著者:村上春樹
評価:☆☆☆☆☆
カウント:65冊目@2012
随分と忘れているなぁ。
でも、天吾くんも青豆さんも殆ど動きがないのに、最後まで物語をガチっと進めてしまうのは本当に凄い。牛河さんすら、下巻になるとあまり動きませんからね。私が作者だったら、ストーリーを進めるために、つい動かしてしまいたくなりそう。
「内にこもって考える」っていうのは、村上さんの小説によく出てくるモチーフの1つだと思う。「ねじまき鳥」の井戸の中とか、「ダンスダンスダンス」の序盤とか、「海辺のカフカ」の山の中のカフカくんとか。ちゃんと考えるためには閉じこもる必要がある。
アウトローである青豆さんやタマルさんと、牛河さんとの違いはどこにあるんだろう。自分を癒そうとしようとするかどうか、かなぁ。
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