を再認識。
日本経済が破綻するのがいつか?は、ヨーロッパやアメリカとの相対評価によって決まるんですね。なるほど。藤沢氏によれば、ヨーロッパの状況は(私の予想よりも)悪く、改善にかなり時間がかかりそうなので、まだ数年は大丈夫かもしれません。でも、早めに逃げる準備しとかないと、いざというときに逃げられませんねぇ。
それにしても、経済って面白い。なんで、日本の教育でお金や経済についてもっと教えないのか不思議です。
書籍:Think Simple -アップルを生み出す熱狂的哲学(Kindle)
著者:ケン・シーガル
訳者:高橋則明
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:8冊目@2013
アップルの広告代理店において、スティーブ・ジョブズと働いていた著者による本。「シンプル」であることがアップルの提供する1つの価値であり、他の企業が真似できないものである、と主張しています。著者がデルやインテル(いわゆる、普通の大企業)と共に働いた経験と、ジョブズと働いた経験とを効果的に比較しているので、かなり説得力があります。
私自身、これまでいくつかの組織で働いてきましたが、「シンプルにする」ってすごく難しいんですよね。会議を何度も重ね、いろんな承認を取り、と繰り返しているうちに、元あったコンセプトが少しずつ台無しにされていく経験を、私もこれまで何度も体験してきました。「それ、いいじゃん!」を大事にできるかどうか、その仕組があるかどうか、がアップルと他の会社との違いなんだと思います(この本を読んだ私の解釈)。
複雑さってリスク回避の代物ですからね。なかなか、経営者自身が腹をくくって、更にその企業文化が根付かない限り、製品面でも組織面でも、「シンプルさ」を追求するのは難しいと思います。
「Think Different」や「パソコンです。マックです」といった、数々のアップルによるキャンペーンの裏側における数々のエピソードは、かなり面白いです。
この本の教訓。一般人/普通の組織に、シンプルなんて追求できない(笑)
訳者:高橋則明
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:8冊目@2013
アップルの広告代理店において、スティーブ・ジョブズと働いていた著者による本。「シンプル」であることがアップルの提供する1つの価値であり、他の企業が真似できないものである、と主張しています。著者がデルやインテル(いわゆる、普通の大企業)と共に働いた経験と、ジョブズと働いた経験とを効果的に比較しているので、かなり説得力があります。
私自身、これまでいくつかの組織で働いてきましたが、「シンプルにする」ってすごく難しいんですよね。会議を何度も重ね、いろんな承認を取り、と繰り返しているうちに、元あったコンセプトが少しずつ台無しにされていく経験を、私もこれまで何度も体験してきました。「それ、いいじゃん!」を大事にできるかどうか、その仕組があるかどうか、がアップルと他の会社との違いなんだと思います(この本を読んだ私の解釈)。
複雑さってリスク回避の代物ですからね。なかなか、経営者自身が腹をくくって、更にその企業文化が根付かない限り、製品面でも組織面でも、「シンプルさ」を追求するのは難しいと思います。
「Think Different」や「パソコンです。マックです」といった、数々のアップルによるキャンペーンの裏側における数々のエピソードは、かなり面白いです。
この本の教訓。一般人/普通の組織に、シンプルなんて追求できない(笑)
2013年2月18日月曜日
2013年2月9日土曜日
雑感:腰痛にまつわるエトセトラ
腰痛に悩まされておりまして、鍼灸院に行って来ました。
多少効果があるようなないような、という微妙な感じでしたが(笑)、まぁ面白い体験でした。明日も行ってきます。
東洋医学って、私の中では、どうしてもオカルトっぽいイメージが抜けません。整体やカイロプラクティックは、なんとなく効果がありそうなのもわかるんですが、鍼や灸ってちゃんと効果があるのか、大変疑問に思っております。本当にちゃんと効果があるなら、もっと普及しているはずだと思っちゃうんですよね。ま、いいんですけど。
だからといって、西洋医学も腰痛に対しては何もやってくれません。私の認識している限り、痛み止めと湿布を処方して「安静にしていてください」と言われるくらいなものです。患者としては、怪しくても東洋医学に頼るか、文字通り耐え忍ぶか、悩むところです。
