評価:☆☆☆☆☆
2日で読了。面白くてすらすら読める。リョーヴィン&カレーニンが中心に描かれているように思うけれど、両人ともすんなり感情移入できる。特にカレーニンは、ベースは論理的なはずなのに、いざという時に感情に流されてしまう感じがいいっす。
「汝を憎む者を愛せ…」というドリーに対するカレーニンの言葉。
「自分を憎む者を愛するのは結構ですが、自分が憎む相手を愛することは不可能ですよ。いや、いろいろお騒がせをしてすみませんでした。誰だって自分の悩みで手いっぱいだというのに」(402頁)「誰だって自分の悩みで手いっぱいだというのに」というくだりが実によい。辛辣っちゅうかなんちゅうか。
それにしても、不思議な小説。1巻でも、主人公であるはずのアンナ・カレーニナは100頁以上登場しなかったと思うけど、2巻では、彼女がメインの章自体が殆どない。でも、そこにある不吉な予感。早く3巻読みたい。
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