2012年12月10日月曜日

書籍:残り全部バケーション

著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆☆
カウント:114冊目@2012

裏稼業をやっている溝口と岡田両名に関する短篇連作。一応独立した5つの物語だけれど、それぞれがガッチリと繋がっています。

キーとなる特徴的な文章やセリフで読者を引っ張っていくのは伊坂さんの小説の特徴の1つだと思いますが、今回もその特徴がいかんなく発揮されています。今回のキーとなるセリフは「友達になろうよ。ドライブとか食事とか」、「子供作るのより、友達作る方がはるかに難しい」。

どの話も良いのですが、特に最後の話はいいですね。その前にある4つの物語を纏めつつ、良いオチをつけている。読後の感情の持っていかれ方が半端じゃない。久々に、痺れる小説でした。

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