著者:法坂一広
評価:☆☆☆☆
カウント:1冊目@2012
国選弁護士の引き受けをキッカケに、様々な犯罪に巻き込まれていく弁護士を主人公とするミステリー。著者は弁護士とのことで、物語と合わせて司法制度の問題を絡める姿は、「チーム・バチスタの栄光」の海堂氏とちょっと重なる。それ程分量がない割には結構ストーリーは複雑。しかも主人公の権威に阿らずに、若干ハードボイルドなアウトローな感じは、読んでいて痛快。ストーリー展開や主人公は、少し「ロング・グッドバイ」を髣髴とさせる。
でも、短い文を積み重ねた文体は若干稚拙だし、主人公の描き方とかをもっと工夫すれば、もっと面白く作れたと思う。新人だから仕方がないとは思うが、勿体ない。
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