この腰痛、先週末には「少し腰が痛くなってきたなぁ」くらいだったのですが、長風呂やらマッサージやらをやっている内に、ほとんど歩けないほどに悪化してしまいました。
腰が痛くなり始めた時には、長風呂したりマッサージしたりする(=血行を良くする行為)のは絶対にやめましょう。自殺行為です。
多少効果があるようなないような、という微妙な感じでしたが(笑)、まぁ面白い体験でした。明日も行ってきます。
東洋医学って、私の中では、どうしてもオカルトっぽいイメージが抜けません。整体やカイロプラクティックは、なんとなく効果がありそうなのもわかるんですが、鍼や灸ってちゃんと効果があるのか、大変疑問に思っております。本当にちゃんと効果があるなら、もっと普及しているはずだと思っちゃうんですよね。ま、いいんですけど。
だからといって、西洋医学も腰痛に対しては何もやってくれません。私の認識している限り、痛み止めと湿布を処方して「安静にしていてください」と言われるくらいなものです。患者としては、怪しくても東洋医学に頼るか、文字通り耐え忍ぶか、悩むところです。
この腰痛、先週末には「少し腰が痛くなってきたなぁ」くらいだったのですが、長風呂やらマッサージやらをやっている内に、ほとんど歩けないほどに悪化してしまいました。
腰が痛くなり始めた時には、長風呂したりマッサージしたりする(=血行を良くする行為)のは絶対にやめましょう。自殺行為です。
2013年2月4日月曜日
書籍:輝天炎上
著者:海堂尊
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:7冊目@2013
「螺鈿迷宮」の続編にして、「ケルベロスの肖像」と同時間軸。「ケルベロス」の事件を、天馬及び桜宮姉妹の視点から描いた作品。
死因究明制度を研究対象にすることになった天馬大吉くんが、その研究が評価されたことをきっかけに、新設のAiセンター立ち上げに関わっていくお話。桜宮姉妹側からは、東城大学との因縁や姉妹の因縁、Aiセンター崩壊へ向けた試み等が描かれていきます。
海堂さん、最近の作品はクオリティが上がっていますね。かなり面白いです。特に、天馬くんの視点は、語り口が率直でとても好感が持てる。学生が、一筋縄では行かない大人たちに接した場合の戸惑いなんかが素直に伝わってくるのがいいです。
欲を言えば、桜宮姉妹の側の説得力がちょっと薄いかなぁ、という印象はあります。東城大学をめちゃくちゃ憎んでるんだけど、「いや、そこまでやるほど?」という疑問は拭えません。ま、そんなのは些細なことですが。
これまでの作品と比べても、かなり多数の過去の作品と関わりあいながらストーリーが進んでいくので、これまでのシリーズを全然読んでない人にはいまいち面白さが伝わらないかもしれませんが、過去ずっと追っかけてきたファンにとっては、「このラインとこのラインが繋がるのか!」といった、シリーズ全体が絡まりあった世界観が立ち上がってくるのがたまりません。ちょっと数が多すぎるし、全てが面白いというわけではないので、全部読め、とはなかなか言えません。
ここまでいろんな登場人物を総出演させたなら、個人的には、白鳥圭輔氏にも登場して欲しかったなぁ。この点は、個人的にとても残念。
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:7冊目@2013
「螺鈿迷宮」の続編にして、「ケルベロスの肖像」と同時間軸。「ケルベロス」の事件を、天馬及び桜宮姉妹の視点から描いた作品。
死因究明制度を研究対象にすることになった天馬大吉くんが、その研究が評価されたことをきっかけに、新設のAiセンター立ち上げに関わっていくお話。桜宮姉妹側からは、東城大学との因縁や姉妹の因縁、Aiセンター崩壊へ向けた試み等が描かれていきます。
海堂さん、最近の作品はクオリティが上がっていますね。かなり面白いです。特に、天馬くんの視点は、語り口が率直でとても好感が持てる。学生が、一筋縄では行かない大人たちに接した場合の戸惑いなんかが素直に伝わってくるのがいいです。
欲を言えば、桜宮姉妹の側の説得力がちょっと薄いかなぁ、という印象はあります。東城大学をめちゃくちゃ憎んでるんだけど、「いや、そこまでやるほど?」という疑問は拭えません。ま、そんなのは些細なことですが。
これまでの作品と比べても、かなり多数の過去の作品と関わりあいながらストーリーが進んでいくので、これまでのシリーズを全然読んでない人にはいまいち面白さが伝わらないかもしれませんが、過去ずっと追っかけてきたファンにとっては、「このラインとこのラインが繋がるのか!」といった、シリーズ全体が絡まりあった世界観が立ち上がってくるのがたまりません。ちょっと数が多すぎるし、全てが面白いというわけではないので、全部読め、とはなかなか言えません。
