著者:広瀬隆雄
評価:☆☆☆☆
カウント:36冊目@2013
ドットコム・バブルの狂騒の中でアナリストとして身を立てようとするお話。
多分、広瀬さんの他の作品に比べると登場人物が多く、視点の切換えもあるので、ちょっと物語が複雑。願わくは、其々のキャラクターがもう少ししっかり描かれていると、読んでいて混乱が少なかったと思う(勿論、書き方の問題ではなく、読み手である私の理解力が低いだけ、という有力説はあります)。
しかしながら、物語としては、これまでの作品の中で一番おもしろく読みました。IT技術は私の専門に近い分野でもあるので、ATMやらルーターやら、通信技術が出てくる金融小説という存在に感動しました。金融系の話で技術が語られることってなかなか無いですよね。
生き馬の目を抜く金融業界にあって上に登ってには、メンタルの強さと運、タイミングの良さなんかが必要なんですね~。こういうのを読むと、私はなんて平和な世界でのほほんと生きちゃってるんだろうと愕然とするけれど。
0 件のコメント:
コメントを投稿