著者:夏川草介
評価:☆☆☆☆
カウント:86冊目@2012
地方病院で勤務する栗原一止(イチさん)を中心とした物語。
今回は、新しい内科医として小幡氏を迎え、いろんな患者や看護師たちを絡めながら様々なストーリーが進んでいく。今回、アル中、若しくはアル中気味の患者が多め(笑)。
小幡氏が来たことで、イチ氏は、医者とは何か?どうあるべきか?を考えていくことになる。信州の静謐な空気感が、心情的ゆらぎの少ない主人公やこの物語によく合っている。
全体的には、これまでよりも淡々とした物語構成になっているので、大きく気持ちが揺さぶられる箇所はないのだけれど、「背中に龍で、治療は変わらない」(2回目)のところでは、つい泣きそうになりました。危ない。
主人公の奥さんであるハル氏は、あまりにも理想的すぎる(ついでに言えば、映画でハルを演じた宮﨑あおいしかイメージできない)。ああいう人が奥さんで、落ち込んでいるときに元気の出る言葉をかけてくれればいいでしょうね。
続き、あるのかな?
是非続けて欲しいとは思うけれども、これで終わりそうな気もしないでもない。
0 件のコメント:
コメントを投稿