2011年12月21日水曜日

書籍:ジェノサイド

著者:高野和明
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:96冊目@2011

日本とアメリカとアフリカとを舞台に、人類の進化と癒し、人間の残虐性等を扱う物語。製薬とか人類の進化とか軍事戦略とかで結構高度な内容を扱っている割には、(素人目には)科学的な怪しさを感じることなく最後まで読める。最後まで緊張感と感情的な気持ち悪さとをちゃんと保ちながらこの長いストーリーを維持しているのはすごいと思う。ただ、明らかにブッシュを意識したアメリカ大統領やアメリカ陰謀説はちょっと陳腐かなぁ。あと、特に感情移入できるようなキャラクタが(少なくとも私には)いないのも残念。愛着を持てるキャラクタがいれば、もっとコミットできたかもしれない。

こんな長大で重厚な物語を書ける人がいたとは。ちょっと驚きました。

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