2010年3月21日日曜日

書籍:マドンナ・ヴェルデ

著者:海堂尊
評価:☆☆☆☆
カウント:24冊目@2010

娘の子供の代理母を引き受ける女性(みどり)。代理母に対し、素朴で割り切れない感情を抱くみどりの心の流れが素直に心に響いてくる。娘である理恵やその他の登場人物の視点が混ざって、問題の多様性を浮きぼりにしていく物語の展開はうまい。中年女性の感情の描き方も丁寧かつ率直(だと男性である私からは思える)。私は基本的に代理母出産とかに賛成の立場ですが、こういう風に割り切れない感情を抱くのはわかる。
ただ、落としどころは、かなり弱いように感じるけれども。

「ジーン・ワルツ」とセットの物語だと思うけれど、ジーン・ワルツを読み返そうとは思えないな。

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