著者:森見登美彦
評価:☆☆☆☆
カウント:87冊目@2012
文庫版が出たので再読。祇園祭の宵山を巡る短篇集(それぞれの短篇につながりはある)。それぞれの短篇を簡単に分類すると、「宵山姉妹」や「宵山万華鏡」は少しファンタジックな子供の話、「宵山金魚」や「宵山劇場」はドタバタコメディ、「宵山回廊」や「宵山迷宮」は軽いサスペンスホラーって感じですかね。こういういろんな世界観の話を、1つの時間軸の中で描いてしまうっていうのはなかなか面白いですね。
私が最後に祇園祭(宵山)に行ってから、もう15年くらい経っていますが、それくらいの感覚で読むのがちょうどいいかも。赤くファンタジックなお祭りの世界観をうまく頭の中に思い描ける。「今年祇園祭に行きました!」みたいな人だと、ちょっとリアルすぎて物語の世界観から外れてしまいそうな気がする。
個人的には、「宵山金魚」~「宵山劇場」がいいですね。こういう馬鹿げだ話、好きです。
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