2011年10月18日火曜日

書籍:魔王

著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆
カウント:75冊目@2011

モダンタイムス文庫化に伴い、再読。

世の中の閉塞感を打破すべく犬飼首相の登場し、それに伴って全体主義化した社会の中、そこに懐疑的に個人的姿勢を持つ兄弟。筆者あとがきで「ファシズムや憲法、国民投票などが出てきますが、それらはテーマではなく、そういったことに関する特定のメッセージも含んでいません。」云々という記載があるけれど、あまりに政治面が前面に出すぎていて、そして個人的部分の物語が小さすぎて、政治的な物語としか受け取れない。そして、ここまで政治的に過ぎると、どうしてもうんざりする。

こういう、露骨に政治的な雰囲気を醸し出してしまう辺りが、伊坂さんをいまいちって思ってしまうとこなんだけど。

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