作者:F・スコット・フィッツジェラルド
訳者:小川高義
評価:☆☆☆☆☆
フィッツジェラルドと言えば、人生の機微を描いた、とてつもなく切ないラストか、取ってつけたようなハッピーエンドのストーリーというイメージなのだけど、この短編集に関して言えば、どっちにも属さないようなものが結構あって、非常に新鮮でした。登場人物の年齢も大体20代前後にターゲットが絞られており、それもまた一貫性を持っていていい。
村上訳だと、「文章の華麗さ」に引っ張られている感じがするけど、小川訳は「読みやすさ」に重点が置かれているように感じる。小川訳「グレート・ギャツビー」も出るみたいなので、出たら是非読んでみたいと思います。
"The Rich Boy"は、村上訳でも読んだことがあるはずなんだけど、印象が違うのか、あまり覚えてない。
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