著者:スコット・フィッツジェラルド
訳者;村上春樹
評価:☆☆☆☆1/2
カウント:86冊目@2011
スコット・フィッツジェラルドのグレート・ギャツビー前の短編を集めたもの。前回読んだときはいまいちピンと来なかったのだけど、今回はじわじわと良さが伝わってきました。
特に標題になっている「冬の夢」は良いです。昔抱いた憧憬と、その夢の褪色。グレート・ギャツビーとテーマ的には同じだけど、「冬の夢」の方が、時系列に描かれている分だけわかりやすい。「メイデー」や「ベイビー・パーティー」のドタバタ感もなかなかいいですね。特に「メイデー」は、ドタバタ感の中に人生の悲哀みたいなものが折り重なっているのが良いです。
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