2010年3月20日土曜日

書籍:アムステルダム

著者:イアン・マキューアン
訳者:小山太一
評価:☆☆☆☆
カウント:23冊目@2010

一人の女性がもたらす葬式、そこから少しずつ綻びを見せ始める男たちの人生。不吉な予感を感じさせて緊張感を保ちながら、主に2人の視点から交互に進むストーリー。種々張られる伏線。特に、初めに置いていた伏線で物語をひっくり返す(?)展開の面白さ。
そして、倫理観や人間の弱さみたいなものをうまく混ぜ込んでいくテーマの複雑性。

と、全体としてよくできてると思うんだけど、読み終わった後のしっかりとした手ごたえみたいなものが無いんだな。「贖罪」の方が好き。

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