著者:アンドリュー・ロス・ソーキン
訳者:加賀山卓朗
評価:☆☆☆☆☆
カウント:98冊目@2010
リーマン・ブラザーズ崩壊への道程を詳細に浮かび上がらせている。勿論これは(裏付けのある)1つの仮説なのだけれど、歯車が狂っていく様子をありありと感じることができる。ウォール街のエリートたちも、特殊な環境に置かれたらやはり壊れていくんだな、とか、そうはいっても冷静に状況分析して動いているな、とか、色々と考えさせられる。特に感じるのが、押し出しの強さ。(読者から見ると)明らかに絶望的な状況なのに、信念を持って最後までちゃんと悪あがきする姿は、やはり凄い。そして、その凄さがこの本の面白さにつながっているんだと思う。
下巻も楽しみ。
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