2012年2月27日月曜日

書籍:こんな日弁連に誰がした?

著者:小林正啓
評価:☆☆☆☆
カウント:17冊目@2012

弁護士であるところの筆者が、司法試験合格者3000人が決定されるまでの日弁連の軌跡をまとめている。日弁連だけじゃなく、日本医師会、自由民主党、民主党等、大体の組織は烏合の衆というのが私の認識ですが、その思いを強くする解釈も成立する一方で、「烏合の衆」ではなくとも「集まると「烏合の衆になる」」という解釈も成立しうるなぁとも感じる。
この本の教訓。
・組織全体で、同じゴールに向けて動くのが大事。
・エゴで動いたり、「常識」から外れたたらダメ。
・政治力を持って突破していくトップの気概が大事。
・議論してるだけで動かないと、最終的に負ける。
・プライドが高い人間は手に負えない。

もちろん、日弁連は大きな失敗をしているわけだけれども、この手の失敗は、大なり小なりどの組織でも陥りがちな失敗だと思う。特に、エリート集団系の組織は陥りがち。独善的になった時点で孤立無援になり、最終敗北が待っている。駆引きが仕事の弁護士ですら失敗するんだから、みんな失敗するよね。どっかに成功例が欲しい、と思わなくもないけれど。

自戒自戒。

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