著者:レイモンド・チャンドラー
訳者:村上春樹
評価:☆☆☆☆☆
カウント:4冊目@2015年
私立探偵であるフィリップ・マーロウを主人公とする第3作目の長編小説。
村上訳でリリースされているこのシリーズは全部読んでいますが、この作品が一番親切ですね。謎解きの説明もシンプルだし、伏線の回収も「いま、あそこに出てきた伏線を回収しましたよ」という感じでわかりやすい。推理小説を読むという観点でいえば、ものすごく楽しめると思います。結構良くできたストーリーだし、貴重なコインをめぐる物語なので、そこにロマンチックさを感じさせます。
村上さんがあとがきで書いている通り、確かに登場人物の魅力が少し足りないかなぁという気もしないでもないですが、私は好きです、この話。
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