評価:☆☆☆☆1/2
カウント:64冊目@2012
伊坂氏、久々の長編。待ってました。
お伽噺系の小説。主に、観察者である猫からの視点を中心に、鉄国に攻め込まれた国の物語がつづられていく。緊張感のあるストーリーではあるけれど、描き方は淡々としている。個人的には、もう少し熱い方が好みかなぁ。
しかしながら、意外とテーマの広がりがある。伊坂氏の小説らしい複雑な謎解きの要素と共に、戦争まつわるエトセトラ等が描かれている。最後まで面白く読むことができました。
しばらくして僕は、ああそうか、クーパーの戦士は本当に透明になったのだな、と思った。(P378)てのはグッと来ましたね。ちょっと泣きそうになりました。
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