著者:野口悠紀雄
評価:☆☆☆☆☆
カウント:41冊目@2013
この本のポイントを列挙すると、大体こんな感じ↓
・製造業に固執するのは愚か(金融業やIT等への産業のシフトが必要)
・製造業やるにしても、今までどおり垂直統合やってちゃダメ。
・製造業の海外への流出は止めようがないし、止めるべきでもない。
・日本は金融業が弱すぎ。
・安易にアジアへ進出しても利益は上がらない。
・国が庇護し始めたら産業として終わり。
・とにかく国を開こう!!
問題点の指摘や著者の主張は極めて明確です。わかりやすい。そして、いちいち数字がきちんと提示され、根拠が述べられるのが気持ちいいです。経済学は数字で裏付けられるべきなのに、ここまで数字がどんどん出てくる日本の経済系の本ってなかなかないです。素晴らしい。他の経済学者にも是非見習っていただきたいし、経済の議論はこのようにして展開されるべきだと思う。
良いと思います。うん。
ただ、野口悠紀雄氏による日本の未来への提言って、全部ほぼ同じ内容ですよね。もちろん、毎回違っても困るんだけど。
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