2009年1月23日金曜日

書籍:充たされざる者

作者:カズオ・イシグロ
訳者:古賀林幸
評価:☆☆☆☆
カウント:9冊目@2009

最初から最後まで裏切られ続ける。全然予想通りに動かない。最後まですっきりしないし、違和感が残り続ける。奇妙に歪んだ世界観、人間関係。それが読者である私を揺さぶって不安にさせて、読むのを放棄することができなくなってしまう。

それにしても長い。この不安定で不気味な世界観で900頁以上もの長大なストーリーが続くと、ちょっと精神を病んでしまいそうになります。多分、それも作者の計算の一つだと思うけど。

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