監督:スティーブン・ソダーバーグ
評価:☆☆☆☆☆☆
公式サイト
カウント:35本@2013
ピアニストであるリベラーチェ(リー)と、その恋人スコットとの物語。彼らが出会ってから別れ、リベラーチェが無くなるまでが描かれています。
とにかく映像がめっちゃゲイゲイしい。リベラーチェ及びスコットのファッションも非日常的だし、リベラーチェの趣味もかなり派手なので、映像のインパクトがめちゃくちゃ強いです。そのインパクトの中にブラックユーモアがそこかしこで利いていてよく笑えます。性的な描写がかなりきちんとなされているのも好ましいポイントですね。
そして、マイケル・ダグラスの演技がいい。ピアノを弾く魅力的な姿、そのチャーミングなキャラクタなんかが、見ていてとても好ましいです。舞台も圧巻ですね。ゴージャス。にも関わらず、登場する裸はかなり無防備な感じなので、そのギャップが、彼の脆さを表しているような気がして、とても良い。
そして、マット・デイモンも併せ、痩せたり太ったり整形したりカツラつけたり取ったりと、いろんな姿に変わっていくので混乱してきます。もうグチャグチャ。
その混乱した世界観の中で、リベラーチェもスコットも、共に孤独を感じ、その孤独故にくっつき、更に離れることになる姿は見ていて切ないです。悲劇的な別れがわかっていてもくっついてしまうってのは、人間の性ですね。
かなり良くできた映画だと思います。見た目のインパクトが受け付ない人でない限り、オススメしたい作品です。スティーブン・ソダーバーグ、この作品で引退するのは残念です。できればもっと撮っていただきたい。
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