監督:成島出
評価:☆☆☆☆☆
カウント:34本@2011
角田光代原作の同名小説の映画化。不倫相手の子供を誘拐した女性と、その子が大人になった後のお話。
良くできている映画で、見ていてとても悲しい。すぐに崩れるのがわかっている儚い幸せを何とか守りたい、そう思いながら1日1日を生きていく永作の姿は、とても切ない。間違っているとわかっていても、やむにやまれない感情を抱いてしまう女性を、永作がものすごいリアリティをもって表現していると思う。
井上もいい。ほとんどすっぴんだと思うのだけれど、それが、感情をうまく出せず、現実ともうまく折り合えない主人公の姿をうまく出せている。
永作演じる女性は、今どこでどうやって生きているんでしょうね。思い出が、彼女を癒しているといいけれど。
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