2010年8月23日月曜日

書籍:ハゲタカ(上)

著者:真山仁
評価:☆☆☆1/2
カウント:77冊目@2010

この前、テレビで映画見た流れで読んでみました。経済ものの小説ってかなり好きな部類なので、それなりに面白く読んだのだけれど、物語の重厚さに欠けるかなぁとは思う。鷲津氏だけでなく、芝野、貴子といったキャラクターは出てくるものの、同じ事件については基本的に1つの視点で描かれており、多面性を欠く。文章力で引っ張る感じもない。
しかし、心理描写が殆どないまま、行動と会話だけで鷲津他のキャラクターを成立させているのはなかなか面白い。心理描写がない分、鷲津氏のキャラクターの不思議な魅力が良く分かる。

ところで、現実世界で「あの企業ね」とすぐにわかる設定はどうなんだろう。

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