作者:トルストイ評価:☆☆☆☆
「眠り」に影響されて、結構以前から読みたいなぁと思っていたところ、光文社古典新訳文庫から出ているのを発見したので読んでみました。
私の中で、ロシア文学と言えば「カラマーゾフの兄弟」のイメージがあるので、長くてテーマが重くて、という感じだろうと身構えていたのだけれど、想像よりも軽くて読みやすい。ベースが不倫(恋愛もの)だというのが大きいとは思うけれど、男性も女性も出てくるし、父権主義的な傾向も薄くて、登場人物たちの視点も結構現代的。
登場人物が多いのっていいね。キャラクタの名前を覚えるのが大変(名前/簡単な説明付きのしおりがあるので、この点はカバーされる)だけれど、視点の置き方でいろんな見方ができるし、物語も複雑さが増すし、素晴らしいです。2巻以降が楽しみ。
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