著者:森見登美彦
評価:☆☆☆☆
カウント:90冊目@2012
まさに、森見ワールド全開!
それぞれ繋がってはいるけれど、季節ごとにわかれた短篇4篇。男のダメさと、男臭さと、京都の街が持つ若干のおどろおどろしさと、乙女っぽさとをごっちゃにしてファンタジーに仕上げています。貧乏京大生(男)を主人公にしてファンタジーが作れるなんて、ちょっと信じられません。
恋愛の前でひたすら外堀を埋め続ける主人公にはいたく感情移入します。
学園祭を扱った「御都合主義者かく語りき」が、ドタバタ感満載で好きですね。この話に出てくる「偏屈王」や「パンツ総番長」は、他の森見作品にもちょくちょく出てくるモチーフです。
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