2009年3月21日土曜日

書籍:海辺のカフカ(上)

著者:村上春樹
評価:☆☆☆☆☆
カウント:33冊目@2009

すごく、今の私の精神の波長に合っています。魂が治癒されていく。カフカくんやナカタさんの心の動きや状況に心が動かされ、そして同調していく。

「目を閉じちゃいけない」とジョニー・ウォーカーはきっぱりとした声で言った。「それも決まりなんだ。目を閉じちゃいけない。目を閉じても、ものごとはちっとも良くならない。目を閉じて何かが消えるわけじゃないんだ。それどころか、次に開けたときにはものごとはもっと悪くなっている。私たちはそういう世界に住んでいるんだよ、ナカタさん。しっかりと目を開けるんだ。目を閉じるのは弱虫のやることだ。現実から目をそらすのは卑怯もののやることだ。君が目を閉じ、耳をふさいでいるあいだにも時は刻まれているんだ。コツコツコツと」(P310)
弱虫でもいいじゃないか、卑怯ものでもいいじゃないか。と主張したいけれど、どっちの道を選んでも自分が損なわれるなら、戦わなければと思う。カフカくんのように、タフになりたい。

この本ってもしかして、教養小説?

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