2012年10月8日月曜日

書籍:選択の科学

著者:シーナ・アイエンガー
訳者: 櫻井祐子
評価:☆☆☆☆☆☆
カウント:98冊目@2012

「選択」という、一見シンプルなテーマを深く掘り下げた本。めちゃくちゃ面白いです。超オススメ。

選択が増える⇒自由が増える、という、資本主義社会に生きる私には一見当たり前に思えることが、それほど自明ではない(そう思わない人がたくさんいる)ということ、ジャムの種類を増やすと逆に売上げが落ちていくということ、子供の延命治療を続けるか否かの選択を親に迫ることは、とても深いダメージを与えるということ、等、面白い事例がたくさんありました。
個々の事例は納得のいく内容なのだけれど(私自身にも思い当たるフシがある)、こうやって改めて「選択=自由=善」という図式の前に並べられると、驚かされます。

多分「心地良い選択の範囲」ってのがあるんだろうな、ということだと思います。闇雲に選択肢を増やしても、人は幸せにはなれないのかもしれない。

それでもやっぱり、選択肢は広ければ広いほど良いことだと思ってしまう私がいます。

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