著者:垣根涼介
評価:☆☆☆☆
カウント:68冊目@2012
日本政府を信じた為にブラジルへと渡った移民たちがその復讐を果たそうとする話。1960年代のブラジルから現代(1990年代?)へ至る年月が描かれている。
物語が棄民に係る悲惨なところからスタートするので、そこからズルズルと引きずられてしまい、読むのを止められなくなってしまいました。
恥ずかしいことに私は、たった50年前までブラジル移民(棄民)政策が行われていたなんて知りませんでした(100年くらい前の話かと思っていました)。そして、余りにもその実態が悲惨。明らかに国家的詐欺です。こういう人達に謝罪(賠償)するために、私は税金を納めているんだと思う。是非、国には過去の過ちを認めてもらいたい。
小泉元首相って、ドミニカ移民訴訟で和解&謝罪していたんですね。ライ病訴訟での和解は知っていましたが、こちらは知りませんでした。何にせよ、小泉首相はもっと評価されるべきだと思う(謝るのは当然のことなんだけどね)。
国なんて信じちゃダメだよね。自分のアタマで考えよう。思考停止に陥りがちな自分をもっと反省しよう。うん。
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