2013年9月30日月曜日

書籍:オレたち花のバブル組(Kindle)

著者:池井戸潤
評価:☆☆☆☆☆
カウント:43冊目@2013

ドラマ「半沢直樹」の第2部(6話~10話)の原作にして「オレたちバブル入行組」の続編。ドラマ「半沢直樹」が終了したということで、読みました。

大阪西支店が舞台の第1作(バブル入行組)とは異なり、本店の営業第2部次長として金融庁の検査に立ち向かいます。対黒川検査官、対大和田常務との戦いは緊迫感があって面白いです。

半沢直樹だけにスポットがあたっているわけではない点も第1部とは異なります。特に、出向先のタミヤ電機で奮闘する近藤の物語は熱いですね。出向しても人生は終わりじゃ無い。同期入社の半沢、渡真利、近藤の3人が力を合わせて戦う姿もグッときます。

大枠のストーリーはドラマと同じなのですが、細かい点はいくつか違います。私が一番「おっ!?」と思ったのがラストの引き際。ドラマでは異動を命じられたところで劇的に終わりますが、小説ではその後もう少し続きます。ドラマを見た時に「エーーー!?そんなのありかよ?マジありえねぇ」と感じたのは事実ですが、小説を読んでみると、あの劇的な幕引きの方が後味が引くし、何より格好良いですね。ダラダラするラストはよくないです。

一方、原作の方が良いかなぁと思うのは、最後の取締役会。ドラマでは個人的執念っぽい感じになっちゃってたので、ああいう余計なのがないのは、本原作の方が良いと思います。

眠れぬ夜に読むもんじゃありません。止められなくなって睡眠不足になること請け合いです。眠い。

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