著者:三浦しをん
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:27冊目@2011
正直なところ、読む前は結構舐めていた(くだらない本だろうなぁ)。しかし、実際に読んでみると、大きな比重が置かれている喪失と回復が、意外と心の琴線に触れる。
少し不器用で孤独で、といった男性の描き方、設定方法は、女流作家としてありきたりなかもしれない。しかし、共に子供に対する複雑な感情を有し、その間で共鳴していく主人公2人の感情の揺れは、読者である私も少し動かしてしまうものがありました。そして、映像が頭に浮かびやすい物語なので、その辺りも感情を動かす材料になるのかもしれない。
ここまで町田色出したなら「町田」ってはっきり書けばいいのにね。
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