著者:トーマス・マン
訳者:岸美光
評価:☆☆☆☆☆
カウント:32冊目@2009
性欲についてかなり正面からとらえた作品×2。「だまされた女」の、恋をした女性の愚かしさも、「すげかえられた首」の倒錯した肉体関係も、非常に面白い。なかなか日本では出会わない話。両方ともやたらと会話が長いけど、それがなかなか的を射ているのでそれも魅力の1つ。ただ、「すげかえられた首」はインドの話で神々との神話とかが絡んでくるので、ちょっとわかりにくいかも。当初は物語に入るのに苦労しました。
こういう話、読むのが結構つらいよね。我が身のことを考えると。
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