ここまでいろんな登場人物を総出演させたなら、個人的には、白鳥圭輔氏にも登場して欲しかったなぁ。この点は、個人的にとても残念。
投資:February 1, 2013 (+1.8%)
1日放置していました。
昨日購入したバイオ株が見事上昇。ナノキャリアはあまり上がりませんでしたが、カイオム株は10%以上上げたので上出来です。週明けも上がりますように。
サラ金株はやばいですね。昨日、余った金でアプラス株を購入したのは大失敗でした。バカすぎる。1日ちょっとで16.5%下げってどんだけ!?てか、損切りしろよ・・・
しかしながら、サラ金銘柄の出来高が下がってきたのはいい傾向なので、もう少し保有を続けます(アプラスは・・・(笑))。
昨日、本当は閉場後の決算発表へ向けてソフトバンク株を購入したかったのだけれど、ここ数日あまりに株価が上がっていた日和って手を出せませんでした。結果、更に上昇。やっぱ、孫さんは凄いっすね。
<保有株(来週へ持ち越し)>
・4571 ナノキャリア(19%)
・4583 カイオム・バイオサイエンス(25%)
・8515 アイフル(33%)
・8585 オリエントコーポレーション(20%)
・8589 アプラスフィナンシャル(4%)
昨日購入したバイオ株が見事上昇。ナノキャリアはあまり上がりませんでしたが、カイオム株は10%以上上げたので上出来です。週明けも上がりますように。
サラ金株はやばいですね。昨日、余った金でアプラス株を購入したのは大失敗でした。バカすぎる。1日ちょっとで16.5%下げってどんだけ!?てか、損切りしろよ・・・
しかしながら、サラ金銘柄の出来高が下がってきたのはいい傾向なので、もう少し保有を続けます(アプラスは・・・(笑))。
昨日、本当は閉場後の決算発表へ向けてソフトバンク株を購入したかったのだけれど、ここ数日あまりに株価が上がっていた日和って手を出せませんでした。結果、更に上昇。やっぱ、孫さんは凄いっすね。
<保有株(来週へ持ち越し)>
・4571 ナノキャリア(19%)
・4583 カイオム・バイオサイエンス(25%)
・8515 アイフル(33%)
・8585 オリエントコーポレーション(20%)
・8589 アプラスフィナンシャル(4%)
映画:テルマエ・ロマエ
監督:武内英樹
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:5本@2013
スケール感がめちゃくちゃ大きい。ローマのテルマエも街並みも、かなり迫力があって実際のローマを見ているようで楽しいです。日本人を使って(顔が濃いとはいえ)ローマ人を模すのも、映画全体が巨大な嘘となっているので、特に気になりません。こういう、あまりに大きな嘘って、完全に作り物の世界なのでイイですね。
ただ、面白いか、と訊かれると…別に、という(笑)
ローマ時代の公衆浴場と比較することで、現代日本における風呂に様々な趣向が凝らされていることはわかるのだけれど、それに対する「なるほど」という知的刺激が映画全体の面白さに勝ってしまう感じはある。もう少し長い時間軸で笑える要素がある方が好みかなぁ。単発の笑いが多いので、それを凝縮した予告編の方が、本編よりも笑えるような気がする。
ま、悪くは無いと思うのだけれど。
評価:☆☆☆
公式サイト
カウント:5本@2013
スケール感がめちゃくちゃ大きい。ローマのテルマエも街並みも、かなり迫力があって実際のローマを見ているようで楽しいです。日本人を使って(顔が濃いとはいえ)ローマ人を模すのも、映画全体が巨大な嘘となっているので、特に気になりません。こういう、あまりに大きな嘘って、完全に作り物の世界なのでイイですね。
ただ、面白いか、と訊かれると…別に、という(笑)
ローマ時代の公衆浴場と比較することで、現代日本における風呂に様々な趣向が凝らされていることはわかるのだけれど、それに対する「なるほど」という知的刺激が映画全体の面白さに勝ってしまう感じはある。もう少し長い時間軸で笑える要素がある方が好みかなぁ。単発の笑いが多いので、それを凝縮した予告編の方が、本編よりも笑えるような気がする。
ま、悪くは無いと思うのだけれど。
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