2012年9月24日月曜日

映画:夢売るふたり

監督:西川美和
評価:☆☆☆☆1/2
公式サイト
カウント:36本@2012

居酒屋を営んでいた松たか子と阿部サダヲの夫婦が、家事で店を失ったことをキッカケに結婚詐欺を始めるお話。
女性は、夢を求めながらも、なんだかんだ言って現実を受入れて対応する能力に長けており、強い。

ユーモア満載でなかなか面白い。田中麗奈を騙すくだりは超好き。
でも、初めは詐欺自体も軽い感じなんだけど、後半はどんどん重くなっていく。例えば、ウェイトリフティングや風俗嬢のくだりは見ていて辛いですね。私には結婚詐欺なんて絶対無理だと痛感させられました。

松たか子が、女性の生活感をうまく出していて、生理用品をつけたパンツを履いていたりとか、マスターベーションしていたりとか、そういう描写がものすごく生々しい。その生々しさが、なんか女の業みたいなものを感じさせて怖いです。阿部サダヲも、ダメだからこそ女性を騙せるキャラクタにハマっている。いい組合せだな。
他のキャストも、かなり豪華。香川照之、倉科カナ、木村多江、伊勢谷友介、笑福亭鶴瓶各位が、それぞれ数シーンだけ登場しています。西川監督に集まってきたって感じなんですかね。すごい。

いろんなエピソードやシーンたちの纏まりが、ちょっと緩いかなぁという印象は受ける。あのちょっとバラけた感じが、むしろいいのかもしれないとも思うので、少し判断に迷うところだけれども。

<教訓>
・私に結婚詐欺はムリ。
・私が詐欺にひっかかる可能性は、少なからずあると思う。
・夢は、運が良ければ、結構な程度まで金で買える。

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