2012年9月5日水曜日

書籍:ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

著者:リンダ・グラットン
訳者:池村千秋
評価:☆☆☆☆
カウント:92冊目@2012

2025年の働き方を、予想した本。

著者は、働き方が今後ますます変化する要因として、以下の5つを挙げている。
(1)テクノロジーの発展
(2)グローバル化
(3)人口構成の変化と長寿化
(4)個人、家族、社会の変化
(5)エネルギー/環境問題の深刻化
これらにより、例えば、職場に行く必要がなくなり、行動エリアや日常的に接する人間が少なくなることにより孤独を感じやすくなったり、細切れに仕事をせざるを得なくなったり、中国やインドと労働価格を競争する必要があったり、といった影響が出てくると著者は予想している。

少なくともこれらの一部は、今既に始まっています。例えば、労働価値の大幅な下落は、かなり深刻であるように感じます。ユニクロやAppleの工場が日本やアメリカにできないのはこの一例です。 このような働き方の変化に対応するために、3つのワーク・シフトを図ることが有効ではないかと著者は考えているようです(具体的には本をお読みください)。

著者は特に悲観的なわけでも楽観的なわけでもなく、また、比較的妥当な予想を立てているように感じますが、どちらかと言えば、やや楽観的かもしれません。水道光熱費や食糧価格の上昇、国家財政の悪化等をもう少し組み込んで予測を立てるべきなんじゃないかなぁと私は考えます。

さて、問題は私自身です。私がどうやってワークシフトしていけばいいのか?という具体的イメージを全く描けません。困ったもんだ。ちゃんと考えないと手遅れになる。


ちなみに、この本はちきりん氏による課題図書(?)です。2012年10月6日20:00~22:00に、Twitterで「未来の働き方を考えよう!」という討論会?が開かれます。詳しくはこちらをどうぞ。

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