著者:向井万起男
評価:☆☆☆☆
カウント:49冊目@2013
日本初の女性宇宙飛行士である向井千秋さんの夫である向井万起男氏の著書。向井千秋さんの生い立ちからご夫婦の馴れ初め及び生活、打上げ前の渡米までが書かれています。
こういうバイオグラフィは、その存在だけで貴重です。宇宙飛行士ってものすごく特別な存在ですが、個人としてどういう存在であるのか、家族とどう接しているのかをシェアするのは大事なことだと思います。
この本を読む限り、向井万起男氏と向井千秋さんのご夫婦の間にはそれなりに距離感(アメリカと日本という物理的な距離も含む)があるので、宇宙飛行士になるために向井千秋さんがどのような努力をされていたのか、といったことはこの本からはわかりにくいです。しかしながら、万起男氏や千秋さんのパーソナリティはよく伝わってきます。少なくとも、千秋さんがかなりユニークなキャラクタだということはよくわかりますし、万起男氏が千秋さんのそのキャラクタに感心し、好意を持ちながら家族として支えたいと考えていらっしゃるのもよくわかります。
想像よりも、万起男氏が「男は~」「女は~」を意識されていることに驚きました。向井千秋さんの夫にして長い別居婚を続けていらっしゃるからには、よほど進歩的な考えをお持ちなのかと思っていたので、予想を裏切られましたね。ま、いいんですが。
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