2010年5月5日水曜日

書籍:知識人とは何か

著者:エドワード・W・サイード
訳者:大橋洋一
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:40冊目@2010

大学の先輩のBlogに挙げられていたので読んでみました。ちょっと、魂が揺さぶられるというか。感動。

知識人のあり方(あるべき姿)を、個人の側に立ち、リスクを取っていく覚悟のある人間と、システムの側に立ち、権力に阿る(?)人間とに分け、今の世の中にあっては、前者であるべきだ、というのが大まかな主張。私にはリスクをとる勇気も覚悟もないですが。そういう知識人の方が増えてほしいと思っています。1人のマイノリティとして。そして、私はなるべく権力側には立ちたくないと思っていることを思い出しました。

知的自由、これこそ、知識人の行動における重要課題である。頑迷固陋な硬骨漢、あるいは徹底した毒舌家というだけでは、目標として不十分である。知識人の活動の目的は、人間の自由と知識を広げることである。(p.47)

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