著者:堺雅人
評価:☆☆☆☆
カウント:55冊目@2013
エッセイは好きでちょくちょく読むのですが、このエッセイ集はちょっと独特ですね。エッセイといえば、「クスっと笑える面白い体験」が「軽妙な文章」で書かれたものが多いですが、このエッセイはそういう感じではないです。
ユーモアがないわけではないけれど、特に読者を笑わせようとしている印象はありません。でも、豊富な知識に裏付けられた日常に対する分析は、他ではなかなか見ない視点で新鮮です。
言葉遣いも面白い。別に難解な文章が使われているわけではないのだけれど、あまり見ない形で平仮名やカタカナを混ぜ込んでくるので、スラスラと流れていかず、独特の流れを持っている。
ご本人がどの程度意識されているかわかりませんが、かなり特徴的なエッセイだと思います。堺雅人さん、やっぱすごいっすね。
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