著者:海堂尊
評価:☆☆☆☆
カウント:9冊目@2012
心臓外科医である須磨氏に関するノンフィクションと銘打たれた本。バチスタを日本で初めて実施して根付かせた点や、公開手術など、須磨氏の凄さは十二分に理解できる。熱い情熱も、ある程度は自分の中に持つことができました。
しかし、とにかく海堂氏の存在が五月蠅い。著者として、もう少し後ろに下がって書いてくれればいいのだけれど、無駄な前置きや前提の説明、感想等が端々に入るので、いまいち須磨氏の存在に集中できない。そして、文章が稚拙。改行の多い文章や無駄が多い割に描写の甘い文章(私はそれ以下であることは自覚しています)で、迫力に欠ける。他の人が書いてくれたらもっと面白かったのに、と読んでいて何度も思ってしまいました。
海堂氏は本作中、自身のことを「作家」として何度も言及していますが、作家の自覚があるのならば、もう少し勉強してほしい。
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