著者:バージニア・ウルフ
訳者:土屋政雄
評価:☆☆☆☆
カウント:84冊目@2010
正直なところ、結構読みづらく、最後まで読了するのに苦労したけれど。
でも、非常に多くの視点で、様々な情景を立体的に描いていく感覚が非常に新鮮。もちろん、多数の視点で描かれる小説はあるけれど、内面的な齟齬、キャラクター毎の様々な生活や背景、違和感みたいなものをシームレスに組み合わせられているのが、他に類をみない面白さにつながっているんだと思う。ただ、シームレスに視点が変わっていくのは読みづらさに直接的に繋がっているので、どちらを評価するかという面はあるけれど。
歳をとるということ、人間同士の関わりあいや距離感なんかを非常にうまく描いていると思う。
けれど、物語に入るまでにかなり時間がかかったので、もう一度読まないとな、と思いながら、読みづらさに及び腰。
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