2010年9月9日木曜日

書籍:クロエとエンゾー

著者:辻仁成
評価:☆☆☆☆
カウント:86冊目@2010

セックスからスタートする恋、複雑な恋愛関係、親子関係、そして、複数の物語を絡めて1つの物語を紡いでいく。会話文はところどころ読むに堪えないし、クロエの小説についてもですます調で読みづらかったけれど、基本的にはさらさらと癖のない文章で読みやすい。意欲作だし、こういう内容でまとめられるのは実力があるからだと思う。

とは言え、なんか...説教くさいっていうか、頭で考えたっていうか。ちょっとテーマ的には村上春樹とかと被ってる感じなんだけど、いまいちなんだな。心に響かない。

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