著者:伊坂幸太郎
評価:☆☆☆☆☆
カウント:14冊目@2012
エッセイ集+短編1つ。前回のエッセイ集「3657」は、はっきり言ってかなりイマイチだと感じたけれど、今回のはかなり面白い。特に「・・・が多すぎる」シリーズは声を上げて笑えるものが多数あり、中でも「タクシーが多すぎる」は大爆笑でした。
短編小説である「ブックモビール」は、キャラクタの描写や、一緒に移動図書館で回る渡邊さんの過去(推測)を知る方法(ちょっと唐突かつ安易)等で詰めが若干あまいように感じるけれど、原因と結果の関係がいつものように直接的ではなく、ちょっとした遊びがある(馬券のエピソードや渡邊さんの過去等)ところに、新しい可能性を感じる。今回の震災を経た伊坂さんの新たな小説の世界に期待が持てる。
0 件のコメント:
コメントを投稿